2017/03/24 - 2017/03/25
9723位(同エリア31161件中)
ゆずのはさん
2017年3月24日(金)、仕事終わりに車で地元出発。
途中、海老名SAで夕食タイム、22時30分頃、この日の宿である静岡県沼津市のココチホテルに到着しました。
翌25日(土)は伊豆の国市にある源頼朝配流の地である蛭ヶ小島、韮山反射炉、浄蓮の滝、川端康成の名作『伊豆の踊り子』ゆかりの旧天城隧道、河津ループ橋、伊豆半島を横切り、堂ヶ島公園、黄金崎、恋人岬などを巡って帰宅するというまたまたハードな旅行となりました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
3月24日(金)夕方に地元を出発し、途中、東名高速道路への分岐点で渋滞がありましたが、20時25分頃海老名SAに到着。
SA内にある海鮮のお店で夕食を摂ることにしました。 -
海老名SAにはウィラーの夜行バスを利用する際、一回目のトイレタイムの時に必ず寄りますが、バスの停まらない西側のエリアは始めてなので、何気に新鮮な感じがしました。
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ざるそば、茶碗蒸し、天ぷら、握り寿司の付いた定食を注文しました。
夫(カメラ小僧)は、さんざん迷った末に、ざるそば、茶碗蒸しの付いた天丼を注文。 -
22時30分、沼津駅近くのココチホテル到着。
畳に小さなソファー、オットマン、シングルベッド2台というレイアウトの部屋でした。
狭さはあるけど、機能的な配置で居心地は悪くなかったです。
朝食バイキング付きで一人6300円ですが、一休での予約のため、即時ポイントを使用したので若干安く宿泊できました。 -
トイレとセパレートタイプのバスルーム。
このセパレートタイプのバスルームが予約の決め手だったと思います。
ホテルの浴槽だけのお風呂が苦手な夫(カメラ小僧)、洗い場が付いていないとシャワーすら面倒臭がるため、ビジネスホテルやシティーホテルを予約する際は、なるべく大浴場かセパレートタイプのバスルームがあるホテルを探すようにしています。 -
トイレの脇が洗面所となっています。
前回の旅行で宿泊した名古屋の名鉄インと同じようなレイアウトで、かなりコンパクトな感じでした。 -
バスルームに椅子が付いているのもよかったです。
以前、宿泊した同タイプの宿のバスルームには椅子が無かったので、体を洗ったりするのにかなり苦労しましたから。
一部屋につき1個ですが、入浴剤をフロントで頂けるのもちょっと気の利くサービスです。(できるなら一人1個がよかったけど) -
入口ドアを入ったところ。
クローゼットは無く、姿見のところにハンガーが何本か掛けられているのが、いかにもビジネスホテルらしいです。
一応、消臭スプレーや洋服ブラシも準備されていました。 -
3月25日(土)朝のホテルの朝食。
鯵の干物は希望すれば焼きたてが運ばれてきます。
温泉卵、煮物、しらすの大根おろし、納豆の定番的な朝食メニューの他、朝から天ぷらやカレーが食べられるのは嬉しいかも。
パンは温めて食べられるようになっていますが、冷めると途端に固くなってしまうのがやや残念。
おかずのバリエーションが豊富で、持ち帰りのできるコーヒーもあるのがよかったです。
…ご覧のようにおてんこ盛りとなってしまいました(笑) -
順番が前後しましたが、こちらが朝食会場入り口です。
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部屋から見えた富士山。
手前に愛鷹山があるため、七号目からしか見えませんが、富士山が見えただけでもラッキーかも。 -
8時半前にはホテルをチェックアウトしました。
車が出庫されるまで、しばしフロント脇のラウンジで待ちました。
朝食付きで一人一泊6300円は特に安いとは思いませんが、朝食の内容も良く、なかなか居心地の良いホテルでした。
息子の勤務地と割合近いため、息子のところへ行く時に前泊したりする時に利用しようかな。 -
ココチホテル外観。
忘れていましたが、駐車場料金が一泊1000円かかりました。 -
ココチホテルから伊豆の国市の韮山城跡に。
城マニアである夫(カメラ小僧)、城跡であれ、城趾であれ、城と名の付く物を無視できず、元は城があっただろう山奥へやたら行きたがります(笑)
私は心霊スポットみたいな人気の少ない場所は苦手なんですけどね…。
ところで、矢印の江川邸を普通の方の邸宅かなんかだと思っていたらしい夫(カメラ小僧)、あとで韮山反射炉を作った江川太郎左衛門英龍の旧宅と知り、行けばよかったと悔しがっていました。(下調べが甘い) -
左に見えるのが韮山城跡。
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駐車した場所に寄ってきた野良にゃんこさん。
何か食べ物を持っているのかと思ったらしく、なかなか去ってくれませんでした。
食べ物持ってなくてごめんね、にゃんこさん、元気で生きていくんだよ。 -
韮山城跡からすぐ近くの蛭ヶ小島。
平治の乱で敗死した源義朝の嫡男・頼朝が配流された地として知られていますが、島ではなく、畑のど真ん中みたいな場所にありました。
