香港ワンタン麺とアンコール遺跡

2015/11/21 - 2015/11/25

この10年位海外からは遠ざかっていました。パスポートも切れてましたし。最近はもっぱら国内旅行専門。なんとなく、また海外にも行きたい願望が湧き上がってきて。仕事もあまり休めないので、５日間で行ける所探してました。基本的に旅行の目的は、遺跡巡り、食べ歩き、町歩きです。本屋で立ち読みした旅行本で、一生に一度は訪れたい世界遺産の１位がアンコールワット。じゃあとりあえずアンコール遺跡。でも直行便はないから、どこかで乗り継ぎ。キャセイ航空が結構安く、しかも羽田発深夜便で時間も効率的に使える。香港乗り換えなら、百万ドルの夜景も見れるし、ワンタン麺も食えるということで、香港とアンコール遺跡５日間になりました。アジアに行くのはこれが初。ちょっと前の旅行なので記憶を辿りながら作成してます。

エリア シェムリアップ(カンボジア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 自転車 タクシー
• 航空会社: キャセイパシフィック航空 キャセイドラゴン航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

夜の羽田綺麗ですね。行きはドラゴン航空羽田01:30発、香港05:55着の深夜便。飛行機の中は寝るだけのつもりです。

でも、ほとんど寝れず香港到着。香港14:55発シュムリアップ16:30着便の乗り継ぎの間に香港半日観光。

初アジア。かなりワクワクです。一度預け荷物取り出し、半袖半ズボンになり（結構蒸し暑い）、再びシュムリアップ行きのチェックインで、荷物を預けちゃう。まず、空港でワンタン麺食いましたが、まあ、普通でした。水が異常にまずかった記憶しかありません。1dayパスを買い、エアポート快速で終点の香港島中央駅まで。歩いてフェリー乗り場に行き、香港島からスターフェリーに乗ってカオルーンまで。

この高いビル、夜のライトアップには凄い事になります。

とりあえずペニンシュラ本店を見る。

中のラウンジは凄い人でした。

街を歩いただけ。ネイザンロードをブラブラ。色んな人種が入り乱れ、看板も道路にせり出し、まさに香港。木がヤシの木やマングローブっぽくて独特の雰囲気。

足場が竹。さすが香港。

一路、シュムリアップへ。これが噂のスコールの雲でしょうか？

ビザは日本で事前にとっていたんで、スムーズに入国完了。でも、ほとんどの人が到着時にビザ申請してました。事前申請の必要はないかも。高いし。結局預け荷物待ちで待たされましたし。空港でバイクタクシーを手配し市内へ。バイクのお兄ちゃんが明日友達の結婚式があるから来ないか？と会って１０分もしないのに誘って来ました。断りましたが、ちょっと怖い（男でも。）明日１日観光案内してやるから、ホテルの前に迎えに来てやると言ってましたが、結局来ず。カンボジア人の適当さに後々も悩まされことになります。（結構そういう適当なのも嫌いじゃないです。）

これは多分パブストリート。
１日目はシュムリアップ到着が夕方で、ほぼ１日寝てないので、軽く食事して寝ることに。街中でロックラック（焼肉をレモン汁につけて食う）食いました。まあ普通でした。

ホテルRIVERSIDE HOTELからの眺め。3泊しました。ロックラック食ってホテルに戻ると勝手に部屋に入られてました。エアコン治してるんだとか。確かに部屋は変な匂いしてましたが。ちょっと不気味でした。若いお兄さん、やたらと触ってくるし。ちょっと怖かった。朝食が屋上のオープンスペースで食べれて気持ちよかったのが、このホテルの良かったところかな。

２日目
今日からが本番です。基本自転車をレンタルして近くの遺跡は回る予定です。朝からホテル近くでマウンテンバイクレンタル。パスポートを預けなくちゃいけないみたいですが、ちょっと怖かったので、日本の運転免許証で勘弁してもらいました。（返却時きちんと返してもらえましたが。）まず３日のパスを購入します。と、自転車を止めようとしたところ、鍵がない(T-T)。途中で落としたみたいです。で、また街に戻り鍵をもらってまた振り出しに戻る…。この時点でもうフラフラです。とにかく暑い。熱中症が心配なので、帽子を被り、水をがぶ飲みします。道路沿いに水を売る人は結構いるので、水が切れる心配はあまりなさそうです。

