2016/08/16 - 2016/08/21
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しみったかさん
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元々は、シェムリアップ〜バンコク〜クアラルンプール〜シンガポールに、陸路で旅する予定でした。
それは諸般の事情でキャンセル(+_+)
泣く泣く、一部旅程だけ決行することに。
航空券の値段と時間から、クアラルンプール〜バンコクの行程にしたのが裏目に出て…
※2016年8月時点のマレーシア―タイ間の国際寝台列車について記載します。
この列車、以前はマレーシア側はバターワース駅まで運行されていました。
今年の夏から、マレーシア側は国境駅のパダン・バサール駅までしか運航されていません。
マレーシア国鉄によるこの列車のきっぷの取り扱いも、すでに終了されていました。
マレーシア国鉄の窓口では、この列車には関与しないようです。
マレーシア側からこの列車に乗る方は、パダン・バサール駅での出入国手続きに注意が必要です。発車時に手続きできません。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
2016.08.16、羽田空港。
深夜発のエアアジアにて出発。夏休みなのに安かった!ありがたい。
夏休みだけあって、21:00過ぎてもたくさんの人で賑わっていました。
今回の目的は、クアラルンプール⇒バンコクを陸路で旅すること。
特に、国境を超える寝台列車でバンコク入りすること。
ネットの情報や某歩き方によると、
ジョージタウン近くの『バターワース』という駅から毎日、
バンコク行きの寝台特急が出ているらしい。
しかし、出発までにきっぷを確保できていませんでした。
バンコク発、国境の町「パダン・バサール」までは、
タイのネット代理店のサービスがあります(ただしバンコク受取)。
マレーシア側から発つ列車が手配できそうな代理店がない…。
この時点では、「両国の国鉄の路線だから、現地で手に入るでしょう」と思っていました。 -
KLIA2着。
LCC専用とは思えない大きさ!
到着ゲートを出ると、
ショッピングモールさながらに商業施設が充実していました。
大きなスーパーマーケットも発見。 -
えのきだけ発見。誰が買うんだろう。
一日いても飽きなさそうなKILA2を、足早に発ちました。 -
KLセントラル駅着。
早速マレーシア国鉄の窓口で、時刻表を発見。
BUTTERWORTH(バターワース)発の時刻と列車番号を確認。
ところが窓口のお姉さんは、
「PADANG BESAR(パダンバサール)に行って」としか言わない。
自分、バターワースから乗りたいんすけど…
今日、ジョージタウンに一泊したいしな…
とりあえず、バターワースまで向かってみることにしました。 -
KLセントラルからバターワースまで、特急列車で向かいます。
マレーシア国鉄は電化を進めている模様。
西海岸の全線が電化されていました。
新しくきれいな特急列車が、最高160?/hでぶっ飛ばします。
少々遅延して、4.5時間でバターワース着。 -
バターワース駅着。
窓口に「きっぷください!」とお願いしました。
するとまた、窓口のお姉さんが「パダン・バサール」とだけ返答。
「なぜ?ここでは買えないの?」と食い下がると、
写真の掲示を後ろから指差してくれました(笑)
なるほど!
バンコクへの国際寝台列車は、
今はパダンバサールからしか運航していなくて、
マレーシア国鉄ではチケットの販売もしていないとのこと。
…言ってくれてもいいじゃん…という気持ちは押さえて、
窓口を後にしました。
とにかく今日は、ジョージタウンで一泊。 -
ジョージタウンへは、
バターワースから5分くらい歩いたところから、
フェリーで渡ることができます。
こんなかわいいやつ。 -
いざ、上陸。
-
ジョージタウンでは、
Thirty Three Stewart Houze
に宿泊。
とっても清潔なゲストハウスでした。
写真は宿の方々。
右の方は、昔沖縄で仕事をしていたことがあったとか!
