2016/09/21 - 2016/09/24
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usan-kusaiさん
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7月に長期滞在で人気の高いマレーシアへ行くことに決めていたが、ダッカでテロが起こり、クアラルンプールも物騒なので直前にキャンセルした。代替えはISのテロの心配がほとんどない中国。何年か後にはシルクロードを旅をしたい。9月の連休を利用して直行便で行く西安ツアーを見つけ、シルクロードの入口、西安に決定。ツアーのうたい文句のように、本当に「たっぷり満喫」出来るのか。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 3.0
- ショッピング
- 2.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
PR
-
ここのところ良く利用する京成スカイライナーで
成田へ向かう。 -
出発の3時間前の11時半に到着したが、海南航空の
カウンターにはすでに中国人の長蛇の列が出来ていた。
宅配便のカウンターに行くと、何と前日の台風の影響で
スーツケースがまだ届いていないではないか!
午後1時頃になると言われた。出発は2時40分である。
チェックインを済ませ、荷物を後で預けることは出来るのだろうか。
海南航空のカウンターにはまだ係員がいないので、となりの
ブリティシュエアーの人に聞いてみると、「ブリティシュエアーや
JALではそういう対応は出来るが、海南航空はLCCなのでどうで
しょうか?」という答えだった。
名門エアラインからすると海南航空はLCCなのである。
が、時間になって海南航空の係員に事情を話すと、責任者が対応してくれ
「座席は確保しておくので荷物が届いてからチェックインしください」
と言われホッとした。座席は前の方の窓側を押さえてくれた。 -
荷物が届くまでカードラウンジでビールを
飲んで、買ってきたサンドイッチを食べた。
12時半、携帯に荷物が届いたと連絡が入って
これで安心して旅行に出かけられる。
「ご心配をかけたので、料金は結構です」との
ことだった。
スーツケースを受け取り、チェックインカウンター
に進むと、同じツアーの人達がまだ並んでいた。
とっくに手続きを済ませていると思っていたが、
11時半からすでに1時間以上待っているそうだ。
私達はラウンジでのんびり出来たし、
席も確保済み、おまけに宅配料金は無料。
災い転じて福となったようであるが、こういう経験は
したくない。 -
海南航空はLCCと言われたので、機内食は
期待をしていなかったが、割と美味である。
冷えていないがビールもあり、氷もくれた。
4トラの書き込みで、海南航空の機内はトイレ
の臭いが漂ってくるというようなものがあった
が、そんなことはなかった。いたって清潔。
ただし座席にモニターが無く、音楽を聞く事も
出来ないので、時間を持て余した。
暇つぶしの本を持ってくるべきだった。 -
5時間強のフライトで、
予定通り7時前に西安に到着した。
入国手続き、荷物のピックアップで
1時間近くかかった。
西安のツアーは、中国のどこかで乗り換える
ものが多く、西安到着が深夜になる。
翌日の行動を考えると、直行便は速くて良い。 -
ライトアップされた城門の中に入る。
ホテルはグランドメトロパークホテルという
5星のホテルだが、日本のレベルではスタン
ダードホテルか? 英語はほとんど通じない。 -
夕食を食べていないので、レストランを探した。
ホテルのそばにモールがあり、
3階が食堂街になっていた。西安は店が閉まる
時間が早いので、9時近くに開いている店は
2・3軒しかなかった。
西安料理を出す店に入ってみた。客は誰もいなかった。
味は辛めだが美味しい。2品注文してビール2本で58元。 -
2日目。
8時40分ホテルを出発。
まずは兵馬俑の見物をする。
平日なのにすごい人出だ。
外国人観光客より中国人の方が多い。 -
これ、これ。
これが目当てで、はるばる来ました。
俑が整然とならんでいるが、もともとは
こんな風にはなっていなかったそうだ。 -
秦の兵士はさまざまな人種が混ざっており、
顔立ちもそれぞれ異なると何かで読んだ。
その通り、一つとして同じものがない。 -
横から見た図。
前3列が指揮官らしい。 -
後方では、発掘した俑の修復作業が