まずは、街から一番近いアンコールワット。

アンコールワット。

壁一面の彫刻が見事。ガイドさん頼むと色々説明してくれるみたいです。説明付きだと色々楽しめそうですが、たくさん見たいので自分で廻ります。みんなが触った所はテカテカ。

回廊。反時計回りに行くといいとか。

アンコールワットの裏側の方。

彫刻見てるだけで楽しい。全部見るのにどれくらいかかるんだろう？

テカテカ。

あの辺りに登ります。

上に登るのは結構急。

上からの眺め。とにかく汗だくです。

急。高所恐怖症ですが、あまり怖くはなかった。時間もお昼近くになり、お腹すいてきました。

SPEED。

この左の方に、おみやげ屋さんとかレストランがあります。そちらの方に行くと、幼稚園くらいの女の子が駆け寄って来てマグネットを$5で売りつけて来ます。英語と日本語で話しかけてくるんですが、さすがにマグネット$5は高いです。$1なら買うと言っても引き下がりません。結局、可愛くて$3くらいで買ったと思います。お金払ったら速攻消えました。いいビジネスマンに成れると思います。正直50円もしないようなものですが、今は冷蔵庫に貼って結構気に入ってます。

レストランでまたロックラック食いましたが、これが見事大当たりでした(T-T)。次の日から、熱と下痢がひどかったです。多分生焼けの牛肉だったと思います。揚げ物など、ちゃんと火を通してあるものにしておけばよかったんですが…。今日一日はそうなるとも知らず自転車で観光です。

アンコールワットからトムに行く途中。お猿さんも暑くてダラけてます。

アンコールワットから奥の方に行くとアンコールトム。

バイヨン。

いい顔してます。

お坊さんは観光でしょうか。修行か？

アンコールトム、バープオン。この辺りになると人はほとんどいません。

象のテラスとか見てタプロムに向かいます。この時点で３時くらい。

アンコールトムからタプロムに行く途中の遺跡と犬。地図で見るとCHAU SAY THEVODAというとこらしいです。こういうのが点々とあります。

途中のタケオ。まだ明るく暑い。水は大量に飲んでいるがそれ以上の汗。自転車移動を少し後悔し始める。多分、脱水症状にもなってたかも。

日も少し柔らかくなってきてます。

タプロム到着。この時点で薄暗くなって来てます。夕方近くでみんな帰った後なのかあまり人はいません。

月も出てきて、人もおらず、蝉の声だけが聞こえ、まさにロストの世界。いい雰囲気でした。

タプロムを出る頃にはほぼ真っ暗でした。ただ、ここからホテルまで自転車で…。自転車にはライトついてないし。google mapも使えないし。とりあえずiphoneのライトで照らしながら泣きながら帰りました。自転車乗ろうとしたところで、またマグネット買わされたし。途中迷子になったらしいロシア人に道を聞かれながら適当に答え、ホテルにたどり着きました。疲労困憊で、夜は何を食ったか全く記憶なし。OLD MARKETで何か食べて、お土産のスカーフとか虎の置物買ったかな。

３日目
朝からグロッキー。軽い吐き気と下痢、熱もあったと思います。それでもバンティスレイだけは見とこうと、トゥクトゥクを拾ってバンティスレイまで。一路バンティスレイに向かったのですが、運転手のおじさんに電話がかかってきて、多分昨日のお客さん。今日も来てくれみたいな話になり。じゃあ行く。みたいな話になり。でも、俺いるんですけど。おじさんの息子呼んだから、それに乗り換えてくれって事になりました。まあ、山の真ん中で置いてかれなかっただけ良しとします。

で、一路バンティスレイ。途中の道は舗装されておらずガタガタ。１時間ぐらいガタガタでぐったり。でも、道路沿いのお店とか家とか普段のカンボジア人の生活が垣間見れてよかったです。

バンティスレイ。

全体的に赤い。これは東洋のモナリザ。でも、ラフガイドにはこれ載ってなかった。多分日本のガイドブックだけ？だから欧米人は完全スルー。アジア人ぽい人達だけが、カメラでパシャパシャ。

モナリザに限らず彫刻が細部まで見事。

で、お昼前のこの頃、ダルさのピーク。なぜかしょっぱいものが食べたくて売店でレイズのポテトチップス購入（$5ぼったくり）。多分脱水症状だったと思う。トゥクトゥクのお兄さんにホテルに戻ってもらうようにお願い。本当は帰りがけにベンメリアとかも行きたかったけど、もう無理。
街に戻って、解熱剤を買って飲んで寝る。午後いっぱい寝たら、夕方には熱は下がったっぽい。下痢は続いているが。街中でパン買って来て、ホテルで食って寝て、体力回復。明日は動けると良いけど。

