2017/03/18 - 2017/03/18
421位(同エリア621件中)
t.oさん
今回はJRの駅からハイキングイベント「【祝!日本遺産認定記念】小江戸さわら雛めぐりハイキング-18日はお雛様の舟遊び-」に参加してまいりました。
佐原は江戸時代より利根川水運によって河港商業都市として大いに栄え、江戸との交流が盛んであったため、「江戸」を強く意識し、江戸に優る文化の醸成を目標に掲げ、「江戸優り」と呼ばれる佐原独自の文化を花開かせました。
現地ではちょうど「さわら雛めぐり」イベントが開催されており、その雰囲気も楽しみつつ、水郷の古都を巡り歩いてきました。
起点駅・集合時間:千葉県・JR成田線佐原駅
歩行距離・所要時間:約8.5km 約3.5時間
今回のコース:
佐原駅→水郷佐原観光協会 駅前案内所(スタート)→道の駅・川の駅 水の郷さわら→町並み(さわら雛めぐり)→水郷佐原山車会館→観福寺→東薫酒造→伊能忠敬記念館→伊能忠敬旧宅→佐原駅(ゴール)
歩行中のお酒とごはん: 東洋軒
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 一人あたり費用
- 1万円未満
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今回は人生初の佐原訪問で楽しみです。先ずは水郷佐原観光協会案内所で駅からハイキング受付を済ませます。
佐原駅 駅
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駅の待合室に貼ってあったポスターです。
江戸の面影を残す佐原の町並みをめぐりそれぞれの商家自慢のお宝を見てもらう「佐原まちぐるみ博物館」を、佐原おかみさん会が運営しているそうで、その企画の一つとして、2月から「佐原雛めぐり」が開催されているそうです。町中の各所に様々なお雛さまが展示されているとのこと。
またこの日は、華やかな衣装に身を包んだお内裏さまとお雛さま一行が、小野川を船に乗って優雅に進む水上まつりイベントも開催されるそうで楽しみです。佐原駅 駅
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歩き始めてすぐ、駅近くの食堂の店頭にお雛様が飾ってあったのが目に入りました。桃の節句は過ぎましたが、雛人形は春の花々の開花の季節によく合いますね。
佐原駅 駅
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駅前よりJR成田線沿いを小野川方面に歩いていきます。穏やかな春の日差しが心地良いです。
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沿道には早咲きの桜でしょうか?所々菜の花も咲いていたりと、彩りが目に楽しいです。
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県道7号線を歩いていくと利根川の堤防土手に行きつきました。階段を昇っていきます。
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土手の上に上がると利根川河川敷の光景が広がっております。気持ちの良い眺めです。
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土手沿いに歩いているとポツンと銅像が建っていました。
「中川吉造」(1871-1942)とあります。
調べてみたら、明治-昭和時代前期の土木技術者だそうで、明治33年利根川改修第一期工事以来約40年間に渡り利根川改修工事に尽力し、「利根川の主」と称された人だそうです。 -
土手の上の散歩道を小野川水門方面に歩きます。
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水門を過ぎると堀のようなものがあり、作業船が停泊しておりました。
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作業船の船体には「トネッシー」の船名が。ゆるい感じが良いですね。
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屋形船も一艘停泊しておりました。こういう天気の良い日は、屋形船で美味しいお酒を頂きながら広い川をゆったりと遊覧というのも良いですね。
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水べりには、白鳥がくつろいでおります。近づいてみたら意外に大きな鳥であるのがわかって吃驚。
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土手を見上げると大きな建物が建っています。コースポイント、道の駅「水の郷さわら」ですね。
道の駅 水の郷さわら 道の駅
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土手を登ると広い敷地があり青空市場となっております。
道の駅 水の郷さわら 道の駅
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青空市場のそばの道の駅の建物に入っていきます。
道の駅 水の郷さわら 道の駅
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建物内にはイートインやお土産屋など様々な施設があります。野菜直売所もあり大勢のお客さんで賑わっております。その中でご当地のスナック菓子も売られておりました。なかなか渋いネーミングについ惹かれて写真を撮ります。晩酌にも合いそうな大人向けのお菓子ですね。
道の駅 水の郷さわら 道の駅
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売り場をひと巡りし、道の駅を後にして次のポイントへ歩いていきます。
道の駅 水の郷さわら 道の駅
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利根水郷ラインの道路を佐原の町並み方面に歩いていきます。
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水郷ラインと小野川が交わるとこで左折し、小野川沿いに町並み方面に歩いていきます。
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少しずつ家並が昔風の造りになって雰囲気が出てきました。
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柵も敢えて木で造られており、それがまた雰囲気を醸していますね。
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やま川 という鰻屋さんですね。そういえば佐原の名物の一つは鰻だとか。
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JRと小野川が交差するところですね。踏切を渡ります。
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小野川沿いの通りの案内図ですね。踏切より南側に歴史的な建造物が多くなり、小江戸の町の雰囲気がより強くなってくるようです。
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開運橋からの眺め。後で知ったのですが、この橋の欄干に口を開いた鯉と閉じた「あうん」鯉が対にあり、触れると開運するところから開運橋と名がついたそうです。知らずにスルーしてしまったのは残念!
