25年ぶりのロサンゼルス観光<DAY-1> 2泊3日

2016/07/04 - 2016/07/06

ニューオリンズからの帰り道でロサンゼルスに立ち寄り。大学生のとき以来、約25年ぶりのL.A.訪問でした。ダウンタウンからビーチ・シティまで、ドジャース戦、独立記念日の花火大会、アボット・キニー、UCLA、ザ・ブロード、アーツ・ディストリクトなどなど、一般的な観光名所は少ないかもしれませんが、何もかもが新鮮で素晴らしい経験でした。2泊3日、駆け足のひとり旅。Life in the Fast Lane♪
【Day 2】 http://4travel.jp/travelogue/11188793
【Day 3】 http://4travel.jp/travelogue/11188794

エリア ロサンゼルス(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: アメリカン航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: ホテルズドットコム

ニューオリンズで行われたEssence Festival終了後、徹夜で明け方、ロサンゼルスに向けて移動。ニューオリンズで機体トラブルで離陸が大幅に遅れましたが、アメリカン航空で、ニューオリンズ→ダラス・フォートワース→ロサンゼルス国際空港に昼前に到着。ロサンゼルス、意外に涼しいというか寒いくらい。体感的には気温20℃くらいでしょうか？　空港からFly Awayというリムジンバスで40分くらいかけて、ダウンタウンのUnion Stationに移動。バスを降りたら、すぐそばにあるチケット・カウンターで料金を精算して（カード払いのみ）、そのチケットを持って改めて荷物を受け取るシステム。他の乗客に着いていけばOKです。

ロサンゼルス国際空港 (LAX) 空港

Fly Awayを乗降場から案内表示に従って、1、2分歩くと地下鉄のUnion Station駅。独立記念日のお休みということもあるのでしょうか、がらんとしていました。夜はちょっと怖いかもしれません。地下鉄の自動販売機で「TAP」というスイカやパスモのようなプリペイドのICカードを購入。僕はチャージするのが面倒だったので一日券（7ドル）を買いました。
●TAPの買い方は→ http://latripguide.com/?p=6176

ロサンゼルス ユニオンステーション 駅

メトロ・レイルと呼ばれる地下鉄車内。休日の昼間でガラガラ。ガラガラなだけに夜はちょっと怖いかも。赤か紫のLineに乗って約10分、ホテルのある7th Street/Metro Center駅に到着。
●メトロ・レイルの路線図→ http://media.metro.net/riding_metro/maps/images/rail_map.pdf

7th Street/Metro Center駅から、ちょっと道に迷いながら歩いて10分、宿泊するホテル「The Standard downtown」に到着。スマホの地図アプリを使っていても、不慣れな土地だとやっぱり迷いますね。慣れれば5分。日本で話のネタになるだろうということで、Hotels.comでこのホテルを予約しました。人気のルーフトップ・バーに興味津々だったのですが、結局2泊ともバタンキューで行けず、残念！ちなみに宿泊者は優先してルーフトップ・バーに入れるそうです。
●The Standard Downtown, LA→ http://www.standardhotels.com/la/properties/downtown-la

ザ デルフイ ホテル

どちらかというとオフィスビルやレストランの受付のようなシンプルなロビー&チェックイン・カウンター。ゴージャスさはありませんが、ロビー脇には電話機のオブジェ（実際に使えるのかもしれませんが）などもをあり、嫌味がない程度にオシャレ。受付の男性はとても親切。決められたチェックイン時間よりも少し早かったのですが、部屋に入れてもらえました。

Mediumという部屋を予約していたのですが、Largeにアップグレードしてくれたようです。広々。床に直接マットを置いてあり、布団のようで落ち着きます。全体的にはとってもオシャレなビジネス・ホテルという感じでしょうか。噂通りシャワー・ルームとベッドの間はガラスで仕切られているだけ＝丸見え。カーテンなど目隠しはありません。夫婦や恋人同士ならそれも一興かもしれませんが、親子や男同士だと厳しいですね。

