小湊・いすみ鉄道で房総横断、〆は千倉の寿司を堪能

2017/03/19 - 2017/03/19

地元の寿司屋で教えてもらった、板さん地元のおすすめお寿司屋さん。
ややこしいですね。

千倉出身の板前さんが、オレの地元で地魚を食べるならここだよ、と教えてくれた寿司屋へ行くことにしました。

せっかくなので、鉄道の旅を加えてみました。
あくまで食べることがメインだったはずなのですが、千倉に着くまでに疲れ果てました。

■ルート
秋葉原→五井→上総中野→大多喜→大原→安房鴨川→千倉→館山→東京

■日程
秋葉原08:03→五井08:53（新宿さざなみ1号）
五井09:25→上総中野10:38（小湊鉄道）
上総中野10:45→大多喜11:16（いすみ鉄道）
大多喜11:58→新田野12:17（徒歩）→上総東13:43→大原13:52（いすみ鉄道）
大原14:13→安房鴨川14:52（わかしお9号）
（魚見塚展望台）
安房鴨川16:17→千倉16:46（内房線）
（大徳屋）
千倉19:36→館山19:48（内房線）
館山20:00→東京21:46（JRバス：房総なのはな52号）

■費用
新宿さざなみ1号 1,450円（指定席特急券）
わかしお9号 510円（自由席特急券）
JR乗車券 3,000円くらい
房総横断乗車券（小湊・いすみ鉄道）1,700円
房総なのはな52号 2,230円（早売14/ネット割）

エリア 千倉(千葉)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス JR特急 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

写真は小湊鐵道のホームからJR内房線五井駅を写したもの。
ここに至るまで、・・・
朝起きてJRの運行状況をチェックすると、最寄り駅では運転見合せ。
大急ぎで支度し、振替ルートを検索しながら地下鉄に駆け込み、上野駅では構内を走り、なんとか秋葉原発「特急さざなみ」に乗ることができました。
そういうわけで、五井駅までの写真を撮る余裕がありませんでした。

五井駅 駅

出発の20分くらい前でしたが、09:25発の電車は入線していました。
出発直前には満席になるので、座席を確保したい場合は、早めに到着した方がいいと思います。

ホームの端にはなぜかイノシシが。

車庫の様子。
いわゆるテツではないので、特に感想はありません。

小湊鐵道といすみ鉄道通して乗れるチケット。

五井駅を出発してから上総牛久あたりまでは、これといった景色はありませんでした。
（田植え後は、また違った感じかもしれません）
写真は養老渓谷直前にある菜の花が咲き乱れているところ。

撮影隊の方も多く待っていました。

養老渓谷を過ぎるとようやく車内が見通せるようになります。

上総中野着10:38．
少し遅れたため、反対側のいすみ鉄道に急いで乗車。

上総中野駅 駅

大多喜駅11:16着。
この先へ行く11:21発には乗らず、線路を渡って外へ出ます。

大多喜駅です。
駅の向かいには観光案内所があります。

大多喜駅 駅

家康の関東移封時に、本田忠勝が治めた土地のようです。
知りませんでした。
復元された城もありますが、時間がないので付近をぶらぶらするだけにします。

線路沿いを歩いて、菜の花と一緒に電車をパチリ。

房総の小江戸だそうです。
ところで、小江戸って結構あるような気がします。
川越しかり、栃木市しかり。

メキシコ通りというのは、また何でしょう。

古い家屋もありましたが、わざわざ見に来るというほどではないと思います。

駅に戻ってきました。
大多喜駅11:58発の大原行きに乗ります。

電車の写真を撮るには、電車を降りなければなりません。
そこで、事前に駅間の短い箇所を探しておきました。
地図を見ると国吉→新田野か、そのとなりの新田野→上総東がよさそうでした。
無人駅感の強い新田野駅で下車。