小野川沿いの歴史的町並み 名所・史跡
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ちょうど「さわら雛めぐり」期間中で、所々このように川沿いにお雛様が飾られております。
小野川沿いの歴史的町並み 名所・史跡
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家の軒先にもこのようにお雛様がさりげなく飾られております。
小野川沿いの歴史的町並み 名所・史跡
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山野病院を過ぎたあたりからの眺め。昔風の家並が風情ありますね。
小野川沿いの歴史的町並み 名所・史跡
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昔は船着き場だったと思われるところにお雛様が飾られていますね。
小野川沿いの歴史的町並み 名所・史跡
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花冠というお茶屋さんの側を通ります。
小野川沿いの歴史的町並み 名所・史跡
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中橋の辺り、上州屋が橋の向こうに見えますね。2008年アド街の佐原BEST30で29位に選ばれていた「歴史を感じる酒屋さん」で、紹介されていたお店の 一つだそうです。
小野川沿いの歴史的町並み 名所・史跡
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上州屋近くの船着き場にお雛様が飾られておりますね。
小野川沿いの歴史的町並み 名所・史跡
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共栄橋の辺り、対岸には木下旅館が眺められます。国の重要伝統的建造物保存地区に指定された町並みの中心に建ち、現存する唯一の伝建旅館が「木の下旅館」だそうで、文化財級の宿でもあるそうです。佐原に泊まるとしたらこういった旅籠旅館に泊まりたいものですね。
小野川沿いの歴史的町並み 名所・史跡
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中心部に近づいてきました。柳並木が少しさみしい感じがしますが、まさに小江戸の雰囲気ですね。
小野川沿いの歴史的町並み 名所・史跡
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正上の辺りまできました。土蔵の雰囲気がまた良いですね。
小野川沿いの歴史的町並み 名所・史跡
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沿道のお店にはこのようにお雛様が飾られております。
小野川沿いの歴史的町並み 名所・史跡
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ふと対岸に目をやると行列ができています。そういえば、町並み観光中央案内処で落花生の掴み取りイベントがあるということでしたがこれかな?
小野川沿いの歴史的町並み 名所・史跡
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私たちは正上でお土産を買うことにしました。
こちらは創業が寛政12年の老舗。佃煮をメインに海産物の加工品(ハマグリ、ワカサギ等)を販売しているお店です。
もともとは醤油屋であったが、その醤油で作る佃煮を販売するようになったとのこと。
ワカサギやハマグリなどのの佃煮を「いかだ」のように並べる「いかだ焼き」が名物だとのことでこちらでその品を購入しました。 -
昔醤油店であった由緒書の看板ですね。
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正上の通り過ぎ、忠敬橋の通りを香取神宮方面に左折し、山車会館を目指します。
途中、レンガ造りの雰囲気ある建物を通り過ぎます。この建物は三菱館と言って、1914年(大正3年)に建てられた煉瓦造の旧三菱銀行の建物だそうです。千葉県の有形文化財に指定されているとのこと。佐原三菱館 (佐原街並み交流館) 名所・史跡
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三菱館を通り過ぎ、山車会館がその敷地内にある八坂神社に到達しました。この神社は江戸時代前期に現在地へ遷座し、佐原・本宿地区の総鎮守となったそうです。
この神社の祇園祭「佐原の大祭」が「佐原の山車行事」として国の重要無形民俗文化財に指定されているそうです。八坂神社 寺・神社・教会
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水郷佐原山車会館に入りました。
水郷佐原山車会館は、江戸優り文化の集大成であるユネスコ無形文化遺産(国指定重要無形民俗文化財)「佐原の山車行事」「佐原囃子」の伝統と文化を知ってもらうための施設です。
館内では、約300年にわたり脈々と受け継がれてきた、江戸優りの文化の粋をあますところなく紹介しています水郷佐原山車会館 美術館・博物館
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それにしても立派な山車ですね。当時の佐原が利根川水運でかなりの財力を蓄えた証とも言えますね。
水郷佐原山車会館 美術館・博物館
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柱間には鳥獣や説話などを題材とした重厚な彫刻が飾り付けられていますね。
