5軒目のクラシックホテル　横浜ホテルニューグランドと鎌倉山ローストビーフ

2017/02/14 - 2017/02/15

ならH,箱根富士やH,日光金谷H,軽井沢万平H,に続いてやっと横浜ニューグランドへくることが出来ました。クラシックホテルが好きで巡ってきたけれどやはり旧館の水周りの不便さがいやで今回は新館、タワー棟を選びました。

JCBカードの特典でこのホテルなら高層階で朝食付きの部屋がプレゼントです。ディナーはやはりJCBカードの特典で指定の店なら一人分が無料だから利用しなくては。ということでみなとみらい地区パシフィコ横浜に有る「DANZERO」でフレンチのディナーでした。

翌日は親しい方にご紹介いただいたロースとビーフの名店「鎌倉山」でローストビーフのランチ、あと少し観光をしてきました。

二日間で3万歩越えの努力、そして交通機関を出来るだけ使いタクシーは鎌倉駅から鎌倉山の往復だけでした。江ノ電も良かったし。

エリア 横浜(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

自宅近くの駅から出発、いつも乗る列車は2両編成だけどこの時間は4両編成のキハ７５、４両だと立派に見えるね。

多治見発07：07で名古屋へ

ジパングクラブだからひかりに乗ってワクワク。両端に種種の設備があって座席が少ない１１号車が好きだけど１週間前に買ったら11号車のD,E席が売り切れで12号車にした。

あっという間に新横浜、横浜線に乗り換えて横浜へ、しかし東神奈川止まりで乗り換え、面倒くさいことこの上なし。3本に1本位これがあるようだ。

横浜到着後地下鉄バス1日乗車券を購入。500円也　　但しみなとみらい線は乗れない。

ブルーラインで桜木町下車

ここから
赤い靴号に乗車

Cルートで山下公園まですっごい大廻りでなんと20分以上かかって着きました。

港に見える丘公園など結構観光にもなったけど。

バス停のまん前が今日のお宿「ホテルニューグランド」氷川丸もまん前だった。

クラシックホテルめぐりも5軒目、最近はあまり良い印象ではなかったけどココはどうかなあと見るとドアボーイもいるし良い雰囲気じゃないか、イイゾ。

荷物を預けに行くととても好印象、しかも美人だし。

お昼も近いので(11：30）混む前に歩いて8分くらいの中華街へ行きます。4年前にサンプリンセスに乗船前のランチを聘珍楼で食べたけどあそこはお高いので出来るだけ安そうなところを探します。

小篭包を売ってる店はすごい行列。鵬天閣

2階がレストランになっていてココならいいだろうと思って上がったら、ギョギョギョ、誰も客がいない。しまったと思ったけどもう遅い、覚悟を決めて小篭包と坦々麺を注文しました。

これは並ぶだけあっておいしかった。

これもおいしかった。ヤレヤレ。

外を見ると小篭包をたって食べる人がいっぱいいる。周りの店は迷惑だろうなあ。
ほかの肉まんの店の近くでは貼り紙がある。「この近くで肉まんを食べないでください。油が飛んでガラスにかかり掃除が大変です」だと。さもありなん。

中華街方面から見たニューグランド。

現役時代、仕事柄横浜へは良く来たけど観光したことが無い。

4年前のサンプリンセス乗下船時、ダイヤモンドプリンセスのときも横浜素通り。

しからば氷川丸が近くにいるから先ず見学。見学料３００円、エントランスで来歴を説明する映画をやっていたのでしっかり見て勉強、私にしては珍しい。日本郵船は岩崎弥太郎から連綿と続いているんだね。すごいね三菱。
最近はMRJの納入延期やら三菱自動車の燃費不正やら大変なところもあるね。

プロムナードデッキ

巨大なエンジンのタペット部分

電気設備の制御盤

写真を撮ったはずなのに出てこないけど客室も特等室から３等室まで見てきました。３等室は２段ベッドが二つの４人部屋、特等室はバス、トイレ、ツインベッド、リビングルームがありましたが冷房はどの部屋にもなさそうで窓は小さな丸窓があるだけだから夏は地獄だろうね。

