年末 - 年始のオスロ - ベルゲン- フィヨルド観光 (3):新年のベルゲンへ移動

2016/12/29 - 2017/01/05

オスロからNorway Nats-in-a-shellを使ってフィヨルド観光に行こうと思っていたのですが、なんと年末年始は運休。1/2から再開なので、とりあえずベルゲンに飛んで世界遺産ブリッゲンを観光することにしました。

エリア ベルゲン(ノルウェー)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: スカンジナビア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ベルゲンからの帰りも同じホテルに泊まるので、ダメ元で「2日間預かってくれない？」と頼んだら大丈夫とのこと。スーツケース2個を預かってもらったので、荷物は機内持ち込みサイズのスーツケースが1個だけ。これから乗るのはLCCなので預け入れ荷物は別料金だし、必要ない荷物を抱えて歩くのも嫌だし。ダメならオスロ駅のコインロッカーに預けようと思っていたので正直嬉しかった。
混み方にもよるだろうけど、結構預かってくれるという話なので、試しに言ってみるのも良いと思う。

さて、そろそろ出発。オスロパスの残り時間でオスロ中央駅までトラムに乗って、オスロ空港に向かう。空港駅は、「oslo lufthavn」なので頭文字のoを指定して探そう。購入すると画面にホームと出発時間が表示されるので便利だ。

オスロ空港に到着。ホームに謎の矢印を発見！
なになに、人の家に長居をすると迷惑だからとっとと旅立てだって？
ほっとけ。
このホームには、他にも何箇所かアート作品があるとのこと。でも、この駅を使う人って急いでるような、、、、

SASのシャトル便でベルゲンに向かう。チケットはスカイスキャナーよりもOne Travelの方が安かった。
チェックインは自動チェックイン機を使う。カウンターでチェックインすると追加料金を取られるので注意しよう。
チェックイン機では、言語を選べるけど、日本語は残念ながら無い。英語を選んでおくのが無難か。
SASの予約時に発行された予約番号またはバーコードを要求してくるので、バーコードを読ませると、認証にパスポートを読み込ませるよう指示される。指示通りに入れても中々認証されなくてイライラするけど、周りを見ると、みんな何回か出し入れしてるので大丈夫。認証されると、搭乗者選択画面になるので、選択して発券。同時に3名まで発券できるらしい。
ちなみに、予約番号を入れたら2段階認証なしで発券できた。これが一番楽かも。

オスロを飛び立つと、下は雪原。予想到着時間は35分後。短かっ！水平飛行の時間はほとんどないので、トイレに行く場合は急いで。周りは新年の休みから帰る人たちで結構混んでいる。そして子供たちが走り回ってる。
カオスだ。

ノルウェーの西海岸に出ると、雪がほとんどない。ベルゲンはオスロよりも暖かいとは聞いていたけど、これほどとは思わなかった。
そろそろ着陸。
席は狭かったけど、Wifi使えたし（というか機内のエンターテイメントはwifi使って自分のデバイスで楽しみましょうというコストダウン）、バスだと思えば我慢できるレベルだ。

ベルゲン空港に到着。
トイレの表示が可愛い。バスの中にもちゃんとしたトイレがあるので、無理にいかなくても大丈夫。

新年なので、食べられる店は空いてないだろう。ということでここで昼食にする。さすがに空港なので、カフェも売店も開いてた。
トイレ内と売店(narvesen)前にボトルに給水できる蛇口があるので、売店でペットボトルを買った場合はリフィルするのがおすすめ。ノルウェーは水道水も美味しい。

ベルゲンの市内まではバス。SENTRUM行きに乗る。今回の宿は終点のブリッゲンにあるラディソンブル。バス停前で楽と言う話だ。直行便と経由便があるけど、バスは10分間隔なのに5分しか時間が変わらないので、前に来たバスに乗るのが結局早い。
バスのチケットは運転手からも買えるけど、PCまたはアプリで前売り券を買っておけば1人当たり30クローネ安くなる。また、ファミリーチケットを選べば、大人1人当たり子供（16歳未満！）1人が無料になる。ただし、PCのチケットは日付指定、アプリのチケットは購入後365日間使用可能だが、アクティベート後は2時間で切れる。また、データ通信ができなかったり、サーバーエラー時は使用できないので、PCで購入して置くのが安心かも。
バスは出発後すぐ高速道路（っぽい）道に入る。交差点はラウンドアバウトなので新鮮。日本でも導入されつつあるけど、交通量の多い日本の道で使えるんだろうか？