去っていく電車を見ると、取り残された感がとてつもない。

とりあえず、隣の国吉駅で買ったビールで乾杯。
写真は、駅の待合室というかベンチから写したもの。

上野駅で買った「大人の休日弁当」。
1,800円。

高いだけあって、内容は充実しています。

お品書まで付いていました。

新田野駅の様子。
食事中、誰も来ませんでした。

新田野駅 駅

さて、上総東駅に向けて歩きます。
新田野から上総東までの大部分は、465号が平行していて、道路と鉄道の間に菜の花が咲いています。

歩き始めて1kmくらいの場所。
撮影隊の方がひそんでいます。

写真右手から左方向に電車が過ぎ去っていきます。
撮影隊の方を真似て、反対側から電車の後ろ姿を写します。

そこから少し進むと菜の花の群生箇所がありました。

ここを電車が通過したら、それなりに絵になるのではと想像しながら写します。

水仙も咲いていたので写しておきます。

465号と交差する辺りで遮断機の音が聞こえてきました。
大原行きの急行電車のはず。

上総東駅に到着。
40分くらいで着いてしましました。

上総東駅 駅

何をするわけでもなく、電車を待ちます。
駅前は田んぼのようです。

大原方向の様子。
13:43発に乗ります。

13:52に大原に到着。
接続するＪＲの改札を通ったところ。

ＪＲに平行していすみ鉄道のホームもあります。

大原駅 駅

14:13発の特急わかしおが入ってきました。

車内で2度目の乾杯。

安房鴨川14:52着。
ここまでが外房線で、この先は内房線だそうです。

安房鴨川駅 駅

電車を1本やり過ごし、魚見塚展望台を目指します。
電動アシスト自転車を借りました。
（500円/2時間）

自転車を駐車場に置き、山の上を目指します。

魚見塚展望台 名所・史跡

こんな像が建っていました。

太平洋が一望できます。

漁港からビーチ方向。

こちらは市内の様子。
360度の見晴らしです。

誓いの場。

山を降りて漁港に出てきました。

小さな港は風情があります。

漁港からビーチ方向。
サーフィンをしている人が、けっこういました。

改札を出てすぐ右手にある観光案内所に自転車を返します。
往復で1時間弱といったところでした。

16:46千倉駅に到着。
無機質な感じの駅でした。

千倉駅 駅

駅から歩いて20分ほどの場所にある「大徳屋」さん。
今日の本命です。

寿司と地魚料理 大徳家 グルメ・レストラン

いかにも寿司屋という感じです。
今日は予約ですべて満席とのこと。
予約しておいて正解でした。

菜の花のおひたし。
花が咲きかけたものは初めて食べます。

刺身盛り合わせ。
サーモンやホタテは地元産ではないですね。
単品をオーダーすべきでした。

穴子の稚魚の「のれそれ」。
独特の食感があって美味しいです。
春の食べ物。

クコの茎のおひたし。
苦味があって、これまた日本酒がすすみます。

これは「マンボウ」の刺身。
初めて食べました。
肝醤油につけて食べます。
先ほどの「のれそれ」の対極の食感というか、極大化した食感というか。
形容できない食べ心地。
身は淡白でクセはありません。
漁港近くならではの食べ物です。

ブリカマの煮付け。
見事な味付けでした。

19:00過ぎ。
外は真っ暗。
お土産に太巻きを作ってもらい、家路につきます。

少し酔ったのでタクシーに乗って千倉駅に戻ってきました。
19時過ぎなのに誰もいません。

千倉19:36発に乗車。
車内はガラガラ。
ひと車両数人です。
昼間のローカル線の方が混雑していました。

２つ先の館山駅に到着。

館山駅 駅

駅を出て左手に進むと、20:00発のバスが到着していました。
いい感じに酔っていたので、バス乗車とともに寝てしまい、そろそろ到着かと思って地図を見ると、まだ千葉県内でした。
アクアライン渋滞のため、東京駅に1時間遅れの23時頃到着。

大徳屋さんでお土産にしてもらった太巻きを食べてすぐに寝ます。
少し崩れてしまいましたが、味は問題なし。

今回も10km以上歩きました。
自転車も4kmくらい漕いだはずです。
とても疲れました。