水郷佐原山車会館 美術館・博物館
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会館内にも雛人形が飾られておりました。
水郷佐原山車会館 美術館・博物館
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山車会館を出た後は、和菓子屋「おざわ」に立ち寄ります。
ここで「伊能隊」というお菓子を購入しました。
甘露煮 した渋皮付きの栗を一粒、きみ餡で包み、それをパイ生地で包んで焼き上げたこちら独自 のお菓子だそうでとても美味しかったです。おざわ菓子店 グルメ・レストラン
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道を南に下り、一行はコースポイント観福寺に到達しました。このお寺は真言宗豊山派の巨刹で、川崎大師・西新井大師と並び、関東厄除け三大師の一つに数えられる北総の名刹だおすです。まず立派な山門をくぐります。
観福寺 寺・神社・教会
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山門をくぐると正面には、一段の高さが低く奥行きが広くとられた「一歩半の石段」が緩やかに続きます。この石段は住職のお駕籠を運ぶ担ぎ手が上り下りしやすいように設計されたとのこと。「
観福寺 寺・神社・教会
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石段を昇り切ると正面に観音堂が見えました。元禄年間 春海和尚建立とのこと。御本尊聖観世音菩薩が安置されているそうです。
観福寺 寺・神社・教会
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左手には大師堂があります。文政12年(1829年)秀珍和尚が建立したとのこと。 弘法大師像が安置されているそうです。
観福寺 寺・神社・教会
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奥に進むと伊能忠敬の墓所がありました。はじめて実測による日本地図を作った江戸時代の有名な人ですね。
観福寺 寺・神社・教会
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伊能忠敬の墓は3カ所あるそうです。伊能家の菩提寺でもあるこの「観福寺」のこのお墓には遺髪と爪が埋葬されているそうです。その他は浅草の「源空寺」、伊能忠敬の遺言によって生涯師と仰いだ高橋至時の隣に建てられているそうです。三つ目は千葉県香取郡にある「日本寺」、ここは忠敬が婿養子に入った最初の妻ミチの生家の菩提寺だそうです。
観福寺 寺・神社・教会
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墓所からの本堂の眺め。文化8年(1811年) 鐘眞和尚によって再建された建物だとか。立派な造りですね。
観福寺 寺・神社・教会
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一行は観福寺を後にして小野川沿いの通り道を歩き、与倉屋大土蔵の脇を抜けていきます。与倉屋は明治初期に酒醸造業を営み、その後醤油醸造業を戦前までつづけ、昭和30年頃まで製粉業を営み、現在倉庫業をしているそうです。この大土蔵は1892年(明治25年)の佐原の大火以前の貴重な建物だとのこと。現在はイベントスペースとしても用いられておりコンサートなどに使われているそうです。
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東薫酒造に到着しました。佐原は、利根川の船便と水郷地帯の良質の早場米、良質な水と言う酒造りに好適な地理条件に恵まれて、昔から酒造りが盛んだったそうです。この蔵元も約190年の歴史の歴史があるのだとか。それ以前は伊能忠敬を輩出した伊能家が佐原で酒造業を営む名主だったそうで、東薫酒造の創業者は、この伊能家に弟子入りし、酒造業を習得発展させたと伝えられているとのこと。
東薫酒造 専門店
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現在ここの酒を造っているのは南部杜氏の酒造りの名人だそうで、新酒鑑評会での金賞受賞を始め多くの表彰を受けているそうです。このときは試飲サービスをやっていて色々なお酒の試飲を楽しむことができました。
東薫酒造 専門店
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また、当日は駅ハイとのコラボで先着200名の人にぐい飲みのプレゼントサービスをしていたそうで、品切れぎりぎりのところでもらうことができました。
東薫酒造 専門店
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さてお昼ごはんです。今回は地元の老舗食堂「東洋軒」でいただくことにしました。雰囲気のある店構えですね。
東洋軒 グルメ・レストラン
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まずは生ビールで喉を潤します。こちらのお店は、大正15年創業だそうで、「ジクセル」と「インディアンライス」なる料理が名物だそうです。楽しみです。
東洋軒 グルメ・レストラン
