2010/10/19 - 2010/10/31
28位(同エリア114件中)
ANZdrifterさん
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◆到着日、機中一泊したので二日目
オークランドの検疫でスーツケースの中身を全部机の上に並べられて「これは何?」「耳掻き」なんてやり取りに2時間。最後に「間違いでした。ソリー」といわれて解放されました。なぜか「bio-security」の疑問だったそうで、スーツケースの中のスリッパの裏に泥が付いていないかなどまで調べられました。隣ではワニ皮製品を多数持ち込んだ中国人が税関につかまっていました。
乗り換え時間がないとか、南アジアには行ってないとか、土壌・農場に関係ないとか言えばフリーパスだったとおもいますが、乗り換えの時間つぶしになりました。なお、表紙の写真はインヴァーカーギルの水道タワーです。
昼ころの飛行機に乗ってクイーンスタウンに2時半着。春10月なのに通勤者はダウンコートを着ていました。老人ゆえ一泊します。
今回の宿はバス停に近くて、安くて、評判が良い宿という条件でCaples Court Motelに一泊しました。こちらは良い宿で正解でした。数年前に、チェックインしたらあまりにも悪いので、3時間で1日分払って宿を替った Four Season の隣でした。
翌朝の Invervargill(インバーカーゴと聞こえる)行きバス停を確認してから、町を歩きました。黄色のバス以外は Athol St.を40mほど東側に入った、リカーショップの角を入ったところにとまるようになりました。
町は中国語がふえて、日本食堂は全滅状態でした。
◆3日目
全国区のバスの Inter City Coachを予約しましたが、来たのは City ConeXionというミニバスでした。時刻表では8時45分発ですが8時30分に発車しました。予定時刻の15分前には停留所に来ること、と指定するのはこういうことがあるからなのでしょう。途中のKingstonと Lamsdenには公衆トイレがあるので運転手にたのめば止まってくれます。
インバーカーギルには昼ころ到着しました。
今回の宿はTower Lodge Motelです。これ以上の親切はないという評判の宿で、オバサンは大声で元気いっぱいの元看護婦。ここは平屋建てですがモーテル・アパートは二階建てよりも平屋が快適です。
宿から歩いて10分以内にスーパーマーケットが2軒あり、市庁舎の向かい側にはレジ袋が黄色の安売りスーパー Pack & Saveも進出していました。この町は景気も元気もいい。
ひいきにしていたキム女史のスシバーは、Tay St.から繁華街のKelvin St.に昇格移転したが、メニューが韓国風で豊富になったけれどスシの味は落ちたし、いなり寿司がなくなっていた。
和食の「ぼんさい」は名前も内装もそのままで、壁には日本地図まで貼ってあるが、中国人の経営に変わっていた。味は鮭の刺身など生臭くてどうにもならない。観光案内所では衛生注意のお知らせがありました。枡酒の枡は乾いていて、こぼしたことが無いらしい。(酒飲みは解りますよね!)
◆4日目
Southern Scenic Rout を通っていたバス会社が廃業したので、インバーカーギルからリヴァトン(Riverton)に行くには週5便の貨客バスしかない。 インバーカーギルの案内所で Riverton Freight & Passenger Serviceという貨客バスを教えてもらって、宿まで迎えに来るようオバサンが電話してくれた。
人口1900人と小さい町だが、スーパーマーケットもある美しい町なので、退職転入者がおおく、人気も家賃も高くて「ニュージランドのリビエラとも言われている」そうです!?
昔は捕鯨と金鉱業の町で、今は貝細工と退職者の町。博物館と貝細工の店はお奨め。食事は一軒だけのカフェか、チップ&チキン(高いがブラフオイスターのフライもある)しかない。(旅行記は別項)
◆5日目
インヴァーカーギル市内をのんびり歩き回った。
◆6日目
案内所 i-siteで旅程変更。次の町の宿のキャンセルと予約などを頼んだが、退職まじかのJoyce女史が嫌がらずに手続きをしてくれた。
隣の博物館で、幼生時代には目が三つある恐竜の末裔トゥアタラを見る。自然繁殖に成功して各地の無人島に放し、そこでも繁殖しているのは素晴らしいことだと思います。
ついでにクイーンスパークで花盛りの石楠花やエンレイソウをみる。
◆7日目
10時半のバスでGore・ゴアに移動(旅行記は別稿)。昼前に到着。インヴァーカーギルからこの町に入ると最初の看板がマクドナルドで、つづいて昔からの商店街や煉瓦造りのアートギャラリーがある。バスは国道の三叉路にある Heritage Centreに停まる。案内所i-siteもここにある。
この三叉路で、警察・裁判所・博物館・公園のブロックと、商店街・デパートのブロック、スーパーや住宅などのブロックが分かれている。
公園には巨大な鱒の像があり、Capital of Brown Trout Fishingと称している。隣にはギターの形の碑があり Capital of Country Musicだそうで、ミュジシャンの手形が並んでいる。
食事はこのあたりが中心で、スペイツビールの Ale House(ビヤホール)で食事もできる。タイ料理、インド料理、中華料理などがあり持ち帰り可能。
この町は総じて農業のサービスタウンなので地味だが親切な人が多い。
インタナショナル・キャッシュカードでATMからお金を引き出すのにまごまごしていたら、数メートル離れていた次の人が「暗証番号を入れて」とか「カードを抜いて」とか応援してくれた。