戦争から良く生き残った偉い船でした。

次は氷川丸の隣の桟橋にいる「マリンルージュ｣で湾内観光をしよう。1時間で2,000円也

きれいな船だと思ったらレストランシップでしたね。2,500円でケーキのつくプランもありました。

ディナーは90分で6,000円からだそうです。

大桟橋の向こうにみなとみらいが見える。

ベイブリッジもくぐって。

氷川丸を降りたら隣の様子がおかしい。消防？警察？

警察の船だ。

消防と合わせて50人くらい出動、これから乗る船の近くに死体が浮いてきたとかで潜水師が3人くらい飛び込む、この寒いのにご苦労様です。

う～さぶかった。と言ったかどうか。警察消防見事な連携で無事に死体収容。青いシートで隠して絶対見えません。見たくないけど、でもちょっとは見たい気が。

山下公園から見たニューグランド

田舎物にはエッグスンシングスンは珍しい。ホテルとなりにあった。

チェックイン、広くないけどまあまあのロビー、いすがあちこちにあって足の悪い私にはありがたい。
ココまでアジア系外国人はほとんど見かけずロビーも静か。

JCBカードの契約で高層階指定と言うことで17階建ての16階、エレベーターは鍵をしないとそこまで行けない。エレベーターを降りたら目の前にラウンジと書いてあるじゃないか。これはイイゾただ酒がのめるぞと思ったのもつかの間、高層階というだけで普通の部屋でした。ラウンジは利用できるけどコーヒーと紅茶とお菓子だけ、がっかりの巻きでした。

紙コップのコーヒーも有料、冷蔵庫のビールは650円也
あまり新しい部屋ではないのでコンセントは少なめと言うより探してやっと一箇所あった。

洗面台の周りはもう少し広いと使いやすい。アメニティーは興味が無いのでパス。

テレビは小さい。見ないからいいけど。

ただで泊まるんだからありがたいことでそれにホスピタリティーもすこぶる良い。

コンセルジュのきれいなお姉さんにパシフィコ横浜へ何とかバスを乗り継いでいけないか相談しました。1日乗車券を利用したいから。でもなんだか乗換えが多いし時間もかかる、仕方が無いから近くの駅からみなとみらい線に乗ることにしました。

駅へ降りたら以前となんだか様子が違います。行き先が新宿とか渋谷とかになっている。私が知っているのは横浜ー元町中華街間しか知らないからビックリ。想像だけど上野東京ライン開通の影響だろうね。
それに電車も東急が来た。

みなとみらい駅からずいぶん歩いて疲れ果ててレストランを見つけました。パシフィコ横浜の展示ホールの裏手になぜそこにあるのかというところにイタリアンとその奥にフレンチの「DANZERO」はありました。

大きなそれにとてつもなくおしゃれな店です。写真は撮り忘れましたが透明なアクリル製のいすです。それほど座りにくくは無かったけど。

先ずは5,500円の安いスパークリングワインで乾杯、コースは＠13000円のコースです。それが一人分ただだからうれしいです。

これは何か覚えています。「脂肪肝」

ワインもボトルで、これも安い5000円くらいだったような覚えが。

デザート

トイレ、洗面所もおしゃれ。

料理は・・・
どうも最近何処で食べてもフレンチがおいしくない、当分中華か和食にしようと言う気になりました。

帰りもあれだけたくさん歩くのがいやになってインターコンチネンタルの車寄せでタクシーに乗りホテルへ1,000円也。

部屋の窓から大桟橋方面夜景。

部屋へ入る前に恒例のホテルのバーを訪問。どこのホテルもバーは閑散としているけどココは別格、危なく座るところが無いくらい繁盛していた。バーテンもウエイターも笑顔の接客、ドライマティーニ1,200円を気持ちよく飲んできました。

