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■今日は飛びません!<br /><br /> 時間がきて、空港ビルに戻ってしばらく待ったが、アナウンスは何もない。やがて「今日は飛ばない」という噂が流れ始め、乗客はまたして航空会社の事務所に押しかける。噂は本当だった。出発は翌朝8時に変更され、乗客はアルハンゲリスクで一夜を過ごすことになった。<br /><br /> 昼食を摂った「レストラン」が入っているホテルが今夜の宿に指定された。ところが、航空会社の女性スタッフは名簿で日本人の名前を見つけると、「この人はダメ。あそこでは泊れない」と言い出した。私たちは何とかしてくれと頼んでみたが、やはりダメ。理由は、航空会社の規定により、外国籍の乗客はアルハンゲリスク中心部のホテルを手配しなければならないのだそうだ。リュドミーラさんは「彼は通訳と一緒でないとダメだ」と押し切り、私と伏田はもう一人の外国人乗客(ポーランド人)と一緒に、町の中心部に移動することになった。正直なところ、外国人を泊められないホテルとは一体どんな代物か非常に興味があったが、願いは叶わず。<br /><br /> スタッフが手配したミニバンはロシア特有の手違いや勘違いの末、40分後にようやく現れた。中心部までおよそ20分、大型シティホテルの前で降ろされた。ホテルの名前は「DVINA」。アルハンゲリスクはドヴィナ川の河口に広がる港町だが、ホテル名はその川に因んだようだ。入口では看板とともに三つの星が輝いていた。フロントの対応は星の数に相応しく丁寧で、部屋も清潔。エアコンなどはないが、基本的な備品は揃っていて特に不自由を感じることはなかった。<br /><br /> 窓を開けてみると、道路の向こう側に商業ビルがあった。ビル名は「センター」。そしてテナントで入っているレストランは「トーキョー」(東京)という名前だった。この二つの言葉をロシア語で続けて読むと「セントラル・トーキョー」になるわけだ(笑)。

ソロヴェツキー諸島 人を変えてしまう島(2)

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2016/07/16 - 2016/07/22

91位(同エリア341件中)

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JIC旅行センター

JIC旅行センターさん

■今日は飛びません!

 時間がきて、空港ビルに戻ってしばらく待ったが、アナウンスは何もない。やがて「今日は飛ばない」という噂が流れ始め、乗客はまたして航空会社の事務所に押しかける。噂は本当だった。出発は翌朝8時に変更され、乗客はアルハンゲリスクで一夜を過ごすことになった。

 昼食を摂った「レストラン」が入っているホテルが今夜の宿に指定された。ところが、航空会社の女性スタッフは名簿で日本人の名前を見つけると、「この人はダメ。あそこでは泊れない」と言い出した。私たちは何とかしてくれと頼んでみたが、やはりダメ。理由は、航空会社の規定により、外国籍の乗客はアルハンゲリスク中心部のホテルを手配しなければならないのだそうだ。リュドミーラさんは「彼は通訳と一緒でないとダメだ」と押し切り、私と伏田はもう一人の外国人乗客(ポーランド人)と一緒に、町の中心部に移動することになった。正直なところ、外国人を泊められないホテルとは一体どんな代物か非常に興味があったが、願いは叶わず。

 スタッフが手配したミニバンはロシア特有の手違いや勘違いの末、40分後にようやく現れた。中心部までおよそ20分、大型シティホテルの前で降ろされた。ホテルの名前は「DVINA」。アルハンゲリスクはドヴィナ川の河口に広がる港町だが、ホテル名はその川に因んだようだ。入口では看板とともに三つの星が輝いていた。フロントの対応は星の数に相応しく丁寧で、部屋も清潔。エアコンなどはないが、基本的な備品は揃っていて特に不自由を感じることはなかった。

