パルマ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
ボローニャ2泊目<br /><br />ボローニャはサン・マリノ共和国への起点として選んだ街<br />あとはのんびりボローニャ観光と思っていたら、ちょっと足を伸ばすとパルマ、モデナ、フェッラーラ、ラヴェンナ・・・と魅力的過ぎるライン・ナップ<br /><br />悩んで悩んで、パルマへ!<br /><br />生ハム、パルミジャニーノ・チーズ、そして何といっても、コレッジョ(バロック絵画の先駆者ともいわれるルネサンス期の画家)の街!<br /><br />効率よく回れるよう事前にスケジューリング<br /><br />「ドゥオモ」「洗礼堂」は12:30~15時までお昼休み。絵画館は<br />13:45閉館。観光客泣かせのシエスタってやつだな・・・<br /><br />ということで、午前中ピロッタ宮(ファルネーゼ劇場、国立絵画館)→サン・パウロ修道院<br />15時ドゥオモ→礼拝堂→聖ジョヴァンニ・エヴァンジュリスタ修道院と巡ろう<br /><br /><br /><ボローニャ><br /><パルマ><br />★ピロッタ宮(絵画館、ファルネーゼ劇場)<br />★サン・パオロ修道院<br /> パルマ大聖堂<br /> 洗礼堂<br /> サン・ジョヴァンニ修道院

トスカーナ北部で夏休み in ボローニャ パルマ 1~いざ、コレッジョの街へ~

8いいね!

2014/07/12 - 2014/07/21

52位(同エリア128件中)

0

47

tona

tonaさん

ボローニャ2泊目

ボローニャはサン・マリノ共和国への起点として選んだ街
あとはのんびりボローニャ観光と思っていたら、ちょっと足を伸ばすとパルマ、モデナ、フェッラーラ、ラヴェンナ・・・と魅力的過ぎるライン・ナップ

悩んで悩んで、パルマへ!

生ハム、パルミジャニーノ・チーズ、そして何といっても、コレッジョ(バロック絵画の先駆者ともいわれるルネサンス期の画家)の街!

効率よく回れるよう事前にスケジューリング

「ドゥオモ」「洗礼堂」は12:30~15時までお昼休み。絵画館は
13:45閉館。観光客泣かせのシエスタってやつだな・・・

ということで、午前中ピロッタ宮(ファルネーゼ劇場、国立絵画館)→サン・パウロ修道院
15時ドゥオモ→礼拝堂→聖ジョヴァンニ・エヴァンジュリスタ修道院と巡ろう


<ボローニャ>
<パルマ>
★ピロッタ宮(絵画館、ファルネーゼ劇場)
★サン・パオロ修道院
 パルマ大聖堂
 洗礼堂
 サン・ジョヴァンニ修道院

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
交通手段
徒歩
  • 晴れ!(ホテルの部屋からの眺め)<br />予報では最高気温34度<br /><br />今日も暑い一日になりそうだ

    晴れ!(ホテルの部屋からの眺め)
    予報では最高気温34度

    今日も暑い一日になりそうだ

    ホテル ポルタ サンマモーロ ホテル

  • 朝食を食べに中庭へ

    朝食を食べに中庭へ

    ホテル ポルタ サンマモーロ ホテル

  • 木漏れ日が気持ちいいモーニング

    木漏れ日が気持ちいいモーニング

  • ホテル内

    ホテル内

  • ボローニャ駅前<br /><br />駅までは、歩くと20分くらいかかるみたいなのでバスで行ってみよう<br />ホテルから2~3分のバス停から乗ると、車内で切符は買えないと言われ、仕方なく降りタバッキを探す<br /><br />ようやく見つけたカフェ&タバッキで2人分切符を頼む。口頭で言われた金額がわからずアタフタ・・・。と、モーニング・カフェ中の警官のお兄さんたちが英語で<br />「two eur、four セロ」<br />「セロ?」と首を傾げると、指で丸を作る。ゼロね!<br />姉が日々流暢になるイタリア語で「Grazie!」<br />近くのバス停も教えてくれ、無事バスで駅へ

    ボローニャ駅前

    駅までは、歩くと20分くらいかかるみたいなのでバスで行ってみよう
    ホテルから2~3分のバス停から乗ると、車内で切符は買えないと言われ、仕方なく降りタバッキを探す

