ガイドブックには書かれていない、インド旅行のコツや注意点など

2014/12/29 - 2015/01/05

●年末年始の時期は濃霧に注意！
●GPS付き地図アプリは超強力な味方に！
●鉄道を利用するには
●鉄道の指定席を利用する際の注意
●ムンバイの交通渋滞に注意！
●ニューデリー駅周辺の詐欺師的な人達について
●LCCを予約する場合はフライト・スケジュールの変更に注意！
●ケララ州アレッピーのバックウォーター・クルーズ
●ケララ州フォート・コーチン行きのボートに乗る
●カターカリを観賞する
●食事について

エリア インド

• 旅行の手配内容: 個別手配

●年末年始の時期は濃霧に注意！

①年末年始の時期はニューデリー周辺で濃霧が発生しやすく、飛行機の発着にも影響が出ます。私は中国の広州で足止めをくらい、予定より13時間遅れでニューデリーに到着しました。
その後のスケジュールは何とか立て直すことができましたが、到着するまでの間はとても憂鬱でした。

②タージ・マハルのあるアグラも、夜間に濃霧が発生します。
私は夜の8時頃にホテルから外出し、近所のレストランで食事を取って店を出ると、ものすごい濃霧で前方数メートルしか見えない状態でした。
奇跡的にオートリクシャーを拾うことができましたが、道路はほとんど見えず、運転手さんの記憶と勘だけで徐行しながらホテルまで送ってもらいました。

インディラ ガンディー国際空港 (DEL) 空港

●GPS付き地図アプリは超強力な味方に！

①インド人に道を尋ねてもアテにならないのは有名ですね。特にニューデリー周辺では詐欺師的な人達が多く、タクシーやオートリクシャーですら信用していいのか不安になります。そんな時、スマートフォンやタブレットのGPS付き地図アプリがあると、自分で現在位置を確認できるので非常に便利です。

②インドの鉄道は車内アナウンスが無く、現在地を把握するのが難しいです。こんな時もGPS付き地図アプリがあると便利です。降りる駅を間違えた！ということもなくなります。

③ムンバイの空港からホテルまでプリペイドタクシーを利用したのですが、運転手は英語が全く話せず、土地勘もないような人でした。目的のホテルになかなか到着できず、運転手も途方にくれていましたが、タブレット端末を持参していたので、GPS付き地図アプリをナビ代わりに使ってなんとかホテルにたどり着くことができました。

④GPS付き地図アプリを利用する場合、アイフォンよりもアンドロイドがおすすめです。地図（グーグルマップ）が詳細であることと、方角も正確にわかるからです。

ニューデリー駅 駅

●鉄道を利用するには

インド国鉄のサイトに登録する必要があります。
英文のメールでやりとりする必要があり、若干心理的にハードルが高いですが、実際は定型文を利用すればあっさりと完了します。

登録後はCleartripのサイトから簡単にチケットが購入できます。
クレジットカードも使用できます。


下記にて非常に詳しく書かれています。
http://4travel.jp/travelogue/10438828


定型文の例
--------------------------------------------
Dear Sir/Madame,

Please kindly send me the sms OTP to activate my account.

My login name and password are as follows,
and I've attached a photo copy of my passport.

Login name: TARO YAMADA
Password: frd544
Email OTP: gph295

Regards,
Taro Yamada
[e-mail]
--------------------------------------------

●鉄道の指定席を利用する際の注意

特急の指定席を利用する場合、乗車する前に自分の車両番号と座席番号を確認する必要があります。
駅に座席表が張り出されますので、まずこの表を見つけなければなりません。
駅構内の壁に貼ってあったり、車両自体（乗降口付近）に貼ってあったりします。

CH.NO　：車両番号
S/S NO ：座席番号

●ニューデリー駅周辺の詐欺師的な人達について

非常に頻繁に、しつこく話しかけられますが、完全無視でO.Kです。
私も初めはビビリまくりでしたが、すぐに慣れました。

彼らもダメ元で声をかけているので、こちらが無視したり断ったりしても、怒って暴力沙汰になるような心配はほとんど無いように思います。

●ムンバイの交通渋滞に注意！

ムンバイでは夕方17時頃から夜にかけて勤め人の帰宅ラッシュとなり、道路は大変混雑します。タクシーもなかなか拾えません。
私はコラバ地区からムンバイの空港へ向かう際、タクシーを拾うのに１時間ほどかかり、さらに道路はひどい交通渋滞で、飛行機の出発時刻に間に合うか心配でかなり焦りました。

チャトラパティ シヴァージー国際空港 (BOM) 空港

●LCCを予約する場合はフライト・スケジュールの変更に注意

SpiceJetなどのローコスト・キャリア（LCC）は価格が安いのが魅力ですが、フライト・スケジュールがしばしば変更されるので注意が必要です。

私の場合、ケララからムンバイへのフライトでLCCのチケットを事前予約していましたが、当日空港に着いてみると、フライト変更により予定より6時間早く出発していました。

※ 現地で利用可能なスマートフォンなどを所持していれば、ショートメッセージで変更連絡が届くらしいです。

●ケララ州アレッピーのバックウォーター・クルーズ　1

ケララ州といえばハウスボートが有名ですが、格安でバックウォーター・クルーズを楽しめる「シー・クッタナード」がおすすめです。8時間コースもありますが、おそらく景色に飽きて苦痛になると思うので、2時間コース（80ルピー）をおすすめします。

●ケララ州アレッピーのバックウォーター・クルーズ　2

写真の船で2時間周遊し、元の乗り場に戻ってきます。
チケットは乗船後に係員から買います。

１階の座席は少し安いようで、地元の住民も移動の足として利用します。
私が乗船したのは1月1日、朝8時20分発の便でしたが、2階席にいたのは私を含めて2人だけでした。

バックウオーター クルーズ アクティビティ・乗り物体験

●ケララ州アレッピーのバックウォーター・クルーズ　3

船からの景色。
ハウスボートが見えます。

●ケララ州　フォート・コーチン行きのボートに乗る

エルナクラムからフォート・コーチンへはボート（渡し舟）で行きます。
写真はボートの切符売り場の様子です。

12/31と1/1の2度利用しましたが、1/1はフォート・コーチンで新年のお祭りが催されるため、写真のように非常に混み合います。1時間以上は待ったと思います。戻りの便も同様です。
やや遠回りにはなりますが、陸伝いにタクシーやオートリクシャーでも行けるみたいです。

フォート コーチン フェリー乗り場 船系

●カターカリを観賞する

12/31　グリーニックス・ヴィレッジにて観賞
1/1　ケララ・カターカリ・センターにて観賞

会場は100人程度は入れる感じでした。
料金を払うと座席番号が書かれたチケットを渡されます。
このチケットがあれば会場の外に出ても再入場できますので、最前列を確保したければ早めに会場入りしてチケットを入手するといいでしょう。

会場の中にけっこう蚊がいたので、蚊に刺されやすい方は対策が必要です。

グリーニクス ヴィレッジ 劇場・ホール・ショー

●食事について

火の通っていないものは避けたほうが無難です。
私はムンバイの空港内の売店でチーズケーキを食べ、その後数時間腹痛に苦しみました。
同行した友人は帰国直前にデリーで細菌性の食中毒にかかり、帰国後も嘔吐と下痢が数日続いたそうです。

ミーナークシー アンマン寺院 寺院・教会