一生に一度は見たいねと、船好きの友人とイエローナイフへオーロラを見にいく。　<br />ついでにアラスカクルーズも。<br /><br />Nanook Aurora Tours のガイド、Oさんが撮った写真を使用させてもらっている。<br />（ナヌックはイヌイットの言葉でシロクマのこと）

一生に一度は見たいオーロラ

7いいね！

2013/09/15 - 2013/09/18

276位(同エリア452件中)

エリア

イエローナイフ(カナダ)

旅行の満足度: 5.0

同行者: 友人

一人あたり費用: 30万円 - 50万円

交通手段: 飛行機

台風のため経由地カルガリーへは１時間遅れ、係員に走れと言われて急ぐ。イエローナイフ行きの飛行機は待っていた。

写真は、イエローナイフ空港の預け荷物受取所 (Baggage claim) 。

空港から、ホテルを回るミニバスに乗る。
夕食は、持って行った（肉類を含まない）インスタント麺。
街中の便利なところにあるホテル。
建物内に小さなショッピングセンターがある。

旅行前に、オーロラを見るためにはどこでいつ見るかを検討した。
イエローナイフなら、３日いれば１回は見られるようだ。また、夏（９月）でもオーロラは見られるそうで、重装備もいらない。（といいつつ、靴に入れるカイロも用意したが。）
現地ツアーは有名なオーロラビレッジではなく、個人のツアーにする。オーロラ情報局 (canadaauroranetwork.com) さんでたくさんの情報をいただいた。
とても運のいいことに１日目からオーローラ出現、しかも長く大きく変化する（プレイクアップに近い？）オーローラだった。

写真では幻想的な緑色だが、（わたしの）肉眼では白く、薄い雲のような感じ。
雲と違うのは、星の光が見えていること。
雲が一筋流れてきたと思うと、二筋三筋になり、カーテン状から大きくうねって渦のようになる。
地上に近い端に、緑やピンクの光がキラキラ走る。
オーローラが動ききらめくさまは、直接見ないとわからないと思う。すごい。
夏ならではの、逆さオーロラ（reflection) が美しい。
２日目、昼過ぎに起きて街を散策。
博物館 (Prince of Wales Northern Heritage Centre) へ行く。
剥製でノースウェスト準州の生態系を展示してある。イヌイットが使っていた大きな舟ははじめて見た。出口に寄付を入れる箱がある。
博物館から湖を見てぶらぶらと歩く。
ノースウェスト準州の Community の旗が並んでいる。
観光案内所 (Northern Frontier Visitors Center) へ行く。
ここで、ピンバッジがもらえるそうだ。

イエローナイフの歴史（金とダイヤモンドの街）や、剥製の展示など、ちょっとした博物館だ。土産物も置いてあり、逆さオーロラの写真がついたキーホルダーを買った。

帰りにスーパー (YK center 内の Extra Foods) で食料を買い込む。
幅２センチのピンバッジ、採掘に使っていた銅のナイフが街名の由来だそうだ。（鉄製だと火花が出て危険なので。）

オーロラを見に連れて行ってもらうのは、Nanook Aurora Tours さん。オーロラに魅せられた日本人Oさんが一人でガイドをしている。Oさん運転の車で、オーロラを追いかけるスタイル、一晩100カナダドルくらい。
２日目の夜、一面の曇り空。雲なので星は見えない、写真は満月、写真だと昼間のように見える。
本格的な撮影機材を持っていく人もいるが、写真はプロに任せて見るだけにしようと決めていた。（写真データは有料で貰える。）
雲の切れ間を狙って移動するが、今日は見ることができなかった。ティータイムの（O夫人手作り）ケーキがおいしかった。
３日目、午後からの散策。
州立法議事堂、議会が開かれるときに使われる職杖が展示されている。古い方は一角獣の角（牙？）でできていた。
議事堂には大きなシロクマの毛皮が敷いてある。

帰りに本屋で絵葉書を買い、郵便局で出す、６セント。
３日目の夜。
今夜も曇り空、昨日から参加の青年がへこんでいる。
Oさんは、オーロラが出ると言う。（確信しているようにみえた。）
４時近くまで粘って移動し、規模は小さいながら色のきれいなオーロラを見る。青年も大喜びで撮影している。
私たちはレジャーシートを敷き、寝っ転がって最後のオーロラを楽しんだ。

朝６時の飛行機でバンクーバーへ移動予定だったので、ホテルで荷物をピックアップする。Oさんがチェックインまで付き添ってくれた。ありがとう、早く休んでね。

アラスカクルーズ編に続く。