バクーの味

2016/11/23 - 2016/11/25

コーカサス初の旅先はアゼルバイジャンの首都・バクー。
できれば三国周遊したいと思い、何度かプランを検討したけど、一時期アゼルバイジャンのアライバルビザが発給されなくなったり、日程がうまく組めなかったりでのびのびになり、この際まずは一番見どころの少なそうな（超失礼）バクーに２泊で行ってしまうことに。

バクーは非常に近代的というか、すごく西洋的な街並みでびっくりしたけど、アゼルバイジャン全体がこんなではないようだし、むしろ地方との格差が著しいようなので、いずれ他も見てみたいと思う。
アゼルバイジャン航空の機内誌は独立25周年を祝う記事が満載で、その中に、石油のみに頼る経済からの脱却とさらなる発展を目指している、とああったけど、具体的に何にどうシフトしようとしているのかは明示されておらず、敢えて言えば今は建設業が活況だ、とのみ。
はてさて。

食に関しては、ハチャプリとかヒンカリとか、本場はジョージアとしても、コーカサス料理として分類されるものを食べたいと思ってたけど、めぐりあえず、非常に残念。他の料理は、ケバブとかキョフテとか、むしろトルコ料理に似てる感じ。
レストランでは、運が悪かっただけと思うけど、毎回会計で少々もめたのがマイナス印象。

バクーのホテルはこちら（仮置き）
http://4travel.jp/travelogue/11203505

エリア バクー(アゼルバイジャン)

観光客向けレストラン＠バクー旧市街

羊のケバブを頼んだら、クラシック・ケバブにしない？羊と牛とナントカ（よく判らず）の3種盛で、ケバブは各５マナト（約３６０円）だから１５マナトだよ、と言われ、それにした。
大変肉々しい一皿（笑）。しっかり火が通り、ちょっと固めかな。

これが会計のとき、ビーフ・ケバブは６マナトだよ、ほらメニュー確認して、と言われたけど、聞いた説明と違うと言ったら１５にしてくれた。でもなんかモヤつく。

同上

飲み物はお茶を頼んだらポットで出てきてびっくり。トルコのチャイをイメージしてたもので．．．グラスはトルコのチャイグラスに似てるけど。
お茶はタイムかセージか、何かハーブが入っているようで、スーッとする感じ。これは特に肉料理の後に飲むとすっきりしていいね。
お茶にジャムかお菓子はつけるかと聞かれ、お菓子と言ったらバクラヴァとシンプルなケーキを見せられた。ケーキの方は何味か判らず、これは何？と聞いたら「トルテ」と．．．それ、ケーキという以上の意味はないよね。

スーパー＠バクー

スーパーで売ってるお菓子は、ロシアかトルコからの輸入品が多い印象。
ここはロシア製のチョコがたくさん並んでいたけど、これは量り売り。こんなの個数でいいような気がするけど、微妙なバラツキでもあるのか？

ファストフード屋＠バクー

とおりかかった店の看板。
この店に限らず、ケバブ、バーガー、ピザ、というのが多いようだった。

スーパー＠バクー

布巾かと思ったらうす～いパン。ピタパンとかトルコのユフカとか、そんな感じ。
それにしてもすごい売り方だ。

同上

冷凍のヒンカリ。
コーカサスの小籠包（笑）。これはかなり小ぶりな方と思う。
ヒンカリ食べたかったな～。

同上

フルーツ味のゼリー菓子がやたら目についた。

同上

ロクムの量り売り。
見てるとけっこう買っていく人がいる。近くに箱入りも並んでるんだけど、自宅用なら量り売りって感じなのかな？

同上

トルコのエディルネでよく見たピシュマニエ。
元はどこの国のお菓子か知らないけど、アゼルバイジャンでも人気の様子。

同上

これは、どう見てもキノコのアレでしょう。

同上

ジュースなのかコンポートなのか。

同上

バクラヴァ類の量り売り。
もう一軒のスーパーにもあった。

同上

これはロシア製だけど、アラブ諸国やトルコでよく食べられているハルヴァ。あま～い練りごまを固めたもの、といえばいいかな？
個包装でバラマキ土産にちょうどいい感じ。
かなり甘いので、並の日本人はこれひとつでけっこう無口になる。

