モンテカルロ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
<br /><br /><br />1988年4月6日、ニース(NICE)の安宿で目を覚ます。<br />ベッドの中にいて、朝のぼんやりした気持ちでいるのは、気持ちいいね。<br /><br />しかしすぐに思い出したが、僕は日立のエリートサラリーマンと同じ部屋に泊まっていた。<br /> 知らない人と2人で泊まるというのは、落ち着かないものだ。<br /><br />かえって、ドミ(共同部屋)の方が、物音を立てても自然だし、気楽なものだ。<br /> 僕のこの最初の世界一周旅行では、ニースで部屋をシェアしたのが、最初で最後だったと思う。<br /><br />さて、僕がニースで泊まったのは、モナコへ行くためだ。<br />ニースからモナコへは、普通列車でも20分ちょっと。<br /><br /> 僕が乗って来た「IC46」だと、時刻表でもたったの13分となっている。<br /> 列車の本数も1時間に1本程度はある。<br /><br />それは前日に、ニース駅で確認してある。<br />とにかくだね、海外個人旅行では、列車の時刻などは、前日に確認するのが、一番確実だ。<br /><br />そして、もしも予約が必要ならば、予約をすればいい。<br /> 普通列車に予約を入れると考える方がおかしいけどね。<br /><br />とにかくニースからモナコへは、簡単に日帰りできる距離だ。<br /> 同じホテルに泊まるつもりだし、モナコへ日帰りしても、たいした時間はかからない。<br /><br />僕はこの日、シングルルームに移るつもり。<br /> 一緒に泊まっていたエリートサラリーマンも、別に宿を取ったほうがいいと考えている。<br /><br />エリートサラリーマンは、おそらく別のホテルに移るだろう。<br />ホテルのおじさんに話をして、今日の午後、シングルの9号室(95フラン)に移ると約束する。<br /><br />ただ、9号室はまだ準備が出来ていないので、僕が午後に戻ってきてからの話になる。<br /> 僕は自分のバックパックを、部屋の椅子にチェーンロックで縛り付けた。<br /><br />ホテルを出て、まず両替しに行く。<br /> 東京銀行の5万円のトラベラーズチェックを一枚、両替する。<br /><br />レートが「100円=4.4フラン」で、5万円だから2200フラン。<br />これに、コミッションで1パーセント取られて、手にしたのは、2178フラン。<br /><br /> 5万円が2178フランになったわけだから、1フランは23円程度なわけだ。<br /> 両替をしたあと、絵葉書を買って、友達と自分に書く。<br /><br />しかし、ニースからは送らない。<br />モナコから絵葉書を送るための準備なんだ(笑)。<br /><br />ニースにいるのに「モナコにて」と書いた。<br />モナコから送るつもりなのだからね。<br /><br />ニース駅からモナコ(Monaco-Monte Carlo)へ行く。<br />ところで、僕のような貧乏人がモナコと聞いて考えることはなんだろうか。<br /><br />それは、もちろん、モナコの「カジノ(CASINO)」だよ。<br /> 「モナコへ行って、カジノへ入ればそれでいい」というのが僕の考え。<br /><br />だから、モナコ駅に降り立って、モナコの全景を見下ろしたあとは、ただひたすら「グランカジノ(Grand Casino)」へと歩いた。<br /> 僕の服装はジーンズにTシャツにアーミージャケットなのだから、無理は言わない。