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7/11(月) 曇り時々雨<br />いよいよ青ヶ島へ飛ぶ日。7時に朝食を取り、8:15にレンタカーを返却し、空港まで送ってもらう。昨日まで何日も天候が悪くて欠航していたのでドキドキする。<br /><br />8:30過ぎにアナウンスがあり、条件付きで運航決定とのこと。やったー!<br />空港の片隅にある東邦航空のカウンターにて手続きをする。体重を申告し、荷物を計量する。手荷物も全部。工事関係者がほとんどだった。<br /><br />空席待ちの人は2人はOKで3人はNGだった。地元のおばちゃんぽかったが大変だなぁ。<br />9:10くらいに搭乗開始。通常の空港の手荷物検査を通る。ANAの係員にも見送られて搭乗。奥からそれぞれ勝手なところに座る。<br />滑走路まで自走し、進行方向に向かいながら離陸する。耳のそばで話さないとわからないくらいにはうるさい。9:20出発。<br /><br />最初は白い雲の中を進んでいたが、だんだん晴れてきた。そのうち左前方に青ヶ島の島影が見えてきた。島の標高くらいの高さをまっすぐに飛んで行き、ヘリポートにすんなり降りる。職員の人が素早く扉を開けて人を下ろし、荷物も下ろす。折り返しの乗客と荷物をさっと乗せてあっと言う間に飛び立って行った。<br /><br />宿のおばさんが迎えに来てくれて宿へ行く。郵便局のすぐそばだった。<br /><br />昼食用の食材を受け取り、地熱釜の使い方の説明を聞く。歩いてはいけないので、レンタカーのお店の場所を聞く。幸い空いてた。宿から歩いてレンタカーのお店まで行く。<br />自動車整備会社とガソリンスタンドをやっているお店がレンタカーを貸していた。<br /><br />一通り説明を聞いて出発する。すごい坂道ばかり。まずは大凸部へ。途中から歩いていく。残念ながら雲が出てきて、山頂では真っ白で何も見えなかった。それでも時々雲の切れ間が見えて、切り立った山が一瞬見えた。<br /><br />今度はトンネルをくぐってカルデラの中に入り、地熱釜のところへ行く。<br />ここは島の地面から暖かい湯気があちこちから出ているところに、キャンプ場の炊事場のような形で地熱を利用して蒸し物を作る釜を準備している。誰でも無料で利用できる。<br /><br />釜の中にジャガイモ、ソーセージなどの食材を入れて、ふたをし、しばし待つ。ジャガイモは30分強、それ以外は10分くらいで蒸し上がる。できあがったところで食べようとしたら、雨がぽつぽつし出したので急いで車の中に入る。ザーッと雨が降り出した。ちょうど良いタイミングだった。<br />仕方ないので車の中でご飯を食べる。<br /><br />ヘリで見かけた観光客の人がここまで歩いてきてた。<br />歩くとどれだけ時間がかかるのだろう?やっぱり食材を持ってきて昼食にするようだった。<br /><br />眠くなったのでしばし昼寝する。<br />目が覚めて三宝港へ行く。<br /><br />この日は波が荒れててザッパンザッパン打ち付ける。凄まじい波である。これじゃぁ船は欠航になるなぁ。しばしば海を眺めて、また地熱釜のところに戻る。<br /><br />今度は内輪山の丸山の一周遊歩道を歩く。30分ほどかかった。ちょうど16時になるくらいだったので、サウナに寄っていく。<br /><br />集落に戻り今度は尾山展望公園に行ってみるもののやはり雲の中で何も見えず。<br />十一屋酒店に行き、青酎と唐辛子のペーストを買ってみる。<br /><br />宿に戻り18時から夕食。<br />やはり島寿司に造りに魚の煮付けと魚づくしだった。さらに明日葉とハンバーグのトマトソースがけ。<br /><br />青酎の飲み比べがあできるというので、頼む。<br />青酎の説明をしてもらった。<br />菊池正さんの青酎はビジネス宿中里さんでつくってるらしい。十一屋酒店のお酒はレンタカー屋さんが作ってるらしい。<br /><br />新中央航空より電話があり何事かと思ったら、三宅島発の飛行機30分早まるとの連絡だった。<br /><br />夜も風が強くて、雲の流れが速い。明日の帰りのヘリは飛ぶかな。。<br /><br /><br />7/12(火) 曇り<br /><br />5:30くらいに目が覚めるが、布団でうだうだする。天気は大丈夫だろうかと気になって仕方ない。7:00前に起きる。<br />7:00に防災無線の連絡があり、早々に今日の船は欠航との案内があった。<br />テレビで三宝港の様子をライブカメラで見ることができる。<br /><br />宿の精算をして出発する。ヘリポートの近くを通ると、予定よりだいぶ早くヘリが飛んで来た。あれ?時間が変わったのかな?と心配したが、レンタカー会社で聞いてみると臨時便とのこと。ヘリがずっと欠航が続いたので、たまに臨時便を飛ばすらしい。<br /><br />空は曇っているが、ヘリが飛んで来たので安心した。レンタカーを返却して精算するが、ヘリポートまでそのまま乗って行って乗り捨てておいてOKとのこと。<br /><br />9時前には搭乗手続きしないといけないと聞いてまずはヘリポートに行き、搭乗手続きをする。条件付きで飛ぶとのこと。<br /><br />手続きが済んだら9:20くらいまでに戻ってきたらいいということで近くの展望台に行く。雲がどんどん流れてきて、油断できない状況である。みんな、ちゃんと来るのだろうかとやきもきしながら待つ。到着するまでの間、みんな不安だからか「警察の力で降ろしてよ」とか冗談を言う人もいた。10分くらい遅れて、飛んで来た。<br /><br />ヘリの音はするけど姿は全く見えない。雲がかかってて風も強く結構条件は悪い。風は強くても大丈夫らしいが。いったんヘリは島から離れて再挑戦。<br />2回目は低めに飛んで来るのが見えて無事着陸した。<br /><br />降りてきた客は4人くらいしかいなかった。珍しく女性客が3人くらいいた。<br />すぐに帰りの客が乗り込んで離陸。八丈島に近づくと雲も晴れて難なく着陸できた。安心した。<br /><br />わずか1泊の青ヶ島だったが、奇跡的に往復のヘリとも欠航なく飛んだ。その前後では欠航が続いたので本当に奇跡的だった。<br /><br />また昨日まで借りていたお店でレンタカーを借りて島を走る。途中のスーパーでおにぎりセットを買って、名古の展望台で昼食とする。<br />中之郷の足湯きらめきに行き、しばらく足湯につかる。<br /><br />次は八丈富士の中腹にある牧場に行く。牛がたくさんのんびりしてた。人気はなし。施設はGWと夏休みしか職員が常駐しないみたい。<br /><br />八丈富士の中腹の鉢巻道路という一周道路を回ってから港に行く。<br />港には海水浴場もあり泳いだりシュノーケルする人もちらほらいた。でも水温は低そうだった。<br /><br />宿にチェックイン。「ロッジオーシャン」というところ。部屋で少し休み、裏見が滝の温泉に行く。水着着用なので宿から水着を着ていく。温泉は熱すぎるとこなく、いい感じだった。<br /><br />また宿に戻り、歩きながら夕食取れるとこを探す。<br />夕食に飲み屋を探すがそもそも開けてないところが3軒、1軒はいっぱいでようやく1軒入れるところを見つけた。繁(はん)というお店。<br />島の料理をいろいろ食べて宿に戻る。まだ21時前だけど、本土の0時過ぎのように誰もいない。<br /><br />明日は八丈島を離れる。<br /><br />

