2017/02/12 - 2017/02/15
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ポルトガルを発つ前日、Louléを日帰りで、ファロより訪ねました。
表紙写真: Mercado Municipal de Loulé.
2月13日(月)
BA2693 FAO 17:55- LGW 20:45
2月14日(火)
JL 44 LHR 19:00 - HND 15:55(+1)
2月15日(水)
JL131 HND 17:30 - ITM 18:40
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ファロ→Louléは、EVA bus で所要40分。Louléでバスを降りると、斜向かいにiがありました。日曜なのに開いていて、おばあさんが小さな孫を連れてカウンターに座っています。子守しながら、アルバイト? 英語で「全ては閉まっているけれど、街を見て回ることはできるわ。」
写真は、Mercado Municipal de Loulé. -
Mercado Municipal de Louléは、1908年創設。アールヌーボーの時代。当時の流行で、ネオ・アラブ風の折衷リバイバル様式で建てられました。3年間の修復・改修を経て、2007年に市場として再開。
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日曜で休場中の市場内部。屋根の鉄骨が、市場らしい雰囲気。
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市場の隣は、Concelho (Council=議会) de Loulé. 建物は、19世紀前半、警察署長の邸宅として建てられたもの。1885年より、議会として転用。1942年、前面のバルコニーを窓に改装。
どんな建物や教会にまで、風見鶏が付いているのは、やっぱり風が強いから? -
議会のお向かいには、Casa (生家) Memória Duarte Pacheco (1900-1943). Pachecoは、大臣まで務めた政治家。
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"Nossa Senhora da conceição(無原罪の御宿り)" Hermitage. 17世紀中頃築。ローレの城壁の門の上に造られています。
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旧市街を歩いていると、Igreja de São Clementeがありました。ローレの中心的教会。13世紀後半、モスクのあった土地に、ゴシック様式で建てられました。 São Clemente(アレクサンドリアのクレメンス)は、エジプトで活躍したギリシャ人神学者(2世紀頃)。
小さな広場 Largo da Matrizは、ぎっしりと車で埋め尽くされ駐車場と化していて、中から音が聞こえます。入ってみると、日曜のミサ中。教会の中も、立ち見?が出ている程の人出。聖歌隊もいます。彼らの先導で(レスポンソリウム?応唱)歌うのは、Alleluia。この部分だけなら、私も歌えました。歌詞が簡単でしょ? -
教会の鐘楼は、イスラムのミナレットだったもの。鐘楼のてっぺんにも、風見鶏。
ミサで、ちゃんと参列者が歌うのは、気持ちがいい。イタリアでは、歌の録音を流すだけのことが多かった… -
porta de Faro(中世の南門). 教会のすぐ前にあります。ここだけ、切り取られたかのように、市壁が残っていました。ローレの市壁も、ファロと同様、もともとはムーア人が造ったようです。
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アーモンドの花。
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Igreja de São Francisco.もともとは16世紀末、ペストや疫病が流行った後に、S. Sebastião(聖セバスティアヌス 、3世紀のローマ帝国軍人で殉教聖人。ペストの守護聖人-ペストの黒い斑点が矢が刺さった跡に似ていることから、矢に射ぬかれても死ななかったセバスチャンにあやかって。)に捧げるために建てられ、18世紀にフランシスコ第三会(在俗会)に引き継がれました。
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この教会の上にも、風見鶏。赤い盾と王冠は、ポルトガル王国(1139-1910)の国章。
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Jardim de São Franciscoに面した集合住宅。右から2番目がvende-se(売り物件)。
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ウィンドウ・ディスプレイ。皿に魚が載っていると、つい、見てしまう私は、やっぱり日本人?
