2016/09/21 - 2016/09/26
837位(同エリア1830件中)
なーにゃさん
4日目にして、ようやく雨がやみました。
本日は、レーニン廟と現代史博物館の見学、KHL観戦です。
□9月21日:成田(JAL421)~ドモジェドヴォ
□9月22日:オスタンキノタワー、宇宙飛行士記念博物館、トレチャコフ美術館、KHL観戦
□9月23日:クレムリン、武器庫、赤の広場
■9月24日:レーニン廟、現代史博物館、KHL観戦
□9月25日:赤の広場、ドモジェドヴォ(JAL422)~成田(26日)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 2.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
おはようございます。
昨日までの雨もあがり、ホテルからの眺めも見通し良くなってきました。
え、あれオスタンキノタワー!? -
ズーム。
あ、ほんとにオスタンキノタワーだ。へー、ここからも見えるんだ。 -
本日はまず、レーニン廟の見学。
見学は10時開始。2人は9時40分頃、見学者の列に並びました。
その時の最後尾は、国立歴史博物館のほぼ隣。列は順調に伸びていきます -
並んでる間には、積極的に“同胞”と間違えられました。
いやもう、わざとだな、あれ。
彼らは中国語で話しかけてきて、そうして列に横入りしようとするんですね。
たいてい夫が英語で、列の最後尾に並べって返すと、あれ違うの?って顔して離れていく。
でもちゃっかり少し後ろに横入りしてたりして。そこに“同胞”がいたか?
一度は、女性二人が無言で夫にピッタリ張り付いてきた。同伴者を装ってるんでしょう。
妻が日本語で「誰これ?」って睨みとばしても、一人は知らん顔。
もう一人が、やっぱりダメだったか、みたいな風で、中国語喋りながら知らん顔を連れて離れていきましたが。
写真は、クレムリンの壁付近から見た聖ワシーリー聖堂。 -
手荷物検査と金属探知ゲートを抜けて、クレムリンの壁の前を通っていきます。
スターリンはやっぱり目立つ。 -
ガガーリン少佐もこちらに眠っておられます。
-
照明が落とされた廟のなかに入り、レーニンと対面。
もう「眠っている」ようには見えなかった。
表情のない固まった顔つき。
そこから彼が生きていたことの証を感じ取ることは難しい。
…対面した後に言うのもズルいんだけど、もう十分その責務は果たされたんじゃないかなあ。 -
少し考えさせられた2人。神妙な顔して移動です。
目指すは、国立現代史博物館。
赤の広場から歩ける距離だったのですが、2人は何となくモスクワのメトロに乗りたかった。
2号線チアトラーリナヤ駅からたった一駅、トヴェルスカヤ駅まで。
その前に、トヴェルスカヤ通りにあるスタバで、軽く休憩。
温かいコーヒーとクロワッサンが美味しかった。マトリョーシカ・タンブラーはなかった。
現代史博物館の敷地に入ると、大砲がお出迎えしてくれます。 -
チケットは現地調達です。
博物館の公式HPには、入館料250ルーブルのみ記載されていましたが、
写真撮影料が別途200ルーブル。
チケット販売担当のマダムが英語で説明してくれました。
撮影料分のチケットは、退出時に回収されてしまいました。 -
この博物館、…何ていうのか、それまで見てきた美術館・博物館に比べると、
展示が大雑把です。
いや、もちろん展示されている物自体は、ものすごい量だし興味深いし良いんですよ。
順路を示す矢印に沿って見学しても、なんだか歴史の前後関係がオカシイ。
途中で逆向きの矢印なんか出てきて、え、こっち?とそれに従うと
スタート地点に戻ってしまう。
これはもう、見学者が自分の頭のなかで整理しながら見るしかない。試されてるな。
まずは、帝政時代の困窮した民衆の姿から。 -
レーニン登場。
先ほど対面してきた姿とは正反対の、この意志と生気にあふれた顔つき!
これでいいんじゃないかなあ(外国人のつぶやき)。 -
約300年続いたロマノフ王朝は崩壊し、
-
内戦勃発。
戦場を駆け抜けたタチャンカ。 -
ソビエト社会主義共和国連邦の成立。
あれ、日露戦争は? -
ありました、日露戦争コーナー。
明治天皇と大山巌元帥、それぞれの肖像画が展示されています。
鎧兜はちょっと違うと思う。 -
「日本との戦争だ!」
-
真ん中。日本人はこう見えていたらしい。
興味あったのは、ここロシアでは、日露戦争が史実としてどう説明されるのかってこと。
英語の説明文があったので読んでみると、
19世紀末から20世紀初頭にかけて新しく形成された国際関係のもと、ロシアと日本は極東特に中国での権益をめぐって衝突し、戦争に突入。
この戦争は、ロシア国内政治を不安定にする要素となり、ひいては第一次ロシア革命へのプロローグになった、と。
思ったよりニュートラルな説明で、少し驚いた。
いやさすがに、極東のサ○が調子こいて…とは書けないだろうけど。 -
社会主義体制を、スターリンがさらに推し進めます。
-
大祖国戦争勃発。
-
「敵に容赦ない破壊と撃滅を!」
-
ブレスト要塞は蹂躙された。
国土と人命、けた外れの犠牲を払って、ソ連は戦勝国となります。 -
国力増強、五か年計画。
コルホーズではトラクターを使って生産力UP。 -
子供たちだって良い子になるよ。
-
そんなソ連も、ついには終焉を迎える。
1991年、8月クーデターでの銃弾の跡。 -
「おい、協力して引っ張ろう!(山積みする課題)」
-
この建物、もとは英国クラブという社交場だったそうです。
なるほど、だからこんな洒落た内装なのか。
展示物には、その当時の調度品もあります。わりと大雑把に置かれています。 -
壁面には、こんなレリーフも。
見学者は少ないです。
夫と妻は2時間ほどかけて見学しましたが、ほぼ貸切状態でした。
展示スペースの所々にいる係員も、2人をみると「うわっ、見学者だ」というような表情。
そんなもの? -
柱の装飾。
2人が見学した際、おそらくですが、メンテか何かで見られない展示室があったと思います。
この先も展示室かなとおぼしき場所が、緩やかに立入禁止になっていたり。
いや、全体としては面白い博物館でした。
ただし、これは時間をかけてじっくり見る所だな。
そうそう、話に聞いていた「レーガンの頭のなか」、探したのですが見られなかった。 -
次はお買い物。ノーヴィーアルバート通りのドム・クニーギを目指します。
ガイドブックでは、ドム・クニーギはお土産調達ポイント!のような書かれ方をしていたので、そういうショップを想像していたのですが、…実際そこは地元御用達書店だった。
1階(文房具・お土産・CD等)には、息子・娘が週明けの授業で使うノートとペンを買いに来ました、という風情のファミリーがたくさん。
カッサに並んだ妻の財布を覗き込もうとしてママに叱られるガ…子供もいたり。
妻も子供並みに大はしゃぎ。
おーキリル文字だらけだよー、ノートのサイズやっぱり独特だね、うわ!ボールペンはぺん○るじゃん!、プーチン2017カレンダー、日本人が買ったらおかしいかなあ??