 窓を開けてみると、道路の向こう側に商業ビルがあった。ビル名は「センター」。そしてテナントで入っているレストランは「トーキョー」(東京)という名前だった。この二つの言葉をロシア語で続けて読むと「セントラル・トーキョー」になるわけだ(笑)。

  • ■アルハンゲリスクの街を歩く<br /><br /> 1時間もしないうちに、わがグループのメンバーがホテルのロビーに現れた。せっかくの機会なので外国人に見せられないほどのホテルで時を過ごすよりも、アルハンゲリスクの中心部を散策しようということで、わざわざタクシーでやってきた。<br /><br /> 白夜の季節はまだ終わっておらず、夜8時を過ぎても外は昼間のように明るかった。あちらこちらに19世紀の建物が点在していて、歩いていて楽しい。そしてドヴィナ川のプロムナードに出ると視界が一気に開ける。ここはどうやら市民の最もポピュラーな憩いの場になっているようだ。スケート・ボードやスポーツ・バイク用のアスレチックがあったり、ベンチが設置されていたり、非常に気持ちのいい空間だった。<br /><br />(※レストランの写真 入り口の黒板には「我々が作る料理はチョークで伝えられないほどの感動につつまれている」と書かれていた。)

    ■アルハンゲリスクの街を歩く

     1時間もしないうちに、わがグループのメンバーがホテルのロビーに現れた。せっかくの機会なので外国人に見せられないほどのホテルで時を過ごすよりも、アルハンゲリスクの中心部を散策しようということで、わざわざタクシーでやってきた。

     白夜の季節はまだ終わっておらず、夜8時を過ぎても外は昼間のように明るかった。あちらこちらに19世紀の建物が点在していて、歩いていて楽しい。そしてドヴィナ川のプロムナードに出ると視界が一気に開ける。ここはどうやら市民の最もポピュラーな憩いの場になっているようだ。スケート・ボードやスポーツ・バイク用のアスレチックがあったり、ベンチが設置されていたり、非常に気持ちのいい空間だった。

    (※レストランの写真 入り口の黒板には「我々が作る料理はチョークで伝えられないほどの感動につつまれている」と書かれていた。)

  • ■レストラン「郵便局」<br /><br /> 夕食は、リュドミーラさんがホテルのフロントで調べたユニークなレストラン「POCHTOVAYAKONTORA」(郵便局)で摂る事になった。帝政時代(1786年)に建てられた郵便局ビルは大掛かりな修復を終えて、市内随一の人気レストランに変貌。雰囲気よし。サービスよし。そして味もよし!このような所でこんな素敵な店に出会えるとは、思ってもいなかった。

    ■レストラン「郵便局」

     夕食は、リュドミーラさんがホテルのフロントで調べたユニークなレストラン「POCHTOVAYAKONTORA」(郵便局)で摂る事になった。帝政時代(1786年)に建てられた郵便局ビルは大掛かりな修復を終えて、市内随一の人気レストランに変貌。雰囲気よし。サービスよし。そして味もよし!このような所でこんな素敵な店に出会えるとは、思ってもいなかった。

  •  私と伏田は時差ボケがまだ治らず、22時前にホテルにもどってベッドに入ったが、ロシアの友人たちは深夜過まで食事を楽しんだそうだ。

     私と伏田は時差ボケがまだ治らず、22時前にホテルにもどってベッドに入ったが、ロシアの友人たちは深夜過まで食事を楽しんだそうだ。

  •  ホテルのカーテンは遮光性がほとんどなく、白夜の光は部屋中を照らしていた。そしてホテル前広場の国旗用の棒にとりつけられていた鉄リングが一晩中淋しげにカチャンカチャンと音を立てていた。<br /><br />(2日目につづく)

     ホテルのカーテンは遮光性がほとんどなく、白夜の光は部屋中を照らしていた。そしてホテル前広場の国旗用の棒にとりつけられていた鉄リングが一晩中淋しげにカチャンカチャンと音を立てていた。

    (2日目につづく)

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