2017/01/13 - 2017/01/14
151位(同エリア312件中)
Ponさん
【今回のお話】
コソボ→マケドニア→セルビアとかなり強行で押してきたので、今回は1日ゆっくり昼の電車に乗って景勝路線を楽しむつもりでしたが…。
モンテネグロでは何をするか全く決めていなかったので、世界遺産のコトルへシーフードを食べに行きます。
【概要】
今の会社に勤めて5年が経ち、ちょうどプロジェクトの合間で休みを取ることができたので、少し長めの旅に出ることにしました。2週間以上の旅は、5年前のインド以来です。
今回の行き先は、3年位前からずっと興味のあった旧ユーゴ連邦。旧ユーゴ外のアルバニアを含めて、厳冬期のバルカン半島8カ国を18日間で回りました。
年末のオーストラリアから中3日ですが、なかなかないチャンスなので思い切って行ってきました。
【行程】
1/6 羽田→フランクフルト→ティラナ
1/7 ティラナ
1/8 ティラナ→プリズレン→プリシュティナ
1/9 プリシュティナ
1/10 プリシュティナ→スコピエ
1/11 スコピエ→ベオグラード(夜行)
1/12 ベオグラード
★1/13 ベオグラード→ポドゴリツァ
★1/14 ポドゴリツァ(コトル日帰り)→サラエボ(夜行)
1/15 サラエボ
1/16 サラエボ→モスタル
1/17 モスタル→ドブロブニク
1/18 ドブロブニク→ザグレブ
1/19 ザグレブ(プリトヴィツェ日帰り)
1/20 ザグレブ→リュブリャナ
1/21 リュブリャナ(ブレッド湖日帰り)
1/22 リュブリャナ→ブリュッセル→成田(機中泊)
1/23 成田着
【フライト】
1/6 NH203 HND-FRA 0055 0520
1/6 LH1424 FRA-TIA 1040 1250
1/18 OU665 DBV-ZAG 1610 1715
1/22 JP394 LJU-BRU 1700 1840
1/22 NH232 BRU-NRT 2050 1615(+1)
ANAとクロアチア航空はwebsiteから予約。ホテルはExpediaで予約。サラエボのホテルのみBooking.comで予約
【謝辞】
今回の旅にあたり、Galsysさん(http://4travel.jp/travelogue/11184490)の旅行記を大変参考にさせてもらいました。ありがとうございました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
今日は一日ゆっくりBar鉄道に乗る予定です。まずはチケット購入時に教えてもらったとおり、まずはベオグラード本駅に集合します。雪の中歩くのが嫌だったので、ホテルでタクシーを呼んでもらいました。すぐそこまでで300DEN。
いちおう時刻表では09:10出発の20:09着となっていますが、この09:10出発はベオグラード本駅出発時刻です。 -
実はベオグラード本駅から列車は直通ではなく、小1時間ほどバスに乗って出発駅に向かいます。
-
名前がよくわからないですが、出発駅に着きました。
到着から出発まで20分程度はあり、出発駅の目の前のスーパーで皆買い込んでいます。どうやら車内販売は期待出来なさそうです。(というかなかった。)
自分も食料やビールをたんまり買い込みました。 -
ヨーロッパ屈指の山岳鉄道だけあって、なかなかパワフルそうです。
-
2875DENの2等車のコンパートメントはこんな感じ。実は1等車は存在しないようで、また席指定もしたものの、みな好き勝手に座っているようでした。
このあとこのコンパートメントに若者5人が乗り込んできたので、誰もいないコンパートメントを見つけて移動しました。ゆっくりするにはその方がよかったです。 -
車内はこんな感じで、コンパートメントの中はまるみえです。
-
さて、ゆっくり飲酒しながら冬のディナル・アルプス山脈を眺めます。
-
雪景色と青い空が素晴らしいコントラストです。
-
なんにもない雪の平原を進んでいきます。
-
ひたすらこんな感じ。
-
通路側の車窓からの眺めもいいです。
-
ずーとこんな感じ。
-
途中の駅で乗り降りを繰り返します。実はこの鉄道、敷設当時は国境がなかったため現在はセルビア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モンテネグロの3カ国にまたがっています。この駅の反対側は川を挟んでボスニア・ヘルツェゴビナです。
ちなみにボスニア領を通過する際にはバスポートコントロールはありません。 -
ポトペックダムというダム湖のようです。湖面に映る山がきれい。
-
途中ひたすら酒を飲みながら進むこの列車ですが、実は乗車してから重要なことに気が付きました。
Bar鉄道の最大の見ものはモンテネグロ領に入った後半にあるいまだに世界で最も高いマラ・リェカ橋梁なのですが、冬は日没が早いためそこに至る前に日が沈んでしまいます。セルビア-モンテネグロボーダーに至る頃にはもう真っ暗で、その後の橋梁の上からは何も見えませんでした…。一体何のために一日かけてこの鉄道にのったのやら…。
冬にBar鉄道に乗る場合は、モンテネグロ→セルビアで乗るか、セルビアから乗るなら夜行が良いと思います。多分ギリギリ日の出くらいには橋梁にたどり着くと思います。
(後日調べたのですが、Bar→コラシンまで行って折り返す列車も少ないながらあるようです。。) -
そしてポドゴリツァへつく頃はもうこんな感じ。Barへ向かう列車を見送ります。
-
一国の首都ですが、こじんまりした駅ですね。(この間6月のG7関連のカンファレンスでトランプにどつかれていたのが確かモンテネグロ首相だったと思います。)
到着は20:30頃でしたが、すぐ隣のバスターミナルのレストランや売店はまだやっていました。セルビアのTelenorがモンテネグロでは使えなかったので、モンテネグロのTelenor SIMカードを売店で購入。SIMカード+電話+データ1Gで3ユーロでしたが、うまく設定できていなかったみたいで翌日にバランスがゼロになってしまいました。。 -
