2016/11/20 - 2016/12/08
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放浪(多)さん
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社会人になり間もなく10年。
もうそんなに長期休みが取れないかもしれない、長期で海外に行く旅に出る機会はないかもしれない。
そんな思いから今回の約3週間にもわたる旅のプランニングがスタートした。
9月頭に、とりあえずフランクフルト往復のファーストクラスの特典航空券を抑える。
フランクフルトからならどこにでも飛べるだろう。実際そこから先の選択肢はたくさんあった。
【プラン1】シチリア島⇒アンダルシア⇒ポルトガル
【プラン2】ペルー⇒ボリビア⇒ウユニ塩湖
【プラン3】アウシュビッツ⇒キューバ周遊
どれも自分にとって非常に魅力的だったけど、往復ファーストクラスで使うマイルがなんかもったいなくなり始めてきてしまう。貧乏性発症(笑)
今一度ルートやら行きたいところやらを練り直し、特典航空券の空き状況など様々な状況を精査し、10月に入ってから改めて予約を取り直す。
往路ファーストクラス、復路はビジネスクラスでANA最長路線であるワシントンD.C路線を利用することにした。
ワシントンからは中米やカリブ海へのフライトの選択肢も豊富だ。
色々と行きたい場所をリストアップ。アメリカとの国交を回復したキューバは外せない。せっかくカリブ海へ行くならセントマーティン島は外せない。
SkyScanarを駆使して出来上がったのがこんな行程だった。
11/20[NRT]10:40⇒09:15[IAD]15:33⇒20:38[PTY]
NH2便(12h35m)B773 CM305便(5h05m)B738
11/21パナマにて扁桃腺炎でダウン
11/22パナマシティ観光
11/23[PTY]09:32⇒12:10[HAV]15:40⇒17:05[SCU]
CM322便(2h38m)B738 CU986便(1h25m)Ant-158
11/24サンティアゴ・デ・クーバ観光
11/25サンティアゴ・デ・クーバ観光
11/26サンティアゴ・デ・クーバ観光
11/27[サンティアゴ・デ・クーバ]06:30…>14:20[カマグエイ]
11/28カマグエイ観光
11/29[カマグエイ]06:30…>16:10[ハバナ]
11/30ハバナ観光
12/1[HAV]06:20⇒06:55[GER]17:30⇒18:05[HAV]
CU800便(35m)ATR42 CU805便(35m)ATR42
廃墟プレシディオ モデロ刑務所観光
12/2ハバナ観光 [HAV]17:30⇒20:19[PTY]
CM437便(2h49m)B738
12/3[PTY]07:25⇒11:26[SXM]
CM134便(3h1m)B738
12/4シントマーティン観光
12/5シントマーティン観光
12/6[SXM]12:21⇒14:47[PTY]19:08⇒00:08[IAD]
CM133便(3h26m)B738 CM488便(5h)B738
12/7[IAD]10:55⇒15:15[NRT]
NH1便(14h20m)B773
- 旅行の満足度
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 飛行機
- 航空会社
- コパ航空 ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
待ちに待った出発の日。
このファーストクラス利用者、ダイヤモンド会員のみ利用することができるZカウンターへ。
ANAのチェックイン自体は7時からだがこのカウンターは7時30分にオープン。成田空港第1ターミナル 空港
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7時30分になり中に入りチェックイン手続きを行う。
専任のグランドホステスの方がチェックインをしてくださる。荷物はパナマまでスルーで預けることができないため、一度ワシントンでピックアップする必要がある。
タグ自体はパナマまで。成田空港第1ターミナル 空港
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ラウンジ巡りスタート!!
搭乗ゲートは第5サテライトなのでまずは時間のあるうちにUAラウンジへ。
普段は3階のラウンジだが、今回はファーストクラス利用なので4階へ。ユナイテッド クラブ ラウンジ (成田空港) 空港ラウンジ
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カウンターで「4階は誰もいませんのでご用の際はこちらまで」と言われた意味が分かった。
この時間UAのフライトがないため、4階のファーストクラスラウンジは貸切!!
