2016/10/11 - 2016/10/11
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Minty Pinkさん
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平日に休みがとれた!
『デトロイト美術館展』に行くのは今日しかない!
なぜか? 月曜・火曜限定の「写真撮影可能日」に休めるのは今日しかないから!
では、行ってみましょう!
- 旅行の満足度
- 5.0
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前夜届いた『デトロイト美術館の奇跡』(原田マハ著)を車中で読みながら。
幸い空いていたので、読みながら泣いていたのはばれていまい。
ただのしおりと見せかけて、これを提示すると100円割引になります。 -
平日の上野駅公園口。
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西洋美術館は休館。
と、いうか、都美も東博も休館。
『ゴッホとゴーギャン展』もいっしょに見たかったなーと思ってはいたが、
結果としてはデトロイトだけでおなかいっぱい。
へたにいろいろ行こうとしなくてよかった。 -
実は、上野の森美術館に行くのは初めて。
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ここですね。
目玉はゴッホの自画像。
人だかり、できてましたね。 -
10時ちょっと前に到着。
チケット売り場近辺には人も少なく。 -
このように、期日限定で写真撮影可。
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ディエゴ・リベラのフレスコ画《デトロイトの産業》のレプリカ(?…というのか)。デトロイト美術館の入り口にあるものだそうです。
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では、入場。
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「第1章 印象派」の部屋。
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前の写真の反対側。
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ピエール・オーギュスト・ルノワール《白い服の道化師》1901-02年
7歳の息子、ジャン。 -
コメディア・デラルテに登場する道化師の衣装。
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ピエール・オーギュスト・ルノワール《座る浴女》1903-1906年
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まさにルノワールの裸婦。
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そばの帽子や衣装によって同時代の女性であることを表現。
「女神を描いてるんだもん」という言い訳はしません。 -
ピエール・オーギュスト・ルノワール《肘掛け椅子の女性》1874年
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前の二作より、25年くらいさかのぼったころの作品なので、
やっぱり雰囲気が違いますね。 -
エドガー・ドガ《朝の乗馬》1866年頃
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踊り子さんと同じように、乗馬と言えばドガね、とわかりますね。
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左端のこれ。馬が走る様子に写真の影響が。
未完の作品だそうです。 -
エドガー・ドガ《バイオリニストと若い女性》1871年頃
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一瞬の情景を切り取ったスナップショットのような表現。
これ、ドガなんですね。
なんか、セザンヌっぽいような。 -
エドガー・ドガ《楽屋の踊り子たち》1879年ごろ
これは誰が見てもドガ。
構図に浮世絵の影響が見られるとか。 -
これこれ、楽器を踏んではいけません。
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エドガー・ドガ《包帯を巻いた女性》1872-73年
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ニューオーリンズ滞在時に描かれた。末弟ルネの妻エステル・ミュソンか?
そのわりに服が質素なので別人とする説もあるそう。 -
エドガー・ドガ《女性の肖像》1877年
ドガ5点。これで最後。 -
オペラ座の踊り子、マロ嬢。
印象派タッチですねえ。 -
10時半ごろの場内第1室。
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ギュスターヴ・クールベ《川辺でまどろむ浴女》1845年
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神話の中のではなく、同時代の裸婦。
影にすることで浴女の表情をとらえにくくしている。 -
同時代の衣装を描き込むことで、「神話じゃないよ」と言っている。
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んー、川辺でまどろむ…と言っても、こんなふうに足を水につけていてはかぜをひいてしまう…。いや、裸だからそれどころじゃないか。
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カミーユ・ピサロ《小道》1889年
今回1枚だけのピサロ。
エラニーの風景。 -
道ばたで話し込む農家のご婦人二人。ピサロの他の絵にもあったような?
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点描法を取り入れていた時代の作品。
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クロード・モネ《グラジオラス》1876年ごろ
こちらも今回1枚だけのモネ。
目玉作品のひとつ。
アルジャントゥイユの家の庭で描かれたもの。 -
華やかなグラジオラスの向こうで、なんとなく影の薄いカミーユ。
こんなふうに影の薄いカミーユを他でも見たな…。どこだっけ。 -
カミーユには日傘が似合う。
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きれい…。
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モネの、紫の影。
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こちらも「印象派」の部屋にあるのですが、比較のためですね。
カロリュス=デュラン《喜び楽しむ人々》1870年
印象派の誕生目前のフランス第2帝政期(1852-70)に好まれた画題。 -
幼子の手。画家の11か月になる娘。
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極めてアカデミックな手法で丁寧なつるつる仕上げ。
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アンリ・フェルヴェクス《パリのカフェにて》1877年
マネやドガも通ったモンマルトルのカフェ。 -
この真ん中の男性が画家ご本人。
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「第2章 ポスト印象派」
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ポール・ゴーギャン《自画像》1893年ごろ
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タヒチからフランスに一時帰国していた時期の作品。40代半ば、周囲に理解されず、不安や疲労も見える表情。
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セザンヌは4点。
