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世界三大○○と定義するのは、どうも日本だけの習慣のようだが、仏教遺跡にも、それはある。カンボジア、シェムリアップにあるアンコール遺跡、インドネシア、ジョグジャカルタにあるボロブドゥール遺跡。そして、最後のフロンティアと呼ばれる国、ミャンマー、バガンにあるバガン遺跡である。<br /><br />アンコール遺跡は2009年4月&2014年11月、ボロブドゥール遺跡は2012年1月にそれぞれ訪問している。最後に残ったバガン遺跡には、なにか運命的なものを感じていたが、2016年9月10日、見えない糸に導かれ、いつのまにかミャンマー・ヤンゴン国際空港行きのANA NH813便に搭乗していた。<br /><br />なお、2016年8月24日に現地で発生した地震の影響について、その後の情報が少なく、気になってはいたが、結論から言うと問題無く観光は出来たと報告しておこう。(詳細は旅行記中に記載します)<br /><br />トップの写真はヤンゴンのシンボル、シュエダゴン・パゴダ。黄金に輝くパゴダはミャンマー人の誇りでもある。<br /><br />2024/03/06 一部修正<br />

2016年 ミャンマー旅行記1:ヤンゴン1

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2016/09/10 - 2016/09/10

52位(同エリア1433件中)

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chiaki-k

chiaki-kさん

世界三大○○と定義するのは、どうも日本だけの習慣のようだが、仏教遺跡にも、それはある。カンボジア、シェムリアップにあるアンコール遺跡、インドネシア、ジョグジャカルタにあるボロブドゥール遺跡。そして、最後のフロンティアと呼ばれる国、ミャンマー、バガンにあるバガン遺跡である。

アンコール遺跡は2009年4月&2014年11月、ボロブドゥール遺跡は2012年1月にそれぞれ訪問している。最後に残ったバガン遺跡には、なにか運命的なものを感じていたが、2016年9月10日、見えない糸に導かれ、いつのまにかミャンマー・ヤンゴン国際空港行きのANA NH813便に搭乗していた。

なお、2016年8月24日に現地で発生した地震の影響について、その後の情報が少なく、気になってはいたが、結論から言うと問題無く観光は出来たと報告しておこう。(詳細は旅行記中に記載します)

トップの写真はヤンゴンのシンボル、シュエダゴン・パゴダ。黄金に輝くパゴダはミャンマー人の誇りでもある。

2024/03/06 一部修正

旅行の満足度
5.0
観光
4.0
ホテル
4.0
グルメ
3.5
交通
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
15万円 - 20万円
交通手段
観光バス 徒歩 飛行機
航空会社
ANA
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行なし)
利用旅行会社
クラブツーリズム

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  • 9/10<br /><br />今回のキャリアは上記の通りANA NH813便、機種はボーイング767-300で、久しぶりのCクラス。<br />

    9/10

    今回のキャリアは上記の通りANA NH813便、機種はボーイング767-300で、久しぶりのCクラス。

  • Cクラスに搭乗するのは2003年12月にコリアンエアでパリ・ロンドンへ行ったとき以来。<br />

    Cクラスに搭乗するのは2003年12月にコリアンエアでパリ・ロンドンへ行ったとき以来。

  • 成田空港T1にANAラウンジは3箇所あり、第4サテライト2F・第5サテライト4F、そして1F到着階にアライバルラウンジがある。(スイートラウンジは除く)<br /><br />写真は第5サテライト3Fから4F航空会社ラウンジへ昇るエスカレータ。<br />

    成田空港T1にANAラウンジは3箇所あり、第4サテライト2F・第5サテライト4F、そして1F到着階にアライバルラウンジがある。(スイートラウンジは除く)

    写真は第5サテライト3Fから4F航空会社ラウンジへ昇るエスカレータ。

  • ラウンジ入室後、まずは生ビールで前祝い。<br />

    ラウンジ入室後、まずは生ビールで前祝い。

  • 料理はあまり多い方では無いが、海苔巻き・おいなりさん・フライドチキン・ポテトフライをピックアップ。料理人が作ってくれる、うどん・ソバが名物のようだが行列だったことと、機内食にそなえて、このくらいにしておいた。<br /><br />料理よりアルコール類の方が豊富で、洋酒・日本酒・焼酎などは一通り揃っており、私がセレクトした手前のグイ飲みに入っているのは埼玉の地酒。(日本酒は月替わり)<br />