    ようやく見つけたカフェ&タバッキで2人分切符を頼む。口頭で言われた金額がわからずアタフタ・・・。と、モーニング・カフェ中の警官のお兄さんたちが英語で
    「two eur、four セロ」
    「セロ?」と首を傾げると、指で丸を作る。ゼロね!
    姉が日々流暢になるイタリア語で「Grazie!」
    近くのバス停も教えてくれ、無事バスで駅へ

  • 09:28 Bologna Centrale発(regionale) <br />10:23 Parma着

    09:28 Bologna Centrale発(regionale)
    10:23 Parma着

  • ボローニャ駅ホーム<br /><br />パルマまでは1時間弱の旅<br />

    ボローニャ駅ホーム

    パルマまでは1時間弱の旅

    ボローニャ中央駅

  • Piacenza行4番ホーム<br /><br />ここだここだ

    Piacenza行4番ホーム

    ここだここだ

  • ~Parmaパルマ~<br />人口17万人の大きな街<br />ファルネーゼ家出身の教皇パオロ三世が、パルマ及びピアチェンツァを教皇領から分離させ、庶子ピエール・ルイージに与えてできたのがパルマ公国。イタリア統一(19世紀)までパルマ公国の首都<br /><br />まずは絵画館のあるピロッタ宮へ<br />思いのほか列車から降りる人が少なくて、「人の流れについて行く」戦法は使えないものの、駅からは一本道(ヴェルディ通り)なはず<br /><br />巨大な建物が見えてきた。たぶんこれでしょう

    ~Parmaパルマ~
    人口17万人の大きな街
    ファルネーゼ家出身の教皇パオロ三世が、パルマ及びピアチェンツァを教皇領から分離させ、庶子ピエール・ルイージに与えてできたのがパルマ公国。イタリア統一(19世紀)までパルマ公国の首都

    まずは絵画館のあるピロッタ宮へ
    思いのほか列車から降りる人が少なくて、「人の流れについて行く」戦法は使えないものの、駅からは一本道(ヴェルディ通り)なはず

    巨大な建物が見えてきた。たぶんこれでしょう

    国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー

    コレッジョの傑作はここ!!!なんと、ダヴィンチもある by tonaさん
  • ファルネーゼ家が1583~1622年にかけて建てた宮殿<br /><br />ずっしりどっしり感が半端ない

    ファルネーゼ家が1583~1622年にかけて建てた宮殿

    ずっしりどっしり感が半端ない

  • 絵画館入口(ピロッタ宮)<br /><br />閑散としている。思わず「みんな、コレッジョはここだよ!」と触れ回りたい衝動を抑えつつ、中へ<br /><br />窓口でガイドブックの絵画館、ファルネーゼのページを開いて<br />「ここへ行きたい」と言うと、<br />「これはない」的なことを言われたけど、両方行きたい旨は伝わったみたいなので、中へ(料金@6.00eur)<br />

    絵画館入口(ピロッタ宮)

    閑散としている。思わず「みんな、コレッジョはここだよ!」と触れ回りたい衝動を抑えつつ、中へ

    窓口でガイドブックの絵画館、ファルネーゼのページを開いて
    「ここへ行きたい」と言うと、
    「これはない」的なことを言われたけど、両方行きたい旨は伝わったみたいなので、中へ(料金@6.00eur)

  • Teatro Farnese ファルネーゼ劇場<br />17世紀初頭の木造劇場<br />

    Teatro Farnese ファルネーゼ劇場
    17世紀初頭の木造劇場

    ファルネーゼ劇場 建造物

  • コリント柱のアカンサスも、もちろん木彫り

    コリント柱のアカンサスも、もちろん木彫り

  • 日本ではわりとありそうな感じだけど、欧州では珍しいらしい<br /><br />すり鉢状の座席の上の窓から一条の日差しが注ぎ込んで、いい感じ

    日本ではわりとありそうな感じだけど、欧州では珍しいらしい

    すり鉢状の座席の上の窓から一条の日差しが注ぎ込んで、いい感じ

  • 矢印にしたがって、いよいよ絵画館へ<br /><br />途中、品出し中、みたいな彫像が

    矢印にしたがって、いよいよ絵画館へ

    途中、品出し中、みたいな彫像が

  • 天に浮かぶ天使(宙づり状態)も

    天に浮かぶ天使(宙づり状態)も

  • これも展示の演出なんだろうね<br /><br />それか単に置きっぱなし?<br />イタリアだけに

    これも展示の演出なんだろうね

    それか単に置きっぱなし?
    イタリアだけに

  • Galleria Nazionale国立絵画館<br />Correggio、Parmigianinoの傑作を所有<br /><br />館内は写真撮影禁止。と思ったら、フラッシュは禁止だけど、写真Ok<br />2人組の女子高生が絵そっちのけで、豪華な椅子でポーズ写真を撮りあい大盛り上り。係員にコレコレ、と注意されていた。何かのどか~<br /><br />まずは、最初のコレッジョ<br />「スープ皿の聖母 (Madonna della scodella)」 1530年<br /><br />聖母マリアも、イエスも、表情豊かで艶っぽい<br />コレッジョだ~

