2016/08/25 - 2016/08/25
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AandMさん
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グラスゴーに仕事で滞在中、日帰りでエジンバラ観光を行いました。列車でエジンバラまでは1時間程です。夏季は夜遅くまで明るいので、日帰りでも十分観光することが出来ます。幸い、天気も良さそうです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- その他
- 交通手段
- 鉄道 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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グラスゴーの中心部にあるクイーン・ストリート(Queen Street)駅です。ここからエジンバラ(Edinburgh Waverley)行の列車に乗ります。朝8時過ぎ発の列車で出発です。チケット値段がそんなに高くないので一等車にしました。
グラスゴー クィーン ストリート駅 駅
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車内で飲み物とお菓子のサービスがありました。ティーを飲みながら車窓の景色を眺めていると、エジンバラに到着しました。
グラスゴー クィーン ストリート駅 駅
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市内巡りの観光バスチケットを駅前で購入し、観光に出発です。乗り降り自由で、15〜20分毎に循環観光バスが運行されていますので、主要観光スポットを訪問するのに便利です。
City Sightseeing Edinburgh アクティビティ・乗り物体験
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エジンバラ駅前に立派で目立つ塔があります。スコット記念塔(The Scott Monument)です。観光案内によれば、塔の上に登ることができるとのことです。帰りに時間があれば登ってみることにしました。
スコット モニュメント モニュメント・記念碑
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観光バスはエジンバラ城に到着しました。3分程歩いて城入り口に到着しました。朝早いためか、まだあまり混んでいません。
エディンバラ城 城・宮殿
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入場料を払って城内に進みます。しばらく緩やかな登りが続きます。
エディンバラ城 城・宮殿
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最も高い場所に行って見ました。小さな教会(礼拝堂)がありました。その前から城下方の景色を眺めることができます。エジンバラの市街が良く見えました。
エディンバラ城 城・宮殿
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大きな大砲がありました。1457年にこの場所に設置され、スコットランド王の敵に恐怖を与えたそうで、当時としては最大の大砲だったようです。
エディンバラ城 城・宮殿
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「この大砲は齢500年以上なので、労わって下さい。上に登らないで」と注意書きがあります。大砲に跨って記念写真を撮る観光客がいるようです。
エディンバラ城 城・宮殿
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大砲の謂れを説明した案内図がありました。1449年フランスで造られ、1457年にスコットランド王のジェームズII世へのプレゼントとして、この地に持ってこられたとのことです。
エディンバラ城 城・宮殿
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城壁上から見たエジンバラ駅付近の様子です。向こうにはネルソン記念碑などがあるカールトンヒル(Calton Hill)が見えます。
エディンバラ城 城・宮殿
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第2次大戦中にナチス・ドイツの英国侵攻に備えて、王冠、杓、宝剣からなる3種の財宝(Crown Jewels)がエジンバラ城のデビッドタワーに埋められたそうです。ドイツ侵攻はなかったため、後で掘り出された3種の財宝が展示されていました。現物の写真撮影は禁止されていました。
エディンバラ城 城・宮殿
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恐ろしい話も伝えられています。1441年、若きスコットランド王ジェームズII世がデビットタワーでライバルの企んだBlack Dinnerで殺害されたとのことです。皿に盛られた牛の頭部は「不自然な死の象徴」だそうです。
エディンバラ城 城・宮殿
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エジンバラ城内の部屋です。立派な紋章が飾られています。
エディンバラ城 城・宮殿
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鎧甲冑を展示した部屋もありました。城の雰囲気が出ています。
エディンバラ城 城・宮殿
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大ホール(Great Hall)です。
エディンバラ城 城・宮殿
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説明看板には、このホールは1737年にスコットランド兵士の宿泊施設に改装され、310名ほどの兵士が寝泊まりしたそうです。
エディンバラ城 城・宮殿
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エジンバラ城の見学を終え、外に出てきました。城の入口には長い行列が出来ていました。朝早くに入場したのは正解でした。並ぶ必要がなかったので時間を節約できました。これからホリールード宮殿(Palace of Holyrood)に向かいます。循環観光バスを利用しました。
エディンバラ城 城・宮殿
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この建物裏手に宮殿があります。
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ホリルード宮殿の正面です。1128年にスコットランド王デビィド1世によって建てられた寺院が前身で、15世紀からスコットランド国王夫妻の住居として使われてきています。現在、宮殿はエリザベス2世の夏季の滞在地として使用されているとのことです。
ホリルードハウス宮殿 城・宮殿
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宮殿の中庭です。
ホリルードハウス宮殿 城・宮殿
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宮殿に隣接している廃墟状のホリルード寺院です。
ホリルード・アビー 寺院・教会
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寺院の説明図です。1128年にスコットランド王デビッド1世によって建設され、1500年頃にはスコットランド最大で最も印象的な寺院だったそうです。
ホリルード・アビー 寺院・教会
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屋根が壊れ廃墟となった寺院にはスコットランド王や王妃が埋葬されています。地面の石板が墓碑です、表面の文字は消えかかっていました。
ホリルード・アビー 寺院・教会
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説明によれば、1544年に英国軍がスコットランドに侵攻し、寺院を破壊したそうです。1898年に英国のビクトリア女王が破壊されていた墓地を修復したとのことです。
ホリルード・アビー 寺院・教会
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廃墟状の寺院と宮殿は隣接しています。左手には整備された庭園が広がっています。ホリルード宮殿は寺院遺跡が共存する珍しい宮殿です。
ホリルード・アビー 寺院・教会
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カールトンヒル(Calton Hill)にやって来ました。エジンバラ市の中心部にある小高い丘で、丘からの眺望はしばしばエジンバラの絵葉書にもなり、また絵画の題材ともなっているようです。とても眺めの良い場所です。天気が良いので遠くまで良く見えます。
