2016/09/11 - 2016/09/11
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chiaki-kさん
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2016年8月29日、今回のツアー主催会社より一通の手紙が。
内容は8月24日に発生したマグニチュード6.8規模の地震についてで、地震発生後、現地手配会社に情報収集をさせた結果、余震は発生していないこと、停電や断水も起きていないこと、ホテルやレストランも通常どおり営業していることを確認したので、ツアー催行は可能と判断しました、とのことである。
てっきり催行中止かと思ったが、安堵した。ただし、150以上の仏塔に被害が生じているので、日程に入っている「シュエサンドー・パゴダ」については、入場規制がかかっている模様とも付け加えてあった。
バガンには3000近くの仏塔や寺院があるのだが、登れるパゴダはとても少なく、シュエサンドー・パゴダに登れないのは痛すぎる。被害の程度が解らないので、どうしようもないのだが、神仏に祈るしかない。
トップの写真はシュエサンドー・パゴダから眺めたバガンの仏塔群。仏塔群の後ろに見える河は「エーヤワディー河」昔イラワジ河と呼ばれた大河である。祈りが通じたのか当日登頂OKとなった。ただ、雨期がまだ終わっていないせいで、夕日が見られなかったのが残念。
2024/03/06 一部修正
2024/03/13 再度修正
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 観光バス 船 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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-
9/11
今朝は5:00出発のため、朝食はモーニングボックス。 -
Sky Star Hotel の部屋は広く綺麗で使い勝手は良かったが、エアコンの音が少々うるさかったのが残念。
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水回りも清潔でOK。トイレはおなじみの東南アジアタイプ。
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バスタブとシャワールームあり。時間が無いのでシャワーのみ使用。
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15分ほどで昨日到着したばかりのヤンゴン国際空港へ。写真は早朝から混雑する国内ターミナルだが、ミャンマーは鉄道や高速道路も未発達なので飛行機の需要が大きい。
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バガンまでのキャリアはヤンゴン航空 YH917便。チケットはこんな感じで日付や便名などの印刷は無く、ペラペラ。
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機種はATR72。ヘルシンキからタリンまでもこれだったが、プロペラ機とはいえ、エンジンはジェットエンジンなので、結構速い。それにしても窓が汚い。
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1時間10分後、バガン・ニャウンウー空港が近づいてきた。ビルマの土は赤い、そして岩も赤い。
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バガン・ニャウンウー空港に到着。
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迎えのハイエースに乗り込むと、最初に到着したのはニャウンウーマーケット。
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大好きなマンゴスチンを探すが、時季外れということで見つからなかった、残念。
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お米屋さん発見。
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魚屋さんに・・・
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お肉屋さん。ちょっとグロい。なお、地元の女性の顔に塗られている白粉は、タナカと呼ばれる日焼け止めだそうだ。
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市場から10分ほど移動。最初に訪れた寺院はシュエズィーゴォン・パゴダ。アーナンダ寺院と並び、バガンを代表する仏塔。1087年、初代アノーヤタ王が建立した仏塔で、仏陀の骨と歯が納められている。
塔の部分が包帯を巻いたようになっているが、地震の修復では無く、金箔の張り替え作業中とのこと。 -
小さな金箔が一枚1000Kで売られており、さっそく購入、神様に貼り付ける。これでなにかの御利益でもあれば安いものだが。
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坊さんも基壇に貼っていた。
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ところどころに祠のようなものがあり、8つの神様が祀ってある。人は生まれた曜日によって神様が違い、自分の神様にお参りすると御利益がある模様。ちなみに私は水曜日の午前なので牙のある象。
月曜日:トラ
火曜日:獅子
水曜日午前:牙のある象
水曜日午後:牙の無い象
木曜日:ネズミ
金曜日:モグラ
土曜日:ナーガ(ヘビ)
日曜日:ガルーダ(鳥) -
シュエズィーゴォン・パゴダの階段は立ち入り禁止。
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次に案内されたのはティーローミィンロー寺院。1215年、ナンダウンミャー王が王位継承者に選ばれたのを記念して建てられた寺院。伝説ではティーローミィンローとは「傘の王」という意味で、父王が5人の息子の中から誰を次の王に選ぶかを決めるのに、傘の倒れた方向にいた王子を選んだという故事に基づいている。
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参道にお土産屋が並ぶのは世界共通。
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ティーローミィンロー寺院の仏像。右手の先が地に着いているのは、地の神様と話をしているから、とのこと。台座の左右に○・×があるのは左から廻れというサイン。
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お供え棚に弁当が置いてあるのが、お土産やさんの弁当だそうだ。こうして一旦はお供えするのね。
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以前はこの寺も上まで登れたが、破壊やいたずら防止の為、進入禁止になってしまったようだ。
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仏像は4体あり、これは西側の仏像。現代的なお顔をしている。
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北側の仏像。
