リトアニア想像以上の寒さに、ぶるぶる❗❗

2016/10/13 - 2016/10/16

我々おじん、おばん夫婦は、いつもの様にバックパック1つで気軽に行ける旅先として、初のバルト三国を今年は選びました。リトアニア、ラトビア、エストニアそしてフェリー利用でヘルシンキへ。それぞれの移動を4トラの過去のブログを参考にして計画をしました。参考にさせて頂いた方々、有り難う御座いました。世界遺産等に拘らず、路地などを歩くブラブラ街歩きが我々の旅の姿勢なので今回も徹底しました。ガイドブックなどに紹介されている遺跡や教会などは歩いていて偶然見られたらそれでＯＫという様に、一つ一つ訪ねることはしませんでした。それぞれの国のトラムなど乗り物を利用して、郊外へ行ったり暮らしているように楽しみました。

但し、寒さは事前の情報より寒く日本より2カ月くらい先の服装が必要でした。最初の訪問国のリトアニアでは、到着翌日には毛糸の帽子、マフラー、手袋を仕入れに走りました。

来年、この時期に旅をされる方十分な支度をお勧め致します。

エリア ビリニュス(リトアニア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

【ヴィリニュス国際空港】

定刻より15分ほど遅れてPM8：30頃到着しました。バックパックを背負ったまま機内から降り立ち、そのまま何のチェックもなく空港を出ました。周りには何もなく小さな空港がひときわ光っていました。空港正面の道路を左寄りに歩き、案内板に従って左に曲がり先の階段を下り、更にエレベーターに乗って降りると空港と鉄道駅間を走る電車が待つホームにそのまま出られました。

待っていた電車に乗ると、そのまま直ぐに発車。切符は何処でと思案していたら車内に座っていた車掌さんが寄ってきて、切符（0.7ユーロ）を買うことが出来ました。6.7分であっという間にヴィリニュス駅に着くのでとても楽でした。

こちらでは、改札口がどこにもない様で駅の反対側に住んでいる人々は反対側から陸橋を使いホームに降り、そのまま駅舎を抜けて街に出かけているようです。犬を連れて通り抜けている人もいました。改札口フリーなんてね！！

夜明けの門の先にある広場のお土産店で、必要に迫られて防寒具を購入。

我々は何処を旅しても最初にすることは、郵便局とスーパーマーケット探しです。

旅行中3か国でお世話になった、Rimiスーパーです。ヴィリニュス駅内のRimiスーパーも便利でした。大小の店舗があり、バルト三国共通にあるRimiスーパーが大好きになりました。

珍しい洋野菜も充実。

【ヴィリニュス中央郵便局内】

今はスマホ一つでなんでもできる時代、しかし絵葉書を書くことだけはやめる訳には行きません。どこに旅しても必ず自分宛てに出して、帰国後の楽しみにしています。又旅の終盤にはよく荷物を自宅に送ったりするので。

広い体育館の様で、窓口も多く各窓口では切手だけではなく、多数絵葉書やグッズ販売もしていました。今まで旅した場所では、切手は郵便局で絵葉書は街の土産店などで別々に購入していたので、今回はとても便利でした。個人商店のように自分が行った窓口の女性は商売熱心で色々な商品を勧めてきました。日本の郵便局では考えられません。でもやり取りが面白かったですよ。

どんより曇り空のゲディミノ大通り

国立ドラマ劇場入り口の3人のミューズ像

まつ毛を付けた愛らしいワーゲン！！

KGB博物館入り口の手前大通りの十字架の石碑。

1944年～1991年、ソ連国家警察、秘密諜報機関がおかれた建物。この右横側に博物館の入り口があります。

ソ連時代に、このKGBのビルで拷問などで命を落とした人々の名前が外壁に刻まれています。

入館料、1人4ユーロ、写真撮影に2ユーロかかります。

見学しながら、何故か今年読みふけった【トム・ロブ・スミス】の小説のシリーズを思い出しました。

長いソ連時代の暗い歴史に思いを巡らせている時の、ホッとする晩秋のリトアニアの風景です。

9：35分発の2階建て列車でカウナス行きます。

座席指定ではないのでと前方の2階の席に座ったら、ファーストクラスでした。検札に来た車掌さんに2.05ユーロの別料金を払い、そのまま乗車。（特急でヴィリニュス→カウナスは6.4ユーロ）（普通でカウナス→ヴィリニュスは5.3ユーロ）
今年の旅でも日本の交通費の高さを改めて実感！！

ひっそりとしたカウナス駅。

カウナスの寂しい市場。日本も高齢者社会になっていますけど、どこの国も高齢者が目立ちます。同じ世代の我々は身につまされますね。

杉浦千畝博物館は休館だと知っていたので、無理して訪ねることはせず寒さの中、カウナスの公園を散歩し、再びヴィリニュスまでの電車での短い旅を楽しみました。

ヴィリニュス駅前の通りを旧市街に向かって行き、すぐのピーリモ通りのパレス市場に向かう坂を下りる右側で見つけたイラスト。強健な、かの国のトップと次期大統領になるかもしれない（？）かの国のトップ候補のイラストが話題になっていました。

パレス市場

ラトビアのリガに移動する前日の後半にようやく日差しが戻ってきました。路地にいた猫ちゃんも暖かさと眩しさに気持ちよさげです。

最終日に晴れた旧市街を望む。3日間のヴィリニュスの滞在も今日でお別れ。明日はLuxExpressのバスでリガに移動です。