頼朝の生母である由良御前の出身である熱田神宮に行ったばかりなので、意識したわけでもないのに、なぜか今回も頼朝ゆかりの地を旅してるなんて、なんか不思議。 -
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蛭ヶ小島の由緒を書いた物。
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こんな看板も。
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蛭ヶ島の夫婦の像。
右が源頼朝で、左が北条政子ですね。 -
治承元年(1177)、頼朝31歳、政子21歳の時にこの地で夫婦になったのだそうです。
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四阿風の喫煙所。
掃除が行き届き、気持ち良さそうに夫(カメラ小僧)は一服してました。
蛭ヶ小島、なんといっても見学も無料だし、きれいに整備されていて、なかなかよかったです。 -
蛭ヶ小島から国指定史跡、明治の産業遺産である韮山反射炉まで約15分で到着。
こちらも驚くほどきれいに整備された観光地でした。
外からも反射炉を見ることができますが、ガイダンスセンターで300円を支払い、展示物なども観覧しました。 -
こちらが2016年12月にオープンしたガイダンスセンター。
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ガイダンスセンター内はフラッシュさえ焚かなければ写真はOKなので、遠慮なく撮らせて頂きました。
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韮山反射炉年表。
江川太郎左衛門と社会科の教科書では習いましたが、太郎左衛門は通称であり、江川英龍というのが太郎左衛門さんの正式な名前だと知りました。 -
ガイダンスセンターにあった韮山反射炉のモザイク壁。
何でも撮りたがる夫(カメラ小僧)、なぜだかこのモザイクに気づかなかったそうです。 -
いろんな角度から反射炉を撮ってみました。
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桜の枝越しに見る反射炉。
桜はまだようやく蕾が膨らんだ程度でしたが、満開になったらさぞきれいでしょうね。 -
説明板。
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韮山反射炉を守る取り組みについて書かれた説明板越しに見る韮山反射炉を目におさめます。
おみやげ物を見て、次の観光地へ向かわねば! -
反射炉物産館。
なかなか豊富におみやげを取り揃えているようです。 -
おお、こちらに江川太郎左衛門英龍さんのお姿が!
反射炉が良く見える位置に配置されているのが心憎いというか…(笑) -
我が家にもおわすご当地ベアさん。
足利に行った時にハロウィン仕様のベアさんを見つけて娘へのおみやげに買ったけど、今回はさすがに買わず…。
家にすでに10体くらいいるので、見るだけで我慢我慢。 -
ベアさんいろいろ(笑)
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反射炉物産館でちょこっとおみやげを買い、駐車場に戻る際に後ろを振り返ったら、茶畑が見えました。
逆光なのが残念…! -
韮山反射炉から40分ほどで浄蓮の滝に到着。
伊豆には何回も来てるけど、浄蓮の滝は初めてです。 -
旅の学生さんと踊り子との淡い恋を描いた川端康成の名作『伊豆の踊り子』の像。
『伊豆の踊り子』というと思い出すことがあります。
高校生の頃、私の通っていた高校の夏休みの宿題には読書感想文があり、クラスメイトのK子は毎年『伊豆の踊り子』の読書感想文を出していました。
しかも、ちゃんと小説を読んだわけではなく、映画版の『伊豆の踊り子』を観て感想を書いたという、ちょっとインチキなことをし、しかも国語の担当教諭が毎年変わっていたのをいいことに、在学中の3年間、毎年『伊豆の踊り子』を提出…当然のことながら、みんなから爆笑されていたっけ。(遠い思い出) -
浄蓮の滝へはかなり下らないとなりませんでした。
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このだらだら坂を下った先に、結構きつい階段が待ち受けていました。
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滝へ向かう途中に小さなわさび田発見。
長野の安曇野も知られていますが、伊豆はわさびの生産地として有名ですよね。
夫(カメラ小僧)は、わさび漬けが嫌いなので買いませんでしたが、伊豆のあちらこちらでわさび漬けの専門店を見かけました。
浄蓮の滝への途中の茶店でもわさび漬けを売っていて、このわさび田は茶店の所有らしいです。 -
ようやく浄蓮の滝到着。
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浄蓮の滝と石川さゆりさんの名曲『天城越え』の歌碑。
