スイス・フルカ山岳蒸気鉄道

2016/09/25 - 2016/09/25

蒸気機関車に乗ってみたいという夢が実現！
氷河特急の旧線を走るフルカ山岳蒸気鉄道に乗ってきました。

エリア 氷河急行(スイス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 旅行の手配内容: 個別手配

朝早くにジュネーブを出発して、フルカ山岳蒸気鉄道の始発駅、オーバーワルトOberwaldにやってきました。

駅のすぐ目の前にあるこちらの建物で、終点駅レアルプRealpまでの片道切符を買います。
ネットで事前購入した方がよいかなと思いつつも、天気予報とにらめっこして、直前に行くことを決めたので、切符は当日購入になりました。
が、ハイシーズンに訪れるのであれば事前購入は必須と思います。

運行会社dfbの公式サイトはこちら。
https://www.dfb.ch/index.php?id=986&L=3

また、電車でオーバーワルト駅やレアルプ駅までアクセスする場合、スイス国鉄SBBのサイトで路線検索するのが便利です。
http://www.sbb.ch/en/home.html

こちらが今回乗る蒸気機関車。かっこいい～

乗客はみんな、興味津々で機関車を眺めています。

運転席では機関士さんが石炭をくべています。

計器が並ぶ運転席。

間もなく出発。汽笛がなります。

二等車の車内は木製のベンチシートでレトロな雰囲気。

こちらが切符。

坂をぐいぐい上っていきます。

オーバーワルトがだんだん遠くなっていきます。みんな窓から顔を出して楽しそう。

こちらは車掌さん。

トンネルが近づいてきました。煙が車内に入らないように急いで窓を閉めます。

標高が高く森林限界にきているのか、山に木はありません。

途中、Gletsch駅に停車し、汽車の給水を行います。

谷を流れるローヌ川。このローヌ川はジュネーブ、フランス・リヨンを通って、遠く地中海まで流れていきます。

中間地点で反対向きの列車とすれ違います。

反対向きの赤い車両も雰囲気あります。

この写真がイチオシです。本当にかっこいい！

路線の名前にもなっているFurka駅では少し長めの停車で、軽食を取ったりする時間があります。

再び近づいてパチリ。

真正面から見るとこの迫力。

一等車の車内を覗いてみました。さすが高級感があります。

こちらは列車の最後尾。

フルカ駅からはひたすら下り坂です。

この石橋を渡るともう終点近く。

オーバーワルトOberwaldから２時間かけて、終点のレアルプRealp駅に到着しました。

レアルプからオーバーワルトまでフルカ峠を越えるバスで戻ろうかと思ったのですが、なんと一日２便で、待ち時間が長過ぎるので断念。普通に電車で戻ることにしました。

普通の電車は蒸気機関車が通る旧線ではなく、氷河特急も通る長い新フルカトンネルを通ります。たったの20分でレアルプまで戻ってきました。

帰る途中、寄り道して温泉リゾート地、ロイカーバートLeukerbadにやってきました。ここはローマ時代に発見されたという歴史ある温泉地です。

アルペンテルメAlpenthermeというスパにやってきました。

水着着用、37～38度ほどの温泉で、日本の感覚では、温泉というよりは温水プール。２時間ほど浸かっていましたが、ちょっと温度が物足りない感じではありました。
源泉は50度あるらしいので、ロイカーバートにたくさんあるホテルの中には、より温泉らしい施設があるのかもしれません。

ロイカーバートは美しいリゾート地でした。温度の高い温泉を探して再訪してみたいと思いました。

この旅行記へのコメント （2）

• Salaamさん 2016/12/13 03:57:52

  素晴らしい景色にぴったり！

  はじめまして！
  
  自分では鉄道マニアではないつもりですが、汽車っていいな！と思いながら童心に戻った気持ちで拝見いたしました。
  特にこのスイスの鉄道は架線がなくて、昔から正にこのまんまの景色で走っていたんだろうな、と思うと胸が熱くなりますね！
  景観も近代的な雰囲気な物が一切排除されたこの雰囲気、スイスに行きたくなってしまいました（単純ですね・笑）
  
  そして温泉にも行きたくなってきました…
  
  引き続き良い旅を！
  
  Salaam

  Euromaniaさん からの返信 2016/12/14 06:13:43

  RE: 素晴らしい景色にぴったり！

  Salaamさん、コメントいただきありがとうございます！
  
  素晴らしい景色がたくさんあるスイスの中でも、ひときわ絶景だったのがこの氷河特急の旧線です。
  汽笛やガッタンゴットンと進む音もとても楽しく、音を旅行記に載せられないのが残念です。
  
  この汽車は夏期限定ですが、もしスイスを訪れる機会がありましたら、ぜひ乗車してみてください！
  
  Euromania