食事はほとんど用意されていなかった(汗)ユナイテッド クラブ ラウンジ (成田空港) 空港ラウンジ
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ユナイテッド航空のラウンジからデルタ航空のジャンボジェットをパシャリ。
この光景が成田で見ることができるのも残りわずかだ。ユナイテッド クラブ ラウンジ (成田空港) 空港ラウンジ
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こんなにゆっくりラウンジを撮影する機会はなかなかない。
ファーストクラスラウンジはスペース的にもゆとりがある。ユナイテッド クラブ ラウンジ (成田空港) 空港ラウンジ
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ほとんど何もなかったUAラウンジを後にして第5サテライトのANAのラウンジへ。
今日は右側のスイートラウンジへ。成田空港国際線 ANAラウンジ 第5サテライト 空港ラウンジ
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中に入るとコンシェルジュの方が座席までご案内して下さる。
普段ラウンジでもそうしたサービスを受けていないのでなんか不思議な感じだ。成田空港国際線 ANAラウンジ 第5サテライト 空港ラウンジ
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『お飲み物は何にされますか』そんなこと言われなれていないので、とりあえずビールと答えてしまう。本当はシャンパーンと答えたかったんだけど・・・。
貧乏人にはなかなかこういうサービスは慣れません(笑)成田空港国際線 ANAラウンジ 第5サテライト 空港ラウンジ
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ラウンジが空いているうちにラウンジ探検を。
とりあえず一周回ってみたけど、ANAラウンジとそこまで違いはないような気が。
一人当たりのスペースで考えれば余裕はあるようにも。成田空港国際線 ANAラウンジ 第5サテライト 空港ラウンジ
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ANAラウンジとの決定的な違いはこの食事。
お酒に合いそうな様々な軽食が並んでいる。ここから好きなものを取ってビールと一緒にいただくことにする成田空港国際線 ANAラウンジ 第5サテライト 空港ラウンジ
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これから約3週間和食を味わうことができないので、カツオのたたきや玉子焼き、鯵の南蛮漬け、お浸しなど和食をメインにいただく。
大好きな飛行機を眺めながらのこの時間は旅の出発前の気分を盛り上げてくれる。成田空港国際線 ANAラウンジ 第5サテライト 空港ラウンジ
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意を決してシャンパンのCOLLETをいただく。飲みやすくておいしかった。
この後KRUGも待っているので、あまり飲みすぎないようにしないといない。成田空港国際線 ANAラウンジ 第5サテライト 空港ラウンジ
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10時10分のボーディング開始を前にして、指定された53番ゲートへ向かう。
今日はファーストクラスレーンからの優先搭乗だ。成田空港第1ターミナル 空港
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運命の分かれ道。
ファーストクラス利用者のみ許される左のボーディングブリッジへ。成田空港第1ターミナル 空港
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前日のWebチェックインの際に指定することができた念願の1A席へ。
飛行機の中とは思えないほどの重厚な座席。成田空港第1ターミナル 空港
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少し顔を出してみると機内はこんな感じの雰囲気。
この日のフライトは8席中自分を含め3席しか埋まっていなかったので、ゆったりとしたファーストクラスの旅を満喫することができた。 -
機内とは思えないほど大きな画面。
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ウェルカムドリンクのスパークリングワインをいただく。
ビジネスクラスとは異なり、しっかりとガラスのグラスで提供される。以前利用したときはビジネスでもガラスのグラスだったのに、8月に利用したときはプラスティックのグラスに変わっていた。 -
離陸後配布されたメニュー。ちゃんとしたブックケースに入ってサーブされる。
乗る前からメニューは何度かホームページなどで見ていたけど、なかなか決めることができない。 -
念願のKRUGをいただく。
他の方の投稿などで事前学習をしていた通り、ワイングラスで飲むかシャンパングラスで飲むかの選択が。まずはKRUGの香りを楽しむためにワイングラスで。
ワイングラス一杯に香が広がりる。シャンパンでこんなに香りを楽しみながらいただいたことがあっただろうか。グラスの中の香が、口の中にも一気に広がっていく。 -
アミューズは『ホタテ貝と青さ海苔の柚子胡椒風味』『穴子八幡巻』『スモークサーモントラウトのムース ブロッコリー風味』『ソフトドライビーフと紅芯大根のロール仕立て』の4種類。
KRUGとよく合います。 -
色々と写真を撮っていると、CAさんがわざわざボトルをテーブルの上においてくださった。ファーストクラスに乗っているときにこうやって写真を撮る人は多いんだろうな。
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和食か洋食か迷い、和食を選択。
先附『青利烏賊、ほや塩辛』、そして前菜の『生雲丹塩蒸し、鮑柔らか煮、車海老子袖寿司、牛肉葱照り焼き、無花果ぶどう煮』
下手な旅館の会席料理よりは圧倒的においしい。 -
続いてお椀は『白胡麻豆腐 焼松茸』だった。
しっかりとだしも効いている。 -
お造りは『鯛重ね造り 唐墨挟み』
これはちょっと微妙だったかな。機内でお刺身を出すというのは少し無理があるのかもしれない。 -
メインディッシュは無理を言って和食のものではなく洋食の『島根県産甘鯛に鮑のソテーを添えて 春菊のピューレソース オリーブの香り』をお願いする。
これがとてもお美味しかった。アマダイの上品な味に春菊のソースがよかった。鮑も柔らかかかった。 -
おなかもいっぱいになってきたところで炊き合わせの『鰊と茄子煮合わせ』が運ばれてくる。
まだメインをいただいてるところだったので、もう少し待ってくれてもよかったのかな。 -
炊き合わせと一緒に出された『干し舞茸、子持ち昆布、タラバ蟹』
日本酒と会いそうな一品だった。 -
