2016/09/01 - 2016/09/02
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funasanさん
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7泊8日の地中海クルーズを終えて帰国の日を迎える。通常、旅の終わりは寂しさが漂う。しかし、熟年4人組の皆さん、相変わらず元気いっぱいである。帰路も全線ビジネスクラス、“優雅で楽しい空の旅”が約束されているためか、これから旅に出るくらいの雰囲気である。
バルセロナ空港でのラウンジ朝食からはじまって、ヨーロッパ域内の機内食、パリの空港ラウンジの豊富な食事、そして、本命の日本路線の機内食2回…。エールフランス・ビジネスクラスの美食の饗宴はエンドレスで続く。
写真:「パリ→成田」路線の機内(B777-300ER)
◎私のホームページに旅行記・出版書籍の紹介多数あり。
『第二の人生を豊かに』
http://www.e-funahashi.jp/work/index.htm
◎新刊『ホテル上級会員の世界ーマリオットのプラチナに憧れ、ヒルトンのダイヤに目がくらんだ シニア男性の夢物語』
アマゾン・キンドル版(電子書籍)、アマゾン・ペーパーバック版(紙の書籍)両方で出版
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9月1日(木)朝7時半にはホテルを出発しバルセロナ空港に向かう。天気は晴れ。夏の地中海・スペインの天気は晴天が続き観光には絶好のシーズンであった。
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午前8時、空港にてチェックインを済ませ「パブロ・カザルス・ラウンジ」(写真)に直行する。パブロ・カザルスはここカタルーニャ地方出身の世界的に有名なチェロ演奏家、指揮者、作曲家である。
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入室してみると予想外に広くて豪華である。ここのラウンジは「Sala VIP」とも命名されており、どうやら全エアライン共同のビジネスラウンジのようである。
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ところで、何故あえて「パブロ・カザルス」ラウンジなのか?バルセロナを擁するここカタルーニャ地方はスペインから分離独立する動きがある。カザルスは彼らの誇り。イギリスがEUから離脱した後だけに、火山のマグマのように民族運動が広がっていく可能性がある。
写真:インターネット・コーナー -
ラウンジ内に「仮眠室」(写真)があるのに驚く。6ベッドくらい用意されており、ここで寝ることができる。長時間のトランジットには非常に便利。早い者勝ち!
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ラウンジ内の座席は非常にゆったりと配置されており、「どうぞ、寝転がって下さい」と言わんばかりにフカフカしている。
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ラウンジの広さに比べて食材はイマイチの感じがする。これは朝食の時間帯かもしれないが、我々はここでちゃかり朝食にする。
写真:ワイン各種 -
アルコール類(写真)は充実しており朝から飲める。「ご自由にどうぞ」
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食材に「ハム・チーズバケット」(写真)があったので、これをメインに私の朝食メニューを作る。ヨーロッパの朝食には野菜がないのが痛い。
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ホテルのビュッフェの朝食に比べると陳腐であるが、これで十分だ。7泊8日の地中海クルーズの想い出を話しながら、熟年4人、ラウンジで朝食をはじめる。
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それにしても、パリの同時多発テロ、トルコのクーデター、地中海を渡る難民等、ヨーロッパ受難の昨今であるが、何とか帰国の日まできた。後は無事日本まで帰れることを祈って、パリ行きエールフランスAF1149便に搭乗する。
