富山地鉄乗りつぶしと、極上にぎり寿司　〔おとなびパスで行く北陸（後編）〕

2015/11/28 - 2015/11/30

　最近ではＪＲ西日本から、年に数回「おとなびパス」が発売されています。（オフシーズンで50歳以上の方が対象）
　これを使えば、ＪＲ西日本線内3日間乗り放題（北陸新幹線もＯＫ）で、普通車用は16,000円、グリーン車用でも20,000円と超お得に旅ができます。（いずれも4回まで座席の指定ができます。それ以外は自由席利用）
　グリーン車用を購入して、豪華に北陸の旅に出かけてみました。
　前編の金沢周遊に続き、後編は、富山地鉄乗りつぶしと、帰路広島を通り越して博多の屋台でラーメンを食べて帰るという一見、理解不能の旅です。

　後編の旅の概要は次のとおりです

〔1日目〕
　　広島→新大阪→金沢周遊　※前編
　　金沢→富山（北陸新幹線）※前編
　　富山泊（ウィステリアホテル富山
　　　　　　3,500円）
〔２日目〕
　　富山→黒部宇奈月温泉（北陸新幹線）
　　新黒部⇒宇奈月温泉（富山地鉄）
　　宇奈月温泉⇒立山（富山地鉄　
　　　　　　　　　　　　特急アルペン）
　　立山⇒岩峅寺（不二越・神滝線経由）
　　　⇒富山（富山地鉄）
　　富山ライトレールで岩瀬の町並み散策
　　（往復でライトレール完乗）
　　富山駅から路面電車で南富山
　　南富山⇒富山⇒寺田⇒富山
　　（富山地鉄完乗）
　　富山駅から路面電車で大学前へ
　　（路面電車完乗・富山地鉄制覇）
　　富山→金沢（北陸新幹線）
　　金沢泊（東横イン金沢駅東口4,060円）
〔3日目〕
　　金沢→京都→園部（ﾀﾝｺﾞﾃﾞｨｽｶﾊﾞﾘｰ編成）
　　→京都
　　京都→天王寺→新大阪（特急はるか）
　　新大阪→（広島）→博多　屋台でラーメン
　　博多→広島　（さくら号グリーン車）

このシリーズは、次のとおり前・後編の２部構成になっています
前編　北鉄バス 1日フリーキップで巡る金沢お手軽観光
　　　　http://4travel.jp/travelogue/11202571
後編　富山地鉄乗りつぶしと、極上にぎり寿司
　　　　http://4travel.jp/travelogue/11202622

エリア 富山市(富山)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 新幹線 JR特急 JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

北陸新幹線で金沢から富山に到着しました
これも「おとなびパス」で乗れます

駅前にある今日の宿はウィステリア富山
「えっここ？」というような雑居ビルの3階にあります。
窓はありません。
でも、部屋も広く、バスルームとトイレも別々になってます。
1泊3,500円（税サ込み）で泊りました。
コスパ最高！
また泊りたいと思います。

　街のようすを知りたいので、富山駅から路面電車で環状線を1周（途中降りないで富山駅に戻る）してみたいと思います。

　タイトルで、「極上にぎり寿司」と銘打ったのは、ここのことです。
　「すし玉　富山駅店」
　駅構内にあります。回転寿司を紹介するなんて…

　でも、本当に極上だったんです。
　次の写真をどうぞ！
　

廻る富山湾 すし玉 富山駅店 グルメ・レストラン

　回る寿司屋の『回らない寿司』

　厳選かがやき７（セブン）　1,512円
　内容は、のどぐろ・白えび・紅ずわい蟹・甘えび・ぶりトロ・カワハギ・ホタルイカの７種
　高級寿司店に負けない美味さにビックリ！！！

