2014/09/14 - 2014/09/19
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つちのこねこさん
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「紅の豚」が公開されたのが12歳、画面の中の空と飛行機と街並みの美しさに魅了されました。あれから20年ちょっと、ついにその舞台となったドブロブニクを訪れます。
生ガキ、生ムール貝が食べられるとの話もあり、迷わず決めたドブロブニク行き。
1991年にユーゴスラビアから独立したクロアチア。
「アドリア海の真珠」と謳われる世界遺産のドブロブニクは、1995年まで続いた独立を発端とした内戦で、ユーゴスラビア連邦軍による7か月間の包囲、砲撃にさらされ、世界遺産の街は破壊。
その後20年で街を元通りに修復、驚異の再生を遂げ、2013年にはEUに加盟しヨーロッパ中からバカンスに集まる大人気観光地に!!
旅行に使える日程は6日間、首都ザグレブを経由してドブロブニクへ!!
目的地までが遠いーーー!!!!
※現在はターキッシュエアラインズでイスタンブールを経由してドブロブニクへ入れます・・。
航空券とホテルのみ直前ギリギリ予約の夫婦フリー旅行、経由地のザグレブも観光しつつ、見てきたもの食べたものを羅列しています。
======行 程=====================
1日目・2日目
カタール航空で移動(関空→ドーハ→ブダペスト→ザグレブ)
3日目
半日ザグレブ市内観光
クロアチア航空で移動(ザグレブ→ドブロブニク)
半日ドブロブニク観光
4日目
全日ドブロブニク観光
5日目
半日ドブロブニク観光
クロアチア航空で移動(ドブロブニク→ザグレブ)
6日目
半日ザグレブ観光
カタール航空で移動(ザグレブ→ドーハ→関空)
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- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 徒歩
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旅行4日目の朝です。この日は丸一日ドブロブニクを観光します。
写真はホテル リベリタスのお部屋からの景色。
このホテルは旧市街の西側にあり、半島が邪魔をしていてここから旧市街は見えないのです。それでも爽快です。
旧市街の東側のホテルなら海と旧市街の景色なのでしょうね。 -
ホテルで朝食です。お天気がいいのでテラス席にしました。
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朝食を終えて部屋に戻ると先ほどより日が昇っています。
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お出かけ前にちょっと日光浴。
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今日もドブロブニクの旧市街を散策します。
ホテルの駐車場に溜まっていた猫さんにご挨拶をしたら出発。 -
この日も旧市街西側のピレ門から入ります。
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朝のプラツァ通り。
午前中のうちに旧市街を見下ろすことができるスルジ山に登る予定。
ロープウェーの乗り口を目指します。 -
プラツァ通りから北へ入り、旧市街北側の出入り口であるプジャ門に向かいます。
プラツァ通りから北へ向かうほど地形は高くなっているので、結構な階段を上っていきます。 -
途中、壁に看板があります。左のものは旅行者向けの情報、右はユーゴスラビア崩壊時の攻撃で砲弾を受けた場所を表しているのでしょう。
大変な被害だったことが容易に想像できます。 -
北へ出るプジャ門です。ここを通り抜けて北へ150mほどでロープウェーの乗り場があります。上り坂です。
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乗り場に向かう途中にチケットブースがあったのでロープウェーのチケットを購入。おひとりさま往復100クーナ!大雑把に1500円くらいかな。
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乗り場から旧市街側を見た景色です。
ここのロープウェー乗り場、階下にお手洗いがあるのですが、常に施錠されているようで、係員に鍵を借りて利用させてもらうシステムでした。 -
ロープウェーの中で、ちょうど旧市街側を見下ろせる位置に立つことができました。
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どんどん高度を上げていきます。途中、下りのロープウェーとすれ違ったところです。
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なんてきれいなんでしょう。
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スルジ山への上り方は3通り。ロープウェー利用か徒歩かタクシーです。
標高400mちょっとなので、歩いて登れなくもないくらいの高さなのですが、ここで疲れるわけにはいきません。 -
ロープウェーを降りてすぐ。
1991年の攻撃でスルジ山のロープウェーは破壊され、2010年にようやく復旧したところなので施設はとても新しいです。 -
ここからは本当に旧市街と海とロクルム島がよく見えます。
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スルジ山頂にある独立戦争展示館へ向かいます。
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入り口はこちら。入場は30クーナです。