    Galleria Nazionale国立絵画館
    Correggio、Parmigianinoの傑作を所有

    館内は写真撮影禁止。と思ったら、フラッシュは禁止だけど、写真Ok
    2人組の女子高生が絵そっちのけで、豪華な椅子でポーズ写真を撮りあい大盛り上り。係員にコレコレ、と注意されていた。何かのどか~

    まずは、最初のコレッジョ
    「スープ皿の聖母 (Madonna della scodella)」 1530年

    聖母マリアも、イエスも、表情豊かで艶っぽい
    コレッジョだ~

  • フレスコ画もコレッジョ<br /><br />「La Madonna della Scala 階段の聖母」1523年

    フレスコ画もコレッジョ

    「La Madonna della Scala 階段の聖母」1523年

  • 「Modonna col Bombino e san Gerolamo e santa Maddalena (Giorno)聖母子と聖ヒエロニムス, マグダラのマリア(昼)」1527-28年<br /><br />コレッジョ代表作<br />絵画の枠からこぼれ溢れ出す、マグダラのマリアのやさしく甘い香り、聖ヒエロニムスのオーラ

    イチオシ

    「Modonna col Bombino e san Gerolamo e santa Maddalena (Giorno)聖母子と聖ヒエロニムス, マグダラのマリア(昼)」1527-28年

    コレッジョ代表作
    絵画の枠からこぼれ溢れ出す、マグダラのマリアのやさしく甘い香り、聖ヒエロニムスのオーラ

  • そして天使<br /><br />この世のものとは思えない神がかった端正な美。危険なほどの美しさ<br /><br />目が吸い寄せられるとはこのこと。もう釘付け!

    そして天使

    この世のものとは思えない神がかった端正な美。危険なほどの美しさ

    目が吸い寄せられるとはこのこと。もう釘付け!

  • コレッジョ、続いては<br /><br />「Martiri del quattro santi四聖人の殉教」1524-26年頃<br /><br />ドラマチックなシーンは、まるで最前列で舞台をみているみたいに迫力たっぷり

    コレッジョ、続いては

    「Martiri del quattro santi四聖人の殉教」1524-26年頃

    ドラマチックなシーンは、まるで最前列で舞台をみているみたいに迫力たっぷり

  • 「Deposizione十字架降下」1524-26年頃<br /><br />聖母マリアたちの嘆き声が聞こえてきそう、っていうか聞こえたね

    「Deposizione十字架降下」1524-26年頃

    聖母マリアたちの嘆き声が聞こえてきそう、っていうか聞こえたね

  • 順路を進むと、100mプールくらいの奥行きの広~い部屋<br />いまさらながら、宮殿だね~<br /><br />コレッジョ目当てで、それ以外のリサーチはゼロ。っていうか情報が少ない<br />そういえばここの目玉はパルミジャニーノ(「トルコの女奴隷」)だった気が・・・<br />見なかったな~<br /><br />数少ない係員に、チケット(その絵が印刷されている)を見せて、<br />「この絵はどこ?」と聞くと<br />「N.Y.のメトロポリタン美術館に貸出中」と<br /><br />な~んだ。まあマニエリスムのビヨ~ンと伸びた肢体尺はちょい苦手だからいいけど、ちと残念<br /><br />あ、入口で「これはない」って言っていたのは、このことだったんだ!

    順路を進むと、100mプールくらいの奥行きの広~い部屋
    いまさらながら、宮殿だね~

    コレッジョ目当てで、それ以外のリサーチはゼロ。っていうか情報が少ない
    そういえばここの目玉はパルミジャニーノ(「トルコの女奴隷」)だった気が・・・
    見なかったな~

    数少ない係員に、チケット(その絵が印刷されている)を見せて、
    「この絵はどこ?」と聞くと
    「N.Y.のメトロポリタン美術館に貸出中」と

    な~んだ。まあマニエリスムのビヨ~ンと伸びた肢体尺はちょい苦手だからいいけど、ちと残念

    あ、入口で「これはない」って言っていたのは、このことだったんだ!