    料理はあまり多い方では無いが、海苔巻き・おいなりさん・フライドチキン・ポテトフライをピックアップ。料理人が作ってくれる、うどん・ソバが名物のようだが行列だったことと、機内食にそなえて、このくらいにしておいた。

    料理よりアルコール類の方が豊富で、洋酒・日本酒・焼酎などは一通り揃っており、私がセレクトした手前のグイ飲みに入っているのは埼玉の地酒。(日本酒は月替わり)

  • 第5サテライト4FのANAラウンジから撮影した空港風景。引っ切りなしに航空機が往来する誘導路の手前に見える少し小高い丘の上に建つ1軒の住宅は、かの有名な「木の根ペンション」。世界にも希な空港のド真ん中にある宿泊施設である。<br />

    第5サテライト4FのANAラウンジから撮影した空港風景。引っ切りなしに航空機が往来する誘導路の手前に見える少し小高い丘の上に建つ1軒の住宅は、かの有名な「木の根ペンション」。世界にも希な空港のド真ん中にある宿泊施設である。

  • この他にも「東峰神社」、「象の檻」などと呼ばれる未買収用地が何カ所も残っている。成田空港は1978年に開港するが、あれから38年の時が経過しても、成田空港問題は終わっていないのだ。<br />

    この他にも「東峰神社」、「象の檻」などと呼ばれる未買収用地が何カ所も残っている。成田空港は1978年に開港するが、あれから38年の時が経過しても、成田空港問題は終わっていないのだ。

  • 問題は残っているが、飛行機は毎日飛んでいる。過去、多くの人達が血と汗を流した空港を、利用できる幸せを我々は感謝すべきであろう。<br />

    問題は残っているが、飛行機は毎日飛んでいる。過去、多くの人達が血と汗を流した空港を、利用できる幸せを我々は感謝すべきであろう。

  • T1・G56に駐機中のNH813便<br />

    T1・G56に駐機中のNH813便

  • では、優先搭乗します。

    では、優先搭乗します。

  • シートは古いタイプのもので、フラットにはならないのが残念であるが、身長180cmの私でも前席に足が届かない。<br />

    シートは古いタイプのもので、フラットにはならないのが残念であるが、身長180cmの私でも前席に足が届かない。

  • ウェルカムシャンパンは残念ながらプラコップ。<br />

    ウェルカムシャンパンは残念ながらプラコップ。

  • 6月に搭乗したFINNAIRが、これからA(第1)滑走路を離陸。その節はお世話になりました。<br />

    6月に搭乗したFINNAIRが、これからA(第1)滑走路を離陸。その節はお世話になりました。

  • 後ろを見ると、離陸待ちの航空機で大渋滞。これも成田問題が遠い原因になっているのかも。<br />

    後ろを見ると、離陸待ちの航空機で大渋滞。これも成田問題が遠い原因になっているのかも。

  • NH813便、成田空港離陸中。本来ここには横風用の第3滑走路が建設されるはずだったが、今は誘導路として利用されている。<br />

    NH813便、成田空港離陸中。本来ここには横風用の第3滑走路が建設されるはずだったが、今は誘導路として利用されている。

  • 房総半島から太平洋へ。九十九里浜がよく見える。<br />

    房総半島から太平洋へ。九十九里浜がよく見える。

  • 三浦半島上空で、羽田から離陸したと思われる航空機発見。行く先はGUAMorSAIPANか。<br />

    三浦半島上空で、羽田から離陸したと思われる航空機発見。行く先はGUAMorSAIPANか。

  • 静岡上空でドリンクタイム。ブルゴーニュワインを傾けていると窓の外には伊勢志摩半島が。<br />

    静岡上空でドリンクタイム。ブルゴーニュワインを傾けていると窓の外には伊勢志摩半島が。

  • ランチタイム、スタート。<br /><br />写真上:メニューを開くとこんな感じ、今、気がついたが右側のスタッフ写真がCの形をしている。<br />写真中:カミさんがセレクトしたのは和食、手前左側の包みはゴハン。<br />写真下:私は洋食をセレクト、メインはチキン料理を選択。<br />

    ランチタイム、スタート。

    写真上:メニューを開くとこんな感じ、今、気がついたが右側のスタッフ写真がCの形をしている。
    写真中:カミさんがセレクトしたのは和食、手前左側の包みはゴハン。
    写真下:私は洋食をセレクト、メインはチキン料理を選択。