行われていた。 -
修復中の俑には番号がふられている。
-
俑はこういう状態になっている。
-
今も進められている発掘作業。
-
これは2号坑。
司令部の俑だそうだ。 -
これも2号坑。
ここはそんなに大きくはない。 -
これは3号坑。
かなり広いが、俑の数は多くない。 -
3号坑に展示されている馬車
-
何体かの俑が展示されているが、
こんな状態なのでそばに近づけない。
3時間ほど見物をして兵馬俑の見物は終了した。
広大な敷地なので、予想以上に疲れた。
真冬の一時期を除いて、ここはいつ来ても大混雑
しているそうだ。
記念品を購入したかったが、台北の故宮博物院や
上海博物館のようなちゃんとした
ミュージアムショップがない。
民間人が場所を借りて記念品を売っているので、
良いモノはなかった。 -
続いて、秦の始皇帝陵。
-
こんもりとした山が陵で、これは人工の山である。
以前はこの山に登れたが、沈下してきているので
現在は登ることが出来ない。 -
続いて三蔵法師の大雁塔。
ガイドさんの話だと、日本では三蔵法師を
女性が演じていたので、玄奘を女性だと
思い込んでいる日本人がいるそうだ。 -
この七層の塔に上る。
-
塔の上から眺めた西安の街。
-
西安は大都会でした。
遠くに見える高層の建物はマンション。
これで初日の観光は終了。
かなり歩いたので疲れた。
夕食は精進料理だった。物足りないので
ホテルの側のファストフード店で
麺料理をテイクアウトしようとした。
店では英語がまったく通じず、
身振り手振りで「持ち帰りたい」と
表現してもレジの女性は分からない。
店員でなくて、掃除をしていたおばさんが助けてくれた。
持ち帰り用の容器に1元払い、なんとかテイクアウトが出来た。
やはり中国語を勉強しなくては・・・。 -
3日目。
8時半、ホテルを出発。
初めに西北大学内博物館を見物したが、
見るべきものはない。
続いて西の城門に上る。 -
左右に城壁が伸びる。
-
城壁が延々と続く。
-
自転車で城壁巡りが出来るが、
一周するのに
2時間かかるそうだ。 -
続いて、弘法大師が学んだ青龍寺。
青龍寺そのものは残っていない。
日本語の出来るガイドに庭を案内され、その後
併設されている店で土産を購入する。
西安の名所はすべてこの形式になっているようだ。 -
続いて玄宗と楊貴妃で有名な興慶宮。
-
ここに阿倍仲麻呂の記念碑がある。
-
西安では中高年の女性が踊りに熱中しているそうだ。
夜になると公園などに集まり、グループになって踊る。
これは興慶宮で見かけたグループ。
コスチュームがなかなか決まっている。 -
最後は陝西省歴史博物館。
-
歴史順に遺物が展示されている。
-
おなじみの銅鏡。
-
この博物館のパンフレットにも載っている
黄金の龍。
この博物館を約1時間見て、観光が全て終了した。 -
最後の夕食は西安名物の餃子宴。
食事付きのツアーなので、毎食ともに
紹介するほどの料理はない。
この餃子宴も、オプションの歌舞ショー
を見る舞台付きのレストランで供された。
食後にショーを見るが、私達は
申し込んでいなのでホテルに戻って早々と
寝てしまった。 -
翌朝は5時に朝食を食べて、
8時15分発の飛行機で成田に戻った。
三泊四日でも、正味は二日間の短い旅行だった。
どこか物足りない。 -
来年の夏は、ツアーでなく
個人旅行で中国を旅したい。
だがそのためには、それなりの語学力が
必要なことを痛感した。
来年までに少し勉強しておこう。
西安たっぷり満喫しなかった旅、終わり。
by usan-kusai
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ケリーさん 2018/04/03 10:46:09
- こんにちは。
- 5月8日から西安に行きます。
私もツアーですが、青龍寺に行くのを楽しみにしています。
参考になりました。
ありがとうございました。
- usan-kusaiさん からの返信 2018/04/03 14:51:07
- RE: こんにちは。
- ケリーさん
古い旅行記なのに、ご訪問ありがとうございます。
ツアーは現地のガイドさん次第でかなり印象が異なり
ます。西安のガイドさんは中年の男性で、しかっりした
人でした。
5月の旅行楽しみですね!
旅行記を楽しみにしています。
usan-kusai
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