急転直下！季節逆転？南半球のフロンティア シドニー＆エアーズロックの旅：唯一の大陸専有国オーストラリア旅行【２】（2016年夏 2日目② ロックスの賑い ）

2016/07/16 - 2016/07/16

仕事の関係でGW中旅行に出られずがっかりしていたところ、7月の海の日を絡めた3連休に1.5日を加え、急遽4.5日の日程で出かけられることになりました。
さてどこに行こうかと考えていると、条件としては直行便があるなどアクセスが良く、希望としてはアジア圏でないところ、ということで浮上したのがオーストラリアでした。この時期オーストラリアは冬であり、季節が逆転するのも面白からんということで即決定しました。
次に、行く都市は直行便があり、見どころも多いシドニーとしたのですが、そこだけでは何か物足りないと思い、シドニーから安く気楽に行けるブルーマウンテンズか、世界的に有名だがお金もかかり、ツアーで行くことになるエアーズロックかでぎりぎりまで悩みましたが、思い切ってエアーズロックに行くことにしました。急遽拵えた旅程なので出来が悪く、シドニー観光を前後としてエアーズロック観光を挟み込むようになってしまいました。
実際に行ってみるとシドニーは冬であるにも拘わらず、日中汗ばむ陽気になるなど過ごしやすく、人々は全体的に真面目ですが、陽気で気さくな人が多かったと思います。苦手なツアーでの参加となったエアーズロック観光はガイドさんの人柄にも助けられて楽しく過ごすことができました。

日程は以下の通りです。

１日目（7/15）羽田発 ⇒ シドニーへ
２日目（7/16）シドニー市内観光
３日目（7/17）エアーズロック観光
４日目（7/18）エアーズロック観光、シドニー帰着
５日目（7/19）シドニー市内観光、シドニー発 ⇒ 羽田へ
６日目（7/20）羽田帰着

今回は２日目➁です。

エリア シドニー(オーストラリア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルでチェックイン手続きを済ませ、早速市街へ繰り出します。
シドニー観光は今日と最終日の５日目しかなく、今日はタロンガ動物園に行き、夕方にはオペラハウスツアーに参加するなど予定が詰まっているので手早く回らねばなりません。
（ﾎﾃﾙ10:45 ⇒ 11:11ｼﾄﾞﾆｰ天文台）

シドニーの見どころはそれ程点在している訳ではないのですが、メトロなど公共交通機関は少々使いづらい面があり、どうしても徒歩移動が多くなります。
さらにこれは個人的なことですが、不定期に一週間ほど膝が痛くなることがあり、暫くすると治るのですが、出発ちょっと前からあった膝の痛みがようやく峠を越え、この日は治りかけの足を引きずっての観光となったため、手早く歩けないのがもどかしいです。

振り返ると有名なオーストラリアンホテルを見つけました。
昔の法律規制の名残でオーストラリアのパブはホテルと名乗るところが多く、ここもそのひとつです。
今日は見るだけですが、後日入ってみようと思っています。

オーストラリアンホテルの少し先に道路が立体交差しているところがあり、トンネル状になっています。ここは囚人が造ったと言われるアーガイルカットです。

そのすぐ脇に、天文台側へ抜ける橋がありました。後で気づいたのですが、ここはハーバーブリッジの徒歩道の起点でもありました。

まずは橋の反対側にあるシドニー天文台に来ました。

既に現役を引退しているということですが、それにしても思ったより小さな天文台です。
（ｼﾄﾞﾆｰ天文台11:11～11:20）

天文台の前庭に木組みのオブジェのようなものが作られていて、何やら飾りつけがしてあります。

近寄ってみるとこんな感じ。紙がひらひら飾り付けられています。

案内板を見ると「七夕」でした。
多分にイベント制はありますが、遠くオーストラリアで日本の風習に出逢えたことや、その文化に関心を持ってもらえるのは嬉しいことです。

大人も子供も結構面白がって括りつけていたので、私もひとつ願いを描いて括りつけておきました。

天文台は小高い丘にあり、眺めがいいです。
北の方角、ハーバーブリッジとシドニー湾沿いを眺めます。

拡大するとこんな感じです。
ぼーっとしていたいところですが、時間が無いので次の目的地へ向かいます。
（ｼﾄﾞﾆｰ天文台11:20 ⇒ 11:32ﾛｯｸｽｾﾝﾀｰ）

先ほど通ったアーガイルカットのところに戻って来ました。
今度は下の道まで降りて、東に向かいます。

少し行くとたくさんの人達で賑わっている通りに出ました。
この辺りがいわゆるロックスの中心部のようです。

レンガ造りのひと際目立つ建物がロックスセンターです。
お店の中にインフォメーションセンターも入っていて、まさにロックスの核となる建物です。
とりあえず建物の中をさらっと見ます。期待したスーベニアショップはありませんでした。
（ﾛｯｸｽｾﾝﾀｰ11:32～11:37）

周辺は露店も並び、賑わっています。

少し行くとロックス最古の住宅、カドマンの家というのがあるとのことで、これかなと思い写しましたが、全然違う建物だったようです。
でもこれはこれで小奇麗な建物でした。
（ﾛｯｸｽｾﾝﾀｰ11:37 ⇒ 11:46ﾀﾞｳｽﾞﾎﾟｲﾝﾄ）

ロックスの海へ突き出た先端にある、ダウズポイントへ向かって北上するとハーバーブリッジが見えて来ました。
その姿は大分大きくなってきました。

港といえば倉庫群、といった風景です。

ダウズポイントへ道は狭まり、ハーバーブリッジにだいぶ近づきます。
ハーバーブリッジは海の部分だけ掛かっていると思いましたが、大分手前の位置から「橋」になっているようです。

さらに行くと建物は尽きて視界が開け、湾を挟んでオペラハウスが見えました。
青空も広がり美しく見えます。

この風景、シドニーに来たなあとしみじみ思いました。
さてもうすぐダウズポイントです。