ぽーる・セザンヌ《水浴する人々》1880年ごろ -
セザンヌと言えば「りんご」かもしれないけど、同じくらいセザンヌなのが水浴図。
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そしてこちらもセザンヌの代名詞。
ポール・セザンヌ《サント=ヴィクトワール山》1904-06年ごろ -
セザンヌが愛した故郷エクスの山。
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空、岩肌、針葉樹の枝先まで同質の色使いとタッチ。
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ポール・セザンヌ《画家の夫人》1886年
妻・オルタンス。セザンヌは24点彼女の肖像を描いている。 -
『デトロイト美術館の奇跡』でモチーフとなった絵。
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よく見ると、不思議な色合い。塗り残しによる光の表現。
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ポール・セザンヌ《三つの髑髏》1900年ごろ
最晩年の作品。
動かぬ静物はセザンヌにとって最上の画題。 -
オルディ・ルドン《心に浮かぶ蝶》1910-12年ごろ
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現実ではなく、想像の蝶。
ルドンは50歳を過ぎてから、こんな明るい色の絵を描くように。 -
ピエール・ボナール《犬と女性》1924年
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翌年妻となるマルトと画家のお気に入りのダックスフント。
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モーリス・ドニ《トゥールーズ速報》1892年
広告ポスターの絵画版。 -
新聞に次々と手を伸ばす人々。
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髪飾りはギリシャ神話のヘルメスを想起させる。
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フェリックス・ヴァロットン《ひざにガウンをまとって立つ裸婦》1904年
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私の好きなヴァロットンとは違うなあ…。
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隣の小さめの部屋に、2点のゴッホ。ゴッホのためだけの空間。
左側の小さいのが目玉作品の《自画像》。
この日の朝にどこかのテレビ局が「100億円のゴッホの自画像を写真に撮れる!」と宣伝したとかなんとか。
ルーブルの中でモナリザに人だかりができるように、デトロイト美術館展ではこの絵の前に人だかり。11時ごろの様子。 -
自画像の話だけで1冊本ができてしまうゴッホですが…。
フィンセント・ファン・ゴッホ《自画像》1887年
タッチは柔らかめなような。 -
私にとっては目玉の自画像よりこちらが印象的。
フィンセント・ファン・ゴッホ《オワーズ川の岸辺、オーヴェールにて》1890年 -
写真でもわかるくらいの強烈厚塗り。
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この水の表現。
《烏の群れ飛ぶ麦畑》に似ている。 -
これでもか、と。
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木なのかなんなのか…。
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「第3章 20世紀のドイツ絵画」
この部屋からSNS公開禁止の作品が出てきます。
私としては、あまり興味をひかれるコーナーではないので、ささっとご紹介になってしまいます。 -
ワシリー・カンディンスキー《白いフォルムのある習作》1913年
抽象絵画の父とな。 -
エミール・ノルデ《ヒマワリ》1932年
ゴッホへのオマージュとのこと…ですが。うーん。 -
パウラ・モーダーゾーン=ベッカー《年老いた農婦》1905年ごろ
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マックス・ペヒシュタイン《木陰にて》1911年
セザンヌの水浴図を意識。ゴーギャンへの憧れも? -
エルンスト・ルートヴィヒ・キルヒナー《月下の冬景色》1919年
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不眠症に悩まされながらアトリエの窓から見える風景。
現実離れした木々の色ではあるが…。 -
画家の言葉。
「今朝早く、素晴らしい月の入りを見ました。小さな桃色の雲の上にある黄色の月と住んだ深い青色の山々、本当に素晴らしい情景でした。」 -
マックス・ベックマン《オリーヴ色と茶色の自画像》1945年
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マックス・ベックマン《倒れた蝋燭のある静物》1929年
隣にあった
カール・シュミット=ロットルフ《雨雲、ガルダ湖》1927年
が良かったけど、アップ禁止でございました。
ココシュカ2点もダメ。 -
「第4章 20世紀のフランス絵画」
ラウル・デュフィ《静物》1914年ごろ
デュフィは、西洋美術館にあるやつなんかが好きだけど、これはなあ…。 -
フアン・グリス《静物》1916年
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ピカソ、ブラックに続くキュビズムの重要な画家ですって。知らなかった。
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モディリアーニが3点。
どうしてもこの目の表現が好きになれないけど…。
アメデオ・モディリアーニ《男の肖像》1916年 -
アメデオ・モディリアーニ《女の肖像》1917-20年
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アメデオ・モディリアーニ《帽子をかぶった若い男性》1919年
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スーティンが1点。
スーティンはフィラデルフィアのバーンズ・ファウンデーションに21点あって、「ううううーん…」て感じだったけど、これは…すてきじゃありませんか。
シャイム・スーティン《赤いグラジオラス》1919年ごろ -
細部もどうぞ。
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アンリ・マティス《コーヒー・タイム》1916年
会場で見たときはあまり好きじゃないと思ったけど、今見たらちょっといいな。
アルジェリア・モロッコ旅行後のオリエンタル作品。 -
これも目玉作品ですね。
アンリ・マティス《窓》1916年
けっこう大きいですよ。 -
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アンリ・マティス《ケシの花》1919年ごろ
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かわいい花柄。マティスのこういう感じが好きなのかも。
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会場を出ると、こんなコーナーも。ゴッホとモネの触った感じが全然違ってておもしろかった。
そうそう。ピカソが6点あったけど、全部SNS公開禁止。古典主義時代だけど、《肘掛け椅子の女性》がきれいだったな。どうせだったらこんなふうに描いてほしいよねえ。 -
小さなカフェ。
でも、本当に小さかったので、上野駅でお昼を食べて帰ることにします。 -
まもなく午後1時。
52点の作品で3時間!
楽しませていただきました。
ゴッホとゴーギャンは12月までなんだよなあー。夫に「いっしょに行こうよ」と言ってあるのだけど、いつになるかなあ。
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