2017/02/25 - 2017/02/25
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玄白さん
連れ合いが所用で京都に出かけ、一週間留守番と相成った。家に籠っていてもしようがないので、一人車中泊で放浪しながら気ままな撮影旅に出ることにした。車中泊なので寒くないところが良いということで、前半は、伊豆南部の河津の河津桜祭りや、夜は白浜海岸、石廊崎、雲見などあちこちの海岸で星景撮影、夕景撮影などしようと企てた。後半は、房総方面に出かけることに。
第1弾は、河津町の河津桜祭りである。
惜しいことに時期が遅く、かなり芽が出始めていて、見頃はやや過ぎつつある状況だった。ネットで開花状況を確認し覚悟の上だが、河津町は河津桜の本家本元だ。全国の河津桜の先祖である原木を一度は見ておかねばなるまいということで、白浜海岸での星景、日の出の撮影後に訪れたのであった。なお、白浜海岸での夜の撮影は、後続の旅行記にて紹介したい。
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2月24日夜、ヤボ用を済ませてから、午後10時に自宅を出発。夜半2時に下田白浜海岸に到着。ここで星空撮影、日の出の撮影をしてから、河津の河津桜祭り会場へ。
河津町商工会賛助店出店コーナー隣りの駐車場に車を停め、河津川沿いの桜並木へ。 -
笹原公園付近の菜の花と河津桜のコラボ
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菜の花はちょうど満開。菜の花は花期が長いので、見頃を外すことはあまりない。
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白浜を撤収するのが遅くなってしまい、河津に来たのが午前8時半。すでに花見客が集まり出している。
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青空を写した川面の青と桜のピンクのコントラストが美しい。すでに若葉が芽生え始めているが、芽で出てもしばらく花を付け続けるのが、河津桜の特徴だ。
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イチオシ
河津川沿いの桜並木。定番撮影ポイントの来宮橋の上にて。
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川面でキラキラ輝く日の光。
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対岸の、ひと際花数が多く見事な桜の木。
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河津川上流方向。遠方の山並みは天城山系。
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托鉢の御坊さんも稼ぎ時?
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メジロが群れている木があった。しばらくメジロ君の撮影タイムだ。
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イチオシ
ひと時もじっとしていることがなく、あちこちの枝に飛び移っている。相変わらず、動くものの撮影が苦手。
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メジロは体の割に翼が小さい。
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花の中から、ひょっこり顔を出してくれた。
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ヒコバエも花を付けている。
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アップで。
河津桜はソメイヨシノなどと比べると花の色が濃く、写真写りも良い。 -
見頃を過ぎているとはいえ、青空とのコントラストが美しく、まだまだ見られる。
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豊泉橋。奥に見えるのが来宮橋
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河原に降りて、土手の菜の花と河津桜。このあたりの桜は、随分芽が出ている。
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南伊豆は暖かいので水仙の花期は終わっているのだが、まだ花を付けている株があった。
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イチオシ
水仙と桜と。
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竹林と河津桜
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カメラの電池が無くなったので、予備電池を取りに一旦駐車場に置いた車に戻る。(ポケットに入れて持ってくるのを忘れた)
川沿いを離れ、町道へ。そちらに原木やいくつかの河津桜の名木がある。 -
かじやの桜という名の河津桜の大木。河津桜原木が発見され、まだ開花して間もない頃、接ぎ木による苗の生産が始まった。その時の苗は河津町内の関係者に配られ、それらの桜は今では立派に成長して、地元では一期生と呼ばれているという。
その一期生の一本が、この、かじやの桜だ。みごとな枝振りとたくさん咲いた花は圧巻である。 -
イチオシ
近づいて見上げると、まさに花の洪水だ。
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町道にそって北上し原木がある方に歩いて行く途中の菜の花畑。畑の奥には黄色の実を付けた夏ミカンの木。黄色のコンビだ。
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河津桜原木。大勢の花見客が取り囲み、写真を撮っている。樹齢60年。
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すでに老木なので、ちょっと花付きは良くないようだ。飯田さんというお宅の庭にある。そばに立っている説明板によると
「昭和30年頃、この家の当主、飯田勝美氏が、河津川沿いの冬枯れの雑草の中に1mほどに育った桜の若木を見つけ、自分の庭に植えた。十年後、ようやく花が咲くようになった。昭和49年に、これが新種の桜であることが分かり河津桜と命名された。オオシマザクラとカンヒサクラの自然交配種と推定される」とある。
意外に河津桜の歴史は浅い。短期間で日本各地に広まったということは、日本人が如何に桜好きかの証左でもある。
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河津桜の御先祖と対面したあと、もう一度川沿いに戻る。途中の畑のそばで咲いていた河津桜とワンちゃん。この桜の大きさからすると、これも河津桜一期生かもしれない。
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土筆がびっしり生えている一角があった。温暖な河津は、もうすっかり春なのである。
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梅と夏ミカン
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河津川の畔に戻る。さらに上流方向へ。
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鳥がついばんで落としてしまった桜の花。