そういえば、昨年10月に青森県の竜飛崎に行った時に、『天城越え』と並ぶ石川さんの代表曲『津軽海峡冬景色』の歌碑を見たなぁとか思いました。 -
浄蓮の滝から旧天城隧道へ。
夫(カメラ小僧)は好きみたいだけど、どうも私はこの苔むした感じが苦手。
この隧道、今でも車で通れるそうで、わざわざここを通って河津方面へ向かいます。 -
隧道前にはご当地キャラの着ぐるみさんがいて、手を振ってくれましたが、夫(カメラ小僧)の趣味じゃなきゃ、こんなうら寂しい場所にはあまり来たくないかも。
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旧天城隧道を潜って河津方面へ向かう途中に見つけた『日本の道100選』の碑。
これもだいぶ苔むしちゃってます。 -
15分ほどで河津ループ橋到着。
渡りきり、真下の駐車場から見上げてパチリ。 -
この橋、下から見上げればなかなかのものですが、車で走っている時は普通の急カーブを通っているって感じで、あの有名なループ橋に来たぞ感が無いのが残念…まっ、なんでも期待は過多にするものではないということですね。
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滝見風呂で有名な天城荘到着。
滝大好きな夫(カメラ小僧)、河津七滝を巡りたかったそうで。
私は浄蓮の滝を見たばかりだし、そんなに滝ばかり見たいとも思わないのでパス。
夫の一番見たかった大滝は天城荘の所有らしく見るだけでも500円するそうなので、ケチな夫は大滝は見ずに他の滝巡りをしたとのことですが、その間約一時間も待たされました。
ちなみに天城荘の日帰り入浴料金は一人1000円でした。
温泉大好きですが、観光予定がまだまだぎっしりあるので、この日は入浴する気にはなりませんでした。 -
西伊豆に抜ける途中に寄った道の駅・花の三聖苑伊豆松崎。
県道15号線沿いにある変わった名前の道の駅を夫(カメラ小僧)はもちろん見逃したりしません(笑)
日帰り入浴施設『かじかの湯』も併設されています。(左側の建物)
せっかく伊豆に来たのに、今回は温泉には入らずじまい…(苦笑) -
道の駅の敷地内に建つ大沢学舎と説明板。
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三聖公堂。
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松崎町出身の偉人三人のレリーフとプロフィール。
右の依田勉三は北海道の十勝地方を開拓したことで知られており、中央の土屋三余の名は十勝川温泉にある素敵な宿『三余庵』の名の由来になっているようです。 -
松崎町の田んぼを利用した花畑。
寒いせいか、花もそれほど開花していなくて残念。
夫(カメラ小僧)は花畑まで下りましたが、私はこのフェンスの辺りで満足(笑) -
松崎町では有名なナマコ壁の町並みを見ず、堂ヶ島へと向かいました。
夫(カメラ小僧)との旅は、相変わらず、バスツアー並み、いや、バスツアー以上に慌ただしい。
堂ヶ島でも道路に車を停めて写真を撮っただけと、なんとも忙しない。
天気がイマイチだけど、時間があれば遊覧船くらい乗りたいものです。 -
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堂ヶ島から15分ほどで黄金崎到着。
晴れていれば、富士山がバッチリ見える景勝地ですが、曇り空のため富士山はまったく見えず…。
このところ、美しい富士山の姿をなかなか拝見できません。 -
黄金崎の名所・馬の背。
…確かに、馬の顔と背中みたいに見えます。 -
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巨大な馬が水を飲んでいるようにも見えます。
人の手の加えられていないまったくの自然のなせる技ですが、改めて自然の持つ神秘さを実感する雄大な景色に感服。 -
黄金崎から見る西伊豆の海の景色。
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黄金崎から約20分ほど車を走らせ、今回の旅の最終目的地である恋人岬へ。
車を停めた場所から岬の突端まで歩くこと10分。
しかも、なぜか夫(カメラ小僧)とはぐれてしまい、一人で岬に向かいました。
恋人岬というネーミングでもわかるように、恋人たちの聖地と知られたこの場所に一人で来てる人間は私しかいませんでした(笑) -
ここからも富士山の美しい姿が見えるはずなのですが、海の向こうには何も見えず…。
引き返す途中で夫(カメラ小僧)と再会しましたが、こういうロマンチックな場所に私たちはやはり似合わないんだなぁとしみじみ思いました(笑)
金曜の夜に始まり、土曜日一日で中伊豆、西伊豆と巡った慌ただしい旅もこれでおしまいです。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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