201505北陸旅行 二日日 【金沢・小松】

2015/05/09 - 2015/05/09

新幹線開業を機に北陸三県を巡る旅行の2日目。
なか日の今日は北陸三県の真ん中、石川県金沢市を中心に観光をする。
日本三名園の兼六園をはじめ金沢城、武家屋敷、茶屋街と歴史を感じる魅力的なスポットがいっぱい。
ただ、残念なのは腹の調子が悪く、近江町市場のグルメが堪能できなそうなことだが、、、
そして宿は福井県の芦原温泉に素泊まりで宿泊する。

2日目
雨晴8:30→高岡8:55/
高岡10:05→金沢10:43 【近江町市場】【兼六園】【金沢城】【老舗記念館】【武家屋敷跡】尾山神社】ほか
金沢17:15→小松17:46//20:02→福井20:50/21:10→あわら湯の町21:50　あわら温泉ホテル八木　

エリア 石川

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 高速・路線バス JALグループ 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

2日目。雨晴温泉のホテル磯はなびから。
今日の天気は曇。金沢市内観光が中心の日程で施設見学がメインとなるので晴れるに越したことはないが曇でもなんとかなる。

さて、前日も腹下しでまともに夕食を取れなかった。
今日も体調が良いわけではないが、せっかくのお食事、味合わないともったいない。
バイキング形式で体に負担のかからなそうなもののみ選んだ。
これで今日のお食事は終わりになりそう、、、

朝食後、ホテルをチェックアウト。
ＪＲ氷見線雨晴駅から終点の高岡駅を目指す。

氷見線の終点、高岡駅に到着。
このあと乗り換えて金沢を目指すのだが、せっかくめったに来ないところを旅行したので途中下車して街中をぶらぶらする。

高岡で立ち寄った場所の一つ、高岡大仏。
奈良・鎌倉と並ぶ日本三大仏の一つとして数えられ、現在のものは1907年より26年の歳月をかけて完成させた。
始まりは１２２１年に源義勝によって二上山のふもとに建立した木造大仏だとのこと。

このあと、高岡城跡も訪れたが特にこれといった写真を残していないので省略する。

高岡大仏 寺・神社・教会

高岡から金沢に移動。
バスと徒歩で観光地を巡っていきます。

まずは近江町市場を訪れた。
金沢駅から約１ｋｍのところに立地。
生鮮食品を中心とした市場で飲食店も数多くある。

ここの海鮮丼が食べたかった、、、まだ本調子ではないのでまたの機会とする。

近江町市場 名所・史跡

近江町市場の後は武家屋敷街に。
長町武家屋敷と呼ばれるエリアで風情のある土塀の街並みにゆかりの資料館が点在する。

長町武家屋敷跡界隈 名所・史跡

武家屋敷界隈で初めに訪れたのは老舗記念館。
１５７９年に創業した薬種商「中屋薬舗」の建物を復元した施設。

金沢市老舗記念館 美術館・博物館

１階は店の間、座敷、茶室、書院の間など室内の様子を見学できる。
あわせて加賀手まりが展示。

金沢では手まりを魔除けや縁起物として身につけていた習慣があったようだ。
どことなく京都にも通じるような和の雰囲気がある空間。

２階は１００年以上続く各老舗に伝わる道具類を展示していた。
長い間商売を続けられるというのも歴史ある町の特徴なのだと思う。

こちらは店の間と呼ばれる場所。薬舗の商売の様子を復元。
昔ながらの店舗の様子を見ることができます。

続いて前田土佐守家資料館を訪れた。
加賀藩祖前田利家の次男前田利政を家祖とする前田土佐守家所蔵の資料を展示する施設。

前田土佐守家資料館 美術館・博物館

内部展示は撮影禁止。
防具類とか鎧、古文書のようなものが展示されていました。

長町武家屋敷の街並み。
独特の土塀が趣のある街並みを形成している。

次は武家屋敷跡野村家に。
前田利家の直臣として従って以来十一代にわたって奉行職を歴任。
明治４年の廃藩まで続いた由緒ある家柄である。

武家屋敷跡野村家 名所・史跡

内部は庭園を持つ贅沢なつくり。
華やかな暮らしぶりがうかがえる。

室内も装飾やふすま絵などが豪華である。

つづいて旧加賀藩士高田家跡に。
藩政時代の長屋門を修復し、一般公開している。

ちらっと見える庭園は池泉回遊式庭園で藩政時代の面影を残す。

旧加賀藩士高田家跡 名所・史跡

次は足軽資料館。
足軽とは江戸時代、下級武士として位置づけられていた。
先に見た武家屋敷とは比較してみると面白い。

金沢市足軽資料館 美術館・博物館

内部はいわゆる一般庶民的なつくり。
暮らしの雰囲気が伝わってくる。足軽の生活の様子などを学習できる。

さて、長町武家屋敷を離れ尾山神社に。

尾山神社 寺・神社・教会

主祭神は加賀藩藩祖、前田利家。
創建は1873年。

さて、ここからは金沢の茶屋街めぐりをする。
金沢には３つの茶屋街がある。
まずはにし茶屋街。
１８２０年、加賀藩12代藩主前田斉広の公許を得たことにより「ひがし茶屋街」と共に誕生。
にし茶屋街では、今でも料亭が軒を並べる。