４日目
カンボジア最終日。３日のパスは買ってあるんで、朝焼けを見にアンコールワットへ。熱はかなり下がったみたい。でも、食欲はほぼなし。でも、せっかく来たので頑張って外出。往復の約束でトゥクトゥクを拾ってアンコールワットへ。でも、また運転手に電話がかかって来て親が帰ってこいというから帰るだと。帰りは適当にトゥクトゥク拾って帰れだと。なぜみんなこんなに適当なのか？日本にもこのくらい寛容な風土があってもいいと思うくらい。料金は半額の$5だけ払ってバイバイ。

5:50でこの人。

とりあえず、朝焼け見る。来てよかった。

欧米人はこういうの好きね。

帰りのトゥクトゥク拾えるか不安だったけど、出口は結構空きのトゥクトゥクがいて問題なし。ただ、足元見られて値段は若干高め$7。歩いては帰れないし。

トゥクトゥクでとりあえず街へ戻る。

ホテルに戻って、チェックアウトして、再度OLD MARKET散策して、10:00くらいにバイクタクシーで空港へ。ドラゴン航空シュムリアップ12:10発、香港15:45着。

ハスがキレイでした。

香港でこの旅行最後の１泊。BEST WESTERN PLUS。タダでアップグレードされた。カンボジア人の人懐こい感じから一転、香港は結局は中国。顔が無表情。このギャップがすごい。ホテルのフロントも、航空会社のカウンターも能面のよう。でも、香港で１万円くらいでこの部屋のクオリティーは大当たりかも。寝室別だし。

食欲ないので、セブンイレブンでカップ麺とヨーグルト買って部屋で軽く食べる。少し休んでビクトリアピークへ。２階建トラムに乗ってケーブルカー乗り場まで。だんだん暗くなって来ました。

ビクトリアピーク。凄い人。綺麗だけど、１回来たら十分かな。帰りのトラムは多分1時間待ちとか。あまり食欲もなかったけど、ビクトリアピークでとりあえずワンタン麺食べる。お茶碗１杯くらいの小さいもの。味はまあまあ。とりあえず目的は果たしたので、街をぶらぶらしながらホテルへ戻る。

あの高いビル。ハートとかI love you. とかビル自体が電光掲示板。中国系はこういうギラギラした感じ好きね。

５日目　最終日
今日は街中ぶらぶらして、お土産買って帰ります。

まずは文武廟。

天井から蚊取り線香の大きいのが吊るしてあって、独特の雰囲気です。色も派手めでカラフル。

文武廟近くのキャットストリート。ここで、虎の木彫りの置物とか買いました。握ると良いんだよみたいなこと言われました。その時は？でしたが。あとで中国にはそういう風習があるみたいなこと聞いて納得しました。この旅行で一番のお気に入りです。ここはまた買い物に行きたい場所。

いかにも香港。

街中の奇華餅家でパンダクッキー買って空港へ。空港に奇華餅家が結構あって、街中で買う必要はなかったですね。

キャセイ航空香港15:20発、成田20:15着。

最後に

もちろん行って大正解でした。初アジアでアンコール遺跡は大感動の連続でした。ただ、これ以上に素晴らしい遺跡は今後出会えるのか少し心配です。

日本帰国の次の日、病院に行って解熱剤と抗生物質を飲んで治りました。水道水は飲まないように注意してましたが、焼肉で当たるとは思ってなかったので、その点は大失敗でした。ただ、見たい所は最低限廻れましたので被害は最小限に食い止められたかな。食べ物が食べられず、現地の美味しいものが食べれず失敗しましたが。

アンコール遺跡はまた行きたい場所のリストに入れました。ベンメリアは次回は是非行きたい。基本ワンワールド系でマイレージはためてるので、今後香港乗り換えで機会があれば色々見たいですね。

この旅行記へのコメント （1）

• 世界遺産のアンコールのチュムチュムさん 2017/02/23 20:56:55

  良い旅

  こんにちは！私は日本語のガイドチュムチュムと申します。お客様の旅行の場所がいろいろ行ってとても良い所ですねぇ。