2016/11/07 - 2016/11/10
4868位(同エリア27553件中)
いちごさん
旅行の計画を立てたのは2か月ほど前ですが、例年、日本の平地で紅葉が見られるのは11月中旬以降(西日本?)。
ひと足先に、韓国で紅葉を楽しもう~♪ということになりました。
ソウル周辺の紅葉の名所を調べたら、宮殿を中心に街の通りなどアチコチにあるみたいだけど、少し遠出をして近郊の【ナマンサンソン(南漢山城)】へ行くことにしました。
韓国旅行をする前に計画を立てる時、よくお世話になる韓国旅行情報の専門サイト【コネスト】
そこの企画ツアーで、【ナマンサンソン(南漢山城)半日ツアー】というのがあったので利用しました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
【コネスト】の【ナマンサンソン(南漢山城)半日ツアー】を申し込むと、おひとり様¥5,580(当時)で、ホテルまで迎えに来てくれるのでありがたい。
フロント前に、8:30集合です。
流ちょうな日本語を話される若い女性ガイドさんの案内で、グレーのワゴン車に乗り込みます。
この後、2人の日本人女性をミョンドン(明洞)のホテルへ迎えに行って、出っぱぁ~つ!! -
【ナマンサンソン(南漢山城)】は、ソウルのお隣の行政区であるキョンギド(京畿道)のクァンジュ市(広州)にあります。
山城全体の周囲は約12.3kmなので、正確にはクァンジュ市、ハナン市(河南)、ソンナン市(城南)にまたがっているのだとか。
また、山城内部は都市が立地できるくらいに広くて平坦な所なので、【ヘグン(行宮)】(王がソウルの王宮を離れ都城の外へ出る時に一時的に滞在するところ)などがあります。
現代においては、バスのロータリーがあってバス停や、観光案内所やお店もあり、ナマンサンソンの観光の中心地になっています。
山城はソウルからも近く、ハイキングやトレッキングコースとして親しまれているそうで、コースは5コースあります。
(地図はソウルナビHPから拝借しました) -
私たちはその中の、ビギナー向け<第1コース>距離約2kmを1.5時間で歩くコース、地図の1~6を歩きます。
ちなみに、山城のすべてを回る健脚・上級者向けの<第5コース>は、距離7.7km、所要時間は3時間20分です。
公共交通機関で来ると、遙か1.8kmほど下のバスのロータリーが出発点になるのですが、私たちはツアー専用車なので、細い山道をクネクネと【クッチョンサ(国清寺)】まで車で登って来れて、ここが出発点になります~♪ -
どうぞ~、この山城ウォークが無事でありますように~と、出発前に石を積みます。
既に積まれた石塔を壊さないように、慎重に~
たった2kmの山城ウォークではありますが、いちおう、山なので(^_^;) -
【ナマンサンソン】は、2014年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。
登録後は、日本の観光客も増えてきたそうです。
門は東西南北にありますが、私たちが車を降りた出発点から近いのは西門。
ここから、ちょっと出てみます。 -
城壁の外側にある山道を、城壁沿いに軽く登ります。
途中、歩きにくいゴツゴツした岩場があったりするので、ハイヒールでのウォークはムリかも。 -
見晴らし台へ来ました。
【ナマンサンソン(南漢山城)】は海抜480mの所に築かれた城なので、ここから、キョンギド(京畿道)やソウルの街が望めます。 -
霞かPM2.5かがかかってクリアーには見えませんが、空気が澄んだ日なら、ロッテタワーも見えるそうです。
ロッテタワー見たことないので、見えてても分からないけど。
ガイドさんが見えるのに見えない~とおっしゃるので。 -
時期がもう少し早かったら、全山が紅葉して素晴らしい景色に出会えるところだったのに、ザンネンながら、枯れ木も山のにぎわい状態に。
-
【ナマンサンソン(南漢山城)】は、古くは百済時代だとか、新羅統一時代に築城されたと諸説あるそうですが、現在のような形になったのは朝鮮時代です。
北のプッカンサン(北漢山)と共に首都ソウルを守る要塞として重要な役割をはたした城です。
1636年丙子の乱で清に攻められた李朝鮮、第16代インジョ(仁祖)王は、ソウルを逃げ出してこの山城に籠城したものの、40日あまりで降伏し、屈辱の謝罪をすることになったという話しは、韓国歴史ドラマに時々登場します。 -
兵力と物資の移動のために、敵の目に付きにくい所に密かに造られた秘密の門、【アンムン(暗門)】
