2016　母と娘のスリランカ Commonwealth war cemetery.

2016/08/04 - 2016/08/10

　 日本はセイロン島（スリランカ）と戦争はしていない。
しかし1942年４月　第二次大戦で日本は、英国統治下の
セイロン島の一部を攻撃した。

植民地は辛い　
統治国の政情不安等で、とばっちりも喰うのだ。
時に被害は、大打撃・大惨事に至る事もある。
私的には、米国とのマニラ戦が最も悲惨極まりなく思う。
規模的にはマニラ戦に及ばないが、戦没者を忘れてはならない。

ご縁有っての4訪のキャンディ。
今回は英国人の墓地公園を訪ねてみた。

改めて　1951年サンフランシスコ講和会議での名演説
ジャヤワルダナ元大統領の存在を重く感じた。
母国はもとより、独立後とは言え英国との立場も
当然有ったに違いない。


１９４２年（昭和１７年）
４月５日　コロンボを空爆　
インド洋沖の英重巡ド―セットシャーとコーンウォールを撃沈等
アンゴダ地区の精神病院を誤爆　患者15名犠牲

4月9日　北部トリンコマリーを強襲　英空母ハーミス撃沈
飛行場・港湾施設の破壊等

エリア キャンディ(スリランカ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0

単訳なら　カンディ戦争墓地

上はスリランカの獅子が刻まれている

第二次大戦で戦死したお方

トリンコマリーで戦死した方か

管理が行き届いている
鮮やかな大地で　希望を照らすかの様に墓石が佇んでいた

スリランカの墓地は役所で管理しているそうだが
一般人とは全くの別格
英国から高額な管理費が支払われていると思う

十字架に剣　基本は英国式のキリスト教

詳細だ

日本はセイロンの侵略を計画していないながら・・

そう　敵は英国で　ここは植民地
攻撃の恐れは有ったが　軍が万全では無かったって事か

シンガポール陥落の件も刻んでそうだが　何せ暑い！

晴天の影響も有ろう　正に南国の理想的な環境だ

背後より　
過去に終止符　
墓参りの習慣は　錫英共に無いらしい
「千の風」　の感覚だろうか

戦争も含め　過去の史実にあれこれ言いたい事も多々有る
反省は最もだが　現代の価値観で先人を裁くも如何なものか

スリランカで希望と穏やかさに包まれた心境は初めてだった

異教徒が並ぶ

ズームしよう
こちらはヒンドゥー教徒

モスリムのお方だ

インドのご出身ではないだろうか

ん？　1946年の没のお方だ

第二次大戦以外で亡くなった方のお墓も有るのでは？
と尋ねてみた
しかし　負傷して長期入院後に亡くなった　と返答された

確かに可能性は有りだが・・私的には腑に落ちず
何だか疑い深い性格になって来たドク金魚

ところ変わって　Waruna Antiques.
キャンディ市内の骨董品店

墓地公園で〆るには　半端な出来に思う　
立ち寄った店を紹介しよう

ヒンディー風マーメイドか？

見ればタイなどの骨董品も有った

鼻が欠けると　哀れと言うより貧相で怖い

ブッタ　ヒンドゥー系が並ぶ

とにかく　奥行きが広い　何か一品を

値札の無い栓抜きを発掘
勇気を持って　Howe　much　？

戦利品がこれ　約800円

中華風だが　made in　Ceylon.
日本で例えるなら　リボンシトロンの栓抜き　かも知れない

裏が　象さん　でスリランカ物と妙に納得

栓抜きのアンティーク・・
凹みといぶし金の寂れが時代を感じる　お気に入りの一品