ホテルは駅のホームからすぐそこに看板の見えるHotel Evropaへ徒歩1分。Expediaで予約して1泊3500円、朝食は5ユーロで付けてもらいました。
ホテル エヴロパ ホテル
-
部屋はシンプルです。ちょうどこの日はセルビア正教でNew Yearに当たる日で、結構遅くまで爆竹がそこらじゅうで鳴っていました。爆竹だと教えてもらわなかったらビビっていたと思います。
-
バスターミナルの売店で買い求めたモンテネグロビールを飲んで寝ます。
-
朝食は半地下のバー・レストランで。他にもそこそこ宿泊客がいました。
-
モンテネグロでやることを決めていなかったので、昨日の列車で検討した結果コトルへシーフードを食べに行くことにしました。
バスターミナルでチケットを7.5ユーロで購入。出発まで1時間位あったので、せっかくなのでポドゴリツァの街中を歩いてみました。 -
なんか全体的にガラーンとして、面白みが何もありません。ヒルトンもご覧の有様。(あくまで裏口です。正面はきれいでしたよ。)
-
バルカンの内陸から沿岸に移動してきただけあって、とても暖かいです。雪もほとんどないです。街の中心の共和国広場もほとんど人がいません。地球の歩き方に書いてあったことは正しかったです。
共和国広場 広場・公園
-
共和国広場のエンドにあったこれ、何かの公的な庁舎でしょう。
-
気を取り直してバスターミナルまでタクシー1ユーロで戻ってきました。
バスターミナル バス系
-
青空も見えてきました。どうやらバスが遅れているらしく、待つこと20分位。
-
このちっこいバスで行きます!
-
どうもこの日は風が強く、ブドヴァを経由する沿岸部はかなり天気が荒れるよと宿のお姉さんに言われていました。ですが、ぜんぜん大丈夫でした。お姉さんの談によると、道がクローズされて帰れなくこともあるとのことでした。
-
ブドヴァで一度休憩。夏はすごくよさそうです。
-
バスに乗ること2時間、コトルのバスターミナルに着きました。
-
バスターミナルの裏はすぐ民家と山です。
-
バスターミナルを出て旧市街に向かいます。趣のある建物がありました。
-
雪山と南国の木のコントラストがいいですね。
-
こちらの方向にコトルがあるようです。
-
旧市街に近づくと小さな港があって、クルーザーが停泊しています。夏はもっとすごい数になることでしょう。
-
旧市街の外壁外側の一部はちょっとしたマーケットが立っています。
-
山がきれいですね。
-
ちょっとしたショッピングモールもあります。この中のTelenorのショップでSIMカードのデータTop upをしようとしたのですが、ショップでは出来ないのでキオスクに行けとのこと。
-
不思議と水が緑がかっていて、とてもきれいです。
-
旧市街入り口すぐそばのキオスクでデータTop upしてもらいました。1G、1ユーロ。やり方がわからなかったので、キオスクの女の子にやってもらいました。
-
旧市街の中はどこも絵になります。
-
オフシーズンなので人も少なく、ゆっくり散策できます。
-
空の青とのコントラストがいいです。
-
シーフードを食べるぞ!と息巻いていたのですが、有名なBastionは改装中…。そこでTrip Adviserで評価の高かった近くのCesaricaへ。評価通りのとってもいいお店でした。
チェサリカ 地元の料理
-
客は一人だけでしたが、店内の雰囲気もヨシ。
-
ミニボトル2ユーロで乾杯。
-
シーフードプレート20ユーロ。今日はムール貝がなかったそうで、残念。。ただ味は抜群でした。結局ミニボトルをもう1本開けてしまいました。
-
さてほろ酔い気分で山登りに向かいます。旧市街北東の登り口から進みます。
-
全然人がいなくて心配になりますが、どんどん登ります。
-
徐々に高度を上げ。
-
あと一息!!
(ここらへんでFaceTimeで日本で留守番中のツレに電話をして、この景色を見せてあげるというサービスをしました。) -
一番上までのぼってきたら、ご褒美(ネコ)が待っていました。コトルは暖かいこともあって、真冬なのに滝汗です。
-
夏も相当きれいだと思いますが、冬の景色も絶景。旅をすると高いところによく登りますが、こういうのがあると苦労して登るかいがあります。
-
このネコはどうやって上がってきたのでしょうか。
-
ひとしきり絶景を楽しんだ後は旧市街に下りてきました。1166と書いてある通り、St. Tripunaは1166年建立のようですが、今日はお休み。
-
掃除中の車がとおります。そして天気が悪くなってきたところで、ポドゴリツァに帰ることにします。天気がよくてちょうどよかった。
-
帰りのバスは7ユーロで往路より少しだけ何故か安いです。
-
宿に戻る頃には真っ暗。
-
半地下のバー・レストランで代わり映えのない夕食を食べます。お酒込みで8.7ユーロ。
-
結局4時間位居座らせてもらいましたが、終始嫌な顔ひとつされず、暖かくて、電源とWiFiも使えてとっても便利でした。いよいよサラエボ行きのバスを待ちます。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
-
ホテル エヴロパ
3.28
この旅行で行ったグルメ・レストラン
コトル(モンテネグロ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
コトル(モンテネグロ) の人気ホテル
モンテネグロで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
モンテネグロ最安
765円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
61