2016/07/09 - 2016/07/15
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se-nenさん
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7/14(木) 晴れ
御蔵島からの船は三宅島の東岸、坪田の集落の近くの港に接岸した。降りたのは10人もいないくらい。乗る人はもう少しいた。
港には本日宿泊する山辺旅館のおばさんが迎えに来てくれていた。車で阿古の集落に宿まで走る。レンタカーかレンタバイクを借りるかと聞いてくる。レンタカーは道中にある会社にしかなく、レンタバイク屋は宿のすぐ近くなのでレンタバイクを借りることにする。
レンタバイク屋に寄ってもらい、借りる。半日で3,000円。バイクで宿に行き、チェックインする。本日(明日も)の宿泊者は自分一人のみだった。
バイクで島を一周してみる。噴火の爪痕を見ながら島一周道路を反時計回りに回る。島の南から東半分は高低差があまりないが、北から西半分は険しいアップダウンを走る。いろんなところにいろんな年代の噴火の跡がある。短いと20年ごとくらいに噴火している。こんなに頻繁に噴火してたら落ち着いて住めないなと思う。
2時間半くらいで一周終わる。14時から16:30くらいまで走った。
阿古の集落にある「ふるさとの湯」という公衆温泉で汗を流す。海に近い温泉だからだろう、濁ったお湯だった。お客さんはほぼ地元の人。
18時にバイクを返し、宿に戻る。
18:30から夕食。魚料理がたくさん出てきた。サバくらいの魚の干物を焼いたの、アジくらいの半身を焼いたの、、キンメの頭の煮付け、トコブシ、エビなどの焼き物、明日葉和え物、かき揚げ、カメノテの天ぷらなどなど。
明日葉は伊豆諸島であればどこででもあるみたい。カメノテはスペインで食べて以来だ。
特にすることもないので、20時くらいには寝てしまう。
7/15(金) 晴れ
9時にレンタバイク屋でまた借りる。昨日も借りたので2,500円に負けてくれた。
今日は時計回りに回る。昨日見れなかった噴火の跡などを見て、山の上の方にも登ってみる。
13時には一周し終わる。
昼飯にと目をつけてたコーヒー屋に行くとご飯系のメニューはなかった。隣2軒がご飯屋さんということで行ってみる。
1軒目は中華屋で気が進まなかったので、2軒目のスナックを見てみる。怪しい外観で中も見えないが入ってみる。表にランチの看板が出てたので。
先客でおじさんが一人。店主は意外にも若い爽やかな男性だった。2種類ある日替わりのうちキーマカレーを頼む。
店の中はスナックそのまんま。店の名前は「スナックある女」。
なかなか得がたい体験だった。
最初に目をつけていたコーヒーショップ691に戻りアイスラテを飲む。しばし休憩。
14時にバイクを返す。
14:15頃宿の車で空港まで送ってもらう。
搭乗手続きは手荷物込みで全部計量し、8kgで超過料金990円取られた。体重の申告もあった。5kgまでは無料との案内書きがあった。
15時過ぎ飛行機到着。15:15頃検査開始、15:20搭乗開始。
チケットに席番がないと思ったら、飛行機の入り口にみんなが揃ったところて係員の人が一番から順番に名前を呼んで案内していった。呼ばれた順に中に入っていく。
全員乗ると早々に扉を閉めて、プロペラが回り始めた。
7列目までは真ん中の通路をはさんで左右に1席ずつ。8列目は機体の左側に入り口があるので右寄りに2席、9列目は一番後ろで3席ある。合計19人乗りの飛行機。
神津島、式根島などを見ながら飛んでいく。翼が機体の上から出ているので、下の方が見えやすい。
調布飛行場到着。バスで調布駅に移動し、電車で品川へ、新幹線で大阪へ帰る。
これで1週間の伊豆諸島旅行も終わり。ずっと行きたいと思っていたところに行けたので満足。スケジュールも予定通りだったし。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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宿泊した宿、山辺旅館。この建物は噴火も免れ昔ながらの建物
やまのべ旅館 宿・ホテル
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在りし日の新澪池の写真
新澪池は1763年の噴火で形成された火口湖だったが、昭和58年10月3日に起きた水蒸気爆発により、一瞬にして消え去ったらしい。 -
三宅島から望む御蔵島。
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調布と三宅島を結ぶ新中央航空の飛行機
三宅島空港 空港
