長浜・盆梅展で梅まみれと鉄道スクエアのレトロ建築

2010/02/27 - 2010/02/27

とっくに桜も終わってクーラーをつける気候になりつつあるこの時期に梅の話かよと思われそうですが（現在5月）、今年2月の終わり、近畿では有名な長浜の盆梅展に行ってきました。

最初は盆梅展の慶雲館だけ見て帰るつもりでしたが、電車から見えたレトロ建築に惹かれてしまい、むしろ盆梅展よりじっくり見学してしまいました。
そのあとは竹生島を見ようとしたのですが船が無く、ブラブラと琵琶湖周辺を歩いて散歩したあと、黒壁スクエアをさらっと見て帰りました。

エリア 長浜(滋賀)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル

現在の長浜駅です。
大阪から新快速で１時間半くらい。

鉄道スクエアの建物は旧長浜駅舎ですが、現長浜駅の外観はそれとよく似せて作ってある。

長浜鉄道スクエアです。明治築だそうで、現存する一番古い駅舎らしい。

このスクエアの向かいが盆梅展の慶雲館。

旧長浜駅29号分岐器ポイント部

中に入るとさっそく待合室が現れます。
上流階級の人々が利用した待合はビロウド張りで、他の待合とはかなり格差をつけていた。

そのビロウド張りの椅子。

休憩室や倉庫係室へ続きます。

ハウス名作劇場みたいなお部屋が続いて楽しすぎたため、写真をとるのに必死になってしまい、説明書きという説明書きをすべて無視していた事に後々気付いた。

ちょーちょーちょー！いい感じ

暖炉があります。
普通のお金持ち宅のような感覚ですが、これが駅なんですか？

素敵。

2階は立ち入り禁止。
古い建物は２階に入れないことが多い。
補強すると鉄骨が剥き出しになったりして風情が損なわれるし、難しいところ。

駅舎を出て、長浜鉄道文化館へ

腕木式信号機

ここは長浜駅で使用されていたホーロー看板や時計やヘッドマークなどの他、壁にそって鉄道模型が走っています。
これは楽しい。

模型が走り回っている。
模型ってよくあるプラレールでしょ？となど思ってたらかなり本格的なやつです。

プラレールもあり

次は北陸線電化記念館。

展示されているのはこのED70形というやつと

D51です。
2車両とも、運転席に入って見る事ができます。

運転席

これは石炭を放り込む部分？

そろそろ盆梅展に向かいます。

盆梅展が開催されている慶雲館は、かつては迎賓館だったり別荘だったり、このシーズンじゃなくても十分見ごたえのある建築物と庭を備えております。

入り口を入ったとたんにむわっとするくらいに梅のかおりが満ちています。

オートで写真撮ってたんですが、それでも結構ブレていた。
一鉢ごとに名前がついてたりするんですが、覚えられません･･･

結構ごった返していて、いいアングルで写真を撮るのは難しいので、変な角度になってしまってます。
これが盆売展のポスター等でよくみる樹齢400年、長浜最長老の「不老」です。

不老の花のアップ。
人間だって老齢になってもかわいく咲きたいものよ･･･

梅のシャワー

飾り窓も梅。

外に出ると梅の鉢を売ってます。

アセビの鉢も。

さて、これからどうしようかなーと思いながらぶらぶら歩いていたら見えた長浜城です。

せっかくだし、竹生島に行ってみようかな？と思って船乗り場に行ってみたんですが、とっくに最終が出港した後でした。
冬場は本数も少ないみたい。

琵琶湖って広い。
海にしか見えない。

せっかくなので、黒壁スクエアも見て帰る事にしました。

もっふもふの犬。

ガラス館。
もともと銀行の建物で、外観が黒い漆喰壁だったのが黒壁の名のはじまりだそうです。

古い建物がオシャレイタリアンのお店だったりして、レトロ街だけどかなり観光地化しています。

あちこちのお店からいいニオイがしていました。

私はこういう昔ながらの風景のほうが好きやけどね｡｡｡

豊臣秀吉と瓢箪の町でもあります。

そこかしこに瓢箪が。

マンホールも瓢箪です。

疲れた。
喫茶店でコーヒーを飲んで一服しました。

花の命は短くて
苦しきことのみ多かりき