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かつて若頃に重いザックを背負って通った芸北の山々。<br />40年近い歳月を経てどう変わっているのかを見に行きました。

広島県北広島町臥竜山へセンチメンタル・ジャーニ

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2016/10/24 - 2016/10/26

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tono202

tono202さん

かつて若頃に重いザックを背負って通った芸北の山々。
40年近い歳月を経てどう変わっているのかを見に行きました。

同行者
一人旅
交通手段
自家用車

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  • 前日は牛小屋で「野宿」して恐羅漢と三段峡を散策。<br />2日目は深入山で宿泊し八幡高原を徘徊しようという予定だが、どうなりますか。<br />。

    前日は牛小屋で「野宿」して恐羅漢と三段峡を散策。
    2日目は深入山で宿泊し八幡高原を徘徊しようという予定だが、どうなりますか。

  • まず旧道を深入峠を経て、小坂集落をめざす。<br />1970年代の半ば、細い曲がりくねった旧道を、バスは時間をかけながら登っていった。<br /><br />

    まず旧道を深入峠を経て、小坂集落をめざす。
    1970年代の半ば、細い曲がりくねった旧道を、バスは時間をかけながら登っていった。

  • 小坂集落はトタンを被った屋根にはなっているが、昔ながらの民家が旧道沿いにも残る。

    小坂集落はトタンを被った屋根にはなっているが、昔ながらの民家が旧道沿いにも残る。

  • 旧家の屋根はいまだに茅葺き屋根。<br />しかし、周囲には別荘風の建物が増えている。<br /><br />休耕田になった田畑の畦にはススキが茂る。

    旧家の屋根はいまだに茅葺き屋根。
    しかし、周囲には別荘風の建物が増えている。

    休耕田になった田畑の畦にはススキが茂る。

  • 朝霧の中、牛の鳴く声が響く。<br />牧草地に朝日が指し朝露が光る。<br /><br />臥竜山から下りてくると、ここからバスに乗ったことを思い出す。<br />バスに遅れて、ここでもう一泊テント泊したこともあった。

    朝霧の中、牛の鳴く声が響く。
    牧草地に朝日が指し朝露が光る。

    臥竜山から下りてくると、ここからバスに乗ったことを思い出す。
    バスに遅れて、ここでもう一泊テント泊したこともあった。

  • 次に目指したのは聖湖のキャンプ場。<br />大昔も気持ちのいいキャンプ場で、私のお気に入りだった。<br /><br />手入れが行き届いた広いキャンプ場にテントは1つだけでした。<br />そして、ここは今も無料。<br />広島県は「エライ」 拍手<br /><br />

    次に目指したのは聖湖のキャンプ場。
    大昔も気持ちのいいキャンプ場で、私のお気に入りだった。

    手入れが行き届いた広いキャンプ場にテントは1つだけでした。
    そして、ここは今も無料。
    広島県は「エライ」 拍手

  • 湖面に写される芸北の山々を見るために、森の小道を抜けていく。<br />すると、待っていたのはこんな光景でした。

    湖面に写される芸北の山々を見るために、森の小道を抜けていく。
    すると、待っていたのはこんな光景でした。

  • 水がない。

    水がない。

  • 柴の木川が湖底を刻んで流れています。<br />ここからは湖面は見ることかなわず。

    柴の木川が湖底を刻んで流れています。
    ここからは湖面は見ることかなわず。

  • 「湖面に写された山々」は「心眼」で見るしかないようです。

    「湖面に写された山々」は「心眼」で見るしかないようです。

  • 次に向かうは臥竜山。<br />この菅原林道の工事が始まった時には、私も大反対でした。<br />この林道は臥竜山の木々を切り出すことを目的としていたからです。<br /><br />1970年代に芸北のブナ林は次々と切り倒され、杉や檜が植林されていきました。最後に残っていたブナの原生林がこの山だったのです。<br /><br />その後、紆余曲折あり、ここのブナは残りました。<br />そして林道は「観光道」となっています。<br /><br /><br />

