中世以降のヨーロッパの歴史はややこしくて、あまり関心はないのですが、中世の街並み、宗教がらみの建造物は見ごたえ十分です。<br />1305年、教皇に選出されたボルドー大司教がクレメンス5世としてリヨンで即位した。フランス人教皇誕生の背後にはフランス王フィリップ4世の強い影響力があった。アナーニ事件などで教皇を威嚇していたフィリップ4世の意志を受けたクレメンス5世は、ローマに戻らず枢機卿団と共にアヴィニョンに滞在し、ここに教皇庁の移転を宣言した。これがいわゆるアヴィニョン捕囚（教皇のバビロン捕囚）である。<br />こうして1309年にクレメンス5世がアヴィニョンに居を定めて以来、1377年にグレゴリウス11世がローマに戻るまで、7代69年間にわたってこの「捕囚」が続いた。<br /><br />古代ローマ時代は小さな田舎町だったアヴィニョンが教皇庁が移転したことで、一大都市に。<br />これを大喜びした住人が、小躍りして喜んだ、これが「アヴィニョン橋で踊よ踊ろ…」<br /><br />目次編は<br />http://4travel.jp/travelogue/11199176

アヴィニョン編

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2016/12/04 - 2016/12/07

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#遺跡・歴史

さん太さん

中世以降のヨーロッパの歴史はややこしくて、あまり関心はないのですが、中世の街並み、宗教がらみの建造物は見ごたえ十分です。
1305年、教皇に選出されたボルドー大司教がクレメンス5世としてリヨンで即位した。フランス人教皇誕生の背後にはフランス王フィリップ4世の強い影響力があった。アナーニ事件などで教皇を威嚇していたフィリップ4世の意志を受けたクレメンス5世は、ローマに戻らず枢機卿団と共にアヴィニョンに滞在し、ここに教皇庁の移転を宣言した。これがいわゆるアヴィニョン捕囚（教皇のバビロン捕囚）である。
こうして1309年にクレメンス5世がアヴィニョンに居を定めて以来、1377年にグレゴリウス11世がローマに戻るまで、7代69年間にわたってこの「捕囚」が続いた。

古代ローマ時代は小さな田舎町だったアヴィニョンが教皇庁が移転したことで、一大都市に。
これを大喜びした住人が、小躍りして喜んだ、これが「アヴィニョン橋で踊よ踊ろ…」

目次編は
http://4travel.jp/travelogue/11199176

エリア

アヴィニヨン(フランス)

旅行の満足度: 4.5

観光: 4.5

同行者: カップル・夫婦（シニア）

交通手段: 徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

ニーム駅の反対側のバスターミナルを9：10に出て、アヴィニョンバスターミナルに10：35着

アヴィニョンバスターミナルはアヴィニョン・サントル駅の隣にある。
アヴィニョン・サントル駅
サントル駅正面のレビュブリック門からまっすぐがメイン通りのレビュブリック通り
教会かと思えば中は博物館でした
レビュブリック通りの突き当りが時計台広場
ここにとったホテルに荷物を置いて、早速散策
時計台広場の奥が法王庁宮殿
法王庁宮殿の奥に見えるのは　ノートルダム・デ・ドン大聖堂
鐘楼の上に金色の聖母像を載せている
法王庁広場でラッパのストリートミュージシャン
この広場、なかなかの音響効果です。
またこのおじさんなかなか上手い、しばらく聞き惚れてました。
１ユーロﾁｯﾌﾟ
法王庁広場から丘を上がり、ロシェ・デ・ドン公園へ

法王庁宮殿の脇に１２世紀建造のノートルダム・デ・ドン大聖堂
公園から対岸の聖アンドレ要塞が見える
サン・べネゼ橋
サン・べネゼ橋
１１７７年から８年かけて作られた。
当時は900ｍ２２のアーチがあったが、現在は４つのアーチと小さなサン・ニコラ礼拝堂を残すのみ。

「橋の上で輪になって踊ろう」と歌われているが、実際は道幅が狭く、上で踊れるほど安全な橋ではない。
時計台広場での昼食

写真入りの看板が出ていたので、指さしで注文。
パエリアなら食べられます。
サン・ピエール教会　１８３５年建造
レヴュブリック通りの突き当りにある時計台広場（昼間の写真は撮り忘れ）
広場にあるオペラ座

ホテルはこの向かい側にあります。
オペラ座の隣にある市庁舎
法王庁宮殿のライトアップ

ちょっと物足りない感じです。
サン・べネゼ橋
翌朝再度法王庁宮殿へ

法王庁宮殿脇の路地
法王庁宮殿らしく贅沢な家具調度品等で飾られていたが、フランス革命時に売り飛ばされたり壊されたりし、宮殿はその後長く兵舎として使われていた。
かつての栄華を伝えるものはほとんど残っていない。
1309年にクレメンス5世がアヴィニョンに居を定めて以来、1377年にグレゴリウス11世がローマに戻るまで、7代69年間にわたってこの「捕囚」が続いた、教皇のバビロン捕囚。
９人いるけど・・・・
鳩の顔した石造
宮殿の屋上に上がってみます。
ケーキの広告撮影を行っているようです。
法王庁広場、昨日のラッパ吹きがいます。
今日も吹いてます。
４０年トランペットを吹いてるとか、譜面は読めず、音感だけで吹いている、とか。
譜面が読めないのは私と一緒だが・・
１０ユーロでCDを買っちゃいました。
時計台広場にふなっしー（？）
船橋から出張で来てるのでしょうか？
この日も昼食は時計台広場で。
写真入りメニューで指さし注文
午後はバスで対岸に渡り、ヴィルヌーヴ・レ・ザヴィニョンを散策

降りるところが分からず、終点まで乗ってしまい、運転手にガイドマップを見せながら「ここ」と言って、そのままバスに乗って降ろしてもらいました。
しかしここでいいのか、こんな道を登っていきます。
坂の途中、多分下に見えるのはシャルトルーズ修道院
フランスで最も大きな修道院の一つ、とか
ここはパスです。
聖アンドレ要塞
スペイン、アビラの城壁を思い出します
中はクローズ、閑散としてます。
コレジアル・ノートルダム教会
内庭回廊
川辺のフィリップ・ル・ベル塔
13～14世紀、サン・べネゼ橋の往来を監視するための橋
ビューポイントとされる中州に来ました。
ここからの夜景が素晴らしい、との事。
日暮れライトアップを待ちます。

しかしよく見るライトアップショーは８/１２～１０/３までとか。
冬場はどの程度なのか・・・
そろそろライトアップです。

寒い～～
ガッカリです。

諦めました。