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Convento do Espírito Santo. 1684年、女子修道会として始まった建物。1755年の地震で被害を受け、再建されたもの。現在は、学校や法曹界が利用。
Louléの旧市街は、タヴィラと同様、小さいのですが、歴史的建物には皆、案内板が設置され、ポル語と英語の二か国語で説明があって、ガイドなしの一人歩きでも、楽しめました。中世より、アルガルヴェで唯一の市が立ち、交易で栄えた街も、今では主要産業は観光なのだと分かります。 -
Largo Gago Coutinhoには、カーニバルの立看板がありました。Gago Coutinho(1869-1959)は軍人。
帰りのEVA bus(Loulé→ファロ)では、運転手にMercado Municipal de Faroの近くでと言うと、Largo dos Bombeirosという巨大なrotundoで降ろしてくれて、一瞬、帰り道が分かりませんでした。ファロという街は広い。 -
2月13日(月)、車なしでは、どこへも行けないからと、語学学校のA2クラスの授業に参加させてもらいました。イタリア語でも感じたけれど、A2の方がA1より単語が簡単。類推ができるから。例えば、education→educaçãoと自分で造語を作ってみて、通じればOK. A2クラスの担任ペドロが英語堪能だったのも、助かった…ドイツ人ダニエルは、授業中、意外と社会的な質問をすると分かったり。
写真は、最後にアパートから撮ったMercado Municipal de Faro。 -
15時、Faro Airport Transfers Algarveの迎車で、アパートから空港へ。British Airwaysは、まさかの遅延。17:55離陸のはずが、搭乗が18:15。仕方がないので、ファロ空港内のcosta coffee(英国最大のコーヒーチェーン)でひと休み(写真)。トレイに乗せたまま頂くのが嫌いで、つい、テーブルに直置きしてしまう私。
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ファロ空港カウンターでチェックイン時、landing cardを欲しいと言ったら、ここにはないから機内でと。それで機内で離陸前、landing cardを下さいと言ったら、後でと。飛行中、着陸態勢に入るという機長のアナウンスがあったので、再度下さいと言って、やっともらえました。ほとんどの乗客は英国人だから、landing cardは要らない…
LGWの入国審査は、行列。やっと空港から出て、駅の自動改札をoyster travel cardで入り、エレベータに乗ると、ホームでちゃんと一等車の前に出るようになっていました。Gatwick Express一等車の乗客(gentleman)は、ちゃんとladies firstで私を先に。とりあえず一等車に乗った私は、スーツケースを転がして二等車に移動(笑)。発車後、検札が来て、切符を持っていない私は、oyster cardを見せたら、それでOKでした…一等車の料金を、どうやって払うのかは、不明のまま。まあ、いいか。 -
Victoria駅でtubeに乗り換え、Earls Courtに着いたのは、夜11時。sainsbury's local(朝7時-23:59)で夜食と翌朝の朝食を購入し、ホテルにチェックイン。住んでる感があるのは、2014年に同じホテルに泊まったから。フロントで、バスタブ付きをと言うと、この時間じゃねと言われたので、if possibleと付け足した私。バスタブ付きではあったけれど、迷路のような通路を、階段数段を2か所通過してから、辿り着く客室。ヴィクトリアン・ハウスだわ。
2月14日(火)、tubeでCanary Wharfへ。車内で、子供が父にあと幾つの駅?と聞き、父が路線図を見てごらんと言うので、今いる駅を路線図で指してあげたら、父がニッコリ。行きずりの人の言葉が分かるって、いいね♪ ポルトガルでは、そうは行かなかったので。
Canary Wharf では、waitroseからM&Sまでの行き方が分からず、通行人3人に尋ねました。Where is M&S, please? とpleaseをつけると、ニッコリしてくれるのが、英国人。写真:Canary Wharfにて。
15時半、tubeでEarls Court からLHRへ。空港の免税店で、ニーハオと声をかけられ、振り向くと、化粧品屋の中国人店員でした。私、日本人よと言いつつ、無料お試しで、クリームを顔に塗ってもらったら、長時間のフライト後も、肌が潤ってる♪ -
2月15日(水)、羽田から、スカイツリーが見えました(写真)。羽田でレンタル携帯を返却&精算。国際線ターミナルから国内線ターミナルに行くバスに乗ろうと、定刻を1~2分過ぎた便が出発済みかどうか、空港係員に尋ねたら、「時間が過ぎているので、もう発車しましたよ。」と憮然と言われました。時差があって、自分の腕時計を日本時間に戻す時、1~2分ずれたりもするのに、日本人は日本人に対して、つっけんどんだと感じました。つまり、それだけ、ポルトガルでは笑顔で迎えられていたということ。帰国したくなかった…夢から覚めた気分(笑)。
現地14泊+機中泊=16日間の旅行記を、ここまで読んで下さって、有難うございました。皆様の拍手に支えられ、600枚撮影の写真から、良いものを選び、編集を終えることができました。またのご来訪を、お待ちしております♪
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