2016/07/03 - 2016/07/03
60位(同エリア98件中)
いぶれすさん
間違った列車に乗ってしまいました。4人の仲間を案内しているというのに。
十数回のスイスの旅で初めての事です。
バスの乗継に失敗したことは1回だけあります。17年も前の事で、ここには書いていませんが、アンゼールへ行くつもりがバスの乗継地で間違って乗り換えずラヴィル湖に行ってしまったのです。 でも、この時の運転手は優しくて『行先を聞いていながら的確に教えなかった自分の責任』と言って乗り換え地からのバス代は受け取りませんでしたし、その後アンゼールへも行けました。
今回は、前回以上の大ポカです。駅の入口で出発する列車のプラットホームだけを確認し、プラットホームの表示も到着した列車の行先も確かめずに乗ってしまったのですから。フィスプ駅からシオンで下車して、その南のアローラへ行くつもりが、バーゼル行の列車に乗ってしまったことに列車に乗って数分後、仲間と雑談している最中に突然暗くなり長いトンネル(レッチュベルク基底トンネル)に入ったことでようやく気付いたのです。旅の10日目の事でした。
滞在日数の2倍以上用意した候補地の中で、乗ってしまったシュピーツ方面で唯一残っていたのが、このキーン谷のゲーリホルンでした。
ゲーリホルンという山を知ったのは、アルプス・ウォーキングに関して実に包括的なウェブ・サイトである『おーとさん』のページhttp://www.geocities.jp/otokaoru/です。
結局、頂上までは行けませんでしたが、何人かのハイカーから声をかけられ、行程中ベスト・ヴューの場所で仲間と昼食をとり満足でした
(滞在最後の日に一人で登頂を果たしましたが、満足感はこの日の方が勝っていたような気がします)。
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ライヒェンバッハ駅9:19発のバスは、平日なのに何と4台に増便される賑わいでした。
大半の乗客は、終点のグリースアルプへ向かいますが、我々を含め約1割の人々がKiental Dorfの次、Kiental Ramslauenenのバス停で下車しました。
そういえば以前、グリースアルプ近くのアーベベルクへ登った時も大型バスが満員でした(終盤は小型車に乗り換え)。 -
バス停付近。 谷奥には、ブリュムリスアルプ。(O氏提供)
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画面中央の奥に目指すゲーリホルンがある筈です。(O氏提供)
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稜線に出ると『ベルナーオーバーラント三山』の一座らしきものが見えました。
少し後でメンヒと確認できました。 -
もう少し先では、ブリュムリスアルプ山群も右に見えます。
中央のギザギザの山は、後で調べるとクシュパルテンホルンでした。 -
三山(ユングフラウは、頭だけ)からのパノラマ
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表紙とした三山のズーム
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ブリュムリスアルプホルン群。
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頂上を目指すのは時間的、体力的に無理と判断し、ここで昼食、最終目的地としました。
左端にニーセン、中央にトゥーン湖、その右に初日に訪れたゲンメンアルプホルンを望む眺めの良い場所で、中央やや右の標識は、リューデリックス(1947M)です。
ここで何人かに声を掛けられました。2008年に講道館でルーマニア代表として柔道大会に出場した奥さんを持つ夫婦とか、『頂上が見えていて遠いよう見えても近い場合と近いよう見えても遠い場合があるけれど、ここは断然前者よ』と言ってくれた若い女性とか。
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