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ヨーロッパ域内の飛行機はエアバスA320で、ビジネスクラスの座席(写真)はエコノミーと同じ横3-3の6席。違いは真中の席が常時空席になっているだけである。よって、座席は全く期待できない。
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AF1149便は予定通り午前10時15分、バルセロナ空港を離陸、眼下には青い地中海が見える。パリまでのフライト中、窓からの眺めが楽しめるよう4人とも窓側の席を事前予約した。天気が良く大正解であった。
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飛行機はフランスとスペインの国境ピレネー山脈(写真)を越えてパリに向かう。それほどの標高はなさそうであるが、スペイン・フランス国境の山岳地帯という雰囲気である。
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わずか2時間弱のフライトであるが、しっかりした食事(写真)が出てきた。フランスパンの上にサーモンがのり、特性チーズで頂く。実にうまい。デザートもVery Good。早くも美食の饗宴がはじまる。
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飛行機がピレネー山脈を越えてフランスに入ると景色が急に綺麗になる。緑の大地と黄土色の畑、川、それらのモザイク模様(写真)が続く。スペインとフランスの国力の違いが空から眺めているだけで分かる。
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予定を少し遅れて12:20、パリ・シャルルドゴール空港に到着。とにかく空港が広くて成田行き搭乗ゲートに行くまで時間がかかった。ここで思わぬハプニングに遭遇する。
写真:エールフランスのビジネスラウンジ入口 -
搭乗ゲートに入る前の出国カウンターが大混雑している。長蛇の列で一向に進まない。我々はビジネスクラスなので「ファーストレーン」があるのでは?と思い、カウンター近くまで横から進み、係員に搭乗券を見せ、全く待たずにセキュリティーを抜けた。
写真:エールフランスのビジネスラウンジ -
これほど乗客が列をなしているのにカウンターが1つしかあいておらず、2名(1名がビジネス・ファーストクラス客対応、もう1名がエコノミー客対応)の検査官でパスポート審査(出国)をしていた。これには驚ろきを通り越して怒りさえ感じた。
写真:エールフランスのビジネスラウンジ -
検査官は昼休みか?エールフランスは労組が強くて時々ストをおこすとは聞いていたが、地上職員も権利優先なのか?日本的サービスに慣れた私としては信じられない光景であった。
写真:エールフランスのビジネスラウンジ -
もし、我々がエコノミー客だったら乗り継ぎに間に合わなかったかもしれない。「そんなこと知ったことではない」という検査官の声が聞こえてきそうである。
写真:エールフランスのビジネスラウンジ -
さて、成田への搭乗ゲートの場所を確認して、まだ少し時間があったのでエールフランスのビジネスラウンジ(写真)に行ってみる。
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ゲート近くであったが、これが堂々たる旗艦ラウンジで、規模・雰囲気、そして食材を含めて十分満足のいくものであった。
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ランチタイムの時間帯のためか、新鮮サラダ類、ホットディッシュ類(写真)もあり、十分食事に耐える内容である。
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ただし、ここでランチを食べてしまうと折角の機内食がまずくなる。ぐっと我慢して…
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ここでは軽くデザート中心にする。ここでも驚きがあった。やはりフランスは美食の国、デザートの種類の多さ、美味しさは特筆ものである。
写真:説明付き特製チョコレート -
お酒が飲めない甘党の私としては嬉しい限り。プチ・クリーム・ドーナツにマカロン(写真)、色々物色する。
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スイーツのオンパレード(写真)で困ってしまう。食べるべきか、我慢すべきか?
