オマーンへの旅（４）

2010/08/20 - 2010/08/28

オマーンは自然豊かな国としても有名です。
今日は、日本から手配した旅行会社のガイドさんとともにワヒバ砂漠とワディ・バニ・ハリッドへ行きます。
当初、全日程、旅行会社に手配することも想定して旅行会社に日程を組んでもらっていましたが、予算が合わず、前半３日をレンタカーで後半４日を手配をお願いしました。
当初の予定ではワディ・バニ・ハリッドからの帰りは、海岸沿いを行く予定でしたが、マスカットから出発だと時間的に難しいそうです（海岸沿いに道がないらしいので）。
また、朝にはグランドモスクに行く予定がなぜかスルー。ラマダン時期で他のフォートなどもクローズだったので、「モスクも見学禁止なの？」。

エリア その他の都市(オマーン)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

ガイドはサリムさん。
予定時間通りに登場。
車内でモスクの話しをして、「誰でも入れる」と話しをしつつ、なぜかスルー。
あれあれ？と思ったけど、拙い英語では伝えきれず。
３日前に通った道を南に向かいます。

途中ドライブインで休憩といってもお店はやっておらず、トイレだけ。
いよいよ、砂漠の前に、自動車修理工場でタイヤの空気を抜きます。
タイヤに空気が入った状態だと、砂に埋もれて走れなくなるらしい。

砂漠に突入です。
砂漠ツアーと言うのは、砂の山を４ＷＤで走り回ること。わざとかどうかは知らないけれど、斜面30度くらいの傾斜を何度もトライしながらジェットコースターのような走りをします。

変なところで止まると動けなくなるらしい。少し平らなところで停止し、外へ。
砂は夏場の浜辺より熱く、「HOT!、HOT！」と叫んでいると、ガイドさんが「今日は暑くない。まだ、42度だ！。50度を超えないと暑くない」。

砂地を昇ろうとしても、暫くすると足下が崩れてきて、どんどん滑り落ちていきます。

砂漠との境目はベドウィンの住居があります。
オマーン人はベドウィンと自分たちは違うと言います。
ベドウィンは夏は砂漠との縁に定住し、冬は砂漠に戻っていくそうです。

砂漠の中に所々焚き火の後があります。
これは、焚き火の下に植物の根（水分）があるという目印と言うことでした。

さらに、１時間ほど走って、ワディ・バニ・ハリッドに到着です。
砂漠地帯には似つかわない、水量をたたえた川が現れます。そこからさらに２kmほど上流まで行きます。
普段の夏は、この辺りから駐車する自動車で歩かなければならないとのこと。
今年はラマダンなのでがら空きです。

綺麗にしましょう的な看板です。

４〜５人の欧米人と10人くらいの地元の子供が泳いでいました。
子供達は、私たちが近づくとまとわりついてきます。ガイドさんが、何か言ってあっちに行けと追っ払っています。

さらに10分位上流に歩いて行きます。
ちょっと広い場所に出ました。
ここで、ガイドさんが「泳ごう」と言ってきました。実は、オマーンに水着を持って来ていたのですが、女性は人前で肌を出せないと言うことだったので、ホテルのプールで泳ぐつもりだったので、ここまで持って来ていませんでした。
旦那も水着無かったのですが、ガイドさんに促され、パンツでドボン。

ここで泳ぎました。
旦那によると足はつかない深さだそうで、所々に鎖が岩から垂れ下がっていてそれに捕まって休憩するそうです。
私は寂しく、カエルと遊んでいました。
普段の夏は、人が多くて、泳ぐと言うより、浸かるという状態らしいです。
ラマダンの恩恵を受けました。
この場所は全く他の人が居ないので、水着があれば、私も泳げたな　という感じでした。

この先にはまだ行けるそうで、行くつくと洞窟になっているそうです。

帰り道、微かな期待を持っていましたが、やはりモスクはスルーです。
ホテルについてから、再度行程を確認すると、行程表を見せてくれ、確かにグランドモスクは入っていませんでした。
ただ、別れ際に、明日の迎え時間を会社に確認してくれるときに、はじめは９時を「８時に変更してやってくれ」という言葉が聞き取れました。
もしかして、明日連れてってくれるのかな？