夫から見れば単なる街の文房具や(ry。
こんなに目を輝かせて大喜びするなんて、妻は本当にロシアにモスクワに来れて嬉しいんだな、しみじみ思う。
買ったもの。ノート各種。卓上カレンダー(プーチンのではない)。
ショッピングバッグ。メタボ気味の夫にと妻セレクト、メッセージマグネット。
自宅の冷蔵庫に貼られてます。 -
モスクワのファストフードに味を占めた2人。休憩はほぼファストフード。
ノーヴィー・アルバート通り沿いのKFに入ります。ここ英語ほぼOK。
夫のオーダーも落ち着いてきました。
徐々に「英語がこんなに通じなかった」ではなく、「こう言えば通じた」にパラダイムシフト。
そうやって臨むと非英語圏でのコミュニケーションも、指す手と指される手、ゲームみたいな面白さが少ーしだけ出てきた。
とは言え、思い通りには程遠いんですが…。
休憩後はブラブラあるいて、国立図書館まで。 -
ここ!国立図書館だよ! 妻大喜びで夫をご案内。
夫からみれば単なる工事中の建も(ry。
妻の声、日本にいるときとはピッチが違います。そこまで嬉しそうなトーン、日本では滅多に聞いたことない。
好きなんだね、ロシアが、モスクワが。
ドストエフスキー先生は大人気です。 -
赤の広場方面に向かい、アレクサンドロフスキー庭園に立ち寄ってみる。
英雄都市の碑。 -
ブレスト要塞。
現代史博物館で見た、ズタズタの遺留品がオーバーラップする。 -
さて、いったんホテルに戻って、本日もKHL観戦です。
試合開始は17時。
本日のチームロースターはどうなってるかな~?と2人でスマホチェック。
あれ、サテライトチーム Balashikha の若手がたくさん登録されてる。
相手は今のところ下位のDynamo Minskだけど、これで勝てるのかい?
…勝てませんでした。0-3の惨敗でした。2試合連続の零封完敗。
内容がもう酷い。試合になってないんですよね。
写真は、VTB Ice Palace。 -
自宅では、KHLの試合はスポーツストリーミングサイト“laola1.tv”で観ています。
このゲームに出場した、特に応援している選手たち。
まず、元気印・ガリモフ(Ansel GALIMOV)#25。
どんな相手とのクラッシュも恐れないガリモフの蛮勇プレーは、ホッケーが好きだ!Dynamoが好きだ!という心意気の表れなんだろうが、いかんせん身体が細くケガが多い。
この試合第1ピリオド途中で負傷退場。その後、故障者リスト入り、戦線離脱。
まさか、目の前で…。 -
悩めるスナイパー、カルポフ(Maxim KARPOV)#97。
この試合でも何度か決定機を外し、会場中の悲鳴と溜息とをさそったカルポフ。
ベンチで、クソッ!とばかりに自分にイラついていた姿が印象的だった。
がんばれ、機動戦士ガン○ム。極東・日本から応援してる。 -
チームキャプテンのテレシェンコが故障で長期離脱中のため、
本日のゲームキャプテンをつとめたヒエタネン(Juuso HIETANEN)#17。
このゲームでは若手のフォローに精一杯で、ゲームの組立にまで手が回らない。
ユーソの眉間のしわもいっそう深くなる。始終表情が険しかった。
最後列から放たれる絶妙なロングショット、見たかったなあ。 -
そしてMr. DYNAMO、ゴロヴィコフ(Konstantin GOROVIKOV)#21。
※あくまでも個人的見解です。
この人のテクニックは、生で観られて本当によかった。いや、感動した。
あのスティックさばきの柔らかさは、もうパックがスティックに吸い付くような、そんな感じ。
長く現役を続けられる理由のひとつが、こういうテクニックにあるんだなと思う。
ミスターも大ベテラン。その勇姿、しっかり目に焼き付けておきます。 -
試合途中で隣に座ってたオジサンは怒って帰るし、夫も妻も、あーあって感じ。
落胆気味にホテルに戻り、テレビをつけると、なんか恋愛ドラマやってる。
言葉は分からなくても、何となくストーリーは分かるもんだね。
2人して見てると、夫だんだんデレデレしてきた。この女優さん、美人!
この、スケベおやじ!(妻、怒りの絶叫)
…どなたか、この女優さんのお名前、ご存じないですか?
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