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袴姿の女性が、一眼レフで桜の撮影中。
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最初、見たことがない鳥だと思ったが、よく見るとスズメだった。桜とスズメ、意外な組み合わせ。
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峰小橋を渡って、反対側の河岸に移動。この辺り、桜のトンネルになっている。
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ヒヨドリだ。ヒヨドリがいる木にはメジロは寄り付かない。
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イチオシ
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桜のトンネルを抜けたあたりで県道に向かう。町営の日帰り温泉「踊り子温泉会館」でひと風呂浴び、ランチと仮眠を摂ることにする。なにしろ、夜中に車を飛ばしてきて、そのまま白浜海岸で星と日の出の撮影だったので、いささか寝不足なのである。
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休憩室からも、川沿いの桜並木が眺められる。3時間ほどのお昼寝タイムだ。
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仮眠を摂ったあと、ふたたび川沿いを散策しながら駐車場に戻る。
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日差しの方向が変わったので、川沿いの風景も少し印象が変わっている。
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人出はますます多くなっている。
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駐車場に戻り、次の行先・・・
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ループ橋へ。国道414号線の天城峠に向かう途中にある。ループに入る手前の分岐を河津七滝方面に通じる道を進むとループ橋を見上げる無料駐車場がある。
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イチオシ
このループ橋の袂にも河津桜があり、夜になると、桜と橋がライトアップされる。これを撮影しようというわけである。
まずは早めに来てロケハン。 -
ロケハンが終わったところで、まだライトアップまで2時間以上あるので、ヒマつぶしに河津七滝に行ってみる。
河津川上流の1.5kmほどの間に、上流から釜滝、えび滝、蛇滝、初景滝、かに滝、出合滝、大滝と7つの滝がある。なお、最下流の大滝は、2011年の台風15号で遊歩道が崩落し、行けなくなっている。天城荘という旅館の敷地内に別の遊歩道があって、見学料を天城荘に払えば行けるらしいのだが、今回はパス。6つの滝を見て歩いた。
写真は最上流の釜滝。落差22m。 -
蛇滝。滝が流れている岩盤は柱状節理で、上からみると蛇の鱗のように見えるから、こんな名前になったと思われる。
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滝壺の畔から撮影。
なお、河津では滝はタキではなくタルと読む。河津七滝はカワヅナナダルである。この地にはヤマタノオロチとよく似た伝説が残っている。
「その昔、天狗の万三郎の妻が天城の八丁池で七つの頭を持つ大蛇を目撃した。これを聞いた万三郎は八丁池の近くに強い酒の入ったタルを七つ置いた。やがて現れた大蛇がこれを飲み、酔いが回り寝込んだところを万三郎は剣で大蛇の七つの首を全て切り落とした。すると大蛇の体は川となり、首の切り口は滝となり、河津七滝となった。」(Wikipediaより)
滝をタルと呼ぶのは、この伝説と関係があるのかもしれない。 -
初景滝。滝の傍に川端康成の名著「伊豆の踊子」の銅像が建っている。
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わずか2mほどの落差の小さな滝、カニ滝。
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出会い滝
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この滝は滝上で流れが二つに分かれ、滝壺で合流する。それが滝の名前の由来なのだろう。奥日光の竜頭の滝と似た構造だ。
河津七滝無料駐車場から最上流の釜滝まで、若干の階段や登り坂道があるが、往復一時間半もあれば十分。 -
ループ橋駐車場に戻り、ライトアップの点灯を待つ。
6時にライトアップが始まった。 -
イチオシ
河津桜祭りに来た一番の目的は、この情景をカメラに納めることだった。
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魚眼レンズが欲しくなるような光景だ。
これから、石廊崎に移動し、そこで車中泊、そして3時頃起きて、夏の天の川撮影にトライする。
続く。
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この旅行記へのコメント (3)
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- イチローさん 2018/03/03 13:30:18
- 懐かしのループ橋
- こんにちは、初めまして。
旅行記が投稿されてから既に1年が過ぎておりますが、唐突にループ橋を思い出して検索してみたらココにたどり着きました。
高校時代に河津で合宿をしていました。
細かい事は正直な所もう覚えていません。
しかし衝撃的だったこのループ橋を建設していた所にたどり着いた事だけは鮮明に覚えています。
いつか完成したら来てみたいな、と思っておりましたがそれから数十年が経過してしまいました。
現在は海外在住の身なのでなかなか日本国内の行きたい所に行けません。
せめて4トラの旅行記を見て旅した気分になっております。
この旅行記を見て河津七滝に行った事を思い出しました。
当時「かわづななたき」と読んでいた事も・・・。
不思議なモノで忘れていたと思っていた事も何かの拍子に思い出すという事もあるのですね。
当時の思い出を手繰りながら河津を再訪してみるのもきっと楽しいでしょうね。
ゆっくり時間が取れる様になったら桜の時期に合わせて行ってみたいですね。
- 玄白さん からの返信 2018/03/04 00:05:58
- RE: 懐かしのループ橋
- イチローさん、はじめまして
一年も前の旅行記に訪問、書き込みありがとうございます。
イチローさんのページを拝見したところ、タイ在住のご様子。実はリタイアする前には、仕事で頻繁に訪タイしておりました。通算20数回は出かけていたでしょうか。
定年退職してからは、2015年12月にかつての部下がタイの工場の経営幹部になっていて、遊びに来ないかという誘いに乗って遊びに行ってきました。仕事抜きで出かけるにはタイは良い国ですね。
玄白
- イチローさん からの返信 2018/03/15 10:54:19
- RE: RE: 懐かしのループ橋
- 玄白 様
お返事ありがとうございました。
何度も行った事のあるタイだとは思いますが、またお時間が出来ましたら是非遊びに来てください。
私はイサーン地方(タイ東北部)コーンケン県に住んでおります。
バンコク周辺も楽しい所がたくさんありますが、イサーンもまた魅力のある地域です。
興味がありましたら是非お出掛け下さい。
イチロー
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