スーパー＠バクー

山積みになっていた「アゼルチャイ」。
ハーブを入れて飲むのが一般的なようで、ホテルの朝食でこれのティーバッグがあったので飲んでみたけど、それもやはりハーブ入りだった。

雰囲気の良いレストラン＠バクー旧市街

勝手に出てきたパン。
雰囲気的にこれは有料だよね、と判るけど、こちらは見るからに外国人なんだから、何も言わないのはあんまり良いことではないと思う。こっちが聞けば済むんだけどさ。

上の方に二つ並んでいる丸いパンの一つしか食べなかったけど、下の方にはみ出ている四角いパンも食べたと言われ、チャージされた。
食べてないと言っても「パンはカゴ単位だから」とかみ合わないことを言う。それなら逆に一つでも全部でも同料金じゃないの？
最後は向こうが折れたけど、システムを説明するとか下げるときに確認するとかちゃんとしてほしい。

同上

お茶と一緒にジャムは？とここでも聞かれ、おススメはクルミのジャムと言われ、出てきたのがこれ。
以前トルコで死ぬほど甘いクルミの煮たものを食べたことがあり、恐る恐る食べてみたら、こちらは甘さも食感も軽い感じで美味しかった。

でも、別にいいんだけど、ポットのお茶が５マナトで、こちらは６マナト。
ジャムってメニューに載ってないので、頼むときにいちいちそれはいくら？と聞いた方が良いかと。

同上

なんという名前か忘れたけど、羊肉ハンバーグの卵とじ、的な物。
パクチーが聞いているし、嫌いな人は無理と思うけど、美味しかった。
ただちょっと油が多いので飽きる。

観光客向けレストラン＠バクー旧市街

大きなタンドールでパンを焼いている様子に惹かれて入った店。
ヒンカリがメニューにあったので頼むと、今日はないと言われて残念。
牛肉のスープとタンドール焼きのパンに、ザクロジュースを注文。
まるでパンがメインのような写真だけど、焼きたてじゃなくて残念。美味しいことは美味しかったけど。
メインの牛肉はお米の入ったミートボール状。とても良いダシが出ていて美味しかった。

ジュースはメニューでは５マナトと書いてたけど、レシートが６になってたので聞くと、フレッシュジュースは６で、メニューにあるのはボックス・ジュース（パックのジュースということか）だと。
フレッシュジュースがわずか１マナトの追加で飲めるのは、むしろ良心的ともいえるけど、それなら最初にそう言ってくれればいいのに。何かすっきりしない気分が残る。

この旅行記へのコメント （2）

• Krisflyerさん 2017/08/23 23:15:14

  コーカサス行ってきました

  この夏についにコーカサス行ってきました。
  
  コンポートやジャムなどフルーツをふんだんに使ったものや、蜂蜜など多数あり、全部買って帰りたい気分になりました。因みに物価はアルメニアが一番安かったです。

  telescopioさん からの返信 2017/08/24 00:42:11

  RE: コーカサス行ってきました

  > この夏についにコーカサス行ってきました。
  
  おお〜、いいですね、3か国周遊ですか？
  私はアゼルバイジャンのバクーしか行っておらず、他の2か国はもちろん、アゼルバイジャンの地方にも行ってみたいです。
  
  > コンポートやジャムなどフルーツをふんだんに使ったものや、蜂蜜など多数あり、全部買って帰りたい気分になりました。
  
  美味しそう！
  どれも重いし運搬が大変なのが難点ですね〜。
  バクーでお茶を頼んだとき「一緒にジャムは？」と聞かれてびっくりしたのを思い出します。