<br /><br />カジノへちょっと入って、普通のスロットマシーンが並んでいるところへ行っただけ。<br /> 何しろ僕は、ただの観光客なんだから。<br /><br /> 懐には、両替したばかりで、2千フランくらいあった。<br />でももちろん本格的にギャンブルをするつもりもない。<br /><br /> 手許にあった500フラン札を、百フラン札、2百フラン札、5フランコイン40枚と替えてもらう。<br />その5フランコインでスロットマシーンを軽くやってみる。<br /><br /> 5フランとは、百円ちょっとだからね(涙)。<br /> 日本のゲームセンターで遊ぶのと、たいした違いはない。<br /><br />ただ、この時期のモナコのカジノのマシンは旧式の機械式だった。<br />すでに日本では、ゲームマシンが派手な音や色を出していたんだけどね。<br /><br /> 正直、1988年ごろは、ヨーロッパと日本を比べると、すべてにおいて日本の方が進んでいた。<br /><br />カジノで、ポーカーのゲームマシンをやって、5フラン硬貨40枚が17枚に減少した(115フランの損)。<br />つまり、4600円が1955円になった(2645円の損)。<br /><br /> 僕はギャンブルは弱いので、これは予想の範囲内。<br /> 1泊百フラン以下で泊まっているのだから、これ以上は損できない。<br /><br /> 海外個人旅行者にとっては「モナコのカジノで賭けた」こと自体が、話のネタだ。<br />あとは、郵便局を探して、モナコから絵葉書を送るだけ。<br /><br />モナコから日本へ絵葉書を送ると、その料金が1枚4.2フラン(96円)。<br />このとき出した絵葉書は、ちゃんとモナコのきれいな切手が貼られて、日本へ到着しました。<br /><br />モナコを出て、まだまだ明るい昼の午後に、ニースへ戻る。<br />ホテルに戻ると、ホテルのマネージャーが怒っていた。<br /><br /> 僕がツィンルームの椅子にバックパックをワイアロックで縛っていった。<br />おじさんが、ツインの部屋を空けるのに、椅子とバックパックをまとめて移動させるのが大変だったんだって。<br /><br />明日はニースを出るので、とっととニースを歩く。<br /> 特に海岸沿いは見なければね。<br /><br />でも、ヨーロッパのビーチというのは、とにかく殺風景だ。<br /> 日本人が「ビーチ」という言葉で考えるようなきれいな砂浜は存在しない。<br /><br />ビーチには石がごろごろしていて、つまらない。<br />もともとヨーロッパ人にとっては、ビーチというのは日光浴のための場所。<br /><br />べつに、泳ごうという気持ちもないようだね。<br /> 僕は海岸沿いを歩いて、「ネグレスコホテル(NEGRESCO HOTEL)」へ行った。<br /><br />このホテルは、チョー有名らしい。<br /> 実は、日本へ送った絵葉書がネグレスコホテルの写真だったんだよ。<br /><br /> 僕は見たことのない風景の絵葉書は送らないのが、主義だ。<br />だから無理にでも、ネグレスコホテルを見に行ったんだ。<br /><br />まあ、外から見たら、別にたいしたホテルでもなかったけど。<br />もちろん内部は、豪華、金持ち仕様になっているのだろうが。<br /><br />モナコでギャンブルをして、ニースの海岸を歩いてネグレスコホテルを見た。<br /> 海外個人旅行者としたら、これで十分だ。<br /><br />今日も、ニース駅近くのセルフサービスレストラン「FLUNCH」で、たくさんワインを飲みました。<br /> 明日はニースを出て、マルセイユへと向かいます。

