2016/10/30 - 2016/10/30
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tono202さん
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いつものように端山八十八ヶ所巡礼のソラのお堂めぐり。
その途上でいろいろな人や物に出会います。
今回の出会いは蕎麦です。
行く先々で、蕎麦の収穫風景が見れました。
そんなお堂と蕎麦の収穫過程を報告します。
- 旅行の満足度
- 4.0
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まずは端山の長福寺にお参りしてから、ソラのお堂に入っていきます。
今日、行くのは友納山の山腹にある集落。
この写真の山門のはるか向こうに見えています。
早速出発です。 -
まずやって来たのは家賀(ケガ)集落の望郷の丘。
ここで目の前に広がる集落を眺めていると、軽トラに乗った小父さんが話しかけてきました・
「この風景も変わってしもた。煙草葉の値段がええ頃は、この谷の底から集落の上まで煙草の畑やったんや。どの家にも乾燥小屋があって、若い人もようけおって・・・ 今は畑がドンドン少のうなって、杉や檜の林が増えていくわ。」
「この展望台は役場を退職した人が、村のために何かしたいと個人で作ったもんやで・・・」
こんな話を聞いていると、今まで見えていた風景が別のものに見えてきます。 -
家賀のお堂までやってきました。
ここから振り返ると・・・ -
直ぐ下には西福寺、そして遙か向こうに阿讃の山々が見えて来ます。
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山門をくぐって般若心経をあげてお参りします。
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ふと山門の屋根を見上げると・・・・・
「飛天」が舞っています。
青い秋の空に溶け込むようです。 -
道を登っての帰路、畑で刈り取り作業をするおばあちゃんの姿が見えました。
草刈りをしているのかなとこの時は思っていました。
それが間違いであることは、次のお堂で分かりました。
蕎麦を刈っていたのです -
次にやって来たのは三木栃のお堂。
秋の気の早い太陽が西に傾き、お堂を照らします。
ここでも般若心経をあげてお参りをします。
お参りが終わると下の畑から「どこからきたんな」と声がかけられました。 -
「この畑は蕎麦を収穫したばかり。じゃけんに蕎麦の赤い幹が残って畑が赤こうにみえるやろ。ここに麦をそのまま撒くじゃわ。」
「耕耘機で耕したら土が細こうになって、雨が降ったら流れてしまうわな。それで耕さずに直まきするんやわ。
ああこれな。これは「ヒトリビキ」。これも力がいるんで。」
刈り取った蕎麦はあそこ・・・ -
家の前の「ハゼ」に干されています。
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次にやって来たのは川見にある第二十四番霊場の川見堂です。
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飛び立つ鳥の翼のようなそりの入った屋根を持った立派なお堂です。
お堂の後ろには巨木と庚申塔があります -
近づいてみるとお堂の縁に干してあったのは・・・
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そばの実のようです。
ここまでくるのにいくつもの作業工程を経ています。 -
そしてムシロの上に干されている黒い物は・・・・
蕎麦です。
カラスなどの悪さへの対応でしょうか、周りには網が張られています。 -
軒下には隙間のないほど薪が積み上げられています。
下の方と上の方では薪の色がちがいます。 -
新しい薪は煙が多く出るそうです。
こうして何年も乾燥させてから使うそうです。
ここでも冬に向けた準備が進めれています。 -
秋の空が広がるソラの集落
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ふもとの東福寺にあった句を思い出しました。
天辺の 畑に 人あり
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