カールトン ヒル 山・渓谷
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未完の施設の国民記念碑とネルソン記念碑が見えます。
カールトン ヒル 山・渓谷
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カールトン・ヒルにある天文台の説明です。1776-1792年に建設されています。
カールトン ヒル 山・渓谷
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カールトン・ヒル全体の説明看板です。この丘は3億4千年前の噴火で形成されたとのことです。幾つかの施設があります。
カールトン ヒル 山・渓谷
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最も目立つネルソン記念塔(Nelson Monument)です。1805年のトラファルガー海戦でフランスとスペインの連合艦隊を破ったネルソン提督の業績を記念して建てられた塔で、高さは32mです。この塔は、1807-1815年に建設されたと説明されていました。
ネルソン モニュメント モニュメント・記念碑
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ネルソン記念塔の説明看板です。
ネルソン モニュメント モニュメント・記念碑
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記念塔を下から見上げたところです。標高171mの丘に建つ高さ32mの塔です。上の展望台からは、遠くまで見通せるようです。見学料は5ポンドでした。登ってみることにしました。
ネルソン モニュメント モニュメント・記念碑
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上から見た未完の施設、国民記念碑です。塔が影絵となって芝生に投影されています。
ネルソン モニュメント モニュメント・記念碑
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国民記念碑は、予算不足で途中で建設を諦めたとのことです。未完施設は取り壊されることも多いと思いますが、よくぞ残されたと思います。
ネルソン モニュメント モニュメント・記念碑
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天文観測所の建物も塔から一望することができます。エジンバラ市街が遠景に広がっています、なかなか良い眺めです。
カールトン ヒル 山・渓谷
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スコットランド国立博物館(National Museum of Scotland)です。街中にあります。自然科学や世界の文化芸術に関する展示を集めた東館と、スコットランドの歴史に関する展示を集めた西館で構成されています。入場は無料でした。
スコットランド国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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内部の様子です。右手の目立つ展示物は、灯台で使われた光源レンズで、複雑な形状に加工されたガラスが組み合わされています。
スコットランド国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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灯台で使用されたレンズの製作者に関する説明です。トーマス・スチーブンソン(Thomas Stevenson)が製作したそうで、18世紀から20世紀の初めまでスコットランド各地で活用されたとのことです。
スコットランド国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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灯台で使用されたスチーブンソンのレンズです。実用品ですが、外見は芸術品でもあります。
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航空機の模型も展示されています。
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アンモナイト化石です。直径1.5m程で巨大な化石です。
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隣には説明看板がありました。アンモナイトは最大で直径2m程にもなるイカやタコの仲間で、6500万年前に絶滅したと書いてあります。
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1800年代に作られた白熱電球の展示がありました。中央41番の電球はエジソンが作ったものです。
スコットランド国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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電球の説明案内です。エジソンは竹を炭化して発光フィラメントとしています。1881年に作製されたと書かれています。42番電球はエジソン以前の1878年に、スワン卿(Sir Joseph Swan)が炭素フィラメントを発光源として設計作製したモデルです。科学史に書かれているような貴重な現物品がさりげなく展示されていました。
スコットランド国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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循環観光バスでエジンバラ駅前に戻ってきました。スコット記念塔(The Scott Monument)です。塔の展望台まで登る時間は十分あります。登ってみることにしました。
スコット モニュメント モニュメント・記念碑
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エジンバラ市街を360度、約60mの高さから見学することができます。隣にある観覧車は下方に見えます。この塔は、スコットランドを代表する詩人・小説家、ウォルター・スコットを記念し、19世紀半ばに建造されたそうです。ゴシック様式です。下に見えるのはエジンバラ(Edinburgh Waverley)駅です。
スコット モニュメント モニュメント・記念碑
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市街地の向こうには海が見えます。天気が良く湿度も高くないためか、景色が明瞭です。
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正面に見えるのはカールトン・ヒルです。
スコット モニュメント モニュメント・記念碑
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駅前の公園です。芝生上でのんびりと寛いでいる人が見えます。右手は観覧車です。
スコット モニュメント モニュメント・記念碑
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駅前の光景です。
スコット モニュメント モニュメント・記念碑
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この塔を設計製作したジョージ・ケンプ(Geroge Meikle Kemp)の説明案内です。手にしているのは彼が設計した塔の模型です。
スコット モニュメント モニュメント・記念碑
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夕方7時半過ぎの電車でグラスゴーまで戻ります。
エディンバラ ウェーバリー駅 駅
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この電車です。グラスゴーのクイーン・ストリート駅まで1時間程です。
エディンバラ ウェーバリー駅 駅
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帰りも一等車にしました。飲み物とお菓子のサービスがあり、席も広いので、ゆっくりと休養することができました。
天候にも恵まれ、循環観光バスを使って効率よく主な観光スポットを見ることができました。高い塔にも登り、あちこち歩き回ったので多少疲れましたが、充実した1日でした。
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