とっても良くしていただきました。
市内を散策してご飯を食べて、明日の移動に備えました。 -
2016.08.18
ジョージタウンからまたフェリーに乗って、バターワース駅に戻ります。
バターワースから一路、パダン・バサールを目指します。
パダン・バサールへの電車は2種類。
時刻表は、速達の特急しか掲示されていません。
実際はコミューターも運行されています。
私は、コミューターを選びました。
ジョージタウンの案内所のお姉さんに、
写真のメモを書いてもらい、バターワース駅に戻りました。 -
無事、コミューターに乗車。
前日乗車した特急と違って、こちらの車両はちょっと古かったです。
都会で使った列車を、回してきたのかな? -
パダン・バサール着。長かった〜。
ようやくきっぷが買える!
…と思いきや…マレーシア国鉄の改札を出ても、
タイ国鉄の窓口が見つからない!
マレーシア国鉄の制服を着た人に尋ねても
「知らない。」という。なぜ? -
ようやく発見。
一番駅舎よりのホームをタイ側に歩いた外れに、
ひっそりと「BOOKING TICKET OFFICE」の案内がありました。
…案内、以上。
マレーシア側駅舎の構内には、案内はありません。
無事、きっぷ確保(^^♪
きっぷを買った駅員さんに、
両替屋がないか尋ねると、何やら案内をしてくれました。
「…3時までなので、気を付けて」とかとか。
あの時、ちゃんと聞き返していればよかった(+_+) -
パダン・バサール駅は、とってものどかです。
KL方面からの電車が1-2時間に1本程到着するだけ。
ホームの奥では、食堂車らしきレトロな車両で、
何人かがのんびり作業しています。
(寝台列車に連結される車両でした)
ああ、平和だ。寝台列車が出発するまで、何もすることない… -
イミグレも平和。というよりもぬけの殻。
ん?…ん?
寝台列車の出発時間が迫ってきても、
手続きが開始される雰囲気がありません。
焦って国境職員(っぽい制服を着ている)のお姉さんに尋ねると、
「もう閉めたよ」と。しかもちょっとイラッとしてる。
ん?どういうこと???
状況を整理すると、こういうことです。
マレーシア国境駅パダン・バサールでの出国検査は、15:00で終了。
タイ時間17:40(マレーシア時間18:40)発の国際寝台列車の出発時には、
駅の国境は開かれない。
タイ国鉄の方は、それを教えてくれていたのね。
私の貧弱な英語と、そんなことないやろと思っていた先入観の結果、
暫し狼狽する羽目に…。 -
何とか、国際寝台列車に乗車。
駅で狼狽した後の展開は、下記です。
※写真を撮る余裕がないので、箇条書きです。
・駅のおっさんが、狼狽していたところ私に、
「別の国境があるから、急げ!」と教えてもらう。
・駅から歩いて10分くらいのところに、
車で越境できる国境があった。そこで事情を話すと、
国境職員がタクシーを呼んでくれた。
・載せてくれたタクシーの運ちゃんが、
タイ側の『パダン・バサール駅』まで乗せていってくれた。
その間走って走って、もう汗だくでした(笑)
汗だくの中、タクシーで移動中にタイ国境に提出する書類を書いて、
何とか間に合った〜!!! -
乗車後は、とっても快適でした。
ご飯もおいしかったし(結構いい金額でしたけど)。 -
シーツも清潔でした。
乗務員さんが、対面座席を素早く二段ベッドに変えて回ります。
シーツを敷く速さに驚きました。 -
そして列車は、夜モードに。
-
乗務員さんもご就寝。
-
夜が明けても、列車はひたすら進みます。
-
車窓から見るジャングルと空が、綺麗でした。
-
2016.08.19
およそ1.5時間遅れで、バンコク駅到着。
寝台列車自体は、とっても快適でした。
日本の寝台列車と違い、ベッドが進行方向と平行に配置されています。
そのせいか、揺れが気になりませんでした。
ベッドも、日本よりちょっと広いと思いました。
今回身をもって体験した上で、タイ-マレーシア間の列車旅をお考えの方々にアドバイスです。
バンコク側から乗車されることをお勧めします。
(市街の駅から乗れます)
もしマレーシア側から乗られるときは、
乗車日のお昼にはパダン・バサール駅(マレーシア側)に到着し、
出入国手続きを切符の手配を済ませてくださいね(汗)