アメニティー・グッズやバスローブなど一通りなんでもあり。冷蔵庫の飲み物、おつまみ・お菓子などフードも充実。安くはないですが、びっくりするほど高いということもありません。

さあ、ダウンタウン観光に出発。午前中の曇り空が嘘のよう、気温も上がってきました。まずはランチを兼ねて、ホテルから歩いて5分のWhole Foods Marketに向かいます。

ホテル周辺はビジネス街なので、祝日の人通りはまばら。バイクやスケートボードの子たちが颯爽と駆け抜けていきます。

Whole Foods Marketの隣にあるお菓子や&レストラン「ボッテガ・ルイ」。ショーウィンドウのマカロン・タワー。店内はとてもゴージャスなので敷居が高いかと思ったら、店員さんたちは明るくてとてもフレンドリー。オーダーの仕方がわからなくてまごまごしていたら声をかけてくれて、包装している間もコレでも食べててとマラサダ（ハワイ風の揚げパン）をくれたり。最終日ここのマカロンをお土産に買いました。女の人には絶対喜ばれる店だと思います。
●ボッテガ・ルイ→ bottegalouie.com

ボッテガ ルイ ピザ

昨年ダウンタウンにできたWhole Foods Marketに到着。店の前の舗道にはテーブル&椅子が置かれて、店内で買ったデリやお弁当などをここで自由に食べられる。
●Whole Foods Market Downtown Los Angeles→ http://www.wholefoodsmarket.com/stores/downtownlosangeles

Whole Foods Marketの店内。ニューオリンズの店と基本的な作りは同じですが、置いてある生鮮食品や食材、商品は地元カリフォルニアで生産されたものが中心。地産地消。日本のスーパーに比べて品数が多いわけではないのだけど、一品一品に対する強いこだわりを感じます。値段が多少高くても、買いたくなる理由があるというか。Whole Foods Marketは日本に出来てほしいなぁ。ここも最終日、お土産にホームメイドのクッキーを買いました。なんてことはないんだけど、アメリカンなスウィーツの美味しさ。いい意味で大味♪

ニューオリンズのAce Hotelにも入っていたStumptown Coffeeの豆が売っていたので購入。豆の焙煎はLos Angelesで行っている模様。値段は15ドルくらいなので思ったほど安くないなあと思っていたら、量が日本の倍くらい(400gくらい)入っていた。日本に戻って飲んだら、やっぱり美味しい。めちゃめちゃ美味しい。Stumptownも日本上陸希望。
●スタンプタウン・コーヒー→ https://www.stumptowncoffee.com/products

お腹が空いて何にしようか迷ったのですが、その場で作ってくれるハワイの「ポキ丼」に決定！まず、白ご飯や玄米などご飯の種類を選び、メインのマグロの漬けの味つけ、野菜やフルーツなどのトッピングを自由に選ぶのですが、選びきれないので、店員のお兄さんのオススメに従う。

10ドルくらいだったので安くはないかもしれませんが、久しぶりにご飯モノを食べて満足。
精算を済ませて、店内のテーブル席でいただきまーす。
んんん、韓国風で、かなり辛ーい！

Whole Foods Marketの店内には「Eight Bar」というバーも併設。こっちもオシャレな感じ。こだわりのクラフト・ビールや美味しそうなメニューもたくさんありました。次回はこっちでも食べたいな。
●Eight Bar→ https://www.timeout.com/los-angeles/restaurants/the-eight-bar

ステープルズ・センターなどを含むL.A. Live周辺。何もないなー。

LAライブ 劇場・ホール・ショー

L.A. Liveの一角にあるグラミー・ミュージアム！自分の周りには行ったことがあるという人がいないけど、なぜ？洋楽好きなら夢のようなスペース。入場料10ドル（くらいだったはず）。ちょうど7月上旬から、ビートルズアメリカ上陸50周年の企画展がスタートしたばかり。高まるー♪
●グラミー・ミュージアム→ http://www.grammymuseum.org/

