オマーンってどこ？⑤　ルブア・ル・ハーリー砂漠で砂まみれ！

2017/01/30 - 2017/02/10

ニズワでちょっと雨が降り出して雲行きが心配でしたが、砂漠は晴れているに違いないという根拠のない期待を胸に出発です

今晩からルブア・ル・ハーリー砂漠2泊、石灰砂漠1泊、白砂漠1泊、合計4連泊のキャンプはじまりです！
ルブア・ル・ハーリーはオマーン、サウジアラビア、UAE、イエメンの4ヶ国にまたがりアラビア半島南部の3分の1を占める広大な砂漠です（名前の由来は空白の4分の1ですが…）

エリア その他の都市(オマーン)

見る間に景色も変わってきました

アテにしていた昼食のレストランがお祈り時間休業（イスラムでは金曜日が礼拝日のため）
急遽さらに30分離れた村までお預けです

風がどんどん強まって、天然ガスプラントのパイプも砂にけぶっています

目も開けていられないほど

工場に出入りするダンプカー、ドライバーも工場労働者もほとんどインド人

わんこも砂まみれ

やっとたどり着いたレストランはインド人労働者で満席
仕方ないのでサンドイッチのテイクアウトをオーダーしていただきました

今回のツアーはお食事が行き当たりばったりで超たのしかったです
グループだと、毎回毎回観光メニューみたいなご飯だったりしてつまらないのですが
結構自由に注文できて家族で旅行してる時みたいな気分も味わえました
10人だからできたかな？

サンドイッチが出来るまで、ドライバーさん達ははお祈りに行っていました

で、チキンサンド！
もう1個たまごサンドもいただきましたが、お腹いっぱいすぎて無理

ついに道が無くなりました

まだまだ風は吹き荒れています

途中、プチ塩湖みたいな所で写真ストップ
地下の塩水が湧き出ているそうです
アラビアの砂漠がその昔は海底だった証ですね

塩の結晶、なめたらしょっぱかった

後方のホセンはユーチューバーなので、どこに行っても何をしても観光客並みにスマホで写真や動画を撮っていました
毎回、編集したりイラスト入れたりしたものを見せてくれました

美しい風紋　

はい、ルブア・ル・ハーリー第1歩！

日没少し前にキャンプサイトに到着

強風の中、どうにかテントを張り終えた所
皆さんよくできました＾。＾

1人がやっと寝られる大きさ
大きなハードケースでいらした方は、マスカットのホテルに外味を置いてこなくてはいけません

私は中くらいのソフトケース（3～４泊用？）なので楽々入ります

それでも着たきり＆洗濯はイヤなので、このキャリーにきっちり日数分の衣類、ホテルでの夕食用の服2着とラッシュガード２種、サンダル２足、ダウン２着、スカーフ数枚、洗面器、必須フルメイクグッズ、カメラ２台、その他もろもろ機材＆はてはモスク用のアバヤまで詰めてきましたw

ダウンコートをお手製カバーに入れて枕に転用←かなり快適でした、えっへん

砂空で夕焼けは望めそうにないけど、あまりにウキウキするのでとりあえずお散歩することに
迷子にならないように常にキャンプが見えるよう注意しながら…

まだ見える

風が強くて砂まみれ～でも幸せ～

キャンプに戻るとドライバーさんたちが夕食の準備

野菜のトマト煮とキューブサラダ、ビリヤニなどなど
とても美味しかったです

顔を洗ったら顔面はもちろん、鼻の中も耳の中もジャリジャリでびっくり！
では、おやすみなさい
ものすごい砂の音をテントに受けながら熟睡

おはようございます
風は昨日よりマシかな？

キャンプの朝ごはん

Kさんがチョイスした薔薇茶

朝食後はみんなで朝の砂丘ハイキング

ひたすら稜線をたどって行きます

まだ結構砂が冷たい

足を入れるとサラサラ～っと流れていきます

写真ではよくわかりませんが、キラッキラ

稜線に砂煙が

お決まりの

シグネチャー

後方グループが遠くに見えます、がんばれ！

3時間くらいハイキングしたあとは昼食
日中は日差しが強く暑い（35℃くらい？）ので各自のテントや食事用メインテントでお昼寝

暑いけど、幸せ～

で、夕方になって今度は夕陽ハイキング、朝と反対側の砂丘に登ります

場所によってこんなに白い砂が被っているところが

この砂丘登りはかなりきつかった、死ぬかと思った↓

野たれ死に

自分大好きユーチューバーのホセンは余裕

今日は丸1日砂漠を満喫、くたびれたけど超楽しかったです

夕食は茄子のパスタ

今回のキャンプ中、ヌテラ（チョコスプレッド）をぬったトーストにハマりまくり
日本でも売ってるけど、買ってしまったら人生終わる

今日でこのルブア・ル・ハーリーとはお別れです
居られるならもっと居られる

さようなら～