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まず「ポークジクセル」をいただきます。皆でシェアして少しづついただきましたが、なかなか美味しく、ビールが進みます。この料理は調べてみると、小麦粉と卵をまとわせた豚ロースを焼き、秘伝の割り下にくぐらせたピカタのようなものだそうで、この「ジクセル」という名前の意味や何語かは不明ですが、長く愛されている名物料理だそうです。
東洋軒 グルメ・レストラン
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続いて「チキンジクセル」を皆でシェアしていただきます。やはり鶏を「ジクセル」にしたものですが、美味しかったです。
東洋軒 グルメ・レストラン
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その他にもカキフライなどの料理もシェアしていただきます。定食屋も複数で訪問するとこのように色々な料理が楽しめるのが嬉しいですね。
東洋軒 グルメ・レストラン
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最後に、「インディアンライス」が登場です。ドライカレーの上に秘伝の割り下でソテーしたポークをのせたものだそうで、これもなかなか美味しかったです。"
東洋軒 グルメ・レストラン
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満腹で食堂を後にし、雛船春祭りのイベントに間に合うように小野川方面に向かいます。
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小野川沿いに出ると、雛船を見ようとしている大勢の人で賑わっておりました。
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川を見ると、雛人形に扮した人たちが乗った船がスタンバイしております。華やかな雰囲気が広がります。
小野川沿いの歴史的町並み 名所・史跡
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雛船の出航まで時間があるので、とりあえず、伊能忠敬記念館に入ります。
50歳を過ぎてから日本全国を測量して歩き、わが国最初の実測日本地図「大日本沿海輿地全図」(伊能図)を作成した伊能忠敬(1745-1818)について、
記念館では、醸造業などを営む豪商の伊能家へ17歳で婿養子に入り、家運を盛り立て佐原の名主として活躍した前半生、そして49歳で隠居してのち江戸に出て勉学に励み、55歳から71歳まで計10回にわたって全国測量を行った忠敬の人生が、年代順に追って紹介されておりました。また、伊能忠敬が残した資料が数多く展示されており、この中には国宝に指定されているものも展示されておりました。伊能忠敬記念館 美術館・博物館
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記念館の見学を終えて外に出てみると、木造の橋からローマの水道橋のように水が流れ落ちているのが見えました。この橋は樋橋(別名ジャージャー橋)と言い、もともと江戸時代に小野川上流でせき止めた農業用水を佐原の関戸方面(現佐原駅方面)の田に送るために小野川に架けられた大きな樋(とよ)であったそうです。その樋が人が通る橋として造りかえられ、この樋から小野川に落ちる水の音からジャージャー橋と呼ばれるようになったそうです。
樋橋 名所・史跡
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樋橋を渡り、記念館の対岸に位置する伊能忠敬旧宅に向かいます。伊能忠敬(1745-1818)が17歳から50歳まで30年余りを過ごした家で、国の史跡に指定されているそうです。
伊能忠敬旧宅 名所・史跡
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正門をくぐって旧宅の中に入っていきます。
伊能忠敬旧宅 名所・史跡
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伊能忠敬旧宅です。
醸造業などを営んでいた伊能家の土蔵造りの店舗のほか、炊事場、書院、土蔵が残っているそうです。土蔵は古い様式を残し、また店舗と正門は忠敬が婿養子に入る以前に建てられていたことから、築200年以上経つ佐原でも古い時代の建物だとのこと。伊能忠敬旧宅 名所・史跡
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風通しの良い屋内が眺められます。江戸時代の豪商の家はこんな感じだったのですね。
伊能忠敬旧宅 名所・史跡
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伊能忠敬旧宅の見学を終えると、雛船のパレードはすでに始まっておりました。優雅で華やかですね。
小野川沿いの歴史的町並み 名所・史跡
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小野川両岸には古い家並みが続いています。小江戸佐原の町家の家並と雛船の組み合わせがとても良い絵になりますね。
小野川沿いの歴史的町並み 名所・史跡
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全ての見学を終え佐原駅に戻ってきました。
佐原駅 駅
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佐原駅から「おさんぽ成田・佐原号」に乗車、東京への帰路に着きました。今回も充実した大満足のウォーキングを終えました。
佐原駅 駅
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