グラミー博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ミュージアムの中に入ると、もちろん本物のグラミー賞のトロフィーが年代順に置かれています。写真はバリー・ホワイトが寄贈したらしい最新型のトロフィー。1999年に『ステイング・パワー』でBest Traditional R&B Vocal Performanceを受賞した時のものです。
●Barry White - Staying Power→ https://youtu.be/T7mHrut0cQI

ビートルズ展の他にもオーティス・レディング展を開催中！この真っ赤の衣装は、Live in Europeのジャケットにもなったスーツ。1967年のヨーロッパ公演ということは同い年！クゥー。
●All Music Guide→ http://www.allmusic.com/album/live-in-europe-mw0000318815

衣装の展示がたくさん。これはホイットニー・ヒューストン。

マイケル・ジャクソンの衣装もたくさんあって、見応えあるわー！「スリラー」で着用していた赤いレザー・ジャケットもあり（サイン入り）。
●Michael Jackson - Thriller→ https://youtu.be/izS67QTVAjk

白い衣装はモータウンの要、スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズ。

テイラー・スウィフトが今年の2月の授賞式で着ていたドレスもある！ひゃー！ヴェルサーチのものだそうです。
●Taylor Swift at Grammys→ https://youtu.be/ODtV8KLmH9k

ミュージアム内には「ソングライターの殿堂(Songwriters Hall of Fame)」の展示コーナーもあり。写真はテイラー・スウィフトのアルバム『RED』に収録されていた「22」の直筆リリック。
●Tylor Swift - 22→ https://youtu.be/AgFeZr5ptV8

で、こっちは「What the World Needs Love」。バート・バカラックの名コンビで知られるハル・デヴィッドによる直筆。テンションが上がりまくり！
●Dionne Warwick & Burt Bacharach→ https://youtu.be/PdzR8oO2KhY

メインフロアのビートルズ展。1964年の全米ツアーに的を絞った企画展で、大量の手書きメモやチケット、ポスター、グッズなどなど。どうやらリンゴ・スターが協力しているようです。
●Ladies and Gentlemen…The Beatles! 詳しくは→ http://www.grammymuseum.org/exhibits/ladies-and-gentlementhe-beatles

ミュージアムの出口そばに、2004年のグラミー賞でプリンスとビヨンセが競演した時の写真パネルが。プリンスが亡くなって間もないことがあってのことだと思いますが改めてR.I.P.。間違いなくグラミーの歴史に残るパフォーマンスです。

グラミー・ミュージアムを出て、7th Street/Metro Center駅から地下鉄Red Lineでハリウッドに向かう。地下鉄の車内で検札に遭遇！突然屈強の係官が現れて、乗客一人づつTAPカードをチェック。無銭乗車が見つかったら罰金はいくらなんだろ？　それと車内での飲食も絶対ダメなんですね。ペットボトルの水もダメ。車内でのお化粧はどうなんでしょうか？

Hollywood/Vine駅に到着。4時頃。駅から外に出たら、キャピタル・レコードのビルがダーン！天気も良くなって気持ちイイ。キャピタル・レコードにも行きたかったけど、時間が足りなさそうだったので我慢。
●The Capitol Records Building: The Story of an L.A. Icon→ http://jp.discoverlosangeles.com/capitol-records-building-hollywood

キャピトル レコード ビルディング 建造物

Hollywood Walk Of Fame。駅のそばで、大好きなベイビーフェイス(Kenny Babyface Edmonds)の星、発見！嬉しい！
●ウォーク・オブ・フェイム→ http://www.walkoffame.com/

ハリウッド ウォーク オブ フェイム 散歩・街歩き

ジャネット・ジャクソン(Janet Jackson)！探し始めたらきりがない。

楽しみにしていたレコ屋「Amoeba Music」に到着。噂以上。レコード、CD、DVD、Tシャツや様々なグッズ。新作も中古も、とにかくポピュラー音楽に関する圧倒的な物量。ただ物を置いているだけでなく、店とお客さんの間でゆるーく共有されている雰囲気が心地良い。音楽好きの桃源郷か！CDやレコードを見始めたらまったく時間が足りないので、割り切ってお土産用のTシャツをたくさん購入。レジでお店のステッカーやフリーペーパーなど適当に放り込んでくれて嬉しい。Last Resort。
●Amoeba Music→ http://www.amoeba.com/