    次に向かうは臥竜山。
    この菅原林道の工事が始まった時には、私も大反対でした。
    この林道は臥竜山の木々を切り出すことを目的としていたからです。

    1970年代に芸北のブナ林は次々と切り倒され、杉や檜が植林されていきました。最後に残っていたブナの原生林がこの山だったのです。

    その後、紆余曲折あり、ここのブナは残りました。
    そして林道は「観光道」となっています。


  • 終点まで走ること15分、8合目の登山口につきます。<br /><br /><br />

    終点まで走ること15分、8合目の登山口につきます。


  • ここから頂上は15分。<br />便利になったと思うのですが、それを素直には喜べないものが残ります。<br />それが年をとると言うことなのかもしれません。

    ここから頂上は15分。
    便利になったと思うのですが、それを素直には喜べないものが残ります。
    それが年をとると言うことなのかもしれません。

  • 生き残った巨木達が迎えてくれます。<br />「おうようきたの ひさしぶりやの 元気か?<br /> わしはこんなに元気やで」と 

    生き残った巨木達が迎えてくれます。
    「おうようきたの ひさしぶりやの 元気か?
     わしはこんなに元気やで」と 

  • こちらはボデービルしながら<br />「ど年取ってなお元気やで 鍛えないかんで!」<br />と語りかけてくるような・・・

    こちらはボデービルしながら
    「ど年取ってなお元気やで 鍛えないかんで!」
    と語りかけてくるような・・・

  • 空に背伸びしている枝たち。<br /><br />こんな巨人達を見ていると元気が出てきます。<br />「会話」を楽しみながらゆっくりゆっくり頂上を目指します。

    空に背伸びしている枝たち。

    こんな巨人達を見ていると元気が出てきます。
    「会話」を楽しみながらゆっくりゆっくり頂上を目指します。

  • 頂上の巨石が見えてきました。<br />ここにも神々が空から舞い降りてきた「天孫降臨」の舞台のひとつです。<br />

    頂上の巨石が見えてきました。
    ここにも神々が空から舞い降りてきた「天孫降臨」の舞台のひとつです。

  • 臥竜山頂上です。<br />ここからの眺望はありません。<br />山ぶとうが今年は豊作なのか、渡北から渡ってきたばかりの鳥たちが盛んについばみ、さえづる声が聞こえてきます。<br />

    臥竜山頂上です。
    ここからの眺望はありません。
    山ぶとうが今年は豊作なのか、渡北から渡ってきたばかりの鳥たちが盛んについばみ、さえづる声が聞こえてきます。

    臥竜山 自然・景勝地

  • 八幡高原方面は雲の下。<br />「雲上蒼天」 <br />頂上には秋の青空が広がっていました。<br />

    八幡高原方面は雲の下。
    「雲上蒼天」 
    頂上には秋の青空が広がっていました。

  • 次は、山を下りて八幡高原を徘徊してみます。

    次は、山を下りて八幡高原を徘徊してみます。

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この旅行記へのコメント (1)

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  • MechaGodzillaⅢ&703さん 2016/11/02 17:30:10
    はじめまして
    tono202さん 初めまして。題名のセンチメンタルジャーニーっていいですねー

     ちょっと感動しましてメール差し上げました。芸北へは若いころから何百回となく訪れておりまして未だに愛して止まない地になっており4トラサイトにもアップし続けております。わたくしもテント張りも適当なところを見つけては野宿しておりました。「あらあ〜この旅行記は過去の自分を重ねて思い出してしまう内容だ。」と思いながら拝見させていただきました。
     40年ぶりですかー!臥龍も聖も深入も大歓迎していたことでしょう。実は今日、先ほどまでその恐羅漢〜深入山方面の紅葉狩りへ行っておりました。見ごろにはあと1週間くらいでしたが、山々が赤・黄色に染まりつつありました。
     それではまたよろしくお願いいたします。
     

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