敵に包囲されたときに助けを求めたり、食糧を運んだりしていたこのようなアンムンが、ナマンサンソン( 南漢山城)には16ヶ所あるそうです。
アンムンを通ってふたたび城内へ。 -
城壁沿いの道は、歴史と自然が融合したステキな景観の道なので、結構歩いて来たけど、どんどん歩けてしまいます。
じつは、ガイドさんの後に付いて、山道を2kmも1.5時間も歩きとおせるか、ちょっと心配していたけど、広くて歩きやすいし、ハイキングやトレッキングのコースとして好まれるのも分かります。 -
【ヨジャン】は、城壁の上にさらにつくられた低い塀のこと。
ここに身を隠して敵の攻撃をかわし、壁の穴から弓や銃で攻撃もします。
少し低い位置の両端の穴は遠くを 、真ん中は近くを見るためのモノだそうです。 -
【ヨジャン】が、ずぅ~っと先まで続いています。
インジョ王が籠城した時も、兵士たちが王を守るために、ここで必死に応戦したのでしょうが・・・・・ -
山上だけど、山間の平坦な所に建物が見えます。
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【スオジャンデ(守禦将台)】は、軍隊の指揮や敵の監視のために建てられた楼閣。
ナマンサンソン(南漢山城)にあった5つの将台のうち、唯一現存する楼閣です。
ここで、小学校の修学旅行生と一緒になりました。
奥に見える石段に並んで写真撮影をしています。 -
外回りの柱は、みな、石の袴をはいています。
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2階建てで階段もありますが、昇ってはいけないそうです。
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ナマンサンソン(南漢山城)には、いくつかの説話があります。
そのひとつ・・・ナマンサンソンの築城は、東南側はイ・フェ将軍が、西北側は僧侶の碧巌大師が担当しました。
北側は地形が緩やかで山勢も平坦なので期日内に終えることが出来ましたが、南側は険しい地形のため期日を過ぎてしまいました。
王は城が完成していないことを知り、将軍を罰することにしました。
将軍は、自分は最善を尽くしたため、処刑された日に鷹が飛んで来たら無罪であることを認めてほしいと遺言を残して死にました。
すると、本当に鷹が飛んできてイ・フェ将軍の上を飛び回り、岩の上に降り立ちました。
このため、もう一度城を確認したところ、頑丈に築かれていたことが分かったということです。
その鷹が止まった岩というのがこの建物の左側前方にあります。
修学旅行生がその岩を取り囲んで先生の話しを聞いていたので、すき間からチラッと見せてもらいました。 -
【チョンニャンダン(清涼堂)】は、スオジャンデ(守禦将台)の横に立つ建物です。
ナマンサンソン(南漢山城)の東南部の築城の責任者でありながら、謀略のため絞首刑となったイ・フェ将軍と、その死を知って後を追った妻の魂を慰めるために建築された祠堂です。
説話とは、少し状況が違うようですが、いずれにしても、イ・フェ将軍は無念の死を遂げられたようで、現在も祭祀が行われているそうです。
謀略による絞首刑・・・韓国歴史ドラマの定番ですが、あれは実話だったのですね。 -
紅葉した葉っぱがいち早く散ってしまって、黄色いじゅうたんが広がっています。
誰も居ないベンチに腰をおろして小休止するご夫婦・・・だと思いますが・・・いい雰囲気に浸っておられる所、ワイワイガヤガヤと失礼します。 -
平坦な道ばかりではなくて、時々、こういう石段も現れます。
山ですから。 -
また、城壁沿いの道に戻って
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城壁沿いを頑張って歩きます。
「休憩しなくていいですか~?」と、ガイドさん。
「大丈夫です」と、余裕で答えます、、、いちおう。
ところどころに石段や上り坂はあるものの、ガイドさんの説明を聞きながら歩いていると、疲れも忘れます。 -
もうひとつの秘密の門、アンムン(暗門)を通って城外へ出ます。
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東西南北の門にあるアンムン(暗門)はトンネルのようで大き目の造りですが、こちらは低くて狭くて、まさに、秘密の門。
有事のために炭などを埋めて隠していたりもしたそうです。 -
