2017/02/11 - 2017/02/11
110位(同エリア836件中)
puricさん
- puricさんTOP
- 旅行記119冊
- クチコミ2件
- Q&A回答0件
- 246,047アクセス
- フォロワー56人
長浜の盆梅展に行ってきました。
近いようで遠い滋賀県、数年前何度か行ったものの、それきりになっておりました。
以前のように早起きする気は起きなかったので、前乗りをし、会場近くのホテルで一泊。
朝から梅を見て、さっさと帰ってきました。
せっかく行ってさっさと帰るというのも何なのですが、この日は今年最強というレベルの大雪になってしまい、歩けば体に雪が積もるという状態で、のんびり散策出来る気候でも無かったため、寒さに負けて逃げ帰ったのであった。
以前一度訪れた事があり日記も書いていたので、前回書いたことを思い出そう過去を調べてみたらなんと2010年。
http://4travel.jp/travelogue/10460883
7年前って事!?ギャーーー!!!
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
PR
-
新幹線で米原に行き、乗り換えて長浜へ移動します。
大阪から滋賀までわざわざ新幹線!?なのですが、在来線で行くとかなり時間が遅くなってしまう事、それでいて食事時間がとれない、座れなかったら嫌だ、おまけに雪でダイヤの乱れまで発生していたので、開き直って安全安心新幹線を利用。 -
連日天気予報では平野部でも積雪!と騒ぐものの、大阪は積雪無し。
大阪より寒い京都でも雪は無し、大津過ぎて車窓から目をこらしても雪は見られず。
これはもしや、滋賀も実は大したこと無いんじゃない?と余裕こいていたが -
彦根に近づいた頃から突然窓の外が真っ白に。
傘も持たずに来てしまった事を心から悔やみつつ、取り急ぎダウンコートの首周りをきっちり閉め、いい年してきゃりーぱみゅぱみゅか!といった変な帽子で冬支度を整え、到着を待つ -
少し遅れたものの、長浜駅に到着しました。
寒さの桁が違う。
もうこのあたりになると、電車の行き先が金沢とか敦賀とか、全然近畿感が無い場所なのよねー。
線路は続くものの結構長浜止まりが多くて、実質近畿と北陸の境目という感じ。 -
長浜駅西口から琵琶湖方面に向かって歩きます。
道の雪はあまり無いけど、道路が凍っていてちょっと脇を歩くと滑って危ない。
歩道橋を渡ったのですが、下りで滑って転けそうになった。 -
一応道は調べたつもりでしたが昼間の写真しか見てない上に大雪で景色が全く変わっており、本当にたどり着けるのか心細い上、どんどん人通りが無くなるにつれ歩道も雪で歩きにくくなり、死ぬほど不安でしたが、どーにかこーにかホテルに到着しました。
北琵琶湖ホテルグランツィエにチェックイン
私が予約したのは、フロントのある本館から別棟にある部屋まで移動する手間がかかる代わりに宿泊費が安いというプランだったのですが、宿泊者が少なかったのか本館で泊まれたのでラッキーでした。 -
部屋。
写真が暗いだけでもう少し明るいです。
清潔で快適でした。 -
ハーゲンダッツを食べた。
-
朝。
目覚めた瞬間、ここはどこ!?家じゃない!という感覚を久しぶりに味わった余韻と共にふと外を見たら
なんじゃこりゃー!!