この町には日本人がいないので、日本の高校生がホームステイしたら1年で英語が上達したと聞いた。たしかに英語を学ぶには良いかもしれない。
オリンピック級の設備のスポーツセンタもあるので、日本の夏にカーリングの合宿をするには良いかもしれない。物価も宿も安い。
◆8日目と9日目
町を歩き回った。ホームセンターの「ミトレ10」もあるので家庭用品・生活用品が面白い。
春と夏は風が強いとのことで、樹木の先が一定方向に曲がっている。高緯度の「Beyond the 40 degree」で、南極暴風圏に相当するので仕方ない。
有名な「密造酒博物館」(Moonshine Museum)は入場料は$5で、禁酒法時代をつたえている。復元した密造酒を少し味見させてくれる。ハイランドウィスキーらしい薄い色で、味はシャープでカティサークECに似ていた。
◆10日目
1日1本のテアナウ行きのバスが4時半なので、宿で読書して過ごし、宿の車でバス停まで送ってもらう。
テアナウでは、前に2週間滞在した Canpbell Autolodgeを予約したが、設備はそのままでも経営者が変わっていた。名前も フィヨルドランド・レイクビュウだった。
スーパーマーケットでは、中国人観光客が多くなっていた。
◆11日目
町歩きですごす。カモメを30羽くらい引き連れたニコニコしたオジサンが自転車を止めて話しかけてきた。「コイツらは私が何を持っているか知ってるんだよ」とレジ袋をあけてなかのハンバーグやサンドイッチを見せてくれた。横の広い公園ですこしずつちぎって投げるとカモメが数匹ずつのグループで奪い合いして食べていた。
World Capital of Trampinngと称するこの町では、登山用の靴下などアウトドア衣類の買い物がお奨め。丈夫だし安い。
自然保護の Department of Conservationの事務所近くで、上智大学OBが経営していたコロミコ・トレックというトレッキング会社は撤退していた。
Wildlife Centreでバードウォッチングの英国人と一緒にタカヘなどを見る。
◆12日目
迎えに来たバスでクイーンスタウン空港。オークランドに5時着。何回も泊まったAirport B & Bに迎えに来てもらって一泊。オバサンは相変わらず元気が良い。応援に来ている若い女性はやや事務的で優しさにかける。
◆ニュージランド 13日目
以前は片道だけ無料だった送迎車が、往復が無料になっていた。NZ99便は9時15分発なので7時に宿を出発。ところが日本からの到着が遅れたので2時間近くおくれて出発し、1時間遅れで成田に到着した。
ともあれ、予定変更は多かったが、何事もなく、平凡な日々を楽しくすごした旅でした。
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- 交通手段
- 高速・路線バス
- 航空会社
- ニューギニア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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クイーンスタウンの Athol Streetにあるバス停。黄色のバス以外は全部ここから出発する。
後方の山に登るロープウエイのルートが見える。 -
歴史建造物の水道タワーの向かい側にあるタワーロッジモーテル。
インヴァーカーギルでは親切で有名な宿。泊まったのは写真の左端の部屋。 -
現生する唯一の恐竜の子孫トゥアタラ。ダイノザウルスの直系の子孫だそうです。
インヴァーカーギルの博物館で繁殖に成功して各地に分家して、今では無人島でも自然繁殖しているという。 -
インヴァーカーギル市庁舎。
この向かい側に黄色のレジ袋で有名な安売りスーパーが進出していた。
香りが抜群で、土産に好適なオーストラリア産のネスカフェクラシックが安くて 日本人が1キロも購入していた。 -
インヴァーカーギルの歴史建造物、ステーションホテル。素晴らしくきれいなホテルですが、中は見ていません。
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リバトンの町の新興住宅地は海に近い川沿いに作られている。
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新興住宅地を眺める展望台が博物館の近くの川べりに作られている。
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ゴアといえばマス釣りで、この町は世界のマス釣りの首都と称している。
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有名な密造酒(Moonshine)博物館。製法を復元したとかで、ドクロ印のウイスキーを売っていた。ハイランド風の色が薄くて香りが良いウイスキーだった。
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テアナウの目抜き通りを湖側からみた。
商店街は約400m続いている。左の店がアウトドアの店で安売りをしていた。 -
2回泊まって、合計16泊した湖畔の景色がすばらしい宿。
ケプラートラックを拓いた一家が経営していたが、現在は別の資本となって、名前も Campbell Autolodgeから Fiorldland Lakeview となっていた。
設備に手を加えているところだったので、庭の手入れなどがおろそかになっていた。
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