2016/09/17 - 2016/09/23
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そらとぶねこさん
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大好きなイタリア。
渡伊5回目となる今回は、イタリアの比較的小さな町を巡ることにしました。
巡った町は、アッシジ、フォリーニョ、フィリーネヴァルダルノ(アグリツーリズモ)、ラヴェンナ、ボローニャ。
日本で調べる限り、情報が少ない町もあるので、旅行記を残します。
父と夫はお留守番の、母と妹との家族旅行。妹はイタリア在住経験あり、私はイタリア語の猛勉強中。
今回の個人旅行で持って行って良かったものの一つがWifiルーター。ホテルはWifiが飛んでいましたが、全て電車移動だったため、車内で乗り換え情報などを検索する際に役立ちました。
Trenitalia社からViaggia Trenoというウェブアプリがリリースされており、それが意外と(?)役立ちました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
観光最終日となるこの日は、朝から雷が鳴るほどの大雨。
時間とともに回復することを期待し、予定の電車を遅らせ、ラヴェンナのスーパーにお土産を買いに行ったりしてすごしました。
そして改めてボローニャまでの電車を確認したところで、直通電車は1時間後…。やはりきちんと時刻表を確認してから行動すべきでした。
トレニタリアで調べたところ、ラヴェンナからフェッラーラ乗り換えでボローニャ行があったので、それに乗ろうかと駅で迷っていたら、制服を着たおじさん2人に声をかけられました。「どこに行きたいの?」「ボローニャです」「よし、駅員に聞いてくるから待ってろ」「え?あなたは駅員じゃないの??」そんなこんなでゴタゴタしている間にフェッラーラ行電車は発車。ただの暇なおじさんの話し相手につかまったのでした。
直通電車を待ち、駅のバールでカフェを注文し時間つぶし。 -
90分ほどの電車でボローニャへ。ボローニャ駅でスーツケースを預けます。荷物預かりの標識がきちんと出ていて、わかりやすかったです。駅から中心街を抜けて、予約していたランチの店、trattoria della santaへ向います。地図で見るよりもずっと遠くて、30分ほど歩いてしまいました。幸いにもボローニャではもう晴れ。ポルティコの続く街並みです。
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トラットリアに予約よりも1時間ほど遅れて入店。しかしあまり気にしていないようだったので一安心です。地元客の方もランチをしていました。こちらで"Tris"を注文。3種類のパスタ・リゾット・ニョッキが選べて、ワンプレートで提供されるというもの。
私達はゴルゴンゾーラのニョッキ、バジルとトマトのニョッキ、ラグーを頼みました。ニョッキはちょっと微妙でしたが、さすがボローニャ、ラグーは超美味でした! -
腹ごしらえのあとは、ボローニャ大学へ。ラヴェンナでの電車選択を間違えたあおりで、ボローニャ滞在時間がとても短くなってしまいました。しかし、どうしてもヨーロッパ最古のボローニャ大学で、ここの解剖室を見たかったのです。世界で初めて人体解剖が行われた場所で、解剖台の周囲は学生が見下ろせるように劇場のような構造になっています。17世紀当時すでに女性の解剖学教授がいたということに驚き。現代日本の国立大医学部の解剖学教授なんて数えるほど…。
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こちらは講堂です。スクリーンが下がっていて、いまにも講義が行われそうな雰囲気でした。壁一面に大学関係者の家紋。こんな中で講義されても頭に入らなそうです…。
ボローニャ大学は同じ階に図書館も入っていましたが、こちらは利用者のみ。きちんと今でも利用しているのがすごいところです。
無料で立ち入れる範囲に綺麗なトイレと荷物台があります。図書館に入る前に荷物を預けるロッカーも兼ねているようです。ここで私はアジア系の女の子と目があって、ニコっとされ、私も笑顔を返したら、そちらに気をとられて手に持っていた地図を荷物台に置き忘れてしまいました…。まあ、すでに最終日なのでよかったのですが。旅の疲れが出てくるので、忘れ物には気を付けないといけないですね。 -
駅に向かいながら食材屋やチョコレート屋さんを探します。道すがら、Maijaniを発見。こちらはお昼休みを3時までとってしまうので、ボローニャ大学を見学してから再度向かいました。お昼休み中、お店の前で私達がどうしようか話し合っていたら、イタリア人の高齢のご夫婦もちょうどお店にやってきて、「3時までお昼休みで開かないみたいよ!」と教えてくれました。そのご夫婦に「まだ2時だからね」と腕時計を見せられたのですが、そのときは私の電波時計で2時半…。イタリアって、30分時計がおかしくても生きていけるんだなあ。
Venchiも近くにお店がありますが、Maijaniのチョコ、とってもおいしかったです。家族用のお土産にぴったり。 -
ボローニャで一番大きなマッジョーレ広場。ああ、もっと時間があったならば観光したかったのだけれど…。ボローニャ・イータリーに寄るのが精いっぱい。
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ボローニャであわただしく荷物を受け取り、Frecciarossaに乗るために地下ホームへ。わかりにくい構造、というわけではないのですが、比較的距離が長く、時間がかかります。Frecciarossaは5分遅れて入線。一路、ミラノを目指します。
今回Businessというクラスを予約したのですが、席がフッカフカで、仕切りがあって、すごくよかったです! -
ミラノ中央駅に到着。とても大きく、美しい駅です。
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ホテルで少しゆっくりしようかとも思ったのですが、せっかくならば、とミラノのドゥオーモへ。少しお買いもの。母は5年ぶりにミラノに来ることができ、そしてガッレリアで念願の牡牛の上で回転する、というおまじないもできて、よかったかな。
フィレンツェの花の大聖堂もそうだけれど、ミラノのドゥオーモも何回見てもすごい。神の居る天へむかう建築。思わず口をあけて上を見てしまいますが、スリには気を付けてください。 -
夜ご飯はil Paiolo。ミラノということもあり、そして某サイトで紹介されていることもあり、日本人が多い!!というか日本人ばっかり。
今までずっと山の食事だったこともあり、海鮮が食べたい!ということで、エビ!!これがすっっごいおいしかった!! -
アサリのボンゴレ!!
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ここのお店は店員さんもとってもいい人ばかり。つたないイタリア語で注文して意思疎通を取ろうとする私達に、とても親身に、ユーモア、そしてちょっとしたイタズラを交えて接してくれました。
レストランのトイレの鍵が壊れて開かず、母が困っていたら、お店の方が大きなナイフ(!)を持ち出して鍵をこじあけ、破壊し、プレーゴ!と笑顔で開けてくれたそうです(笑)。
もちろん、英語も通じると思います。とてもとても、楽しい夕食でした。
お隣はおじいちゃんのイタリア人がおひとり様でディナーをしていました。なんだか、チラチラとこちらを見ていて、よく目が合うなと思ったら、こちらがデザートになったところで話しかけてきてくれました。もちろん、イタリア語。私はハイレベルなイタリア語はわからないので、妹にパス。
おじいちゃんの息子さんは大阪で勤めて、いまはミラノに帰ってきているそうです。日本人、ということで、息子の話がしたくて話しかけてきたようです。妹もミラノに住んでいたので、その話で盛り上がり、そして私達はどんな仕事をしているのか、とか、自己紹介をしました。デザートのアイスが溶けていくのに容赦なく話しかけるおじいちゃん…。妹はほとんどアイスが食べられず。でも、いいイタリア語の勉強になったね。
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