朝の大桟橋方面

朝食はビュッフェか和定食か迷ったけど和食はたん熊だったので軽井沢の朝食を思い出してビュッフェを選択。失敗、品数少なくエッグステーション無し、オムレツ食べたかったのに。

まあお昼のロースとビーフが待っているから本当に軽めに食べてチェックアウト9時過ぎでした。

タクシーを節約してまたみなとみらい戦元町中華街駅まで10分ぐらい歩いて地下鉄で横浜駅到着。

憧れの普通列車のグリーン車に乗りました。横須賀線で鎌倉まで乗車。

高校のころ、遥か50年前ですが中央西線が名古屋から瑞浪まで複線電化されてその時投入されたのが横須賀線の払い下げのあのスカ色と言われた青とクリーム色の電車でした。そして10両編成くらいで中ほどにグリーン車が併結されていていつか本物の横須賀線のグリーン車に乗ろうと思っていましたがやっと叶いました。

鎌倉駅はちょっと古びた駅でした。駅前も狭そう。

さあ江ノ電に乗ります。

古そうな外観ですが中は近代的な普通の電車です。でも道路を走る区間もあり民家ぎりぎりに走ってくれるのは面白いですね。

途中湘南海岸やきれいな富士山も見えてうれしいうれしい。

江ノ島へ渡る橋のこちら側の袂から1枚、きれいな姿を見せてくれてありがとう。

駅から歩くのですが私の足では30分以上かかりそうで橋の袂で引き返しました。

13時に食事の予約だからあまり時間がありません。急いで江ノ電で長谷まで行き急いで歩いて大仏様拝謁、美男におわすかどうかはわからない。

江ノ島も大仏も小学校へ上がる前に来たけどあまり覚えていない。何しろ60年以上前だからね。

時間が迫ってくるし駅は遠いしタクシーはぜんぜん通らないしと思ったらバスが、見ると鎌倉駅行き、それこれに乗れトイカでタッチして乗車、助かった。

鎌倉駅でタクシーに乗り換えて。

20分ほどトンネルをくぐり山を登り「鎌倉山」到着。13時丁度。近くに料理研究家のホルトハウスさんの店がありました。

長いアプローチを歩いて店に入ります。

すごく感じが良い店構え、花もきれいにいけてあるしテーブルの間隔も広いし、芝生の庭も広いし手入れもいいし、10本位有る梅の花は盛りだし。

先ず前菜、私は生ビールﾌﾟﾚﾓﾙ800円、妻はシャンパンポメリー2,000円、ホタテ貝柱、鰆、たこの三種盛り、おいしい。

横をチラ見。普段ほとんど食べないデザートもおいしそう。自家製でテーブルまで持ってきてから6種類くらいあるものから選んで切り分けてくれる

真打登場、これも近くで切り分けてから厨房へ戻り盛り付けてから登場、絶品と言う言葉は嫌いだけどそういう美味しさ、感激、生きていて良かった。

付け合せはジャガイモ焼いたの、ニンジングラッセ、クレソン

何より気持ちが良かったのはスタッフの大人の接客、みてい無いようで必ず見ていて少しでも見回すと「なにか？」と言う感じで心地よい。
数組の客が庭の梅ノ木の前で記念写真を取ろうとすると必ずスタッフも付いていき庭の説明やカメラのシャッターを押していたしかえり際の見送りもわざとらしさが無い様子だった。訓練だけではあそこまで出来ないなあ。と感心しきり。

そしてコーヒーとデザート。食事が終わったら14：30過ぎ、鶴岡八幡宮へ行きたかったけど無理みたい。タクシーで鎌倉駅へ、横須賀線今度はエコノミークラスで横浜へ、孫の土産を買わなければ、時間が無い、あせって横浜線に乗り新横浜着発車の8分前間に合ってよかった。

たくさん停車するひかりでした。

名古屋駅で中央線に乗り多治見駅からタクシーで帰宅、19時丁度ごろ、たびはたのしかったけどつかれたーーー。