こんなふうに、敵の目に付かないような所に造られています。
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アンムン(暗門)をくぐって城外へ出ると、城壁から突き出すように造られた小さな城郭【オンソン(甕城)】があります。
敵を引き付けると共に、烽火台として侵入を防ぐ役割をも持っていたそうです。 -
今日は、城郭が青空に映えて、とてもきれいに見えます。
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近づいてみると、ただの展望台とは異なる城塞らしい造り。
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でも、今の世では、展望台。
霞んだ見通しは、さっきのまんまですが。 -
「ここから先ほど通ってきた方をふり返って見てください。
アンムン(暗門)は隠れてどこにあるか分からないでしょう~」と、ガイドさん。
なるほど~なるほど~ -
城内に戻って先を急ぎます。
ツアーなので時間に限りがあります。
予定の時間をオーバーしているのか、ガイドさんに「少し急いでくださいね~」とせかされます。 -
ガイドさん、気がせくのか、この人たちに合わせてたら間に合わないと思われたのか、どんどん先を歩いて行かれます。
若いガイドさんで、日本への留学経験も無いのに、とても上手な日本語を話されます。
発音も自然で、難しい漢字語を使いながらよどみなく説明してくれます。
「どうして、日本語を勉強されたのですか~?」とオバちゃん達は興味津々に質問します。
「日本の玉置浩二さんが好きで・・・」とガイドさん。
出た~!!玉置浩二さん。よく聞きます。玉置浩二さんファンの韓国の方、結構いらっしゃいますね。
日本の若い女性で、k-popのアイドルのファンだからと韓国語を習っている人、知っているけど、いずこも同じ、、、ですね。 -
全体が山城ですが、それでも標高の低い所まで下りてくると、紅葉した木々が残っています。
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せっかく、紅葉を見にナマンサンソン(南漢山城)までやって来たのだから、少しでも紅葉が見られて良かった~(*^_^*)
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【北門】を横に見ながら、ゆるやかに、どんどん下っていきます。
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お食事どころや、お土産やさんなどが並ぶ賑やかなエリアまで下りて来ました。
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ここも山城の内部ですが、バスのロータリーや、広々とした駐車場などがあります。
最初、ソウルから地下鉄8号線でサンソン(山城)駅まで来て、そこからバスに乗り換えて来ようかとも思ったけど、バスの停留所はここにあります。
バスで来ていたら、ここが、山城ウォークの出発点。
ツアーで良かった~♪
そんなことは、来るまで分からなかったのですが。 -
ガイドさんが先を急いでおられたのは、もう1ヶ所、【ヘグン(行宮)】の見学を残していたからでした。
【ヘグン(行宮)】とは、王様がソウルを出られた時の仮の宮殿です。 -
王の執務室、【ウェヘンジョン(外行殿)】
ヘグン(行宮)としては初めて前方に王の執務室、後方に寝所を置く前朝後寝の原理が取り入れられたということです。 -
王様のプライベートルームである【ネヘンジョン(内行殿)】
入ろうとしたら、生涯学習センターの講座受講生のような方々で満員。
講師の説明を聞いておられる途中なので、中へ割り込むこともできず、 -
端の方から、プライベートルームの片りんを覗かせてもらって退散しました。
-
そろそろ帰る時間が迫って来ました。
-
ナマンサンソン(南漢山城)は世界遺産として歴史的にも価値のある所ですが、それ以上に鮮やかな紅葉が見たい~と思ってやってきました。
が、山なので、紅葉の時期としては一歩遅れてしまいました。
山城のハイキングも楽しかったけど、ステキなコースだっただけに、紅葉が見ごろならどれだけ素晴らしかったかと、少ぉ~しザンネンな思いも残しつつ帰途につきました。
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