にし茶屋街 名所・史跡

茶屋街には西茶屋資料館がある。
２階建て構造で１階は島田清次郎という作家の資料館。

金沢市西茶屋資料館 美術館・博物館

２階はお茶屋の和室を再現したものとなっている。
和の雰囲気を感じてみよう。

さて、残る２つの茶屋街を訪れる。
２つの茶屋街は近接している。

こちらは主計町茶屋街。
主計町は加賀藩士･富田主計の屋敷があったことに由来する。

主計町茶屋街 名所・史跡

浅野川の脇に位置する茶屋街。
石畳の地面に料亭が建ち並ぶ風情ある街並みだ。

さて、ちょっとブレイクして金沢蓄音器館を見学する。
内部は撮影禁止だが、様々な蓄音器を展示。
実際に音を聞き比べたりできる。
定時にレコード盤の再生などもやってくれます。

金沢蓄音器館 美術館・博物館

さて、最後の茶屋街はひがし茶屋街。
南北約１３０ｍ、東西約１８０ｍで保存地区内の建築物140のうち約3分の2が伝統的建造物である。

ひがし茶屋街 名所・史跡

風情のある街並みはカフェなども入り、観光としても楽しむことができるスポットになっている。

金沢市内観光あとは金沢城と兼六園を観光していきます。
まずは金沢城。

金沢城公園 玉泉院丸庭園 名所・史跡

１５８０年に佐久間氏が金沢城と称し用いたのが始まりとされる。
江戸時代には加賀藩主前田氏の居城だった。

復元された菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓を見学することができる。

内部は建物構造の展示や発掘調査出土品などを展示。
新しい施設のためきれいであった。

続いて同じ金沢城の敷地内にある玉泉院丸庭園を見学する。

金沢城公園 玉泉院丸庭園 名所・史跡

加賀藩三代藩主前田利常による作庭を始まりとし、歴代の藩主により手を加えられながら、廃藩時まで金沢城内玉泉院丸に存在していた庭園。

平成２０年から整備を検討し、２７年度に復元完成を見た新しい庭園。
高低差のある立体感のある庭園だ。

さて、最後は兼六園。
加賀藩により金沢城の外郭に造営された藩庭を起源とする江戸時代を代表する池泉回遊式庭園。岡山後楽園、水戸偕楽園と並び日本三名園の一つ。

兼六園 公園・植物園

１６７６年、前田綱紀による作庭が始まり。
歴史を重ねた庭園で、苔のむし加減も趣がある。

ショウブも咲き始めていました。
和の雰囲気がたまらない。

池には木々の緑がうつし出されている。

苔むす林。

こちらは見晴台。
晴れていればなおよかったが、市街地が見はらせる。

観光を終えて、駅前に戻ってきた。
金沢を訪れるのは２回目であったが、まさにいいね金沢といったところだ。

金沢駅前のシンボル、鼓門。
金沢の伝統芸能である加賀宝生の鼓をイメージした２脚の柱に、緩やか曲面を描いた格子状の構造となっている屋根をかけたもの。

さて、金沢からＪＲ北陸線に乗車、小松駅で途中下車。

ここで途中下車したのはちょうどお旅まつり開催期間中だったから。
お旅まつりの始まりは、加賀藩三代藩主・前田利常が小松城に隠居していた頃とされ、莵橋神社と本折日吉神社の神輿がお城まで出向いて神事を行ったのを起源とするようだ。

お旅まつり 祭り・イベント

たくさんの神輿が集結。神輿上では歌舞伎の演舞などが行われていた。

さて、この後は芦原温泉のホテルに向かう。
ＪＲ福井駅でえちぜん鉄道に乗りかえ。

えちぜん鉄道あわら湯のまち駅下車。
今日の宿は芦原温泉。素泊まりでの宿泊。
腹の調子が良くないので素泊まりにしておいて良かった。

あわら湯のまち駅 駅

徒歩３分くらいで今日の宿ホテル八木に到着。
芦原温泉は福井県にある温泉。含塩化土類食塩泉で関西の奥座敷とも称される。

今回宿泊した宿は循環ろ過併用とのことだったがまずまずのお湯を満喫。

あわら温泉 ホテル八木 宿・ホテル

明日は最終日。福井県の東尋坊と恐竜博物館を見学する。
だいぶ体調も戻ってきたので明日は北陸の海の幸を味わいたいと思う。