『モナコ旅行記(1988)/ニースからモナコへ日帰りして、カジノで115フラン損する』@モナコ公国

5いいね!

1987/09/07 - 1990/05/05

274位(同エリア541件中)

0

0

みどくつ

みどくつさん




1988年4月6日、ニース(NICE)の安宿で目を覚ます。
ベッドの中にいて、朝のぼんやりした気持ちでいるのは、気持ちいいね。

しかしすぐに思い出したが、僕は日立のエリートサラリーマンと同じ部屋に泊まっていた。
知らない人と2人で泊まるというのは、落ち着かないものだ。

かえって、ドミ(共同部屋)の方が、物音を立てても自然だし、気楽なものだ。
僕のこの最初の世界一周旅行では、ニースで部屋をシェアしたのが、最初で最後だったと思う。

さて、僕がニースで泊まったのは、モナコへ行くためだ。
ニースからモナコへは、普通列車でも20分ちょっと。

僕が乗って来た「IC46」だと、時刻表でもたったの13分となっている。
列車の本数も1時間に1本程度はある。

それは前日に、ニース駅で確認してある。
とにかくだね、海外個人旅行では、列車の時刻などは、前日に確認するのが、一番確実だ。

そして、もしも予約が必要ならば、予約をすればいい。
普通列車に予約を入れると考える方がおかしいけどね。

とにかくニースからモナコへは、簡単に日帰りできる距離だ。
同じホテルに泊まるつもりだし、モナコへ日帰りしても、たいした時間はかからない。

僕はこの日、シングルルームに移るつもり。
一緒に泊まっていたエリートサラリーマンも、別に宿を取ったほうがいいと考えている。

エリートサラリーマンは、おそらく別のホテルに移るだろう。
ホテルのおじさんに話をして、今日の午後、シングルの9号室(95フラン)に移ると約束する。

ただ、9号室はまだ準備が出来ていないので、僕が午後に戻ってきてからの話になる。
僕は自分のバックパックを、部屋の椅子にチェーンロックで縛り付けた。

ホテルを出て、まず両替しに行く。
東京銀行の5万円のトラベラーズチェックを一枚、両替する。

レートが「100円=4.4フラン」で、5万円だから2200フラン。
これに、コミッションで1パーセント取られて、手にしたのは、2178フラン。

5万円が2178フランになったわけだから、1フランは23円程度なわけだ。
両替をしたあと、絵葉書を買って、友達と自分に書く。

しかし、ニースからは送らない。
モナコから絵葉書を送るための準備なんだ(笑)。

ニースにいるのに「モナコにて」と書いた。
モナコから送るつもりなのだからね。

ニース駅からモナコ(Monaco-Monte Carlo)へ行く。
ところで、僕のような貧乏人がモナコと聞いて考えることはなんだろうか。

それは、もちろん、モナコの「カジノ(CASINO)」だよ。
「モナコへ行って、カジノへ入ればそれでいい」というのが僕の考え。

だから、モナコ駅に降り立って、モナコの全景を見下ろしたあとは、ただひたすら「グランカジノ(Grand Casino)」へと歩いた。
僕の服装はジーンズにTシャツにアーミージャケットなのだから、無理は言わない。

カジノへちょっと入って、普通のスロットマシーンが並んでいるところへ行っただけ。
何しろ僕は、ただの観光客なんだから。

懐には、両替したばかりで、2千フランくらいあった。
でももちろん本格的にギャンブルをするつもりもない。

手許にあった500フラン札を、百フラン札、2百フラン札、5フランコイン40枚と替えてもらう。
その5フランコインでスロットマシーンを軽くやってみる。

5フランとは、百円ちょっとだからね(涙)。
日本のゲームセンターで遊ぶのと、たいした違いはない。

ただ、この時期のモナコのカジノのマシンは旧式の機械式だった。
すでに日本では、ゲームマシンが派手な音や色を出していたんだけどね。

正直、1988年ごろは、ヨーロッパと日本を比べると、すべてにおいて日本の方が進んでいた。

カジノで、ポーカーのゲームマシンをやって、5フラン硬貨40枚が17枚に減少した(115フランの損)。
つまり、4600円が1955円になった(2645円の損)。

僕はギャンブルは弱いので、これは予想の範囲内。
1泊百フラン以下で泊まっているのだから、これ以上は損できない。

海外個人旅行者にとっては「モナコのカジノで賭けた」こと自体が、話のネタだ。
あとは、郵便局を探して、モナコから絵葉書を送るだけ。

モナコから日本へ絵葉書を送ると、その料金が1枚4.2フラン(96円)。
このとき出した絵葉書は、ちゃんとモナコのきれいな切手が貼られて、日本へ到着しました。

モナコを出て、まだまだ明るい昼の午後に、ニースへ戻る。
ホテルに戻ると、ホテルのマネージャーが怒っていた。

僕がツィンルームの椅子にバックパックをワイアロックで縛っていった。
おじさんが、ツインの部屋を空けるのに、椅子とバックパックをまとめて移動させるのが大変だったんだって。

明日はニースを出るので、とっととニースを歩く。
特に海岸沿いは見なければね。

でも、ヨーロッパのビーチというのは、とにかく殺風景だ。
日本人が「ビーチ」という言葉で考えるようなきれいな砂浜は存在しない。

ビーチには石がごろごろしていて、つまらない。
もともとヨーロッパ人にとっては、ビーチというのは日光浴のための場所。

べつに、泳ごうという気持ちもないようだね。
僕は海岸沿いを歩いて、「ネグレスコホテル(NEGRESCO HOTEL)」へ行った。

このホテルは、チョー有名らしい。
実は、日本へ送った絵葉書がネグレスコホテルの写真だったんだよ。

僕は見たことのない風景の絵葉書は送らないのが、主義だ。
だから無理にでも、ネグレスコホテルを見に行ったんだ。

まあ、外から見たら、別にたいしたホテルでもなかったけど。
もちろん内部は、豪華、金持ち仕様になっているのだろうが。

モナコでギャンブルをして、ニースの海岸を歩いてネグレスコホテルを見た。
海外個人旅行者としたら、これで十分だ。

今日も、ニース駅近くのセルフサービスレストラン「FLUNCH」で、たくさんワインを飲みました。
明日はニースを出て、マルセイユへと向かいます。

旅行の満足度
4.0

この旅行記のタグ

5いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

モナコで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
モナコ最安 425円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

モナコの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから海外旅行記(ブログ)を探す

PAGE TOP