外は真っ白、昨日の2倍くらい積もってる! -
こんな大雪スキー場に行ったときくらいしか見た事無いワ…
傘なんか持ってないのに、どうしよう… -
窓からの景色。
さっきは外が真っ白だったけど、少しマシになってきたかな -
風が強くて、湖でも波が結構たってました。
寒そう… -
チェックアウトに向かう。
さっきより吹雪はましになってきたから、とりあえず傘はいいか…とホテルを出ました。 -
ホテルの外観。
今回はとてもそれどころじゃありませんが、このホテルの前から竹生島行きや琵琶湖めぐりのクルーズ船が出てるので、ここに泊まって朝ゆっくりして、船で遊覧を楽しむのも良いかもしれませんねー。 -
雪が一時止んだのはいいけど昨夜とは打って変わった景色に圧倒された。
昨夜はホテルまでこの歩道を普通に歩いてきたのですが、その歩道が全部消えてしまって、車道を歩くしか無い状態。
一晩でここまで積もるとは… -
雪は突然降り出したかと思うと、けろっとやんだり。
盆梅展の会場である慶雲館に近づく頃にはまた降ってきた。 -
慶雲館です。
明治天皇が京都に行った帰り、大津から船に乗って長浜で降りて電車に乗り換える間、滞在してもらうため(だけ!)に作った館。
滞在時間はたった45分、話のスケールが違いすぎて開いた口が塞がらない話です。
館の名前は伊藤博文公なのだとか -
慶雲館の庭は名勝に指定されており、春から秋の間は公開されているそうですが、この期間は雪のせいか盆梅展の都合か、入り口付近の一部を除き見学できません。
景色が白と黒のモノクロームになっている。 -
庭に置かれた梅の鉢にもたっぷり雪がかぶっています。
こんな過酷な状態でも文句ひとつ言わず、時期が来ればきれいな花を咲かせ、おまけに長生きするのだから、植物は強いなあ -
慶雲館の庭
前庭があって、門をぬけて、玄関前庭があって、玄関を抜けるとさらに大きな庭がある。 -
こんな大雪の状況、「これなら逆にお客の足は遠のいてガラガラじゃないか?貸し切り状態で見学できるのでは?」と気持ちを前向きに切り替えて来たのですが、もう先客が。
-
入館料を支払って中へ。
-
前回は入ると同時に梅の香りがむわっと漂ってきましたが、今回は…
-
ありゃ!ほとんど咲いてないの。
-
六分咲?(梅でもそう言うのか?)くらいの種もあります。
室内で見るための盆梅は野生と違い、だいたい同時期に咲くようにコントロールされてるのかと勝手に思ってました。 -
外が真っ白なので部屋が少し暗く感じるほどでした。
-
最初はシャッタースピードとか弄りながら頑張ってましたが、ブレまくるのでもうフルオートでいいやと開き直ってしまいました。
-
主庭の雪景色
-
足が痺れそうなほど冷たい
-
-
ライトアップが幽玄
こういう雰囲気は梅より桜のほうが合う気もするな -
梅匂ふ
湖北のをみな
美しき -
不老400歳
ほとんどつぼみです。
一番きれいな不老の写真はホームページでご覧ください。 -
梅はぷりぷりして健康そのもの!逞しい女性!というイメージ
キャラで例えるならサザエさんかな -
-
以前はズームアップの写真をせっせと撮ってましたが、盆梅って鉢も含めて作品なのですよねー。
ちゃんと全体を収めなくては…難しい。 -
-
梅の花言葉は高潔、気品、厳しい美しさ、艶やかさ
そんなイメージが表現された(ような気がする)一鉢 -
-
これは携帯撮影
ピント合わせやすいからラクやわ -
-
-
-
一枚の花びらに白と、一部ピンクが混ざっている。
一本の木に複数の色の花が咲く種は見た事あるけど、花びらの一部というのは初めて見たなー。 -
-
-
2階へ。
お座敷だけでなく、普通の会議室みたいな部屋にも、ところ狭しと展示があり、意外に中は広い。 -
2階
外観の割に中は普通の展示ホールという感じで、もうちょっと和風の作りならなーと思ってしまいます。
下から撮ると、愛想無い天井の柄とかエアコンが写り込んでしまうのが少し残念。
プロの人はうまく撮るのだろうなぁ -
-
-
-
-
素敵なのですが自分の影が入ってしまってあまりうまく撮れてない
-
-
-
-
苔を敷いた梅の箱庭
-
箱庭
着物の柄みたい
これは咲いてる時に見たかったなぁ -
-
-
-
-
-
-
これだけ曲がりくねっても元気に咲く
鉢も面白い形ですね -
お雛様を模した展示も。
面白いなー -
2階の見学を終えて1階におりると、お土産売り場があって、見学終わり
-
見学を終えて出たら、雪に埋もれて垂れ梅の鉢がたくさん。
-
足跡を伝い、外へ
-
さて、帰る前に何か食べていこうと美味しい店をチェックしておいたので、黒壁スクエア付近へ
-
-
随分古びた昭和感あふれるビルを発見
長浜タワービル
調べてみると、昭和39年「東京タワーみたいな名所を長浜に」と建設されたのだとか。
現代なら鼻白むような発想だけど、めくるめく高度成長時代という感じのエピソードが微笑ましい。 -
長浜タワー
当時は屋上が展望台になってたのだそうですが、今は閉鎖
この辺りは上から見下ろすより下から見上げるほうが景色が良さそう -
近代的なビルの間にこんなミニチュアみたいにかわいらしい古い家もあって、散策が楽しい。
-
-
町並み
-
-
-
-
親子丼、お蕎麦、近江牛など人気店が多い界隈なので迷いましたが、自分の周辺ではまず食べられないであろう「焼き鯖そうめん」という初耳メニューを出す「よかろう」へ
-
単品や色んな定食もあるのですが、焼き鯖そうめんと焼き鯖の押し寿司がセットになった、「鯖街道」を選びました(というか周辺もほとんどこれを選んでた)
鯖街道といえば若狭から京都まで魚を運搬するルートで長浜がその中継地だったかといえば??ですが、このお店は北国街道沿いに位置しており、宿場町だったこの辺りは、昔から美味しい鯖料理を出してたのだろうねー。 -
焼き鯖のお寿司は鯖と酢飯の間にガリと大葉が挟んであって、香ばしくて爽やか。
鯖そうめんは、煮汁のようなもので茹でて既に味がついたそうめんに、煮込まれた鯖の大きな身が乗っていて、汁無し。
死ぬほどうまい。 -
店内
結構な広いけどお昼近くなるとあっという間に満席になりました。
お昼時は行列ができるみたい。
私はオープン直後でお昼時には少し早く行ったので余裕でした。 -
身近に無い店で美味しいものに出会うと、帰宅後にあの味を欲しても簡単に食べられないからかえってストレスたまるわ…
そうめんは煮汁さえあれば作れそうな気もするけど、その煮汁が難しいのヨー -
さて、目的は遂げたので長浜駅に帰ってきました。
しかし次の新快速までまだまだ時間があるようなので持て余し、さくっと鉄道スクエアも見ることにして、慶雲館方面に戻った。 -
長浜鉄道スクエア
現存する最古の駅舎が博物館になっている。 -
改札
マネキンの後ろの窓口の中にも人がいるのだが、これもマネキンなのか、人間?