アミーバ ミュージック 専門店

大急ぎでホテルのある7th Street/Metro Center駅に戻ります。（写真はHollywood/Vine駅構内）
買い物した荷物を部屋に置いて、ドジャースタジアムに向かって出発！

地下鉄のUnion Station駅で、ドジャースタジアム行きのバス乗り場を目指す。途中、スパニッシュな雰囲気が素敵な 映画の駅の待合所を通り抜けます。映画のロケなどでも使われています。
ドジャースタジアム行きのバスDodger Stadium Expressは野球の入場券を見せれば無料。って言っても全然ノーチェック。球場行きなので観客以外は乗らないですから。
●http://losangeles.dodgers.mlb.com/la/ballpark/transportation/index.jsp?content=express

ユニオンステーション 駅

ドジャースタジアム行きのバスは、韓国の子たちだらけ。韓国の選手が多く活躍しているからでしょうか？前健が在籍している割には日本人の応援は少ないなぁ。バスは坂道をぐんぐん登って、ライト・スタンドの後ろあたりに到着。自家用車の駐車場よりも入り口にずっと近いので便利です。

ドジャースタジアム スタジアム・スポーツ観戦

ドジャースで活躍したレジェンド選手が描かれている壁には、野茂英雄の姿も！入場口から入ろうとすると、ここじゃないよと。Top Deckと呼ばれるバックネット裏の一番上の席の入場口は、かなり急な階段を相当上った先にあります。ハァハァ。

今日はボルチモア・オリオールズ戦。最高の雰囲気！日本にいるときはまったく野球に興味がないくせに、アメリカに来ると野球やバスケットボールを観たくなる。のんびり。

プレイボール！でも、選手のことは全然知らない。

一番上のフロアですが、一番前の席なので、何も遮るものはありません。かなり高い位置にあるので、ちょっと怖いくらい。ドジャースタジアムの名物ホットドッグ「Dodger Dog」とビール。味は普通ですが、この雰囲気の中で食べるのは格別です。

スタジアムから眺める夕陽。フィールドとは反対側に沈んでいきます。スタジアムは山の上にあるので、ダウンタウン方向の景色がホントにキレイです。

試合はオリオールズが先制し、その後ドジャースが追いかける。7回裏恒例の大合唱の後に、見事逆転！敵味方ともホームランあり、追いつ追われつの展開に大満足。

試合はそのまま７-５でドジャースが勝利！その瞬間にランディ・ニューマンの名曲「I Love L.A.」が球場に鳴り響く。これが聴きたかった！
●2016 Dodgers Home Runs - "I Love LA"→ https://youtu.be/_PnnEwS7yAU

隣の席のおじさん。ずっとヘッドセットを付けて、試合の実況中継をしてました。もしかしたらラジオの放送でもしてたのかしか？
●試合のダイジェスト映像→ https://youtu.be/zwqtrVuOO98

試合終了と同時に外野に人が流れ込んできます。この日はフィールドが開放され、独立記念日恒例の花火大会が始まります。L.A.では独立記念日くらいにしか大きな花火が打ち上げられないようなので、楽しみなイベントになっているそうです。

花火じたいは日本のものの方が凝っていて立派ではあるのですが、L.A.で見る打ち上げ花火は最高でした！
試合が終わった選手たちも家族と一緒に眺めています。

ニューオリンズからの徹夜がたたって、半ば記憶がない状態。花火大会の後半で席を立ち、Union Stationに向かうバスに乗り込みます。バスはゲートを出たところで待ち構えていたので、すぐにわかりました。

Union Station駅に到着。だいたい10時頃です。昼間とは打って変わってシーンとした待合所。再び地下鉄に乗り、ホテルに戻りました。祝日の夜だからかもしれませんが、地下鉄の構内や車内は人が少なく、女性ひとりならやめておいた方が無難かも。
ホテルに戻って爆睡。おやすみなさい。

ユニオンステーション 駅