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東側の仏像は立像。スカートのような、マントのような着衣がユニーク。
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途中にある門のデザインがなかなか良い。
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次にハイエースを降りたのは近くにある小さなパゴダが密集している場所。我々の後ろにロンジーを巻いた男性がいるが、物売りさんだった。
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1975年にも大きな地震があり、かなりの数のパゴダが倒れたり、傾いたりしてしまったそうである。
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パゴダの間から見えるのはタビィニュ寺院。
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こちらは綺麗に修復されたパゴダ。
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ミャンマーの仏教は上座部仏教(小乗仏教)で、厳しい修行を積んだもの(つまりは僧侶)しか救われないというもので、念仏を唱えていれば、誰でも極楽へ行ける大乗仏教とは違う。
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そこで、在家の信者は自分に成り代わって修行をする出家者を敬い、布施をしたり、お寺やパゴダを建立することで功徳を積むことが唯一の救済の道とされている。その結果が、3000を超えるパゴダや寺院に成ったのだ。
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オールドバガンには守りを固める城壁や城門がある。これはタラバー門という王宮入り口にあった門の跡。両側に祠があるのがミャンマーらしい。
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お、馬車だ。ちなみに1人1時間8000K程度だそうだ。意外と安いので乗ってもよかったかも。(交渉必要)
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アンコール遺跡を思い出すような城壁の跡もしっかりと残っている。
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タビィニュ寺院の一隅に日本人戦死者を弔う慰霊碑があった。
太平洋戦争中、ミャンマー(当時はビルマ)は最大級の激戦地のひとつとなり18万人あまりの日本兵が亡くなっている。
戦争の話をし出すと止まらなくなってしまうので、やめておくが、60年近く続いた英国の支配を断ち切るきっかけになったことは事実である。 -
タビィニュ寺院は結局寄らずじまいで、この写真は移動中のハイエースから撮影したもの。
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ドライバーさん、気を利かして全景撮影できるポイントで停車してくれた。
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塔の上部は今回の地震の影響があったらしく修復中だった。
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こちらもそう。貧弱な足場で作業しているように見えるが、頑張ってね。
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タビィニュ寺院から走ること30分、ニューバガンもすぎたローカナンダー公園内にあるRiver View レストランに到着。リバービューにしてはエーヤワディー河がよく見えない。
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レストランの内部は吹き抜けで、蒸し暑い。
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写真上:とりあえずミャンマービール(3500K)
写真下:料理がなかなか出てこないので、2本目突入(^^;;。 -
賑やかなパレード?とともに料理が運ばれてきた。
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空心菜炒めをはじめ、野菜たっぷりのミャンマー料理はなかなかおいしかった。
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昼食後、連泊するティリピサヤ・サンクチュアリー・リゾートへ。雨が激しくなってきたため下車後、すぐに吹き抜けのロビーに飛び込む。写真はロビーから眺めたエーヤワディー河と対岸の山々。
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山の上にはパゴダが見える。この後、バンガロータイプの部屋に入室、シャワーで汗を流した後、午後4:00まで昼寝。
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目が覚めると雨はすでに止んで、なんと日が差している。もしかすると夕日が見れるかも(^^)v。
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ティリピサヤ・サンクチュアリー・リゾートの庭のパノラマ。拡大してご覧ください。
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ホテル側はこんな感じ。雨期でお客が少ないのか静かだった。
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庭に咲いていたブーゲンビリア。
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玄関ロータリーの向こうにパゴダが見えるが、ホテルの敷地内にも何と本物のパゴダがあるのだ。
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4:30 ニューバガンにある漆器工場を見学。お約束のお店。
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ミャンマーの漆はカブれないので素手で作業できるそうだ。
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この後、隣のお店に入りお土産品を眺めるが、結局、爪楊枝入れを1個購入(12$:ミャンマーではUS$も結構使える)
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オールドバガンに戻る途中にあった、パゴダ群に立ち寄る。ここも地震の影響があったようだ。
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名も無きパゴダ。
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こんな微笑ましい仏像?もある。
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電動バイクで廻っている観光客も多いのだが雨はつらい。
ハイエースに戻るとドライバーさんから良いニュースが。今朝まで登れなかったシュエサンドー・パゴダに登れるようになったらしい。この世には神も仏もいるようだ。