よく見てなかった気になる -
現存最古って事は東京駅より古いってこと?と調べてみると、東京駅は明治22年、長浜駅は明治15年でした。
まあ現存するだけで使用されて無いのだから、比較するのもおかしな話か -
駅長室
-
-
-
いったん外へ出て、鉄道文化館へ
-
長浜の鉄道の歴史を展示してあるのですが、ここ、以前より進化してました。
以前ってそりゃ北陸新幹線とか全く話題にもならないようなくらい以前なのだし、変わって当然なんですけど。
ジオラマやミニチュアが充実してて、思いがけず楽しかった。
旧長浜駅舎 -
そのすぐ向かいにはさっき訪れた慶雲館が
-
長浜駅に発着する汽車
-
トワイライトエクスプレスやら
-
0系新幹線
-
485系の雷鳥
これらは以前、館内に敷かれたレールを走り回ってたんですが、今はショーケースに展示されていた。
壊れたのかな -
現在の長浜駅のミニチュアもありました。
これがかなりリアルで見入ってしまいました。
作るのも楽しかっただろうなー -
表のバス案内所
-
長浜駅ホーム
在来線ホームに新幹線が停まってるのも面白い -
これらはスイッチ入れたら動くんですが、結構なスピードで、なかなか撮影できないのですよ…
-
結構周辺もリアルに作り込んであって、写真使って奥行きもあって、作る人のこだわりや執念を感じた。
ただ長浜駅ってこんな大都会だったか?違うでしょ!さりげに願望を入れるんじゃない!と後から見て思った。 -
古い時計や看板
-
さてお隣の北陸線電化記念館へ
ED70系1号 -
D51系機関車
これらは運転台に入ることができます。
前は日本国旗を掲揚していたと思うけど止めたのかしら?
建国記念の日だというのに… -
ここは実在するのかよくわからない「町中駅」を表現してあるのですが、在来線と新幹線が交差する立体感ある作りになってて、これも見ていてかなり楽しい。
-
電車は新しいのに、道路を走るバスや車はやけにクラシックというチグハグさ。
子供が数人このジオラマのショーケースに群がって、何度も何度も車両を動かしてはそれに見入っていました。
そのお母さん達がつまらなそうに脇でスマホを弄っていて…現代の闇は深い -
-
北陸新幹線や!
-
ドクターイエローもいる
-
ジオラマ加工した写真かと思うようなリアルさ
-
駅そばには「高級賃貸マンションテナント募集中」ののぼりが。
毎日新幹線が見られるなんていいなー、お家賃いくらかしら? -
走っているドクターイエロー(見えない)
-
人がいなくなったので、頑張って流し撮りしてみたが、これが精一杯でした。
-
さて、鉄道スクエアを後にして帰ります。
帰りも新幹線にしようと思っていましたが、ちょうど網干行きの新快速がガラガラで止まっていたので、それで帰る事にしました。
新幹線代を払い戻したので2000円くらい得?した!さっきの鯖そうめん屋でもっと高い定食頼めば良かった!
来るときもそうでしたが、雪国ゆえドアが手動開閉で、慣れない者は作法がわからず、かなり緊張します。 -
車内から
重たい雪雲から少し晴れ間が出て、空がきれいでした。 -
大雪でどうなるかと思いましたが、梅の花と美味しいものと、おまけに鉄道ジオラマまで楽しめて、充実した祝日でした。
あと、日本国は土曜が祝日でも振替休日になるように改正して欲しい!
再見。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
118