2015/05/02 - 2015/05/02
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Muffinさん
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タール湖の南西の町タール Taal を出て、タール湖~バエ湖に沿って刺繍の町ルンバン Lumban に向かいました。
羽衣のように薄いピーニャ(パイナップル繊維の織物)の生地に刺繍する姿を見たいと熱望したルンバン行きですが、その道中のジャングル走行、長閑で平和な町の風景など期待以上のものを得た旅です。
この時は工房が見つからずに組合のショップだけになってしまいましたが、後日工房見学が叶いました。その様子は次回の旅行記で。
※前編
バタンガス州の古都タールと刺繍の町ルンバン(1) ~古き良き町タールを歩く 《フィリピン紀行(12)-1》
http://4travel.jp/travelogue/11177051
※ルンバン工房見学
ルンバン ~ フィリピン伝統刺繍の工房を訪ねる《フィリピン紀行(13)》
http://4travel.jp/travelogue/11177066
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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<今回の走行ルート>
マニラ ー(タガイタイ経由)ー タール (Taal) 100km 2時間50分
ー ルンバン (Lumban) 100km 3時間 -
ルンバン周辺図
日本人戦没者慰霊碑があるカリラヤの山の麓にルンバンの町があります。毎年8月15日に執り行われる慰霊祭の様子は後日また旅行記で。
紫色のスポットは後日のルンバン工房見学の際に訪れました。 -
バリソン・ナイフ(バタンガス・ナイフ、またはバタフライナイフ)
タールの町を出て車で10分ほど走ると、バリソン・ナイフと呼ばれる折りたたみ式のナイフを売る店が並びます。この地方の特産品で、優れた芸術性も兼ね備えた匠の技が世界でも多くの愛好者を惹きつけるとか。
その地の工芸品ならなんでも見たい私たちですが、真面目な我がドライバー曰く「バリソン・ナイフはギャングが持つ道具ですよ。無駄だからやめといた方がいい」と(笑) そう言われてしまうと店で停めてとは言い出せず、走る車の中から物欲しそうに眺めるだけで終わってしまいました。買う気マンマンだったのに。
聞くは一時の恥だったかも…。
Balisong.com(写真も)
http://www.balisong.com -
ジャングルの山の中で、なにやら公園の遊具のようなパイプが登場しました
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フィリピンの大財閥、Aboitizによる地熱発電のパイプが山の中を延々とつながっていました。地熱発電の現場を見るのも初めてですが、こんな大規模なプロジェクトがジャングルの中に張り巡らされているのに驚きです。
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こんなジャングルの中
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園芸用品店が並ぶ通り
園芸資材や苗木専門の店が数kmに渡って並んでいます。結構買いに来ている人を見かけ、個人客も多数いるようです。富裕層は庭師に頼むので自ら買いには来ないでしょうから、自分の家の庭の手入れに関心を持つ余裕がある人たちがこんなに多くいることがちょっとした驚きでした。 -
大きな植木から花の苗まで
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普通の児童公園のような一角に巨大なカモのオブジェ
後でこの辺りの出身の人に聞くと、カモの養殖が盛んな地域だそうです。 -
お昼はJolibee
フィリピン国産のハンバーガー・チェーン店。マクドナルドはJolibeeに近接して出店しますが、世界で唯一シェア1位を取れないのがフィリピンだとか。フィリピンの多くの人たちはJolibee派です。
味はまぁまぁ同じ。甘いパイナップルトマトソースを使っていますが。値段は他よりかなり安い。Jolibeeに限らずファーストフード店ではフライドチキンにもパスタにもご飯が付いてきます。カツ定食やうどん定食でご飯を一緒に食べるのに、なぜかフライドチキンやパスタでは食べられない…。 -
Pagsanjan Arch
パグサンハンの町の入り口に、1878年に建てられた古い石の門が経っていました。 -
門をくぐると賑やかな商店街が連なっていました。
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Our Lady of Guadalupe Parish Church
小さな町に立派な教会がありました。1688年創建の歴史ある教会で、国内のグアダルーペ聖母教会では最も古いものだそうです。 -
どこか日本を思わせる風景です
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田んぼが収穫の時期を迎えていました
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ルンバンの中心地図
メインストリートも住宅街でやっと車がすれ違うぐらいの町でした。 -
なかなか豪奢な個人宅があったり…
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庶民的な家もとってもきれいで可愛らしい
家の前に椅子を出して通りを見ているおじいさんたちがあちこちにいました。 -
予め調べた刺繍製品を置いていそうな店を探していますが、番地が前後したり飛んでいたりでなかなか見つかりません。
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普通の家でサリサリストアを開いている
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古い家もありました
昭和の頃はこういう家も多く見たような。なんとなく懐かしい街並みです。 -
町の一番賑やかな通り
狭い路地にトライシクルや商業車が行き交って活気があります。
ここで目当ての店を見つけましたが、注文を受けてバロンタガログ(シャツ)やドレスを仕立てるテーラーでした。
刺繍製品を売っている店を探していると訊くと、町の市場の敷地内に刺繍組合の店があることを教えてくれました。その店の身内が近所にいるからと連絡してくれたので道案内をお願いしました。 -
刺繍組合の場所を知っている方を近所の家からピックアップ。テーラーの連絡を受けて、家の前で手を振って待っていてくれました。
車で5分ほどでしたが、一緒に乗り込んで案内をしてくれたおばあさん。
田舎町ならではの温かさを感じます。 -
Lumban Embroidery Association - Multipurpose Cooperative
ルンバンの刺繍組合によるショップです。ドレスやシャツもありますが、小物の種類が豊富でした。
生地は木綿、絹(cocoon)、パイナップル繊維の織物のピーニャ(pigna)の順で高価になります。刺繍は手刺繍の方が高価。土産物店の小物は良くても絹の機械刺繍がほとんどですが、このお店ではピーニャの手刺繍の製品の種類が多く、マニラで見たものより安かったです。
Lumban Public Maket敷地内
(049) 501 4895
8:00 am - 5:00 pm(日休) -
ドレスはサンプルで、注文に応じて仕立てるようです
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フィリピン観光局の証明書でしょうか?
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このお店でも機械刺繍のものも置いていますが、せっかくだからピーニャで手刺繍のものが欲しい。
今まで見たフィリピンの刺繍製品の中でも、丁寧な作りと質で一番の品の数々。あれもこれもと迷ってしまいます。
30cmほどのこのドイリーで、仕上げるのに2ヶ月かかるそうです。 -
角ドイリー 600P(1300円)
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円ドイリー 600P(1300円)
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扇子 450P(1000円)
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ポーチ(機械刺繍) 150P(320円)
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またすてきなドライブで家に帰ろう
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線路市場があった
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また地熱発電のパイプを見ながら…
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やんちゃそうな子供達が集まって遊んでいる。一番小さな子は仲間に入れてもらえるのだろうか?
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町のど真ん中、住宅の眼の前にも巨大なパイプが走っていました
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この辺りはスイカが旬らしい
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日が落ちて空が光り…
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夜が混ざる
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