「　なんとかまにあった！　巾着田　曼珠沙華　」　2016

2016/09/30 - 2016/09/30

　秋のお彼岸の時期に合わせたように咲く曼珠沙華！今年は生憎この時期に関東へ台風が接近したため、９月の終わりに埼玉県日高市の”五百万本の巾着田群生地”へ行ってきました。

エリア 日高・鶴ヶ島・坂戸(埼玉)

• 旅行の満足度: 4.5

• 交通手段: 私鉄

西武池袋駅から飯能駅で乗り継ぎ二つ目の駅「高麗」駅まで約１時間。
高麗駅前は平日とはいえ人が多い。どんよりした空模様、皆さん巾着田へ向かってます。

渡来人の里・高麗。　今年2016年は高麗郡建郡1300年とある。

駅前から巾着田までは徒歩15分。
途中で地元の野菜直売所がでています。

ゆず、里芋、空芯菜、栗---

巾着田へはここを右折。

「水天の碑」
　　1830年頃、干ばつ、水難を鎮めるために建てられた碑。
　
　　曼珠沙華が見頃が過ぎたようです。

それでも所々には元気な”赤い花”が見えます。

高麗川が見えて

近くでは栗が

キンモクセイの香りが風にのって

サギでしょうか？

カモも

酔芙蓉が咲く。

朝は純白、昼はピンク、日没は赤色に変色開花する一日花---とある。

小川が流れ---

なるほど蛇行した高麗川が巾着のようです。
面積約22ha , 直径約500ｍ。

川の内側にきました。丁度の巾着の首のあたりです。

お店があり、「まんじゅうしゃげ」で小休止！

川沿いの曼珠沙華はもう終わりです。昨年の9月22日にはここは真っ赤でした！

道路側はまずまずです。

花と蝶

クロアゲハか

赤いじゅうたんもちょっ薄くなって

ドレミファ橋で

まつり会場へ。　入口で狭山茶をいただく

下流エリアへ。　ここは見頃です！

ジャンプしてます。

あいあい橋の下へ。

白い曼珠沙華もちらほら--

花にも負けず、絵も魅せます！
スケッチしている年配の方に聞いたら、子供のころから
絵と給食が好きだったそうです。

ソバの花？

遠くに「日和田山」305ｍが見える。

キバナコスモスにチョウが舞う

稲穂がこうべを垂れ

遠くに「古民家」がみえます。
県道川越・日高線沿いにあります。

国登録有形文化財になっており、右の母屋は江戸末期から明治前半といわれ、
建物は数度にわたり改修、改変されている。左奥は客殿。

かまどがある。

裏には土蔵が

○に井の字が--
旧新井家住宅で、名主、戸長、村長として地域の政治を担った歴史があるそうです。

「石垣」も国登録有形文化財となっています。

まだ時間もあり、ここから歩いて「高麗神社」まで行ってみます。

30分位歩いて「高麗神社」へ。
入口両側には、高麗駅でみた「チャンスン（将軍標）」がある。
向かって左に「天下大将軍」、右に「地下女将軍」と男女の標が対になった
もので、韓国では魔除けや道しるべとして置かれているという。

この社は出世明神として知られています。
　　詳しくは「高麗神社」のＨＰより

　　　http://www.komajinja.or.jp/rekisi.html
高麗神社は、若光の子孫が代々宮司を務め、現宮司は６０代目になります。
高麗郡は明治２９年（１８９６年）入間郡に合併されましたが、当社はその後も広く崇敬を受けてまいりました。特に浜口雄幸、若槻禮次郎、斉藤実、小磯国昭、幣原喜重郎、鳩山一郎らが当社参拝後相次いで総理大臣となったことから「出世明神」と広く知られるようにもなりました。現在は年間約４０万人の参拝があります。

高麗神社をあとに高麗駅まで戻ります。

歩き疲れて高麗駅に近い県道沿いにある「阿里山Cafe」へ。

青空があればもっともっと良かったが、”赤い花なら曼珠沙華”なんとか間に合いました。