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三宅島の役場跡
この建物を建ててまもなく、噴火があって使えなくなったらしい。今は島の西側の学校に間借りしている。 -
三宅島の山
立木は噴火によって焼かれて残っている。山肌は緑が復活しているが、まだ噴火から16年ほどなので、大きな木には育っておらず、低木ばかり。 -
三宅島の東側の浜
海には誰もいない。 -
三七山
1940年、1962年の噴火でできたスコリア丘。
スコリアとはガスの抜けた穴が多数ある軽石のうち暗黒色のものだそうだ。
いろんな年に島のあちこちに火砕流が流れたり噴石が飛んだりしている。 -
椎取神社
島の東側にある神社。2000年の火山活動による泥流で埋没した後に、新規に建てられた鳥居と社殿 -
椎取神社の以前の鳥居と社殿。
2000年の噴火による泥流で埋まってしまった。 -
溶岩流に埋まった車
阿古のあたりの道沿いにある。1983年の噴火で発生した溶岩流が自動車修理工場を飲み込み、その修理工場にあった自動車の一部だそうである。 -
阿古の海岸(錆ヶ浜)
島の西側の阿古の海岸。波は強い。 -
メガネ岩
島の西側にある。 -
山辺旅館の夕食
魚づくしの料理やまのべ旅館 宿・ホテル
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山辺旅館においてあった扇風機とレジスター
何十年も前のものがそのままおいてあった。もちろん使ってないけど。やまのべ旅館 宿・ホテル
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山辺旅館の喫茶コーナー「ノン・ノ」
喫茶店としても一応営業している。
こちらも調度品は時が止まったように感じる。やまのべ旅館 宿・ホテル
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山辺旅館の喫茶コーナー「ノン・ノ」
雰囲気は良さそうに見える。やまのべ旅館 宿・ホテル
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三宅村役場
阿古中学校を臨時庁舎として使用している -
阿古の火山体験遊歩道
1983年の噴火により阿古集落を飲み込んだ溶岩流の上を歩いて見れるように遊歩道が整備されている。
30年以上経っても草はほとんど生えていない。 -
溶岩流に飲み込まれた阿古小学校跡
小中学校の建物で溶岩流の流れがちょうど止まったように見える。 -
黄色いユリ系の花がたくさん咲いている
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阿古小学校跡
溶岩流が1階に流れ込んでいるのが見える。 -
御笏神社
島の北側の神着という集落にある神社。古くからある延喜式内社らしい。 -
島役所跡
1534年に今の場所に移転してきた建物らしい。現存している木造建築では伊豆諸島の中で最古最大規模のもの。茅葺き屋根である。
今でも住居として使われている。 -
長太郎池
島の南側にある海岸。溶岩流などによってプールのようになっている。泳いでいる人もいた。 -
三宅島の山に登る道から見た御蔵島
霞に浮かんで見え幻想的である。 -
三宅島の雄山への道
島を一周する道路から、山の方へ道が延びている。山の中腹あたりに道があるが、そこから山頂方面は立ち入り禁止だそうである。
この辺も茫漠とした雰囲気がある。 -
この辺も立ち枯れた木と山肌の緑のコントラストが印象的である。
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富賀神社
事代主命を祀っている。事代主命は三宅島まで渡ってきて、この神社付近に居住して島々に漁業や農業を伝えて島の基盤を築いたとか。 -
三宅島空港
三宅島空港 空港
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三宅島空港内のカウンター
三宅島空港 空港
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調布行き飛行機の乗り口
三宅島空港 空港
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三宅島を離陸し、三宅島を見下ろしたところ
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神津島かな?
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調布飛行場 空港
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