NZの田舎町を歩く （買い物編）

2016/07/10 - 2016/07/18

NZの店先で売られているものを眺めると、日本との違いにいろいろと気づきます。

エリア その他の都市(ニュージーランド)

基本的には日本のスーパーも海外のスーパーも同じですが、やはり品揃えやサイズは国によって、地域によって様々です。

酪農国NZ。
まずはミルクのコーナーから。
このスペースの広さ。そして大きさや種類の多いこと。

これが標準サイズ（3リットル）。

Zero-lacto とは「ラクトースフリー」のこと。
乳糖を含まず、お腹がゴロゴロする人向け。
他にもプロテインやビタミンを加えたり、カルシウム増強したミルクなどなど。

チーズも豊富です。

こんなブロックタイプのものから...

バッファローのモッツァレラ...

カットタイプのブリーや...

...すぐにワインのお供になるカマンベールまで。
さすがにチーズはどれも美味！

NZのバターは日本が品薄になると非常措置的に輸出される。

ヨーグルトは日本でもよく見かけるフルーツタイプのものが主流。

ホーキーポーキー。
アイスクリーム消費世界一のNZでとくに有名なフレーバー。
粒上のカリカリのキャラメルがトッピングされている。

冷凍食品が充実しているのはNZも同じ。

チップスはどこでも山積み。

食パンだけでライ麦、セサミ入りなど種類が豊富ですが、日本の食パンのような柔らかくフカフカタイプとは食感は異なります。

サイズも日本よりも大きく、これでwhole bread。

パンはほとんどがサンドウィッチ用。
中に挟むのはチーズ、ハムなどが定番。

定番のオレンジのとなりには...

キウィドリンク！

Lemon & Paeroa、略してL&Pは知らない人がいない炭酸飲料。
レモンスカッシュのような味。

ミネラルウォーターのペットボトルですが...

家庭用（オフィス用）の特大サイズ（15リットル）。

ライオンレッドはオークランドの地ビール。

スパイツは南島のエール。
NZにしかないのが残念なほど特徴的な味。

マイクロブリューワリーのクラフトビールもあります。

驚きはクラフトビールの量り売り。

タップからそのまま注げます。

ワインが充実しているのもNZ。
箱入りの4リットルカスクはカジュアルなスタイル。

精肉コーナーにはスライスだけでなく、用途に応じたこんな固まりも。
Beef Corned Silverside という表示。
corned は粗塩で塩漬けにされた、という意味。silversideはももの外側の部位。

お湯でゆでた後にスライスし、ソースをかけていただきます。

NZといえばラム。
ラムシャンクとは仔羊のすね肉。煮込み用です。

こちらはラムチョップ。

ステーキ肉の相場はフィレ肉でキロ30ドル（2500円）。

NZで楽しめるのがヴェニソン（鹿肉）。
赤身で脂身が少なく美味。

強い抗菌作用で知られるマヌカハニー。

抗菌の強さや等級によって価格はまちまち。

同じ棚にパンのスプレッドがずらり。

ごぞんじベジマイトだけでなく、似たフレーバーのマーマイト。

さらにOur Mate?

スナックの量り売り (bulk)コーナー。

Cookie TimeはNZでお馴染みのチョコチップクッキー。

NZ航空の機内でも楽しめます。

こんな田舎町のスーパーにも、しっかりとジャパニーズ！

青果のコーナーで日本の野菜や果物と比べてみましょう。

洋ナシ。
黄緑色のboscを褐色にしたのが、このbeurre bosc種。

赤くて芋虫のような形が特徴のヤム芋。ペルーから移民によってNZへ持ち込まれたらしい。
マヌカハニーと一緒にオーブンで焼いたものを食べたことがありますが、シャキシャキした食感で美味しい。

beetroot（ビートルート）。サラダやサンドウェ一チに入っている、赤紫のピクルスがこれ。赤カブ、といわれますが、かぶとはちょっと違います。
赤い色素はアントシアニンではなくて、ベタシアニンと言って、強い抗酸化作用があるそうです。

タロイモ。サツマイモに似た食感です。パシフィック系の人たちはこれを丸焼きにして食べます。（ウィークエンドマーケットの出店で食べたことがあります）

swede（スウィード）はキャベツとカブを掛け合わせて作られた野菜です。皮を剥くと黄色い色をしており、カブより甘みがあります。歯応えはカブに似ています。

この、ひょうたん型の野菜はバターナッツというパンプキン。
表面は緑色ではありませんが、中は黄色。かぼちゃのスープにしたりします。

kumara（クマラ）もNZ特有の芋。
さつまいもによく似ていて、惣菜のサラダに入っているのをよく食べました。
甘くて美味しいです。

日本の夏にやってくるNZ産のりんご。

芽キャベツの様な外見ですが、実は「ケール」の仲間で食感や味は異なります。茹でるとやわらかく甘みが強いのが特徴です。

swedeの奥にあるのがparsnip。白くて細長いにんじんです。

アメリカではズッキーニと呼ばれています。

leek（長ネギ）は日本のものよりも香り、苦みともに柔らかい印象です。

フェンネルは葉っぱをハーブとしても使います。

タマリロ (tamarillo)は別名「木トマト」。
キウィほどの大きさで、木になる実です。

こちらが本場のキウィ。

文房具のコーナーを見てみましょう。

NZの文房具はどれもまず値段の高さにびっくり。

こんなノートが一冊千円近くします。

軽く日本の倍以上の値段。

日本の者以外は品質がかなり劣ります。

家のことならほとんど自分でやってしまうキウィハズバンド。
DIYのコーナーの充実ぶりも、見飽きません。

こちらはBBQセット。
日常的なアクティビティのため、種類も豊富。

なかなか日本じゃ見かけません。

芝の手入れもマストです。
芝刈り機もいろいろなタイプが。

こんな道具があるんだ、これ何に使うの？
歩きながら見ているだけで楽しめます。

エスキーは保冷容器の代名詞。
夏のピクニックの必需品です。

スーパー見学歩きはひとまずここまで。