伊豆諸島旅 2 (青ヶ島)

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2016/07/09 - 2016/07/15

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se-nen

se-nenさん

7/11(月) 曇り時々雨
いよいよ青ヶ島へ飛ぶ日。7時に朝食を取り、8:15にレンタカーを返却し、空港まで送ってもらう。昨日まで何日も天候が悪くて欠航していたのでドキドキする。

8:30過ぎにアナウンスがあり、条件付きで運航決定とのこと。やったー!
空港の片隅にある東邦航空のカウンターにて手続きをする。体重を申告し、荷物を計量する。手荷物も全部。工事関係者がほとんどだった。

空席待ちの人は2人はOKで3人はNGだった。地元のおばちゃんぽかったが大変だなぁ。
9:10くらいに搭乗開始。通常の空港の手荷物検査を通る。ANAの係員にも見送られて搭乗。奥からそれぞれ勝手なところに座る。
滑走路まで自走し、進行方向に向かいながら離陸する。耳のそばで話さないとわからないくらいにはうるさい。9:20出発。

最初は白い雲の中を進んでいたが、だんだん晴れてきた。そのうち左前方に青ヶ島の島影が見えてきた。島の標高くらいの高さをまっすぐに飛んで行き、ヘリポートにすんなり降りる。職員の人が素早く扉を開けて人を下ろし、荷物も下ろす。折り返しの乗客と荷物をさっと乗せてあっと言う間に飛び立って行った。

宿のおばさんが迎えに来てくれて宿へ行く。郵便局のすぐそばだった。

昼食用の食材を受け取り、地熱釜の使い方の説明を聞く。歩いてはいけないので、レンタカーのお店の場所を聞く。幸い空いてた。宿から歩いてレンタカーのお店まで行く。
自動車整備会社とガソリンスタンドをやっているお店がレンタカーを貸していた。

一通り説明を聞いて出発する。すごい坂道ばかり。まずは大凸部へ。途中から歩いていく。残念ながら雲が出てきて、山頂では真っ白で何も見えなかった。それでも時々雲の切れ間が見えて、切り立った山が一瞬見えた。

今度はトンネルをくぐってカルデラの中に入り、地熱釜のところへ行く。
ここは島の地面から暖かい湯気があちこちから出ているところに、キャンプ場の炊事場のような形で地熱を利用して蒸し物を作る釜を準備している。誰でも無料で利用できる。