独立戦争展示館 博物館・美術館・ギャラリー
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入り口左手側の壁は、砲撃を受けた当時のままになっています。
旧市街はほとんど復旧されているので、よくよく見ないと戦争の痕跡はわかりませんが、スルジ山は生々しく痕跡が残されています。
展示館の中には戦時下の映像や資料が展示されています。
日本で戦争資料といえば70年前なので白黒の写真と米軍が撮影した映像が少しなのですが、ユーゴスラビア崩壊はほんの20年前のことなので、展示されている資料はカラー映像であり、戦争に使われた武器なども現在のものです。 -
この図は砲弾の着弾地点と建物の被害を示しています。
旧市街の北側に被害が集中していることが分かります。
城壁めぐりで旧市街を上から見るとはっきりわかるのですが、旧市街北側は建物の壁・屋根は一部分だけ新しい石材に代わっていたりします。美しい世界遺産で人気の観光地なのですが、よく見ると砲撃を受けて修復した痕跡があちこちにあるのです。 -
展示館の中は石造りの建物です。
スルジ山に登る観光客の数に対して、独立戦争展示館に入場する人の数はとても少ないのですが、山頂に来るのであれば、この施設は必ず訪れるべきです。 -
展示館の屋上に上がってきました。
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ここからの眺めも素晴らしいです。
展示館を見た後には、復旧した旧市街の美しさが一層素晴らしいものに見えます。 -
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ここの屋上、とても人が少ないので、ゆっくりを景色を眺めるにはいい場所です。
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山頂にあるナポレオンから贈られたとの十字架です。もちろん再建したものです。
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この横の崖沿いにレストラン パノラマがあります。
ここからの眺望は本当に最高。
レモネードとビールを注文。 -
お天気も最高、霞もなく最高の景色です。
風が通り抜けて本当に気持ちのいい場所です。
ドブロブニクに来てよかった~~と一番感じたのは、ここでくつろいだ時です。
あまりに居心地がいいのでしばらくここでのんびりしました。 -
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スルジ山頂からロープウェーで旧市街に戻ってきました。
旧市街北側はこのような細い道がたくさん。 -
猫さんがいればついて行ってしまいます。
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プラツァ通りはたくさんの観光客でにぎわっています。
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お仕事中のカラフルな鳥たち。
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そろそろお昼ごはんにします。プラツァ通りのすぐ南、ガイド本にもよく登場するお店、プロトで魚料理やパスタにしました。
日本より物価が安いはずのクロアチアなのですが、ドブロブニクのレストランはしっかり観光地価格です。
青空市場付近にお手頃なピッツェリアなどもたくさんあるのですが、ここまで来たらシーフードが食べたいので欲望のままに食します。 -
お肉の好みは国によって随分傾向がわかれるのですが、シーフードは万国共通で美味しいですね。
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ランチ後には、グラスボートに乗ってみようと旧市街東端の旧港まできました。
ロクルム島へ行くボートや、1時間程度のグラスボートの受付の人たちが呼び込みをしています。
今回、ロクルム島へ上陸のないグラスボートをチョイス。 -
ボートの出発を待つ間、水分補給として飲み物を買ってきました。
CEDAVITA(ツェデヴィタ)です。注目はふた部分が大きいこと。
これもザグレブのレストランで出てきた粉ジュースと同じ。
こちらはペットボトルバージョン。ふた部分に粉が入っていて、ひねると粉と水が混ざるのです。
味はほんのーり炭酸のレモン味ポカリ?? -
オノフリオの大噴水と同じく、旧市街に作られた水道の一つ。ずっと水が流れています。
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港から出発する観光ボートツアーはたくさんあります。私たちが乗ったシンプルなグラスボートは、私たちと老夫婦のみでした。
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それでは海へ出発。後ろに見えるのは聖イヴァン要塞です。海側から見ると円柱なのですが、上空から見ると半円です。この中は海洋博物館になっています。
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どんどん港を離れていきます。
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旧市街の城壁南側にきました。城壁の外の崖沿いにカフェがあり、たくさんの人がくつろいています。
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さらに南西側に回ると、カヌーツアーのお客さんたちがいました。
これらのツアーも魅力的だったのですが、4時間くらいからだったので断念。 -
旧市街を離れてロクルム島近くへ行きます。
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とにかくお天気がいい!