おなかはもう一杯だったけど、ファーストクラスの旅を満喫するために、まずはチーズをオーダー。美しく盛られたチーズがきれいだ。
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チーズに合わせるためにお願いしたのはポートワイン。
以前、エアカナダのビジネスを利用した際に食後にいただいたこの組み合わせが非常に良かった。今回のポートワインもおいしい。 -
ポートワインを飲みほしたところで、「ファーストクラスでしか飲めないものをお持ちしましょうか」という風に言われたので、一人前にもヘネシーをオーダー。
普段こんなもの飲めないので味の良しあしはあまりわからず。そうはいっても香とかはよかったですね。 -
食後は映画を見たり、少し睡眠をとったりしながらまったりと過ごし、到着前に吉兆プロデュースの鯛茶漬けをいただく。そんなにおなかが空いていたわけではないけど、このザ・日本食という味わいが胃に優しかった。
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本当はもっといろいろと食べてみたかったけど、意外と食べられず、お茶漬けの後は締めのデザートをいただき12時間35分のフライトを終える。
初めてのファーストクラス、確かにソフト面もハード面も大変すばらしいのだが、一般庶民の自分にはビジネスクラスで十分だなというのが正直な感想だった。一生に1回の贅沢だ。 -
到着後、アメリカの入国手続きを済ませ、その後スーツケースを再度預ける。
このタイミングで荷物の整理が再度できるので、成田などで購入したものをスーツケースに入れることができるのはありがたい。
手荷物検査を済ませ、無人の列車に乗車し指定されたターミナルへ移動。
ANAのスタッフの方からトルコ航空のラウンジを進められるも、まずはルフトハンザのラウンジへ。
おいしいドイツビールを味わいたいですね!!ワシントン ダレス国際空港 (IAD) 空港
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ANAのフライトの前は少し混んでいたものの、搭乗案内が終わるとともに、ラウンジ内はガラガラに。完全に貸切状態でルフトハンザのラウンジを満喫することができた。
ワシントン ダレス国際空港 (IAD) 空港
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こちらが食事のコーナー。
朝食のパンなどしかなく、お昼になってもメニューが変わることはなかった。ワシントン ダレス国際空港 (IAD) 空港
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次のフライトまでまだ時間があるのでラウンジ巡りをスタート。
ルフトハンザのラウンジを後にして新しくできたばかりのトルコ航空のラウンジへ。
イスタンブールのラウンジの食事のクオリティーが高く大好きなラウンジだ。ワシントン ダレス国際空港 (IAD) 空港
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先ほどとは違い、ホットミールやコールドミールが充実している。
朝食と、昼食でもメニューがしっかり入れ替わっていた。ワシントン ダレス国際空港 (IAD) 空港
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アルコールのコーナーはエプロンを前にして右奥に。
トイレやシャワーを抜けた奥にあるため少しわかりづらいかもしれない。
スタッフにオーダーするとビールやワインだけでなくジントニックなどのカクテルも作ってくれる。ワシントン ダレス国際空港 (IAD) 空港
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日本から長時間お世話になったB777-300ERを見送る。
次にお目にかかるのは約3週間後になる。ワシントン ダレス国際空港 (IAD) 空港
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お昼前になると食事が昼食のメニューに切り替わる。
ワシントンに居ながらにしてトルコ料理のホットミールをいただくことができる。ワシントン ダレス国際空港 (IAD) 空港
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昼食のホットミールをいただく。
やっぱりトルコ航空のラウンジの食事は秀逸だと思う。
ワシントンDCでラウンジを使うならトルコ航空のラウンジが一番だと思う。ANAが利用する搭乗ゲートもすぐ脇にある。ワシントン ダレス国際空港 (IAD) 空港
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これからお世話になるコパ航空のタイをパシャリ。
どこからどう見てもユナイテッド航空の機体のマイナーチェンジ版。
新しくなったウィングレットがかっこいい。ワシントン ダレス国際空港 (IAD) 空港
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搭乗ゲート近くで偶然見つけたパナマの国旗。
これから目指す異国の地への希望が膨らむ。ワシントン ダレス国際空港 (IAD) 空港
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コパ航空はいつもこのA19ゲートを使用しているようだった。
ワシントン ダレス国際空港 (IAD) 空港
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今回はコパ航空の入札制度を利用してビジネスクラスにアップグレード。体調が悪かったし、ちょうどよかったかもしれない。
ワシントン ダレス国際空港 (IAD) 空港
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少しウトウトしていたものの、機内食のタイミングになるとしっかり目を覚ます。
サーモンは塩っ気が少しきつかったが全体的に満足のいく前菜だった。 -
メインはチキンにチーズをのせて焼いたもの。
非常においしかったけど、体調が悪く一口しか食べることができず。
旅の前日に深酒をするのはよくないですね。 -
今回のフライトルートはこんな感じでした。
アメリカを出てキューバ上空を通過し中米のパナマへ向かう。 -
パナマシティーの空港では1時間ほど入国に時間を要す。
そこからタクシーの交渉をして20分ほどでホテルへ。
通常30ドルらしいが、カナダ人の方とカーリフトし20ドルに負けてもらう。
Booking.comで1泊4000円で予約したHotel Ojos Del Rio。
広さも十分あるし、清潔感も保たれているので男一人旅では十分すぎる内容の客室だった。 -
バスルームも非常にきれい。
換気があまり良くなかったのは仕方がないのかもしれない。それ以外はとてもよかった。
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