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私の好物チーズ盛り合わせ(写真)。フランスパンと一緒に頂ければもう言うことなし。
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各種アルコールコーナー(写真)は素通りし、コーヒーコーナーに行く。
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そして、カプチィーノを淹れ、見事なデザート盛り合わせ(写真)を作る。もうこれ以上ない幸せなアフタヌーン・チィータイムである。美味しかったので全部食べてしまった。
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予想外に快適なラウンジだったので、“搭乗時間ギリギリまでここにいようよ”という声が沸き上がり、のんびりする。
写真:雑誌コーナー -
ラウンジから搭乗ゲートまでは近い。雑誌コーナーに日本の新聞2誌(写真)があったので久しぶりにページをめくる。
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そして、時間ギリギリにゲートに行って驚いた。我々の乗る搭乗ゲートには人が誰もおらず、ゲートは閉鎖されているではないか。エールフランスの係員はおらず案内板もない。
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「一体どうしたことか?」ややパニックになった添乗員の私は、周囲の人に「ここのゲートは変更したのか?、成田・日本行きゲートはどこ?」と聴きまくった。すると、「ここは閉鎖されてあっちになったよ」という声が聞こえてきた。急いでそこに行くと係員がおり、搭乗券を見せ、バスによる移動となった。
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機内(写真)に乗り込ん、「やれやれ、これでひと安心」となった。それにしても不可解だ。トランジットの時、電光版で搭乗ゲートを確認してラウンジに入ったはずなのに…。どうやら突然ゲートが壊れて閉鎖されたらしい。
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搭乗時間前にゲートに行き、大勢の乗客と行動を共にしていれば問題なくゲート移動をしたであろう。ラウンジでの優雅な延長時間がアダとなった。しかし、突然の変更なら係員がそこに居て、後からきた乗客に説明すべきだ〜、と日本式サービスに慣れた私は思った。
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13:55発成田行きAF276便は予定より少し遅れて離陸。水平飛行に入ってから長いランチタイムがはじまる。本日の「ミザン・ブーシュ」は「グリーンピースのクリーム煮」(写真左下)
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前菜は「レモン風味の鴨フォワグラテリーヌ、ゴールデンレーズン入りあんず茸のサラダ、野菜入リゴートチーズタンバル、レモン風味の根セロリのムース・にんじんのヘーゼルナッツオイル風味、セロリのオリーブオイル和え」(写真)訳の分からぬお品書きであるが、不思議と全部うまい。
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メインディッシュは本日のおすすめ3種の中から選択で、私は「鶏肉のタジン風ターメリック風味、そばの実と金柑、クスクス」(写真)にする。お品書きにイヴ・カンドゥボルト氏のレシピ「北アフリカへの旅から得た自然の成果」と特筆したあったので試してみた。結果は「???」である。
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妻は「和風スペシャル」(写真)にする。鴨ロース煮和風ソース、椎茸・ニンジン・ブロッコリーの煮物、ご飯、みそ汁
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特選チーズ2種は「シャウルスAOP、サン・ネクテールAOP」(写真)と言われてもピンとこないが、うまいので問題ない。
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アイスクリームにフレッシュフルーツサラダ(写真)ももらう。
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そして、最後はスイーツの盛り合わせ「ブラウニー、ヴァニラクリームパフェ、ストロベリー・ラズベリー・ヴァシュランパルフェ」(写真)とコーヒーで締める。
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帰路は皆さん疲れが出ている様子で、ランチの後は「お休みタイム」である。ここで本格的に5〜6時間熟睡すると日本に着いた時、さわやかな朝を迎えれる。
写真:バーカウンター -
しかし、現地ヨーロッパ時間では午後のフライトである。それほど眠くはならない。私は1時間くらいウトウトして目覚めてしまった。その後、読書、音楽、映画等、自分の楽しみで何時間も過ごす。
写真:バーカウンター -
成田・パリ間のエールフランスは往路も帰路も座席はほぼ満席である。ビジネスのみならずエコノミー席まで満席に近い。運動をかねて機内最後尾まで歩いてみたが、横1列に3-4-3の10席もあるエコノミーの窮屈さはかなりのものであろう。
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目覚めの朝食は…
温かいパン、フルーツサラダ、フレッシュジュース、ヨーグルト、コーヒー、
メインとして3種類から私は「冷製盛り合わせ」を選択。チキン、羊乳チーズ、パオナップルとオレンジのチャツネ、ミモレットチーズ(写真右下) -
妻のメインは「玉子とマッシュルームのクレープ、エメンタールチーズ、ベシャメルソース」(写真)チーズが好きな私としてはフランス料理は口にあう。
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限りない美食の饗宴の後、飛行機はやっと日本上空(写真)に来る。年をとってきたせいか、乗り継ぎを含めて16時間〜17時間もかかるフライトは少々しんどくなってきた。ビジネスクラスに大助かりである。
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9月2日午前8時30分(日本時間)、エールフランスAF276便(写真)は成田空港に着陸。ビジネスクラスは懐(フトコロ)には厳しいが体に優しい!これなら、まだまだ欧米までロングフライトの旅がしたい。エールフランスさん、ありがとう!
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