  • まだ何かあるのか、出口に向かっているのかわからないまま、先へ<br /><br />と長~い廊下に、ロマネスクのレリーフがずらり!

    まだ何かあるのか、出口に向かっているのかわからないまま、先へ

    と長~い廊下に、ロマネスクのレリーフがずらり!

  • 柱頭という狭い狭いスペースの中、なんとも自由に動き回るロマネスクの住人たち

    柱頭という狭い狭いスペースの中、なんとも自由に動き回るロマネスクの住人たち

  • ちょ~っど目の高さで見られる幸せ<br /><br />本来の場所で見るのがベストだけど、高所の柱頭はカメラのズームで見るしかない

    ちょ~っど目の高さで見られる幸せ

    本来の場所で見るのがベストだけど、高所の柱頭はカメラのズームで見るしかない

  • 大聖堂などの重要なレリーフの多くは付属美術館に移動保存され、そこにはレプリカが据えられていたりする<br /><br />本物も見たいけど、時間的にきびしく泣く泣くスルー<br />なので、思わぬ贅沢な柱頭鑑賞ができて超ラッキー!

    大聖堂などの重要なレリーフの多くは付属美術館に移動保存され、そこにはレプリカが据えられていたりする

    本物も見たいけど、時間的にきびしく泣く泣くスルー
    なので、思わぬ贅沢な柱頭鑑賞ができて超ラッキー!

  • ここからはパルマ大聖堂を彩るBanedetto Antelami アンテラーミ・ワールド(1178年)<br /><br />楽園に導かれるアダムとイヴ

    イチオシ

    ここからはパルマ大聖堂を彩るBanedetto Antelami アンテラーミ・ワールド(1178年)

    楽園に導かれるアダムとイヴ

  • 蛇に誘惑されるイヴ<br /><br />誘惑してるね~<br />あれ?イヴ、服着てる?

    蛇に誘惑されるイヴ

    誘惑してるね~
    あれ?イヴ、服着てる?

  • おひとつどうぞ<br /><br />アダムに知恵の実を差し出すイヴ

    おひとつどうぞ

    アダムに知恵の実を差し出すイヴ

  • 食べた後、恥じらいを覚えるアダムとイヴ

    食べた後、恥じらいを覚えるアダムとイヴ

  • 楽園を追放されるアダムとイヴ

    楽園を追放されるアダムとイヴ

  • 追放後、生まれたカインとアベル<br /><br />ヤハウェへ捧げのものをするカインとアベル<br />兄カインは収穫物、弟アベルは子羊

    追放後、生まれたカインとアベル

    ヤハウェへ捧げのものをするカインとアベル
    兄カインは収穫物、弟アベルは子羊

  • カインのアベル殺し

    カインのアベル殺し

  • 柱頭の中を、流れる様に物語が進む<br /><br />ロマネスク最高!<br /><br />

    柱頭の中を、流れる様に物語が進む

    ロマネスク最高!

  • そしてそしてパルマにはダ・ヴィンチの「ほつれ髪の女」がある<br /><br />この絵、日本(渋谷Bunkamura、2012年)にもやって来たんだよね~<br />絵画の完成作品はわずか10点、未完を入れても13点といわれるダ・ヴィンチ<br />「ほつれ髪の女」?聞いたことないな~。本物なのかな~?でも来てくれるなら、と見に行き、「間違いない、ダ・ヴィンチだよ!」と叫んだね、もちろん心の中で

    そしてそしてパルマにはダ・ヴィンチの「ほつれ髪の女」がある

    この絵、日本(渋谷Bunkamura、2012年)にもやって来たんだよね~
    絵画の完成作品はわずか10点、未完を入れても13点といわれるダ・ヴィンチ
    「ほつれ髪の女」?聞いたことないな~。本物なのかな~?でも来てくれるなら、と見に行き、「間違いない、ダ・ヴィンチだよ!」と叫んだね、もちろん心の中で