廻る富山湾 すし玉 富山駅店 グルメ・レストラン

〔2日目〕
　富山駅前

　ＪＲ駅に隣接する地鉄富山駅
　ここのドトールで朝食を取ります。

　ドトールで朝食

　電鉄富山駅
　でも、ここから地鉄には乗りません

　北陸新幹線で黒部宇奈月温泉駅へ
　おとなびパスで乗れます

　隣接する地鉄の新黒部駅
　モハ14760（昭和54～56年製）

　新幹線の黒部宇奈月温泉駅

　昨日、電鉄富山駅で購入しておいた「1日フリーきっぷ」
　ここから使用開始です

　新黒部駅に宇奈月温泉行き急行便が入ってきました
　これに乗車します

　この車両、見覚えのあるかたもいらっしゃるかもしれません。
　元西武の5000形レッドアローです。
　私は初乗車

　車内はこんな感じです

　車内はこんな感じです

　車窓から

　運転席

　宇奈月温泉駅に到着
　折り返し　立山行き 特急アルペンとして運用に入ります

　私もこれに乗ります

宇奈月温泉駅

宇奈月温泉駅

　運転席

　あらかじめ富山地鉄に電話して、特急アルペンの指定席を予約していました。
　当日、宇奈月温泉駅の窓口で予約番号を伝えて、指定券を購入するように言われたのですが、「車内で買ってください」とのこと
　でも、車内にも情報は引き継がれていなかったみたい。
　けっこういい加減

　3両編成の中間車は特別車両で座席指定券が必要です。

　特別車両
　10名ほどの団体客が飛び込みでこの車両にやってきましたが、途中の駅で全員が降りて、入れ替わりで１名が乗車
　結果、３両編成全体で私を入れて乗客２名。乗務員３名〔運転手・車掌（女性）・客室乗務員（女性）各１名〕となりました。
　車掌さんも中間車に移ってきたので、それはそれば濃厚なサービス？を受けました――

　※　有名な鉄子さんのサインを見せて
　　くれたり、すれ違い列車の情報
　　を教えてくれたりのサービスです

　車内で配られたカード

　アルペン特急の車窓から

　途中で行き違いを行った、元京阪特急のダブルデッカー車
　こちらは関西でよく乗っているので、興味なし

　立山駅に到着

　立山駅
　下車したのは私ともう一人だけ

　立山駅では２編成が留置されていました。

　20代の終わり頃、ここからケーブルカーとバスで室堂まで行って、剣山荘（剣岳の麓）、仙人池ヒュッテと山小屋に泊って、水平歩道で欅平まで北アルプスを縦走したことがあります。
　そんな意味でも懐かしい場所です。

