トゥールーズの教会と美術館①

2016/06/11 - 2016/06/11

サン=セルナン=バジリカ聖堂、ジャコバン修道院、オーギュスタン美術館を回る。

エリア トゥールーズ(フランス)

街の中心、キャピトル広場から北へ一本道を一際高い塔を目指して歩いて行くと

サン=セルナン=バジリカ聖堂にたどり着く。

圧倒される空間だ。サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼の道の重要地にあり、大勢の巡礼者を迎え入れるこの聖堂は、奥行きは150mとのこと。

続いてジャコバン修道院。ドミニコ会の修道院で、簡素ながら面白味のある建築。
この椰子の木のような天井も見応え十分。

ステンドグラスに絵画のこの空間も、思わず立ちつくしてしまう。

回廊が気持ちいい。影の中を周回しながら、内に溢れる光を感じるという、空間の美しさ。こういうところでの光の体験は本当にいいものだと思った。
毎年9月には、ここでピアノ・フェスティバルが催されるという。こういうところを使ってやるというのが、いかにもフランスらしい。

オーギュスタン美術館は元々修道院だった建物で、大きな空間に美術品が並んでいる。そして修道院ということは、やはり回廊があって気持ちいい。美術を鑑賞しつつ回廊で休める訳で、こういう過ごし方の出来る美術館が日本にもあったらなと思った。

この旅行記へのコメント （1）

• Zebraさん 2017/08/27 03:49:44

  はじめまして

  はじめまして。
  私も数年前に、トゥールーズに行ってきました。
  のんびりしたいい町だったなあ、と思い出します。
  
  トゥールーズの旅行記はあまり多くないので、
  つい、読みにきてしまいました。
  
  オーギュスタン美術館の回廊に並んだ、
  わお〜ん、と吼えているようにも見えるガーゴイルたちが、
  とても気に入っています。
  ああいう風にのんびりできる場所が、日本にもあればいいのに、
  と思いますが、あっという間に混み合っちゃうんだろうな……
  
  
  今後とも、よろしゅう。