と、いうことでシュエサンドー・パゴダ到着。すでに沢山の観光客が集結している。 -
1057年に初代アノーヤタ王が建立したパゴダで、仏陀の遺髪が納められている模様。朝に行ったシュエズィーゴォン・パゴダと同様、階段式ピラミッドの上に円錐形のパゴダが乗っている造り。
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階段の一段の高さが50cm位あるので、一段づつ横向きで登るのが良いかも。
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途中の基壇から階段を眺める、約50度くらいありそう。
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ついに夢に見た?バガンの風景が目の前に広がった。
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まずはパノラマ写真をどうぞ。
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Scene1 右側からUPしてみよう。パゴダ群の向こうに見えるおかしな?建物は考古学博物館。○○の歩き方には「建物の規模のわりには展示物が少ない」そうだ。ということで、もちろんパス。
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Scene2 エーヤワディー河が見えてきた。
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Scene3 ひときわ大きなパゴダはミィンカバー・パゴダか。
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Scene4 見事な眺めだ。
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Scene5 金色のパゴダはダマヤッズイカ・パゴダか。
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南側はこんな感じ。
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南東側には明日行くダマヤンジー寺院と50km彼方には聖地ポッパ山が見える。(今回は行かない)
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東側は少し寂しい感じ。解りにくいが左側彼方にバガンタワーも見えている。
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登ってきた北側に煉瓦造りの建物が見えるが、中には涅槃仏があるそうだ。
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タビィニュ寺院方面。う?ん雲が増えてきた。
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欧米系の皆さんも表情が今ひとつ冴えない。ん、向こう側に凄い場所に座っている女性が・・・・
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そこの方、度胸よすぎですよ?。
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結局バガンらしい夕日は見られずに落日。残念無念。
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乾期であればこんな夕日が拝めるのだが、やはり雨期は難しい。(現地で購入したガイドブックより)
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夕食はオールドバガンにある SARABHA・?・RESTAURANT。
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洋食レストランということだが、ここへ来てお腹の調子が今いちに。ビールはやめて500Kの水にして、消化の悪そうなものは残し、念のために胃腸薬も飲んでおいた。
どうも昼寝の時間エアコンの冷風に長くあたっていたのが原因と思われるが、ホテルに戻ったら直ったようだったので、プールで一泳ぎしてから就寝する。明日はバガンタワーから朝日鑑賞の予定であるが、頼むから晴れてくれ!
これで「2016年 ミャンマー旅行記2:バガン1」は終了です。本日も最後までご覧頂きありがとうございます。
2024/03/13 一部修正 -
OMAKE1
バガンで我々を運んでくれたハイエースとドライバーさん。バガンでは男女ともほぼ100%ロンジー着用。あれ?バックドアに黄色いステッカーが貼ってあるぞ。 -
OMAKE2
OITA TOYOPET はまあいいとして、「高齢者を乗せています」とはね? まあ、当たってますけど・・・・・
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この旅行記へのコメント (2)
-
- sanaboさん 2016/09/21 01:27:01
- 祝・シュエサンドーパゴダ登頂♪
- chiakiさん、こんばんは
ご旅行直前に地震のニュースを聞かれた時は驚かれたことでしょう。
でもツアーも催行され、急遽シュエンドー・パゴダにも登ることができて
よかったですね。 (夕日は残念でしたけど・・・)
それにしても一段が50センチとはかなりの脚力を要しますね。
角度も急ですし、私だったら手すりがなかったらとても無理無理!(笑)
金箔を購入し、神様に張り付けるというのは面白いですね。
夜そ〜っと行って、張り付けられた金箔を削り取って
お金にしようなどという不届き者はいないのでしょうか〜?(笑)
パゴダの前に寄進者の名を刻んだ石碑のようなものがあり
日本人の名もありましたけど、無粋な気がしてちょっと残念に思いました。
寄進して功徳を積んでも、せっかくのご利益が帳消しになってしまう気が・・・
それから車の黄色のステッカーへのchiakiさんのコメント、
とてもウケました(爆)
高齢者施設かどこかで使われていたのでしょうか。
見た目、まだ新しそうな車でしたけど・・・?
続きも楽しみにお待ちしています^^
季節の変わり目ですので、ご自愛下さいね。
sanabo
- chiaki-kさん からの返信 2016/09/21 06:13:31
- 雨季に負けました
- ・
sanaboさん、おはようございます。
いつもありがとうございます。
> ご旅行直前に地震のニュースを聞かれた時は・・・
すぐに他の旅行先を探しました。
>夕日は残念でしたけど・・・
ギャンブルだったんですが、雨季に負けました。
>金箔を削り取ってお金にしようなど・・・
一生に一度は出家を義務づけられている国民です
から、まあ、考えられません。
我々を運んでくれたハイエースですが、もともとは
大分県の高齢者施設で使用していた中古車のようです。
ドライバーさんが、とてもきれい好きなお兄さんで、
大事に使っていました。
ミャンマーでは日本語が書かれたトラックなどが普通に
走っていますが、日本製であることをアピールするため
そのままになっています。
ただし、書かれてある日本語の意味は現地ガイドさんも
含めて全くわからないそうです。
> 続きも楽しみにお待ちしています^^
はい、がんばります。
では、また。
chiaki-k
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