ただし、寝台列車は満席になることもあるとか…
そのときは何にもないパダン・バサールで一晩過ごすか、
車でタイに越境するとかになると思います。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- Timho36さん 2016/09/30 10:37:19
- タイ国鉄 特急35/36列車
- はじめまして。
大変お疲れ様でした。
該当の列車は仰せの通り、現在はバンコク〜パダンブサール(国境)のみの運行です。
今年5/19にマレーシア国鉄西海岸線はパダンブサール〜グマス(KLの先)間の完全複線電化完成に伴う大規模ダイヤ改正があり、全て電車による運行に置き換えられました。その為既存の客車列車は全て廃止になり、そのなかに含まれていた、タイから直通していた特急35/36列車のマレーシア国内区間もあわせて運行が完全に取り止めとなりました。
切符の購入についてはタイ側の場合はバタワースまでのマレーシア内区間は購入可能ですが、国境のパダンブサールで出入国審査後にマレーシア側ではコミュータートレインに乗り換えとなります。(しみったかさんが乗車したバタワース〜パダンブサール間の列車と全く同じものです)
しかし、切符はパダンブサールまでにして、その後到着後に新たに買い直した方が若干ですが安上がりです。そして、マレーシア側では仰せの通り、既に国際列車としての役割は終わっていますので、切符の購入はもうできません。
最後にパダンブサール駅のイミグレ営業時間ですが、マレーシア側は7:55〜9:45/14:00〜15:40(タイ側は1時間遅れ。時差があるため)。
何故このような時間帯かというと、タイ側ハジャイとの間に1日2本シャトル列車を走らせていて、その発着の時間にあわせてオープンさせるからです。(あわせて、バンコクからの下り特急35列車は7:55着のため、朝はこの時間から開いています。切符がタイ側でまだ購入できるため、便宜をはかっています)
シャトル列車到着はマレーシア時間で9:25と15:00。出発は同じく9:45と15:40です。(タイ時間は1時間遅れです)
運賃は80バーツ。所要時間は50分です。
切符の購入はパダンブサールの場合は旅行記にある通りの場所です。
当日購入しかできません。
北上ルートを取る場合は、KLからの場合は15:10に到着するETSか、バタワースからなら14:16着のコミュータートレインのどちらかであれば、15:40発のハジャイ行きのシャトルに乗る事ができます。(15:35着)
ハジャイからのバンコク行き接続列車は15:39発の快速172列車(運賃が安い扇風機寝台車を連結。3等車はタイ人に限り無料。)、16:23発気動車特急42列車(エアコン座席車のみで座りぱなしでバンコクまでは大変きつい)と18:10発特急38列車(寝台車はエアコン車のみ。)の3本になります。
特に快速172列車に乗る場合はハジャイでの接続時間が時刻表上では4分しかありませんが、この列車はタイ深南部スンガイコーロクが始発で、始発駅を出発する段階で既に遅延が発生しているケースがほとんどなので難なく乗り継げるはずです。
切符はまとめてパダンブサールで買えます。
そして、このシャトルに限ってはタイ国鉄には珍しく定時運行ですので、遅れる事はほとんどなく、終着駅到着も5〜10分程度早着する事がほとんどです。
乗り換えは1度増えてしまいますが、ハジャイまでたどり着けば列車は他にもありますから更に選択の幅は広がるかと思います。
僕も来月、シンガポール〜バンコク間を鉄道のみを使って北上する予定にしております。この旅行記にも載せようかと思っております。
その際はまたどうぞよろしくお願い致します。
- しみったかさん からの返信 2016/10/02 08:18:02
- Re: タイ国鉄 特急35/36列車
- ありがとうございます。
そうですね。
ハジャイからの便は他にもありそうでした。
今回は、国際列車に乗るのが目的でした。結局、鉄道で国境を越えられなかったってオチでした。
冬にヨーロッパか、(正しくは同じ国の)上海?香港で再チャレンジしようかなぁと思います。
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