ベルゲン市内に入る。
まだ2時だけどそろそろ日が沈みそう。
建物の間からちらっと見えるのは「小ルンゲゴース湖」という8角形の湖、というか公園。

ブリッゲンが見えてきた。
セントラムで結構降りちゃったので、バスの中はガラガラ。
そろそろ終点だ。

ブリッゲンのバス停に到着。
目の前がラディソンブルホテルだ。右側がコンビニ、左側がレストランだ。
このまま建物の間を通り抜けてもホテルに入れるけど、正面玄関は左側に回ったところだ。

外は人通りもまばら。店も土産物屋が少し開いてるだけ。町側の博物館は開いていたけど、1人100クローネだったのでパス。日が差していて、気温はプラスだけど寒々とした雰囲気だ。写真だと暖かそうだけど。
コンビニはやってるみたいだから、後でコンビニで食料を買い込んでおこう。日本と違ってビールを買ったりできないのが残念だ。ビールはスーパーで売ってるけど、年末年始は販売禁止で、大体今日やってるスーパーも無さそうだ。

ブリッゲンの端から、車進入禁止の歩道をずっと進んで行けば右側に駅があるはずだ。スマホの地図を見ながら進んでいくと、上に架線があった。なんじゃこりゃと思っていたら、トロリーバスが走って行った。そんなものまであるんだ。まあ、普通の乗合バスだったけど。

山の方はまだ日が差しているので暖かそう（に見える）。
この山にはケーブルカーが走っていて、山頂からの眺めは素晴らしいという話だけど、これから行っても間に合わないだろうし、そもそも今日やってるんだろうか？

駅に到着。
中のコンビニはやってるみたいだけど、駅のドアには「out of order」の張り紙。なんと今日はこの辺運休なんだ！オスロ近郊は動いていたから、てっきりやってるもんだとばっかり思ってた。そりゃあ、周遊券が使えないはずだと納得。オスロから鉄道でくるのは、そもそも無理だったんだなあ。
とりあえず、コーヒーでも買って帰ろうかと思ったら、シロップのポンプが固まってて、コートにキャラメルシロップが飛び散ってしまった。コートは日本に帰ってくるまでキャラメルの香り、、、、
駅の向こうはバスターミナル＆ショッピングセンターだけど、予想通り今日は休みだった。

ホテルへの帰りはルートを変えて、小ルンゲゴース湖を回って帰ることにした。そろそろ日没なので寒くなってきた。見ての通り凍っていないし、まわりに水たまりもあるので、やはりこのへんは暖かいようだ。
帰り道は中心街を抜けてみたけど、Macとかコンビニ以外はほとんど閉まってるみたいだった。しかし、中華料理屋2軒は開いていて繁盛していた。さすがチャイナパワーだ。やってるのが中国人とは限らないけど。

ホテルに帰ってチェックインしようとしたら、まだ準備できていないとのこと。結局フロントで更に30分待った。やっとチェックインできてエレベーターに乗ったら、動かない？実は部屋のキーカードを読み込ませないと動かない仕様だった。エレベーターを降りたら、フロアはまだ掃除中だった。新年だし、人が少ないんだろうなあ。急がせてゴメン。ドアにはBusiness classと書かれている。そいうえば、フロントの人が「スペシャルルームですよ」と言ってた。部屋は3人で泊まれる部屋がファミリールームしかなかったので取ったのだけど、値段はそれほど変わらなかった気がする。シーズンオフだから安かったんだろうか？
部屋の中の備品は、冷蔵庫（自動計算らしいので取り出したりしないほうが無難）と湯沸かし、そして「無料の」エスプレッソメーカー！
バスルームにはバスタブもあるし、この部屋にして正解だった。
明日はいよいよフィヨルド観光だ。