  • 室内装備は古く、シートはフラットにはならず、モニターは座席サイドから引っ張り出すタイプなのだが、画面が小さく、リモコン操作なので、タッチ式に慣れた人には使いづらいものがある。<br /><br />興味をそそる映画が無かったので、持参したPCを開いて中島みゆきの「一期一会」などを聞いたりしているうちにNH813便はいつの間にかミャンマー上空へ。<br />

    室内装備は古く、シートはフラットにはならず、モニターは座席サイドから引っ張り出すタイプなのだが、画面が小さく、リモコン操作なので、タッチ式に慣れた人には使いづらいものがある。

    興味をそそる映画が無かったので、持参したPCを開いて中島みゆきの「一期一会」などを聞いたりしているうちにNH813便はいつの間にかミャンマー上空へ。

  • ヤンゴン到着1時間前に軽食が出る。<br /><br />写真上:カミさんのチョイスは天ぷらうどん。<br />写真下:私はカツ・サンドイッチをチョイス。おいしゅうございました。<br />

    ヤンゴン到着1時間前に軽食が出る。

    写真上:カミさんのチョイスは天ぷらうどん。
    写真下:私はカツ・サンドイッチをチョイス。おいしゅうございました。

  • ミャンマーは9月まで雨期の為、増水し氾濫した河川が見える。<br />

    ミャンマーは9月まで雨期の為、増水し氾濫した河川が見える。

  • 川は好き勝手な方向へ流れ、やがてインド洋へ。<br />

    川は好き勝手な方向へ流れ、やがてインド洋へ。

  • ヤンゴンに近づくと”見たことも無い空の色”では無く、”見たことも無い積乱雲”が。<br />

    ヤンゴンに近づくと”見たことも無い空の色”では無く、”見たことも無い積乱雲”が。

  • 厚い雲の下は雨、何回も旋回したあといよいよ着陸へ。ところが・・・・<br />

    厚い雲の下は雨、何回も旋回したあといよいよ着陸へ。ところが・・・・

  • 眼下にヤンゴン空港が見えた途端に、NH813便はエンジンをふかして急上昇。ヤンゴン川を越えて右旋回。<br />

    眼下にヤンゴン空港が見えた途端に、NH813便はエンジンをふかして急上昇。ヤンゴン川を越えて右旋回。

  • 2度目のトライでやっとランディング。逆噴射のブラストで水しぶきが盛大に飛ぶ。<br />

    2度目のトライでやっとランディング。逆噴射のブラストで水しぶきが盛大に飛ぶ。

  • 予定より20分ほど遅れてヤンゴン国際空港に到着したNH813便。アテンダントさんのアナウンスでは天候不順の為、到着が遅れましたとのこと。<br /><br />ヤンゴン空港国際線ターミナルは最近改修されたばかりで綺麗だったが、逆に何処にでもある空港といった感じ。<br />

    予定より20分ほど遅れてヤンゴン国際空港に到着したNH813便。アテンダントさんのアナウンスでは天候不順の為、到着が遅れましたとのこと。

    ヤンゴン空港国際線ターミナルは最近改修されたばかりで綺麗だったが、逆に何処にでもある空港といった感じ。

  • 空港で60歳程度の女性現地ガイドのRさんと合流(今回も○○ツーリズムのツアーです)。写真はちょうど向こうから迎えのハイエースがやってきたところ。<br />

    空港で60歳程度の女性現地ガイドのRさんと合流(今回も○○ツーリズムのツアーです)。写真はちょうど向こうから迎えのハイエースがやってきたところ。

  • ヤンゴン中心部は交通渋滞が年々激しくなり、振り向くとこんな感じ。しかもほとんどが日本の中古車とは恐れ入った。まあ東南アジアは日本車が多いのだが、こんなに溢れている国はかつて見たことが無い。<br />

    ヤンゴン中心部は交通渋滞が年々激しくなり、振り向くとこんな感じ。しかもほとんどが日本の中古車とは恐れ入った。まあ東南アジアは日本車が多いのだが、こんなに溢れている国はかつて見たことが無い。

  • そして空港を出てから30分後に到着したのは市内にあるミャンマー料理レストラン。<br /><br />写真左上:とりあえずミャンマービール(4000K(チャット):1000K=約100円)<br />写真右上:シナモン味のかぼちゃスープ。<br />写真左下:メインはミャンマーカレー。カレーといっても日本のものとは全然違う。<br />写真右下:デザートの焼きバナナ。お味の方は、それぞれ南国の味。<br />