　立山から折り返し（寺田経由・富山行き）で、岩峅寺まで戻ってきました。

　岩峅寺（いわくらじ）
　列車の行き違い（立山行きと交換）
　立山線と不二越・上滝線の分岐駅でもあります。

　岩峅寺で不二越・上滝線経由の富山行きに乗り換えます
　モハ14720形（昭和36～39年製造）

　モハ14720形
　古いけど豪華な造りです。
　転換式のクロスシート（ロマンスシート）が並んでいます。

　昭和感あるふれる車両が大好きです

　昭和にタイムスリップしたような車両です

　地鉄富山駅に到着
　岩峅寺で降りた旧レッドアロー車が先に富山に着いてました。

　ＪＲ富山駅

　駅構内にあった８番ラーメン

　富山ライトレールで岩瀬の町並みを見にいきます

　岩瀬の町並み

　岩瀬の町並み

　岩瀬の町並み（森家）

　岩瀬の町並み（森家）

　岩瀬の町並み（森家）

　岩瀬の町並み（森家）

　岩瀬の町並み（森家）

　岩瀬の町並み（森家）

　富山ライトレール（岩瀬浜～富山）

　路面電車で富山駅から南富山に向かいます

　路面電車で富山駅から南富山に向かいます

　南富山駅

　南富山
　路面電車のある風景

　南富山
　路面電車の走る町

南富山から富山には地鉄で戻ります
モハ14720形

電鉄富山駅
こんどは一番右側の電車で寺田に行きます
モハ10030形（元京阪特急3000形テレビカー）

モハ10030形の車内

寺田駅到着
富山地鉄の電鉄線完乗！

ここから来た道を富山まで戻ります

モハ14760形（昭和54～56年製造）

モハ14760形車内

路面電車で大学前へ
これで路面電車も完乗したことになります

富山駅構内の白えび亭
白えび天丼
けっこうの値段がします
昼間、人が並んでいたので期待していたのですが――

　夜の富山駅（路面電車のりば）

夜の富山駅（路面電車のりば）
この後、北陸新幹線で金沢まで戻って宿泊

〔３日目〕
　東横イン金沢駅東口に4060円で泊りました。
　日曜日の夜なので格安で宿泊
　東横インの朝ごはん（宿泊費にサービスで付いてます。取り放題）

　金沢駅
　元急行型電車の改造車がついていたので撮影

683系特急サンダーバードのグリーン車で京都まで戻ります

　グリーン車一人席

　ここでグリーン車の権利（4回分）の2回目を使用

　めったに乗れないグリーン車

　めったに乗れないので、グリーン車のマークがあるとカメラを向けてしまいます。

　京都駅
　117系電車
　大好きな車両だけど、今日は乗らない

特急はしだて・まいづる
自由席で京都から園部まで行ってみたいと思います

特急はしだて・まいづる

特急はしだて・まいづる
先頭車どおしの連結部分

特急はしだて・まいづる
自由席をゲット

特急はしだて・まいづる
園部駅に到着

特急はしだて・まいづる
園部駅に到着

　園部　春日神社

　園部　春日神社

園部駅前

園部駅前

園部まで来たのは、これに乗りたかったから
特急はしだて・まいづる（タンゴディスカバリー編成）
これで京都まで戻ります（自由席利用）

タンゴディスカバリー編成

タンゴディスカバリー編成

タンゴディスカバリー編成

タンゴディスカバリー編成の車窓から
保津川下りの舟が見えます

タンゴディスカバリー編成　京都到着

京都から大阪（天王寺）までは、関空特急はるかの自由席を利用

関空特急はるか（自由席）

天王寺→難波（103系電車）

難波では、かに道楽ではなく、ゆかりでお好み焼きを食べました。

天王寺駅（201系電車）
天王寺から新大阪には関空特急はるか（自由席）を利用

新大阪からは、のぞみのグリーン車で戻ります

グリーン車の権利３回目を行使

めったに乗れない、新幹線グリーン車の車内

広島に着きましたが降りません
もう１時間乗って、博多まで行きます

〔理由〕
　おとなびパスはＪＲ西日本全線利用可能な
　ので、山陽新幹線は博多までカバーしてい
　るんです。
　博多でラーメン食べて帰ります。

　博多の屋台でラーメン

　屋台には当たり外れがあります

　ラーメンの味に納得できなかったので、博多駅の地下街にある「たんや」で牛タン定食
　文句なく美味い！

博多駅

博多駅

博多駅

さくらで広島に戻ります

グリーン車の最後の権利：４回目を使います

これに乗るために、グリーン車の権利１回分を温存していました

さくらのグリーン車は１両の半分（半室）だけです
だから希少価値あり

　おとなびパスのパンフです。

　みなさん、電車ばかりの写真で失礼しました。
　また、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

この旅行記へのコメント （2）

• satobuさん 2017/06/11 11:28:22

  はじめまして。

  マジェッドさま。
  
  わたしの、北陸旅行記を、読んで頂きありがとうございました。
  
  マジェッドさんの、北陸旅行記を、拝読させて頂きました。
  
  とっても分かりやすい文面で、わたしの旅行記、書き直したくなりました (^^;)
  
  ＪＲ西日本のおとなたび、良いですね。
  グリーンも使えて３日間２万円。
  ＪＲ東日本は、大人の休日倶楽部入会で、４日間東京〜金沢は２２０００円ですが、グリーンは乗れません。
  
  知らない電車も出てきて楽しかったです。
  
  ・・ありがとうございました・・
  
  satobu

  マジェッドさん からの返信 2017/06/11 21:40:18

  RE: はじめまして。

  satobu様
  
  メッセージありがとうございます。
  satobu様の旅行記を拝見しました。
  北鉄１日フリー乗車券を使っての金沢周遊
  自分の金沢・富山旅行と重ねながら、楽しく読ませていただきました。
  （８番ラーメンにはビックリ）
  「ふやき御汁弁当」「抹茶クリームぜんざい」と、地元の食にもこだわられましたね。
  「花嫁のれん」には、私は乗ったことがありません。
  satobu様の旅行記で、「こんな風になっているのか」と知りました。
  普通のディーゼルカーからの改造車とは思えない出来栄えですね。
  「和菓子作り体験」と「スイーツセット」、イベント列車ならではで、興味がわきました。
  今後ともよろしくお願いします。
  
  　　　　　マジェッド