  • 世界のどこの美術館にあっても一番人気のダ・ヴィンチ<br />ここパルマのダ・ヴィンチは誰もいない静寂の中、仄暗い部屋の隅で黄金色に息づいている

    イチオシ

    世界のどこの美術館にあっても一番人気のダ・ヴィンチ
    ここパルマのダ・ヴィンチは誰もいない静寂の中、仄暗い部屋の隅で黄金色に息づいている

  • ロマネスク君たちにも別れを告げ、絵画館を後にする

    ロマネスク君たちにも別れを告げ、絵画館を後にする

  • そういえばお土産コーナー的なものには行き当たらなかったな<br /><br />コレッジの画集とか欲しかったんだけどな~

    そういえばお土産コーナー的なものには行き当たらなかったな

    コレッジの画集とか欲しかったんだけどな~

  • 次はコレッジョ第二弾、絵画館近くの修道院<br /><br />ここでコレッジョの名前について<br />本名Antonio Allegri、コレッジョ(モデナの近く)生まれ。生地の町の名にちなんでコレッジョと呼ばれている<br /><br />同世代のパルミジャニーノ(パルマの若者)も通称(本名はGirolamo Francesco Maria Mazzola)<br />ダヴィンチやカラヴァッジョをはじめ、覚えにくい名前より覚えやすい通称で。イタリアではよくあることみたい<br /><br />チマーブエ=雄牛の頭/マザッチョ=不格好またはだらしない男(本名Tommasoの短縮形Masoから)/ペルジーノ=ペルージャ人の意/ボッティチェッリ小さな樽(兄が太っていたことから。って、ど~なの?)/ティントレット=染物屋の息子/エル・グレコ=ギリシャ人などなど、などなど<br /><br />確かに覚えやすい

    次はコレッジョ第二弾、絵画館近くの修道院

    ここでコレッジョの名前について
    本名Antonio Allegri、コレッジョ(モデナの近く)生まれ。生地の町の名にちなんでコレッジョと呼ばれている

    同世代のパルミジャニーノ(パルマの若者)も通称(本名はGirolamo Francesco Maria Mazzola)
    ダヴィンチやカラヴァッジョをはじめ、覚えにくい名前より覚えやすい通称で。イタリアではよくあることみたい

    チマーブエ=雄牛の頭/マザッチョ=不格好またはだらしない男(本名Tommasoの短縮形Masoから)/ペルジーノ=ペルージャ人の意/ボッティチェッリ小さな樽(兄が太っていたことから。って、ど~なの?)/ティントレット=染物屋の息子/エル・グレコ=ギリシャ人などなど、などなど

    確かに覚えやすい

  • Monastero di San Paolo サン・パオロ修道院<br /><br />もと女子修道院の院長の部屋、通称 Camera di San Paoloサン・パオロの部屋の天井画(1519年)が、コレッジョのパルマ初仕事<br /><br />中に入ると(料金eur 2.00)、温かみのある大きなレリーフ<br />教会のファサード風な枠に、キリスト生誕、受胎告知などの物語が素朴なタッチで綴られている

    Monastero di San Paolo サン・パオロ修道院

    もと女子修道院の院長の部屋、通称 Camera di San Paoloサン・パオロの部屋の天井画(1519年)が、コレッジョのパルマ初仕事

    中に入ると(料金eur 2.00)、温かみのある大きなレリーフ
    教会のファサード風な枠に、キリスト生誕、受胎告知などの物語が素朴なタッチで綴られている

    サン パオロ修道院 寺院・教会

    コレッジョの街、パルマ。初仕事の天井画はここ! by tonaさん
  • やけに男前の神(中央)を囲むように舞う顔天使たちが、かわいい~

    やけに男前の神(中央)を囲むように舞う顔天使たちが、かわいい~

  • あった~、コレッジョ!<br /><br />そう広くない部屋の、そう高くない天井いっぱいに広がる深緑の世界

    イチオシ

    あった~、コレッジョ!

    そう広くない部屋の、そう高くない天井いっぱいに広がる深緑の世界

  • 天井画っていうより、高級絨毯の天幕のよう<br /><br />天井を16分したルネッタ(半月型)で、ところ狭しと戯れるプットー

    天井画っていうより、高級絨毯の天幕のよう

    天井を16分したルネッタ(半月型)で、ところ狭しと戯れるプットー

  • ルネッタ先はがらっと質感・色がかわり、大理石と見紛うデザイン<br />

    ルネッタ先はがらっと質感・色がかわり、大理石と見紛うデザイン

  • それを支えるのは羊!<br />よくみるとみんな顔が違~う

    それを支えるのは羊!
    よくみるとみんな顔が違~う

この旅行記のタグ

関連タグ

8いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったホテル

この旅行で行ったスポット

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

イタリアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
イタリア最安 308円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

イタリアの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

この旅行記の地図

拡大する

PAGE TOP