    そして空港を出てから30分後に到着したのは市内にあるミャンマー料理レストラン。

    写真左上:とりあえずミャンマービール(4000K(チャット):1000K=約100円)
    写真右上:シナモン味のかぼちゃスープ。
    写真左下:メインはミャンマーカレー。カレーといっても日本のものとは全然違う。
    写真右下:デザートの焼きバナナ。お味の方は、それぞれ南国の味。

  • 夕食後向かったのは予定に無いシュエダゴン・パゴダ。日程表には最終日に訪れるようになっているが、Rさんの機転で夜景も見ておくことに。なお、入場料は8000K(約800円)だが、ミャンマー人は無料とのこと。<br />

    夕食後向かったのは予定に無いシュエダゴン・パゴダ。日程表には最終日に訪れるようになっているが、Rさんの機転で夜景も見ておくことに。なお、入場料は8000K(約800円)だが、ミャンマー人は無料とのこと。

  • シュエダゴン・パゴダはヤンゴン中心部に存在する寺院で、約2500年前に建てられたとされているが、考古学的には6世紀から10世紀の間に建立されたと考えられている。地震によって幾度も破壊されており、現在の塔の原型は15世紀ころ成立したと考えられている。<br />

    シュエダゴン・パゴダはヤンゴン中心部に存在する寺院で、約2500年前に建てられたとされているが、考古学的には6世紀から10世紀の間に建立されたと考えられている。地震によって幾度も破壊されており、現在の塔の原型は15世紀ころ成立したと考えられている。

  • 巨大な仏舎利塔の高さは99.4m、基底部の周囲は433m、使われている金箔の数は8688枚といわれ、塔の再頂部には76カラットのダイアモンドを初め、ルビーやヒスイなどの宝石で飾られている。その全ては善男善女の寄進によるもので、この国の人々の信仰の厚さがしのばれる。<br />

    巨大な仏舎利塔の高さは99.4m、基底部の周囲は433m、使われている金箔の数は8688枚といわれ、塔の再頂部には76カラットのダイアモンドを初め、ルビーやヒスイなどの宝石で飾られている。その全ては善男善女の寄進によるもので、この国の人々の信仰の厚さがしのばれる。

  • 夜は暑い昼間よりましなので、写真の通り、大勢の参拝客や観光客で賑わっている。なお、シュエダゴン・パゴダへは最終日に再度訪れるので詳しい解説は最終日の旅行記に記載する予定です。<br />

    夜は暑い昼間よりましなので、写真の通り、大勢の参拝客や観光客で賑わっている。なお、シュエダゴン・パゴダへは最終日に再度訪れるので詳しい解説は最終日の旅行記に記載する予定です。

  • ミャンマー最初のホテルはヤンゴン市中心部から少しはづれた場所にある SkyStar Hotel 。☆☆☆☆のホテルで、玄関前ではダルマさんがお出迎え。<br />

    ミャンマー最初のホテルはヤンゴン市中心部から少しはづれた場所にある SkyStar Hotel 。☆☆☆☆のホテルで、玄関前ではダルマさんがお出迎え。

  • ロータリーには象さんの像も。<br />

    ロータリーには象さんの像も。

  • ロビーは素っ気ない造りだがATMが一台置いてある。通信インフラの弱いミャンマーなのだが、大丈夫?<br /><br />なお、ホテル周囲には小さなスーパーが一軒あるのだが、広い道を横断する必要があることと夕方で閉まってしまうので結局行かず、翌朝5時出発なので、持参したチリワインを傾け、さっさと就寝する。<br />

    ロビーは素っ気ない造りだがATMが一台置いてある。通信インフラの弱いミャンマーなのだが、大丈夫?

    なお、ホテル周囲には小さなスーパーが一軒あるのだが、広い道を横断する必要があることと夕方で閉まってしまうので結局行かず、翌朝5時出発なので、持参したチリワインを傾け、さっさと就寝する。