釜の中にジャガイモ、ソーセージなどの食材を入れて、ふたをし、しばし待つ。ジャガイモは30分強、それ以外は10分くらいで蒸し上がる。できあがったところで食べようとしたら、雨がぽつぽつし出したので急いで車の中に入る。ザーッと雨が降り出した。ちょうど良いタイミングだった。
仕方ないので車の中でご飯を食べる。

ヘリで見かけた観光客の人がここまで歩いてきてた。
歩くとどれだけ時間がかかるのだろう?やっぱり食材を持ってきて昼食にするようだった。

眠くなったのでしばし昼寝する。
目が覚めて三宝港へ行く。

この日は波が荒れててザッパンザッパン打ち付ける。凄まじい波である。これじゃぁ船は欠航になるなぁ。しばしば海を眺めて、また地熱釜のところに戻る。

今度は内輪山の丸山の一周遊歩道を歩く。30分ほどかかった。ちょうど16時になるくらいだったので、サウナに寄っていく。

集落に戻り今度は尾山展望公園に行ってみるもののやはり雲の中で何も見えず。
十一屋酒店に行き、青酎と唐辛子のペーストを買ってみる。

宿に戻り18時から夕食。
やはり島寿司に造りに魚の煮付けと魚づくしだった。さらに明日葉とハンバーグのトマトソースがけ。

青酎の飲み比べがあできるというので、頼む。
青酎の説明をしてもらった。
菊池正さんの青酎はビジネス宿中里さんでつくってるらしい。十一屋酒店のお酒はレンタカー屋さんが作ってるらしい。

新中央航空より電話があり何事かと思ったら、三宅島発の飛行機30分早まるとの連絡だった。

夜も風が強くて、雲の流れが速い。明日の帰りのヘリは飛ぶかな。。


7/12(火) 曇り

5:30くらいに目が覚めるが、布団でうだうだする。天気は大丈夫だろうかと気になって仕方ない。7:00前に起きる。
7:00に防災無線の連絡があり、早々に今日の船は欠航との案内があった。
テレビで三宝港の様子をライブカメラで見ることができる。

宿の精算をして出発する。ヘリポートの近くを通ると、予定よりだいぶ早くヘリが飛んで来た。あれ?時間が変わったのかな?と心配したが、レンタカー会社で聞いてみると臨時便とのこと。ヘリがずっと欠航が続いたので、たまに臨時便を飛ばすらしい。

空は曇っているが、ヘリが飛んで来たので安心した。レンタカーを返却して精算するが、ヘリポートまでそのまま乗って行って乗り捨てておいてOKとのこと。

9時前には搭乗手続きしないといけないと聞いてまずはヘリポートに行き、搭乗手続きをする。条件付きで飛ぶとのこと。

手続きが済んだら9:20くらいまでに戻ってきたらいいということで近くの展望台に行く。雲がどんどん流れてきて、油断できない状況である。みんな、ちゃんと来るのだろうかとやきもきしながら待つ。到着するまでの間、みんな不安だからか「警察の力で降ろしてよ」とか冗談を言う人もいた。10分くらい遅れて、飛んで来た。

ヘリの音はするけど姿は全く見えない。雲がかかってて風も強く結構条件は悪い。風は強くても大丈夫らしいが。いったんヘリは島から離れて再挑戦。
2回目は低めに飛んで来るのが見えて無事着陸した。

降りてきた客は4人くらいしかいなかった。珍しく女性客が3人くらいいた。
すぐに帰りの客が乗り込んで離陸。八丈島に近づくと雲も晴れて難なく着陸できた。安心した。

わずか1泊の青ヶ島だったが、奇跡的に往復のヘリとも欠航なく飛んだ。その前後では欠航が続いたので本当に奇跡的だった。

また昨日まで借りていたお店でレンタカーを借りて島を走る。途中のスーパーでおにぎりセットを買って、名古の展望台で昼食とする。
中之郷の足湯きらめきに行き、しばらく足湯につかる。

次は八丈富士の中腹にある牧場に行く。牛がたくさんのんびりしてた。人気はなし。施設はGWと夏休みしか職員が常駐しないみたい。

八丈富士の中腹の鉢巻道路という一周道路を回ってから港に行く。
港には海水浴場もあり泳いだりシュノーケルする人もちらほらいた。でも水温は低そうだった。

宿にチェックイン。「ロッジオーシャン」というところ。部屋で少し休み、裏見が滝の温泉に行く。水着着用なので宿から水着を着ていく。温泉は熱すぎるとこなく、いい感じだった。

また宿に戻り、歩きながら夕食取れるとこを探す。
夕食に飲み屋を探すがそもそも開けてないところが3軒、1軒はいっぱいでようやく1軒入れるところを見つけた。繁(はん)というお店。
島の料理をいろいろ食べて宿に戻る。まだ21時前だけど、本土の0時過ぎのように誰もいない。

明日は八丈島を離れる。

旅行の満足度
4.5
同行者
カップル・夫婦
交通手段
レンタカー
旅行の手配内容
個別手配

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