2016/10/25 - 2016/10/26
62位(同エリア501件中)
かっちんさん
平家の落人の里と言い伝えられる秋山郷(あきやまごう)は、信濃川の支流である中津川上流に位置する越後8集落と信州5集落の総称です。
越後8集落とは、中津川の下流側から見玉、穴藤、逆巻、清水川原、結東、見倉、前倉、大赤沢です。
秋山郷の旅は下流から上流の集落に向かって行くのですが、今日は見玉(みだま)・逆巻(さかさまき)を訪れます。
苗場山麓ジオパークでは、地球規模の気候変動と中津川の浸食によって、およそ40万年かけてつくられた日本有数の階段状の地形(河岸段丘)が見られます。
さらに、苗場山から噴出した溶岩が冷えて固まった柱状節理の岩壁が中津川左岸に続いています。
今日の宿は秘湯の宿「逆巻温泉 川津屋」。この宿では山の食材を中心にした食事と家族的な雰囲気が味わえます。
そして、2014年から始めた旅行記は3年を経過し、待望の500冊目になりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
秋山郷周辺の地図
苗場山と鳥甲山に挟まれた中津川沿いの集落が秋山郷です。
中津川は地図上で左の方向に流れ、やがて信濃川と合流し日本海に注ぎます。
苗場山から噴出した溶岩が冷えて固まった柱状節理の岩壁は中津川左岸に続いています。 -
越後湯沢駅前からスタート
南越後観光バス(路線バス)の急行・森宮野原行きに乗り、途中で乗り換えて秋山郷へ向かいます。 -
十二峠越え(バス車窓)
バスは石打駅付近で西に曲がり、十二峠を越えて十日町市越後田沢・津南市方面へ向かいます。 -
案山子アート(バス車窓)
峠を越えた清津峡入口・中里付近で見かけました。
「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」で展示した過去の作品が残されています。 -
津南役場前で乗り換え
越後湯沢駅前からバス45分で到着。
かつて大割野と呼ばれていたところで、JTB時刻表を見ていた人はこの名前に記憶があると思います。 -
町の中心街にある津南交差点
秋山郷へのバスは津南が始発です。(次のバス停は近くの津南役場前)
津南と飯山線津南駅は2km弱離れており、鉄道から秋山郷へ行く場合には津南まで歩くことが意外と知られていません。 -
津南役場前の通りは信濃川火焔(かえん)街道
火焔土器は新潟県内の信濃川沿いにある遺跡でしか発掘されなかった縄文時代の貴重な遺産です。
長岡、十日町、津南を結ぶ街道を火焔街道と呼び、信濃川中流域の市町村と交流・連携をはかり、地域の振興及び広域観光を推進しています。 -
秋山郷の和山行きバスに乗車
この路線も南越後観光バスです。 -
豪雪地帯の家(津南)
1階の窓には雪囲いがあります。 -
豪雪地帯の蔵(津南)
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津南見玉(みだま)公園
バスは途中から自由乗降区間になり、柱状節理の入口になっている見玉バス停の手前で降ります。
津南役場前からバスで20分ほどのところです。 -
イチオシ
ブナ林
整備された散策路を歩きます。
見玉集落の有志の方が、数十年前まで田んぼや林であった場所から木を伐り、草を刈って整備をしました。
訪れる人はまばらかと思っていたのですが、観光バスが来ていました。 -
突然現れるこの絶景
ブナ林を抜けると、中津川の対岸に絶壁が現れます。 -
イチオシ
柱状節理の岩肌
苗場山から噴出した溶岩が、冷えて固まるときにできる規則的な割れ目です。
縦に柱が何本も立っているように見えます。 -
木々が色づく大五郎の池
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秋の見玉公園から眺める柱状節理
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津南のグランドキャニオンの説明
上部が苗場山の溶岩から固まるときにできた「柱状節理」、下部が海であった頃に堆積し隆起した「魚沼層群」です。 -
苗場山麓ジオパークの場所
中津川流域に荒々しい絶壁が続いています。
見どころとして、石落し、清水川原の屏風岩などがあります。 -
「石落し」と呼ばれる柱状節理
春になると雪や水と一緒に柱状節理が崩れ、ガラガラと音を立てて落ちることから「石落し」という名がついたそうです。 -
黄色の縁取りがアクセントになる紅葉
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中津川に聳え立つ絶壁
河床から絶壁頂上までの高さは、東京タワーとほぼ同じ約330mです。 -
津南方面の景色
下流へいくに従って、絶壁が低くなっていきます。 -
色づくもみじ
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見玉集落の二十三夜供養塔
公園を後にし、歩いて5分位の見玉不動尊へ向かっています。 -
見玉不動尊の鳥居
石灯篭を支えているのは、邪鬼と猿です。
正式名称は「金玉山 正宝院」、本山は比叡山延暦寺、天台宗のお寺です。
平家の守護神である不動明王が祀られていることから、通称「見玉不動尊」といわれています。 -
仁王門(見玉不動尊)
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石段の隣を流れる「七段の滝」(見玉不動尊)
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五大明王(見玉不動尊)
中央の守護神が不動明王です。
眼病にご利益があります。 -
逆巻温泉(さかさまきおんせん)
見玉から再びバスに乗り、中津川の上流の逆巻温泉で降ります。 -
イチオシ
紅葉の秋山郷
猿飛橋は逆巻集落を結ぶ中津川で最も狭い断崖の上に架かる橋で、新潟の橋50選に選定されています。 -
猿飛橋からの眺めた中津川渓谷
国道は崖の中腹を這うように通っています。 -
猿飛橋の下の川原
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イチオシ
最も狭い断崖に架かる猿飛橋
川の流れが止まり、水面がエメラルドグリーンに輝いています。 -
逆巻温泉はこっち
分かれ道の案内です。 -
逆巻温泉「川津屋」
バス停から10分ほど歩き、断崖にへばりつくように建つ1軒宿に到着。
ここは5組しか泊まれない小さな秘湯の宿で、吉川英治ゆかりの宿です。
夫婦二人でやっているので、家族的なムードが味わえます。 -
洞窟風呂「めいそうの湯」
岩山をくりぬいて造られたお風呂です。
文豪吉川英治がこの湯につかり「新平家物語」の構想を練ったといわれています。
もう一つあるお風呂は「展望の湯」です。 -
イチオシ
山菜料理の夕食
キノコと山菜が勢揃いします。
奥の列がムキタケ、ハタケシメジ、ブナハリタケ。手前の右がマスタケと教わりました。 -
熊鍋とマツタケモドキ
やや脂っこい肉です。 -
岩魚の田楽
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きのこのバター炒め
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山菜の天ぷら
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栗ご飯となめこ汁
ご飯は魚沼産コシヒカリです。 -
デザートはイワナシの実
梨のような食感です。
都会では食べられない山の幸の食事を存分にいただきました。 -
翌朝の中津川渓谷
部屋の窓から眺めています。 -
クロケヤキ
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朝食
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シジミが似合うお皿
奇麗な彩りなので写真に撮りました。 -
手回し電話
宿は建て替えて奇麗で快適ですが、昔の面影のものが残っていました。 -
熊除け笛
今日は山道の遊歩道を歩き清水川原の屏風岩を見に行くのですが、熊がよく出るとのこと。
熊鈴を持ってきてなかったので、宿のご主人からドラえもんの笛をもらいました。
これから、ピーピッピと鳴らしながら歩き、次の旅行記に続きます。
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