  • 市内のレストランに向かう途中で、今回の選挙で勝利し、ミャンマー国家顧問兼外相となったアウンサンスーチー氏の自宅前を通過する。<br /><br />アウンサンスーチー氏は1988年NLD(国民民主連盟)書記長に就任して以来、1962年の軍事クーデターから政権を掌握し続けた軍事政権と対立、1989年7月から自宅軟禁が始まる。その後何度か軟禁解除、再び軟禁又は逮捕を繰り返し、2010年11月に軟禁は解除される。その間1991年にはミャンマーの人権と民主主義の確立のための非暴力闘争に対してノーベル平和賞が授与されたり、世界中の大きな都市の名誉市民、有名大学の名誉博士などの称号を受けたりした。ちなみに日本では京都大学名誉フェロー、龍谷大学名誉博士を受けている。<br /><br />門の上に掲げられている写真はスーチー氏の父親であるアウンサン将軍の肖像写真。アウンサン将軍はミャンマー(当時はビルマ)独立の英雄として国民から強く尊敬されている。もちろん外圧もあっただろうが、アウンサンスーチー氏が今日まで無事だったのは、1947年に政敵に暗殺された父親の存在が一番大きかったのでは無いだろうか。<br /><br />*2021年2月1日、クーデターが発生し再び軍事政権が全権を掌握、スーチー氏は逮捕される。その後はNLD+少数民族vsミャンマー軍との小競り合いが続いているが、一刻も早く、この頃に戻ってもらいたいものだ。<br /><br />これで「2016年 ミャンマー旅行記1:ヤンゴン」は終了です。本日も最後まで、ご覧頂きありがとうございます。

    市内のレストランに向かう途中で、今回の選挙で勝利し、ミャンマー国家顧問兼外相となったアウンサンスーチー氏の自宅前を通過する。

    アウンサンスーチー氏は1988年NLD(国民民主連盟)書記長に就任して以来、1962年の軍事クーデターから政権を掌握し続けた軍事政権と対立、1989年7月から自宅軟禁が始まる。その後何度か軟禁解除、再び軟禁又は逮捕を繰り返し、2010年11月に軟禁は解除される。その間1991年にはミャンマーの人権と民主主義の確立のための非暴力闘争に対してノーベル平和賞が授与されたり、世界中の大きな都市の名誉市民、有名大学の名誉博士などの称号を受けたりした。ちなみに日本では京都大学名誉フェロー、龍谷大学名誉博士を受けている。

    門の上に掲げられている写真はスーチー氏の父親であるアウンサン将軍の肖像写真。アウンサン将軍はミャンマー(当時はビルマ)独立の英雄として国民から強く尊敬されている。もちろん外圧もあっただろうが、アウンサンスーチー氏が今日まで無事だったのは、1947年に政敵に暗殺された父親の存在が一番大きかったのでは無いだろうか。

    *2021年2月1日、クーデターが発生し再び軍事政権が全権を掌握、スーチー氏は逮捕される。その後はNLD+少数民族vsミャンマー軍との小競り合いが続いているが、一刻も早く、この頃に戻ってもらいたいものだ。

    これで「2016年 ミャンマー旅行記1:ヤンゴン」は終了です。本日も最後まで、ご覧頂きありがとうございます。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • ngtii220さん 2016/11/07 12:21:20
    投票頂きありがとうございました
    今日は、またもや投票ありがとうございました。

    実は、11月30日より仕事でバンコクにいく予定です、現地の気温・天候が
    よく分からなくて困っています、服装・注意事項などアドバイス頂ければ幸いです。

    chiaki-k

    chiaki-kさん からの返信 2016/11/08 08:33:18
    バンコクはこれから良い季節なのですが・・・

    ngtii220さん、こんにちは。こちらこそ私の旅行記に、
    たくさんの”いいね”をありがとうございます。

    タイは、これから乾季シーズンとなり、観光などには
    とても良い季節なのですが、今年はちょっと違うようです。

    2016年10月13日にラーマ9世・プミポン国王が逝去し、
    タイは国を挙げた1年間の服喪期間の最中です。

    政府は1年間の服喪期間を宣言し、商業活動などは通常通りに
    行うようと呼び掛けていますが、国民側が自粛するケースも
    あるようなので、バンコクナビなどで最新の情報の入手を
    されてから行くのがいいかと思います。

    http://www.bangkoknavi.com/

    *王宮・・入れないかも知れません

    *娯楽施設・・・自粛のようです

    *ナイトマーケット・・・当面中止のようです

    それと、国民には黒服の着用が求められているようで、
    地味目の服装で行かれることをおすすめします。
    (とくにお仕事なら、なおさらですね)

    そんな訳で、最初から行く気を削ぐような回答になって
    しまい、申し訳ありません。ただ、こんなことは滅多に
    無いことですから帰国後、これからタイへ行く人の為に
    旅行記などで現地の状況を是非伝えてほしいと思います。

    では、また。

    chiaki-k

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