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船上では特に説明などがあるわけではないので、ぼーっとした時間が過ごせます。
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乗っていたのはこんなボートです。添乗員は操縦の一人のみです。
少しの間の海上散歩を楽しんだら、また旧市街内の散策です。 -
写真はボート底面のグラス部分です。基本的に何も見えません。
途中小魚が見えるスポットにほんの少し立ち寄るくらいです。
グラスボートとしての機能を期待せず、船上からの景色を楽しみましょう。
港には流線形の最新型っぽいグラスボートもあるのですが、何もない海底を見るより、海風を感じながら海上を眺める方が気持ちがいいので、屋根のあいた開放的な旧型ボートを選んでよかったです。 -
ロクルム島の岩場には、所々にはしごが架けられていて、日光浴をしたり海に入ったりくつろぐ人たちがいます。きっともう一日余裕があれば上陸して過ごしていたでしょう。
そしてこの先ボートはヌーディストビーチエリアに突入します。写真はご法度。 -
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旧市街の東側の海岸沿いにもビーチが何か所かあります。
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海岸沿いに戻るとカヌーに出会います。楽しそうですね。
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昨日も来ていますが、ルジャ広場の聖ヴラボ教会前です。
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プラツァ通りのフランシスコ修道院近くの教会にふらり入ってみました。
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14~15世紀にかけて作られたフランシスコ会修道院へ入場します。
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修道院内のマラ・ブーチャ薬局。ヨーロッパで3番目に古い薬局で、コスメフリークの間で話題なのだとか。あとで寄って保湿クリームなどを購入しました。こってり目のクリームで保湿力は抜群でした。
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この修道院の中庭部分は1667年の地震で崩壊せず、1360年に建てられた当時のままだそう。
回廊の柱は細身の6角柱2本がセットとなっています。柱頭には一つ一つデザインの異なる彫刻があります。
修道院内の博物館には何ともかわいらしい形の薬壺や薬のレシピが展示されていました。 -
中庭から望む修道院の鐘楼
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こちらはプラツァ通りの北側の建物です。
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建物の壁、部分的に新しくなっているところがたくさんあります。砲弾を浴びた後修復したところですね。
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プラツァ通りのカフェで一服。とっても美味しいカプチーノ。
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休憩後に青空市場の方まで歩いてきました。ここで昼寝中の白い猫さん。
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人が近づいても知ったことかと無視を決め込むこのお方。
あとから気が付いたのですが、この子、岩合さんの猫歩きにで出た子じゃないかな?? 縄張りの場所も姿形もどう見ても、、、。 -
青空市場から南へ坂を上っていきます。
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見えてくるのはイエズス会の聖イグナチオ教会です。
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聖イグナチオ教会のある広場にはカフェもあります。
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教会内部です。この教会は1667年の大地震の後、1725年にできあがりました。
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この教会の内部はフレスコ画でイエズス会の聖イグナチウスの生涯が描かれています。
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城壁南端からスルジ山向きに写真を撮っています。
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旧市街南西部の崩壊したままの地域です。遠くに見える人影は城壁めぐりの方たちです。
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あちこちに猫さん。
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城壁南端から北の端まで歩いてみます。
旧市街は外周約2㎞と小さいのですが、南北の移動は高低差がきついので足は結構疲れますよ。 -
北側の城壁にきました。こちら側の壁の高さは圧倒されます。
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階段だらけですよ。体力奪われますよ。
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港に腰かける人たちに混ざって猫さんが座っています。
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この辺りは旧港が美しく見えるスポットです。絵を描いているおじさん。
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こんな景色ね。
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聖イヴァン要塞を足元から見ると大迫力。
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旧市街の最東部、聖イヴァン要塞よりさらに東のベンチにて。
ここも居心地がよくて1時間くらいはいたでしょうか。 -
ロクルム島と海。
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日が陰り始めたので城壁内に戻ります。
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さっきのおじさん、絵が完成した様子。写真とってもいいよ~とのことでパチリ。
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夕食は被昇天教会近くの広場にあるレストランでまたまたシーフード。名物アカザエビです。焼いた甲殻類はうまみ凝縮。とっても美味しいのですが、殻付きのこのエビはかなり手に刺さります!!
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ピレ門を入ってすぐオノフリオの大噴水の北側のフランシスコ会修道院の壁にある石の出っ張り。
これに乗ってTシャツを脱ぐ!!!? 何人もがチャレンジしていましたが、この石は絶妙な角度で乗れないんですね。私も必死で張り付いてみましたが1秒で落ちます。 -
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本日の気まま歩きはこれにて終了。ピレ門をでてホテル リベルタスに戻ります。
歩きすぎて足がパンパンです。早くメディキュット履こう。
翌日は旧市街の中の施設にたくさん入場します!
午後には国内線でザグレブに戻ります。
ドブロブニク→ザグレブ編(5日目/6日間)へ続きます。
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